CREEK Audio "Classic CD Player" レビューその2
CREEK Audio "Classic CD Player" レビューその1
EMF Audio(Creek) Sequel2 プリメインアンプ レビュー
サブシステムBの構成は今@2011 Summer
箱庭的ピュアオーディオシステムの紹介@2011 Summer

classiccdクリークの当時のエントリーラインに当たる4240を元にしたSequel2と比べ、ラインナップ上の上位機種(ミドルライン)に相当するためか、或いは単純に数代のモデルチェンジの結果かは定かではありませんが、EMF Sequel2とCREEK CLASSIC CD Playerを組み合わせた音質は、CDプレーヤー側の支配力がより強いように思います。
creek暖かみがあり甘く艶消しナチュラル系の同じ音色ながら、CLASSIC CDはSequel2と比較して音場が一回り以上大きく、音楽的にもより明るく動的で闊達な印象を受けます。上下の聴感レンジを欲張らないのは相変わらずですが、Sequel2のようにコンパクトで狭いというよりも、こちらは中域を拡大したたような広い音域が印象的です。

よってこの二つを組み合わせるとプリメインアンプのレンジの狭さを補ってくれてとてもバランスの良いサウンドが得られます。ここに本来のパートナーであるCLASSIC 5350SEを持ってきたらどうか〜と、昔聴いたCD50mk2との組み合わせがクラシックCDと≒だとすれば、更に音楽的にも元気が良くなり、はっちゃけてお茶目な感じになりそう。A50iRあたりもバランスが取れて良い感じなのですが、製造終了モデルですのでいつのまにか売ってないですね。。。うぐぅ。

CLASSIC CDは同じCREEKの下位機種Evolution CD(EVO-CD)と比べても、楽音域となる中域の明快さと、音楽的表現力の幅は比較になりません。平坦な音のするオーディオ機器では死ぬほどつまらないバッハの平均律クラヴィーアゴルトベルク、無伴奏チェロ組曲なども、階調豊かに描かれる音程が見事な動的コントラストを伴って生き生きと響いてくるのですが、これがEVO-CDになると音質の鮮度で聴かせる感じで抑揚面ではむしろ内向的な表現になってしまいます。
6 Cello Suites (Dig)

これはEvolution-CDが悪いと言うことではなく、EVO-CDは他の今時のCDプレーヤーと似たような現代的トレンドのそこそこ分析的な音作りで、Classic CD Playerが我が道を邁進していると考えた方が良さそうです。なんだろう、CLASSIC CDは楽音中域の音程変化と音量コントラストが異様に明快なのです。だからピアニストやチェリストが1音1音どんなタッチ、ボウイングで弾いているのか手に取るように判る。うわ、和声と音程が聴き取りやすい!そんな感じの音質なのです。これ、実際聴いてみないと言葉では説明しにくいんですけれども。。。

クリーク CDプレーヤーディスティニー DESTINY-CD(クリ-ク)

時間軸方向の流れもまた独特で、旧PHILIPS系のプレーヤーのような艶めかしいセクシーな呼吸感や、CECベルトドライブプレーヤーの水面揺らめく1/fワウフラッター感wでもなく、なんというか、例えばピアノロールを想わせる割とカッチリした時間軸方向への音の出方なのです。これは一端バッファにデータを貯めてからDACにリクロックして送っているからなのかなぁ。時間軸方向の揃ってる感は少しばかり作為的かも。それと、響きのエンハンス感が独特で、ちょっとばかり演出過剰気味かな(^^;

creekcd60fこの感覚は初代のCREEK CD60の時にも強烈にあったのを覚えています。そうそう、国内盤のCDでもCLASSIC CDPを通すとなぜか輸入盤に聞こえます(笑) 滞空時間の長い残響が空間に満ちてゆく様から、音のお湯の中に浸かっているような気分にされられたり。。。音色そのものはナチュラルな暖色系でとってもトラディッショナル レトロなのに、きっちりした今時の鳴り方もする。かといって時間軸管理を強化した国産機に良くあるように、トーンが冷たく硬直してる訳では無く、とにかく抑揚表現が大袈裟で活き活き♪というなんか癖になる音質なのです。

CLASSIC CDの導入は結果的に大成功でした♪ EVO-CDでは手に入れられなかったあの旧来のCREEK audioの持つワクワク音質をCLASSIC CDでやっと手に入れることが出来ました。対するEVO-CDですが、こちらはこちらでCLASSIC CD Playerとは全く違った意味での得がたい魅力がありますので、それはまた別の機会に書いてみようと思います。
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