箱庭コンパクトスピーカー探しその1 QUAD L-ite/9L2編
QUAD L-ite2 スピーカーのレビューをさせてくりゃれ♪
QUAD L-ite2 今更ですがレビューをさせてくりゃれ♪ ぱ〜と2
QUAD L-ite2 今更ですがレビューをさせてくりゃれ♪ ぱ〜と3

ブリティッシュサウンドと云えばビートルズ。管理人が敢えてサブシステムの1つの方向性として丸ごとブリティッシュサウンドに拘る理由が、ビートルズをらしく再現できるかどうか?だったりします(別に古いUKロックであれば別にビートルズ以外でも良いんですが)。
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《The Beatles Boxは欧輸入盤で箱買いするのがお薦め。今なら国内盤の約半額です。》

オーディオ機器側では同じイギリスのCREEKNaim Audio等が、音色的に古いブリティッシュロックに特にお薦めなのですけれども、同じイギリスのQUADはどうでしょうか?、昔のQUAD 44/66/67/77系のコンポーネントは当然として、少なくとも11L/12Lでの短時間の店頭試聴の際には、これってUKロック・・・ビートルズに合う傾向だよな〜とか割とテキトーに思っていたりした訳ですが、L-ite2はお店でそこまで聞き込んでなかったこともあり、まぁ当然これも同じく合うだろうくらいの軽〜い認識・・・。
ちなみにLシリーズの上位、QUADのフラッグシップにあたる静電型スピーカーのESLは、上品ですのでロックよりもクラシック向き。余談ですが、アルフレッド・ブレンデルのピアノが好きな方はESLを使われるのがお薦め。彼はレコーディングモニターにQUAD ESLを使用していたそうです。本来PHILIPSのリファレンスレコーデイングモニターはB&Wの801系なんですが、ブレンデルの収録では密かにESLをスタジオに持ち込んでいたそうな。

しばやんさんの所でリマスター盤ビートルズのエントリがいくつか挙げられていましたので、こちらに紹介しておきます。

ザ・ビートルズ 『リマスターシリーズ』 2009年9月9日 リリース間近
THE BEATLES(ザ・ビートルズ) 『ABBEY ROAD(アビイ・ロード)』 リマスター盤
The Beatles 『ABBEY ROAD』再び!
THE BEATLES(ザ・ビートルズ) 『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』リマスター盤

管理に人は未だにリマスター盤を所有していませんし、買うなら出来ればイギリスからの輸入盤BOXセットで欲しいんですけど、なんだか£換算でも妙に手が出ないくらいお高いんですよ・・・。今丁度HMVでThe Beatles Boxのセールをしてるから日本手で買った方がずっと安いですけど・・・それでもお高い。国内盤は例によって論外。そんなこんなを逡巡しつつ、"リマスターされていない"手持ちの旧盤をいくつか取り出してQUAD L-ite2で鳴らしてみた訳でございます。

結果

・・・・・ζ́◉◞౪◟◉)?

・・・・・(´Д`;)???

・・・・・・あ、合わない・・・・(滝汗)


なんだこれ?1分聴くだけでそこにいるだれかを思わず殴りたくなるような音ですよ?(爆) 何が合わないってツイーターの音質です。高域、じゃなくて楽音帯域の中高域ですね。クロスオーバーから上と高音楽器の基音と低次倍音の間ですから数千Hzくらいの所です。ドラムのシンバルとかもはや・・・。そこだけ取って付けたように押しつけがましいシャープさにイライラする・・・割とまじで。今このエントリ書くために敢えて聴いてますがこれは拷問級(´Д`;)

何だろう?多分録音@80年代の初期CDリマスターが元々ハイ上がりで歪んでいるからだと思うんですが、その高域方向の歪みがルーペで拡大されたみたいな感じですっごい嫌な音がします。なぜかこれ、クラシック音源ではそれほどまで感じません。多分クラシックの場合、普通の録音ではこの帯域に問題になるような歪み要素があまり無いからでしょう。(例外として、マーラーの交響曲を少し大きめの音で鳴らしているとトゥッティで・・・ん?と感じることはありました。あと、DECCAの録音、例えばアシュケナージやルプー等のピアノの右手のアタックが中域〜中高域でカンカンする。これは元々録音がそんな音なのですけれども、その部分がこのスピーカーではすこぶる強調されてる。

もしかしてこのスピーカー、ロックとか、ポップスとかで加工された音源、特にコンプを掛けてわざと歪ませていたり、特に古い録音でそもそも歪みっぽかったりすると、それを拡大しちゃうツィーターなのかも知れない。たぶん、L-iteに限らず同じツイーターを使うL2シリーズみんなそうなのかも。ていうか、前に議論になった11L/12Lのキンキン問題ってこれの事ジャマイカ?L2になってからは余り言われなくなったですし、店頭試聴時にも高域の透明度が上がったのが感じられたので安心していたのですが、改善されたとは云え根本設計自体のまだその傾向がある!?のかも・・・orz

未だエージング半ばとは云えこれは不味いですので、精神安定のためにコンプかけまくりのアニソンをいくつか再生してみましたw 結論から言うと、あれ?なんでか大丈夫?中高域にピーク感があるのは否めませんが、スピーカーの持ち味そのものは基本的に円やかな丸い音ですので、そんなには気にならない感じ。メインの歪ませ帯域がビートルズよりもずっと高周波帯域に寄っているからかもしれません。それより、最新のデジタルクリアな録音が、60年代のアナログ盤みたいな乾いた音になってしまうのが味わい深すぎてなんだか(笑)

録音には生理的に不快に感じる歪みと、意外と耳に優しい歪み感ってあるんですよね。ビートルズのは明らかに不快方向へ針が振り切ってる。録音の新しいアニソンは不思議なことにコンプ歪みが心地よかったり、なぜか聴いていて平気なCDが多い。あと、ピチカート・ファイヴ TYOもこれ駄目だ・・・他で再生する分にはぜんぜん歪みっぽくないCDなのになんでだろ〜?英国サウンドっぽく加工しているから?

ここで時期的な中間を取って、上のピチカート・ファイヴと同時期の89年に録音されたアリッサ ミラノ。いかにもあの時代のアイドルポップスです。うん、これは問題なし。安心した。むしろこれはアリッサ・ミラノの声質とスピーカーが合っていてノリノリで楽しい♪

とまぁこんな感じで、たまたま手が届くところにあったCDを色々取っ替え引っ替えして、ビートルズが特に酷いこと(完全に想定外!)、あとその他でも酷く合わないCDが、ちらほら存在しそうな感じなことが掴めてきました。根本的解決を目指すとすると、QUAD L-ite2のツイーターを歪み無くパーフェクトに鳴らせるようにする。これにつきそうな感じです。エージングでもある程度解決するでしょうが、とにかく、わざわざイギリスQUADのスピーカーを入れた以上、ビートルズが良い音で鳴るようになるまで絶対に諦める訳にはいきません!L-ite2の音色そのものは英国的でビートルズ向きだと思うのですが、f特の癖がソースとハードでマッチングが取れていないような印象です。

現時点で見えてきたセッティングの方向性は・・・

1)クロスオーバー〜少し上辺りのツイーターの歪み感を取り去る
2)中域〜中高域に芯があって押しつけがましいので、フラットにしたい。
3) ウーファーの混濁感を(レトロな持ち味を消さない範囲で)適度にクリアにする。

この3点がQUAD L-ite2を使いこなすポイントになりそうです。下をクッキリさせつつ上の歪みを取るって、上下で見事に相反する命題ですわね。その他にもよりマッチングの良いインシュレーターを見つけるとか、以前書き綴った方法論がいくつか思いつくのですが、まず最初に取り組むべき、一番効果ありそうな解決法で直ぐ思いついたのが、バイワイヤリング用のショートジャンパープレートの問題です。(QUAD L-ite2 ぱ〜と5 バイワイヤリングの前にシングルワイヤリングで試行錯誤してみたに続く)

ピュアオーディオランキング←Beatlesが良い音で鳴りますようにと願いを込めて♪
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