PCオーディオはハードウェア的にボトルネックがあって音質がゴニョゴニョという泣き言を散々書いてきましたが、そこは一先ず置いておいて、今回はソフトウェア面からの高音質化アプローチについて書いてみます。
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PCオーディオの音がピュアオーディオ機器の音質に遠く及ばない原因は、ハードとしての不向きさ以前の問題で、ソフトウェア面でのボトルネックが今のところは大きいんじゃ無いかなぁと感じています。そこで必要になるのが高音質な音楽再生プレーヤー選びです。 
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OSのバンドルソフトとして一般的に高いシェアを誇る"WMP"ことWindows Media PlayeriTunes(含QuickTime)、RealPlayerなどが音質面で論外なのはよく知られていますが、巷にはそれ以外にもuLilith/Foobar2000/Winamp/Frieve Audio等、より高音質と呼ばれるフリーの音楽再生プレーヤーがあり、個々人の好みでこだわりのソフトを色々選べる状況です。それでも管理人的には長い間、手持ちのCDプレーヤーと比較して納得出来るレベルの音を出すソフトには未だ出会えず、PCオーディオについてはあくまでピュアオーディオの補助、或いは出先・・・滞在先等での使い方に限定してきた経緯があります。
しかしこのこれまでの状況が2011年9月1日にv2.2にバージョンアップされたKORG AudioGateの音を聞いてみた事で一変しそうな気配です。KORG AudioGateはv2.2よりWASAPIに対応。AudioGate+WASAPIの登場は、管理人にとって従来のPCオーディオの中途半端な音質を打破するべく、やっと一筋の光明が見えてきたような感じです。AudioGateがミュージックプレーヤーとして最終的な解になるとまでは未だ思いませんが、少なくとも、ピュアオーディオと同じ土俵でマトモに音質を追求する入口に立てるような予感がやっとしてきたかなぁ〜なんて。

AudioGateについては次のエントリで詳細に紹介するとして、今回はそれ以外に管理人が使用してきた無料音楽プレーヤーの中から、代表的なソフトについて(電波ポエム全開でw)超解説してみたいと思います♪

※その前にWASAPIについて。

WASAPIとはWindows Vista/Windows7に標準搭載されている高音質化モードの設定名。大雑把に言うとカーネルミキサーのバイパスモードです。後付けのASIOドライバと似たような機能ですが、オーディオアンプで云うところのソースダイレクトスイッチのようなもので、音質(デジタルデータ)を変化させてしまうOS上の余計な要素を排除してくれる機能です。

タダで音を良くするPCオーディオソフト選び【後編】 WASAPI/afplayで劇的変化!


1)uLilith
uLILITH
昔から管理人が使っていたのが皆さんご存じの通りProject9kのLILITH。エロゲじゃないからねっ!(爆) 主にアニヲタ界隈での評価が高いwサウンドプレーヤーとしても有名です。実際、アニソン@女性ボーカルとuLilithの相性は何故か抜群♪β版ですが現最終バージョンのuLilith v0.992ではWASAPIの排他モードにも対応しています。但しWASAPIを使用するには予めMicrosoftのVisual C++ 2008 SP1 ランタイムがOSにインストールされている必要があります。

そういえば昔のLILITHと今のLILITH(uLILITH)って音質が違います。uLilith固有の音色については相変わらずですが、いつのまにか改良されて良くなってる。真空管っぽい艶っぽいサウンドとか昔言われてた気がしますが、今のLILITHは更にクリアで艶っぽく、レンジが広がった感じです。以前のuLilithはもっと大人しい音でした。uLilithは伝統的に?仄かに艶のある暖色系の音色で響きに独特の高級感すら感じさせますので、音の傾向としては個人的に好み♪ 特に高域方向に輝きが乗った伸びやかさと、女性ボーカルの滑らかで艶やか且つ甘い音色はuLilithでしか味わえない蠱惑的サウンドです。
LILITH_ANIME
Windows XP以前はLilithにカーネルミキサーのバイパス?の為ASIO4ALL v2等を当てるのが定番でしたが、ASIOってちゃんと動いてるのかどうか良くわからんというか・・・聴感上気休め程度の効果?むしろ効果無い?みたいな感じで正直微妙過ぎて良く判らなかったりしたのも正直なところ(爆) 単に使い方を間違ってるのかもですが・・・。。。

巷で絶賛されているuLilith+WASAPIの音は確かにDirectSoundと比べて情報量が増えメリハリが大きくなって聴感上のFレンジが広がる感じでですけれども、(どのサウンドプレーヤーでも当てはまりますが)これはあくまでuLilithの音質の延長線上にある改善になります。ミュージックプレーヤー別の音質傾向の違いと比べれば激変とまで呼ぶのはやや大袈裟かな。あと、管理人の環境では何故かWASAPI関連でのバグが多くてうんざり・・・。再起動するまで何をしてもダメみたいな事が頻繁に起こるので、メインマシンをWindows7にしてからはかなりストレスフルな状況。元々使われたリッピングソフトの種類によって曲目が表示出来なかったり、何故か曲順がメチャクチャになったりする事も多々あります。再生中に他の動作の影響を受けてノイズが入ったりするのもuLilithは割と頻繁。その辺りの中途半端さに目を瞑れるかどうかが鍵かも知れません。

追記:曲順がメチャクチャになるのはファイルのコピー&ペーストの問題でした。複数ファイル選択時でも、たまたまカーソルを当てていた曲が先頭に来るように並び変わる仕様っぽいです。

2)Foobar2000
Foobar2000
デフォルトでは極めて事務的なそっけないウィンドウ。Foobar2000は導入のハードルがやや高く、英語表示、解説がユーザー頼りで半ば意味不明気味など、色々と取っつきにくいソフトではありますが、音質はフラット且つ一番素直で色付け感が少なく、PCオーディオのリファレンス的なプレーヤーとして相応しいと思います。WASAPI output supportというパッチを当てることでWASAPIの排他モードにも対応可能。やり方はこちらのブログを参考にしました。Foobar2000は一聴するとuLilithと似ていますが、こちらはuLilithの持つ独特の色味や華が無く、よりプレーンでスッキリとした印象の音です。後述するAudioGateの音作りが変すぎると感じる人は、Foobar2000+WASAPIの方が、音作りで何も足さないフラットで正確な音っぽく聞こえると思いますので、こっちを試してみる方が良いと思います。

3)Winamp
WINAMP_MAIKO_WASAPI
WINAMPはLILITH等では再生できない海外のネットラジオをサクッと聴く為に使っていたミュージックプレーヤー。現行バージョンは標準で日本語もサポートしていますので、サウンドプレーヤーとしてはなかなか使いやすい部類です。WinampもWASAPIにはプラグインのMAIKO-WASAPIで対応出来ます。しかも現在はノーマル及び排他モード双方で使用可能。再生中に排他モード(Exclusive Mode)にしようとすると、テメーはこのモードもう見るんじゃね〜!って英語で怒られますwww
WINAMPの音色は高域に僅かに歪みっぽい艶があり、海外製CDプレーヤーを想わせる(昔のLINNの下位モデルみたいな)色付けや骨っぽい芯を多少感じますが、Winampの音質も基本的にはフラット指向だと思います。ただFoobar2000やuLilithと比べるとイマイチ垢抜けない感じかな。元が微妙な音質なこともありドライバをDirectSoundからWASAPIにすると歪みっぽさが緩和されますが、その差は比較的小さいと思います。
WASAPIを共有モードから排他モード(Exclusive Mode)にすると更にモワッとした感じが緩和されてクリアネスが少し向上しますが、こちらも基本的にそんなにに大きくは変わらない印象。Maiko WASAPIは排他モードがUSB-D/Aコンバータの機種によって適用できなかったり、動作が頻繁に不安定になるのでまだ改良が必要かな〜なんて。って事で結局管理人は共有モードで使っています。正直Winamp内でのドライバの違いよりも、WinnapとAudioGate、或いはLilithなど他のプレーヤーとの音質差の方がずっと大きく感じられます。よって管理人の場合Winampはほぼネットラジオの再生専用プレーヤーとなっています。

次回は本題のKORG AudioGateについて熱く語ってみたいと思いますw>>>PC上の音楽再生ソフトはどれが一番高音質? その2へ続く。
《Update2013/7/15》

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