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November 2005

バック工芸社試聴会。AH! NjoeTjoeb4000&PrimaLunaプロローグ

先週末のことですが、久しぶりにオーディオ試聴会に出かけてみました。

場所はディナウディオジャパン。主催者は、各種アクセサリ、木製ラックで知られているバック工芸社さん。しかも、今回デモに使うアンプとCDPは以前から何度もここで話題に出しているオランダAH!の製品です。丁度jazzaudiofanさんのお勧めでAH!のNT4000PrimaLuna導入を夏頃から検討していたのですが、試聴が出来ず悶々と過ごしていたところ、偶然にもAH!試聴会の招待DMが届きまして、なんといいますか、超ラッキーで願ったり敵ったりの棚ぼたシンクロニシティ?という展開♪

Dynaudio Japanさんのショールームには始めてお伺いしたのですが、普段から試聴室を開放(要予約)されていらっしゃるとのことで、デンマークディナウディオ製スピーカーの主要ラインナップを中心に、同社が輸入代理店を務めるオーディオブランド一式が陳列されています。今回はバック工芸社さんの主宰するデモという事で、それらの製品群は後方へ片付けられていて、個々の製品について残念ながら比較試聴は出来ませんでしたが、普段なかなかお目にかかれないような魅力的な製品が揃っていますので、機会がありましたらまたじっくりと試聴をしてみたいと思いました。
bach_kougei






さて、肝心の試聴会。かなり広い試聴室の中央にセッティングされているのがMARANTZのエントリークラスCDプレーヤーCD4000をベースにした真空管CDP、AH!(アハ若しくはアーハと呼ぶ)のNjoe Tjoeb 4000 (ニューチューブ4000)、そして、同社の真空管アンプブランドPrimaLunaのセパレート、ProLogue ThreeFourを中心に、スピーカーはディナウディオのミドルクラス小型ブックシェルフFocus140。それらを、バック工芸社の縦型ラック Basic-Tower1やスピーカースタンドのBasic-1、フロアボード Basic-Stageに、同社の木製インシュレーターT・Y等を介してセッティング。

接続ケーブル類も同社の新製品で、導体にシルバーを中心に金を配合した単線を使用し、シルクで絶縁したFROU FROU(フルフル)。電源関係は、壁コンからPurist Audio Designの電源ケーブル(ACドミナス?)介して大元に電研DA7100を使い、CDPとプリアンプにバック工芸社のデジタル・アイソレート電源f-clef(エフ・クレフ)が使われています。電源供給部分が豪華な構成でややハイエンドチックではある物の、肝心のオーディオ機器そのものは特別高価な製品ではなく普及〜ミドルクラス。丁度私が使っている製品群とも一致するクラスですので、果たしてどの程度のレベルの音がそこから得られるのか興味津々・・・・・・。
Dynaudio FOCUS 140(2本1組) スピーカーDynaudio FOCUS 140

まずは持参したピアノの超高音質CDを再生して貰い、最初に感じられたのが木の温もりが前面に感じられるそのナチュラルなトーンです。機器全体がバック工藝社のアクセサリで固められているため、ディナウディオの持つ音とか、アハ!/プリマルナの音が明瞭に聞こえるというよりも、想像以上にバック工芸社のフィロソフィ、音色に対する感受性みたいなものがかなり支配的です。

とにかく温もりと暖かみがあって、刺激的な音が一切しません。モニター的なアキュレートなサウンドとはある種対極にある、音の波にふわりと包まれて、長時間聴き続けていても一向に聴き疲れしない、只々、優しさに癒されていく、メロウな穏やかさに満ちたリラックスサウンド。敢えて耳を欹てて良く聴き込むと、結構な音場の広さや高さがあるのですが、レンジ感とか、ピンポイントの定位感とか情報量には何故か耳が向かうような事がなくあくまでタッチの自然なグラデーションが体の後ろに溶けていくような血の通ったサウンド。

情報量に耳が行かないといっても、決して情報量が足りないわけではありません。AH!も決してぼけた音ではない筈ですし、能力に定評のあるディナのフォーカス140を使っている点からも、基本的に一般的なレベルを超える情報量は確保されているのですが、Hi-Fi的というか、輪郭線とか直接音の解像感とか、S/Nの良さを想わせる音場空間の透明度よりも、音場空間に満ちる木目の粒子感や響きのグラデーションが勝っていて、低域がどうとか、高域がどうとか、聴感F特がどうとか、特性がどうこうとか、頭で音を解釈するような無粋な聴き方とは無縁になってしまう衣擦れの如き心地よさがあるのです。

音色には一貫した美的感性が感じられ、こんな響き方もあるのだな〜と少々新鮮♪(^^) 響きは大変豊かなのですが、一言で同じ響きでも、それは私が追い求めているような、コンサートホールや教会の格調と仄かな緊張感を再現する"クールな残響感"とはややベクトルが異なり、暖炉のある山の中のログハウス?でのホームコンサートを思わせる、背伸びをしない、アットホーム且つウッディで無垢でカラッとしたより親しみやすい鳴り方なのです。

逆に苦手なことと言えば、モニター的でクールな解像感とか、もっと言えば金属的なサウンド。全くと言っていいほど歪み感が感じられず、刺激的で金属的な音がしないので、例えば、楽器は大抵木材と金属を組み合わせてその音色を出していますが、音色の金属の部分が目立たず、木の部分がクローズアップされるようなデフォルメは、ピアノ弾きからすると、んー、ピアノの音はもっとアタックや弦やフレームの震動音がこう・・とか、特に、デモで使われたフジ子ヘミングのラ・カンパネラの音などは、一瞬誰?この音という感じで彼女の音色は生演奏でも経験しているが故に、???となる部分がなきにしもあらず。逆にチェロなど弦楽器の録音ではボウイングのニュアンスが実物以上に拡大されて非常にリアルだったり、録音や楽器によっては音色に楽器が埋没気味になる傾向があり、良くも悪くもかなり相性はありそうだなぁという印象。

丁度、同じ日本のアクセサリメーカーであるローゼンクランツの製品が、歪みのない澄んだ金属の音の滑らかさや流れのスムーズさが前面に感じられる、ある種、金管が実物以上にリアルだったり、ピアノが妙にメタリックな鳴り方をするのとは反対の、同じように芸術的な美音系サウンドと表現されても、響きの素材感という部分ではどうやら対極にある感じです。どちらの音も魅力的なのですけれど、個人的にはこう、出来れば中間でバランスを取りたいというか(^^;

そんな感じで、個人的につい重箱の隅をつついてしまうクラシック系の音楽では、私の体に染みこんでいる、或いはイメージしている生音とは少々違うな〜という微妙さはありましたが、(というか、私は理想が高いのでイメージとのズレを感じないオーディオなんて今まで聴いたこと無いのですが・・・) 音の迫力や熱気を愉しむような、細かいところを気にせずに音に浸れるジャズ系のソースでは、概ね、響きのリラックス感とホットな鳴りっぷりで大変好印象を持ちました。

試聴会の場合、全てのアクセサリがバック工芸社製品で固められているため、一方向に個性が向かってしまっている解りやすさがある反面、このメロウさと聴き心地の良さは、人により好き嫌いが分かれるかも知れないな・・・と、多少感じる面もあったりしますが、これを一般家庭内のオーディオで考えた場合、例えば、スペック偏重で冷たく無機的でつまらないサウンドのスピーカー、高域がキツく歪み感が目立つようなシステム、音楽的な表現力に欠ける国産機などで、バック工芸社のアクセサリを適宜バランス良く介在させることで、より暖かみのあるナチュラルで血の通ったサウンドを得ることが出来るようになる筈です。とにかく、オーディオの不自然な音に疲れた人に、音楽に癒しを求めている人々に、同社の虚飾のない一連のアクセサリは、良い福音となる事でしょう♪

肝心のAH!のNT4000とPrimaLuna に関しては、どこまでがAH!のテイストなのかいまいち掴みきれず、良いのか悪いのかもさっぱり(爆) ただ、全体にジャズ向きか?というトータルサウンドでしたので、もしかして、これ自体、クラシックよりジャズが合うのか〜という一抹の不安が無きにしもあらず。ただ、真空管らしく結構潤いのあるサウンドのようで、ディナウディオのスピーカーにしてもバック工芸社のアクセサリにしても、木質感が前面に出るあまり、セッティングで一歩間違うと、どこか乾いた印象を受けかねない危うい部分があると思うのですが、アーハとプリマルナがそれを防ぎ、システム全体に適度な潤い感を与えているように感じました。しかも、後日こちらのCDPとプロローグONEをバック工芸社さんよりお借りできることになりましたので、自宅で隅々まで試聴して購入するかしないか決めようと思います。レポート楽しみにしてて下さいね♪

PrimaLuna(プリマルナ) プロローグワン試聴レポート

この度は、素晴らしい試聴の機会を下さった、バック工芸社さん、ディナウディオジャパンさん、DMを下さったオーディオラボオガワさん(バック工芸社と姉妹会社)に厚く御礼申し上げますm(__)m
クローズ・ユア・アイズ
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こちらもリアル系高音質録音。バック工芸社製品の持ち味が特に良く生きる一枚。

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オーディオテクニカAT6099 vs AT6098比較レビュー

先日はaudio-technicaのハイブリッドインシュレーターAT6099の詳細レビューを書いてみましたけれども、この際ついでという事で、弟分のAT6098も人柱購入してみましたd(^_-)
audio-technica AT6099 vs at6098
さて、AT6098は兄貴分のAT6099よりも随分と小さく、1セット8個入り。真鍮コアとハネナイト(上下)の3層構造で、底面部の素材としてソルボセインを使っていない点がAT6099との大きな違いです。また、AT6099は金ぴかインシュレーターがあるぞ〜と存在をアピールする見た目ですが、こちらはサイズが小さい分、オーディオ機器の足として違和感なくインテリアにすんなり溶け込む印象です。>>READ MORE

audio-technica AT6099 レビューその2

audio-technica AT6099レビューその1

さて、コスパに優れていて大変に使いやすいインシュレーターのオーディオテクニカAT6099ですが、スピーカーに加えてTAG McLaren 60iの足にも使っているため手持ちの数が6個では足りなくなってしまい、audiopro Image11購入時に改めて新たに買い足したところ、なんと先日書いたレビューと音が違う(@_@;)!!!のです。んなアフォな〜と思い、今まで5年以上もプリメインアンプの下に使ってきたAT6099と新品を入れ替えてみたところ、やっぱり音色が違います。端的に言ってソフト調。そして比較すると中域がスカスカ。なんじゃこれ???って感じ。おかしいなぁ・・・と思って新旧のaudio-technica AT6099を見比べてみると。。。。。
オーディオテクニカAT6099新旧
上下のゴム部分の厚みが見るからに違います(@_@;)

どうやら5年以上前に購入したAT6099は、アンプやCDPの重みで底面のソルボセインと上部のハネナイトが自然に圧縮され、経年変化で硬化していたんですね。。。実際、新たに買った方にアンプを乗せた場合、ソルボセインの弾力で、筐体を手で揺すると僅かにフニフニ動くのですが、5年使用した物の場合はしっくり馴染んでしまい殆ど動きません。結果的に、このある程度圧縮硬化した状態の音質が、新品時よりも(うちの環境では)良い感じに聞こえるみたい(爆)>>READ MORE

QUAD 11Lについての私見。。。

audio-technica AT6099について続きを書こうと思っていたのですが、イギリスのブックシェルフスピーカーQUAD 11Lについて、ブログ常連のUさんより、使いこなしについていくつか質問がありましたので、自分なりに足りない知識でぐるぐると悩んでみました。。。

QUAD11L_BLACKQUAD11L_MAPLEQUAD11L_ROSEWOODQUAD11L_CHERRY

QUAD 11Lについて某掲示板ではここ数日、ユーザーさん同士なかなかホットな議論に発展していて、皆様どうも高域がキンキンするという事でかなりご苦労されていらっしゃるみたいです。(・・・使いこなし議論の方向性が有意義且つ核心を突いた書き込みも多く感動しました♪ 自分はこの傾向こそが11Lが本質的に良いスピーカーである証になっていると思います。)

QUAD 11Lはお世話になっているババデンキさんに試聴を薦められて以来、箱ピュアブログの立ち上げ初期の頃から10万円以下クラスのお薦めスピーカーとして掲載しております。掲示板の稼働時には複数の方がこちらを一部参考にされてQUAD 11Lを購入されたようで、今回の件についてはさすがに少しばかり責任を感じております・・・(滝汗) とはいえ、私自身は2、3回ほど店頭試聴しただけで11Lを実際に購入しておらず、人柱リスクを取っていない以上、実機の使いこなしについては偉そうにレクチャーできる立場にありません。その点を前提に、以下についてはあくまで空耳程度に読んでやってくださいましm(__)m>>READ MORE

手軽に音楽性向上が出来るインシュレーター audio-technica AT6099 その1

AT6099は日本のオーディオ関連製品メーカーオーディオテクニカから発売されている低価格で汎用性の高いオーディオ機器用のインシュレーター。箱ピュア管理人のシステムの各所で大活躍している事もあり、音楽性が蘇る魔法の足♪としてブログのサイドカラムでも長年紹介してきました。

AS-258 AT6099

AT6099に出会ったのは今から5年ほど前。当時、英国の小型ブックシェルフスピーカーKEFのCRESTAを中心にした箱庭システムを使っていた友人に薦められたのがきっかけ。彼は自作の木製スピーカースタンドとの間に3点支持で使っていたのですが、正直、当時テクニカの安物インシュレーターを馬鹿にしていた(失礼)私には、AT6099の実演効果を目の当たりにして(旧クレスタには本当に合います)、これが目からウロコ(@_@;)、いや耳からウロコの経験でした。色々アドヴァイスのつもりで能書きを垂れつつ、高価なインシュレーターを比較テストにいくつも持ち込んだ私は狐につままれたような感じでした(^◇^;)>>READ MORE
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ピュアオーディオ、PCオーディオ、デザイン家電とAVガジェット、クラシック音楽専門のWebライター「ぱすてるぴあの辺境公爵」でございます。自称ルンペンブログタリアーティスト。コメント&ご質問はお気軽に♪ ⇒連絡先

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