October 05, 2008

またまた本来のピュアオーディオと程遠い話題で恐縮です。・・・クラシック音楽の話題をほんのりと織り交ぜてます)

10月4日に、管理人がしばしば利用するネットのドラッグストア、ケンコーコムとYahoo!ショッピングから届いたメルマガに、何ともとんでもない事が書いてありました。

2009年6月の施行が発表されている薬事法の改正により、インターネット上での薬の販売規制が大幅に強化されます。これにより、インターネット上で購入できる商品が少なくなり、お客様の生活に、以下のような不便な状況が発生します。

つまり、インターネットで医薬品が買えなくなる!?らしいです。

ネットで薬が買えなくなる!?
↑管理人も厚生労働省へパブリックコメントを投書しました。
現状では厚労省の省令案ですが、この法案がそのまま通過してしまうと来年6月からインターネットでの医薬品の購入が出来なくなります私自身、健康な普通の人と同じレベルの生活が出来ない身ですが、病院の処方薬に加えて、ネット薬局経由で漢方薬、西洋薬を含むいくつかの医薬品及び医薬部外品を定期的に購入し、それで何とか症状を抑えて生活しています。

何故、医薬品購入にインターネットを利用するのか?それはとにもかくにも安いから。同じ医薬品を大手ドラッグストアチェーンの販売価格のほぼ半値で手に入れる事が出来ます。流通量が限られ店頭で手に入りにくいマイナーな薬になると、実店舗はとたんに定価に近い販売価格になる。それが、楽天市場やYahoo!ショッピング経由ならネットでは全国単位の競争ですから仕入れギリギリの最低価格で手に入れる事が出来ます。同じ医薬品を店頭で定価で取り寄せることを考えると薬によっては半額以下でしょう。

ふだん病院や薬局に縁がない方々からは、何故保険が利かない薬局でわざわざ薬を購入するのか?という疑問があるようですが、多種多様な薬の必要性は個人様々でそんな単純な話ではありません。診断が確定し、長期に渡り服用が必要な薬の場合、漢方薬、アトピー外用薬、抗アレルギー剤、ぜんそく薬、生活習慣病、睡眠導入剤、滋養強壮剤、目薬、コンタクト、胃腸薬など、ネットで医薬品(OTC薬品や漢方薬など)を安く買った方が、通院するより結局は安価になるケースが現実に幾らでもあります。通販でしたら通院にまつわる診療費、交通費も時間もかかりませんし、ネット通販なら一定額を超えれば送料も無料です。
くすりの事典(2009年版)

 また、お医者様も考え方は色々。製薬会社との関係や、漢方薬など思想次第で病院では処方しずらいものもあり、必ずしも患者さんの望む薬を処方してくれるとは限りませんし、良い医師と出会うには多くの時間と労力、経済力が必要なことも多々あります。また、良い主治医がいたとしても一回に処方される薬の種類や日数には限度があります。更に複数の持病を抱えている場合、それら別々の疾患について同時にまとめて処方することは難しい。必然的に、医者に処方して貰う薬は売薬では手に入らない種類の処方箋薬、それ以外は市販の医薬品に頼る形になります。

忙しく営業時間内に買い物に行けない、地方で近くにドラッグストアがない、病気や障害、移動手段の制約などで外出できない、外出に苦痛を伴う、或いは人に見られたくないようなケースでも、ネットの医薬品通販に助けられている人は大勢いるはずです。むしろネット通販での自由な医薬品の流通は、国民の健康維持に於ける利便性の革命とも云えるものです。今私が毎日飲んでいる医薬品・・・OTC薬品や漢方薬をネットで安く買うことが出来なくなったら・・・医療費が月3万円から5万円に跳ね上がります。まさに死活問題です。仮に自費で賄っているこれらの薬を全て医療保険経由で処方して貰った場合、それで損をするのは国の方なのですが。。。

この省令案ではインターネットでの医薬品販売を禁止する反面、スーパーやコンビニでの販売を可能にすると言う何とも矛盾した販路の開放を謳っています。インターネット経由で薬剤師から買うのはNGで、コンビニでバイト店員から買うのは対面だからOK。まったくもって意味不明です。
バッハ:ゴールドベルク変奏曲-メモリアル・エディション-
バッハ:ゴールドベルク変奏曲-メモリアル・エディション-グールド(グレン) バッハ

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↑バッハが不眠症に悩むロシア大使、カイザーリンク伯爵の依頼で作ったゴルトベルク変奏曲。元祖音の薬、眠れる音楽。ゴルトベルク(ゴールドベルク)というのは大バッハの弟子で当時14歳だったカイザーリンク伯爵のお抱えチェンバリストの名前。名前からしてユダヤ人ですが、何故かカイザーリンク変奏曲ではなくゴルトベルク変奏曲と呼ばれるようになったのでした。本来、眠くならないといけない?筈ですが、グールドの演奏なんか聴いた日には眠れるどころか病床から叩き起こされて踊り出してしまいそう(爆)

現状、ネット通販でも店頭でも、薬にまつわる副作用などのリスクは何も変わりません。何故なら、薬局、大型ドラッグストアチェーンの対面販売であっても、実際に薬剤師から直接、説明付きで購入するケースは一部であり、その多くは無説明か、パート・アルバイトの店員から購入するわけで、薬品選択とそれに伴うリスクは事実上購入者が負っている状況です。今回の厚生労働省案ではこの点について全く意味を成しません。

睡眠薬、覚醒・幻覚作用など悪用される可能性のある薬、重篤な副作用をもたらす可能性があるものなど、一部で言われるような危険な薬品については、店頭医薬品として流通しているものは僅かで、殆どの医薬品、OTC薬品は該当しません。むしろ、数えるほどの種類しか存在しない、悪用される危険性の高い、或いは重篤な副作用が現れる危険性の高い薬品等は、それ自体の販売方法を、ネット対面を問わず、本人確認、年齢確認、購入数制限などの具体的規制を導入すべきでしょう。

使用法に問題が出ている医薬品については、(具体的に挙げられませんが・・・)個別に規制すれば宜しい。とにかく、多くの患者さんが安全に購入利用していた星の数ほどある医薬品を、一部のリスクを盾にして一纏めに規制することが、どれだけ社会的弱者である病と闘う人々の社会的利便性や自由、経済的負担、ひいては健康を損なう事になるか、このような弱者虐め以外何ものでもない悪意ある法案を作ろうとする役人の皆さんは、自らの浅はかさを猛省しつつ考え直して欲しいです。
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
バッハ:ゴルトベルク変奏曲バッハ キース・ジャレット

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ジャズピアニストであるキース・ジャレットの弾くゴルトベルク。こちらはチェンバロです。しかもECMによる超高音質録音。演奏は何気にあまたあるクラシックのピアニストの録音より教科書的でオーソドックスな解釈。私はこの人のバッハは何度繰り返し聞いても音楽として頭に入ってこない、耳で覚えられない(^^; そんな感じですので、逆に眠れるバッハとしてお薦めいたします(謎) あ、チェンバロは華やかすぎるという人には、ピアノで演奏された平均律クラヴィーア曲集iconの方がもっとおすすめ♪ こちらも超高音質盤。第1巻/第2巻共に10月8日より枚数限定でSHM-CD版がリリースされます。

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