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YAMAHA/ヤマハ

ヤマハによるベーゼンドルファー買収について。
ヤマハ ピアノクラフト CRX-E320+NX-E700/RB-51
YAMAHA DVD-S1500 PIONEER DV-S757 DV-600

ヤマハによるベーゼンドルファー買収について。

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ヤマハ、世界的ピアノ会社買収 ベーゼンドルファー
2007年12月20日23時46分

 世界的な高級ピアノメーカー、オーストリアのベーゼンドルファー社の全株をヤマハ(浜松市)に売却する契約が20日結ばれた。株を保有する地元銀行が発表した。売却金額は公表していないが、地元紙によると1400万ユーロ(約23億円)という。ヤマハは名門ブランド買収で、高級ピアノ市場への浸透を図る考え。

 ベーゼンドルファー社は1828年創業。米スタインウェイ、独ベヒシュタインとともに世界3大ピアノメーカーに数えられ、作曲家リストらに愛された。製造台数は年300台余。平均価格は1台6万ユーロ(約1000万円)だが、日本でも根強い人気がある。

 一時、米企業の手にあったが、02年にオーストリアの銀行グループに買い戻され、現在は米大手投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントの傘下にある。近年は販売台数が低下、累積赤字が800万ユーロ(約13億円)近くにのぼり、経営難が続いていた。

 買収はベーゼンドルファーの営業部長らが独立して約3年前に設立した地元ピアノメーカー、ブロドマン社との争いになったが、ヤマハはオーストリア国内の工場を存続させ、ブランドを維持することを約束するなど、好条件を示した。

 ヤマハの梅村充社長は21日、日本経済新聞社とのインタビューで、オーストリアの名門ピアノメーカー、ベーゼンドルファーの買収について「4年で単年度黒字、10年以上かけて累積損失を回収したい」との見通しを明らかにした。米国市場を特に有望視しており、「ベーゼンドルファーのピアノにヤマハの自動演奏機能を組み合わせて2年後の発売を目指す」と今後の戦略を語った。

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boesendorferimperial
今更ですが、昨年末ブログを再開するちっょと前に話題になったニュースです。オーストリアの名門ピアノメーカー"Boesendorfer(Bösendorfer)"をヤマハが買収。ブロッドマンという名前だけオーストリアブランドの中身は中国企業(100%中国製ピアノメーカー)と争っていたわけですが、結局ヤマハに決定という形に。

日本では買収という言葉にネガティブなイメージがありますし、良くも悪くもヤマハが買収という事で、ある種の不安というか、国内外からふざけるな的な反応も多く見られます。1/17日付の読売新聞の記事には、ヤマハによる買収についてオーストリア人指揮者のニコラウス・アーノンクールiconや、ウィーン在住ピアニスト(チェコ生まれ)のルドルフ・ブッフビンダーiconの反対表明があったことが書かれていますが、pastel_piano的にはここは敢えてポジティブに捉えたいと思います。

まず、商売っ気丸出しの中国メーカーブロッドマン(Brodmann)に買収されるよりはるかにいい。もしあちらさんに決定していたら、程なく名前だけベーゼンドルファーの、大量生産中国製安物ピアノが世界を席巻することになりかねない、というかなります。株式譲渡に於いては、買収金額以前に中国系ブロドマンよりも日本人のヤマハの方がウィーンの魂、ベーゼンドルファーの伝統とアイデンティティを理解しリスペクトしている、尊重できると判断されたのではないでしょうか。
ショパン:エチュード全集
ショパン:エチュード全集藤原由紀乃 ショパン

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ベーゼンドルファーを好んで使う日本人ピアニストで私が好きなのが藤原由紀乃先生。このCDは解釈も見事ですが音質も凄いです。

次に、ヤマハが現地の生産体制や雇用を従来通りに保証していること。ウィーンの音、伝統文化を守りたいと明言していること。ベーゼンが資本的にヤマハの傘下に入ることで、結果として従来のクラフトマンシップ、ピアノ作りにまで口出しをされたらたまったものでは無いですが、たぶん、賢明なヤマハの中の人達はそうはしないと思います。はっきり言って従来の伝統的な製造方法ではビジネス的な赤字は解消しませんし、かといってピアノの単価をべらぼうに高くするわけにも行かないと思います(既にべらぼうに高いですので・・・)。とはいえ、従来通りの製造方法をちょっとでも変えるというのは、ほぼ100%致命的な品質低下を招くことを意味しますから、そんなことをしたら世界中の音楽家、音楽ファンから白い目で見られ、ヤマハブランド自体に消すことの出来ない傷を付けてしまうことになる筈です。このことが解らないような勘違い日本人がプロジェクトに関わらないことは切に願います。
ブラームス:2大変奏曲
ブラームス:2大変奏曲藤原由紀乃 ブラームス

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私が思うに、ヤマハはブランド広告価値としてのベーゼンドルファーを25億円で買い取った訳で、ブランド維持で発生する製造上の構造的な赤字にはある程度目を瞑るのじゃないかなぁと。完全手作業での年間生産台数300台、従業員数180名の小規模ピアノメーカーと、年間生産台数10万台、従業員数5000名(連結規模では2万名)で世界最大の楽器メーカー(加えて総合電子機器メーカー)であるヤマハとでは企業規模が違いすぎ、ベーゼンドルファー単体の黒字も赤字もヤマハにとっては僅かなものでしかありません。黒字を目指すとしても、ピアノ本体以外の販売オプションを加えたり、販売方法のテコ入れ、或いは世界規模でのヤマハ製ピアノとの販売網の提携という形での黒字化を狙うのではと考えます。真っ先にベーゼンドルファーにヤマハの自動演奏機能を乗せるなどの案が出ていますが、まぁこれはピアノが何か変わるわけでなく、ヤマハの既存の自動演奏装置をベーゼンドルファーで使える仕様にするという意味でしょうから、アクションがイヤなら外せるということでネガティブな問題は少ないはずです。

ベーゼンドルファー 170
手持ちの日本ベーゼンドルファーのカタログではこの最小モデル170でも8,50,5000円です・・・_| ̄|○

可能性その2。日本全国そして欧米のヤマハ音楽教室やショールームにベーゼンドルファーが置かれる、かもしれない(汗)。少なくとも販売規模の大きな一部の基幹ショールームには、展示ピアノのフラッグシップとしてベーゼンドルファーの小型グランドピアノや世界最高のメカニズムを誇る豪華なアップライトピアノピアノ"Model 130CL"が置かれることになるかも知れません。従来はヤマハのピアノしか扱わなかった為に、生徒さん達も多くがヤマハ若しくはカワイの音色やタッチしか知らない状況なわけですから、子供達に試弾や発表会等でベーゼンドルファーの音に触れる機会があるというだけでも大きな進歩です。

可能性その3。ベーゼンドルファーの社内秘であるピアノ製作ノウハウの一部がヤマハに流れ、将来作られるヤマハのグランドピアノの音質が改善するかもしれない。従来もベーゼンやスタインウェイをバラしてアイデアを模倣したり、コンピューター解析したりしてきたと思うので、今更それほどの違いにはならないかも知れませんが、それでも器用な日本人のことですから、研修やら交流やらでヤマハのピアノに応用できる何らか要素を見つけ、結果的にヤマハピアノの音色や製造品質の向上に繋がる可能性はあります。


【ヤマハグランドピアノ new CF3S】 世界の演奏家が注視した、ヤマハピアノの最高峰

可能性その4。アメリカスタインウェイの技術と設計により、第2ブランドとしてカワイが製造する低価格グランドピアノ、ボストンピアノ(Boston)のように、ヤマハがベーゼンドルファーの設計による廉価版の第2ブランドを立ち上げ、日本国内で生産する。まぁBostonも賛否両論あると思いますが、ボストンが発売されたときに私は、プアマンズ・スタインウェイとして、これで苦学生がヤマハから解放されると大喜びしたくちです。ボストンと同様に第2ブランドが成功するかどうかは、部品品質やヤマハの関わり方、限られたコストで新規のピアノ設計にどの程度ベーゼンドルファーのノウハウが生かせるかなど未知数ですが、少なくとも中国で大量生産されるよりなんぼかマシではないかと思います。


すばらしい響きBOSTON ボストン GP-193世界のトップ スタンウェイ&サンズのセカンドブランド

可能性その5。
ヤマハは電子楽器、特にデジタルピアノの市場でクラビノーバが常に業界をリードしてきた訳ですが、他メーカーのデジタルピアノの追従を許さない多階調のサンプリング技術や自社製半導体による複雑なDSP、ピュアオーディオやスタジオ用機器で養ったアンプやスピーカーの製造技術があるにも拘わらず、いかんせん、従来クラビノーバのサンプリング音源は同社のフラッグシップピアノ、ヤマハCFSに限られていました。個人的に、音源ピアノ1はCF(S)で良いとして、もしピアノ2の音源がスタインウェイのサンプリング音源だった最強なのになぁ・・・なんて潜在的に不満を感じたりしていた訳ですが、ベーゼンドルファーを傘下に収めたことで、クラビノーバ上位モデルのサンプリング音源に、ベーゼンドルファーインペリアルが加わるとしたら、どれだけ大きなセールスポイントとなることでしょう。もしこれが実現したら、デジタルピアノでの演奏をこよなく愛する私的には狂気乱舞してしまいます♪てか、そのクラビノーバ絶対買う!
YAMAHA CLP-280
愛用しているローランドのデジピが古くなってボロボロですので、最近CLP-280の購入を本気で考えてます。

可能性その6。2004年、ベーゼンドルファーが何をトチ狂ったのかその木工技術、製造技術を生かしてピュアオーディオ市場に参入し、ホーンレゾネーター式と同社が呼ぶ、ハイエンド向けのトールボーイ型スピーカー3モデル(VC-1/VC-2/VC-7)を発売したのは記憶に新しいところです。→輸入代理店サイト
Boesendorfer VC-1/VC-2/VC-7

ピュアオーディオもピアノ作りに負けず劣らず儲からない産業ですので、これでベーゼンがどうにかなったとはとても思えませんが、どうせならヤマハと組んでもう少し低価格で小型のスピーカーや、ベーゼンドルファーブランドのアンプだのSACDプレーヤーだのを作ってしまい、TEACのハイエンドラインナップがESOTERIC(エソテリック)iconであるように、ヤマハのハイエンドオーディオにベーゼンドルファーシリーズがあっても良いかも知れません(爆)。もちろん音作りはオーストリア人に任せる方向で♪
YAMAHA CD-S2000 CD/SACDプレーヤー

とまぁ、個人的な妄想を書き連ねてみましたが、世界の重要文化財に等しいピアノメーカーが倒産して悲しむよりは、ヤマハの資本力によって現状維持が保証されたのだとポジティブに捉えています。オーディオ関係の最後の可能性はともかく、この中でいくつかは将来的に実現するんじゃないかと思っています。ヤマハによる株式買収が、お互いのブランドの将来にとって良い方向へ働くことを願いつつ、今後の動向を期待して見守っていきたいと思います♪
YAMAHA A-S2000 プリメインアンプ

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ヤマハ ピアノクラフト CRX-E320+NX-E700/RB-51

一体型レシーバー型ミニコンポ試聴第二弾は、昨年秋に発売されたYAMAHAピアノクラフトの現行モデルCRX-E320です。「音の良さ」と「高品位なデザイン」をテーマに開発された高音質指向のマイクロコンポーネントシステムとして、長らくヨーロッパ市場を中心に売れ続け、2000-2001年度には先々代モデル(MCR-E150/MCR-E200/MCR-E250)が、ヨーロッパのオーディオ業界で権威のあるEISA」-「European Imaging and Sound AssociationのCOMPACT SYSTEM部門を受賞した、定評あるモデルの後継機です。
YAMAHA CRX-E320

(たしかこの前年は単体ピュアオーディオのプリメインアンプ部門で、管理人が愛用しているタグマクラーレンのF-3 60iRVが受賞しています。) ちなみに噂では受賞したMCR-E150よりも、更に先代(初代)のピアノクラフトCDX-E100/RX-E100/NX-E100がもっと音質が良かったとの事です。こちらは一体型モデルではないセパレートのシステムコンポですのでまぁ当然かもですが、私の頭の片隅にある音の記憶との比較でも、現行モデルとはクラスが違うような気がします。

まぁEISAのコンパクトシステム部門は実質的に日本製ミニコンポの独壇場であり、例えば2002-2003年度にはデノンのPRESTA(プレスタ)201SAシリーズ、2004-2005年には管理人がサブシステムで使っているビクターEX-A5の下位モデルに当たるEX-A1、翌々年の2006-2007度には同上位モデルのEX-A10が受賞していて、歴代にもビクター(JVC)制コンパクトシステムの受賞が最も多く、冷静に考えるとヤマハ製が特別どうこうという感じではありませんが。。。

VICTOR ETERNO EX-A3/EX-A3LTD/EX-A1/EX-A5

さて。ロングランを続けた先代モデル(MCR-E300)に比べ、現行のCRX-E320がどう進化したのか、評価の高かった先代と直接比較していませんのでこればかりはヤマハを信じるしかない?(笑)のですが、まず、音の方向性としては他と比べて大人しいサウンドが特徴。煌びやかさや現代的な切れ味、スピード感を際立たせているオンキヨーのCR-D1/CR-D1LTDと比べると歴然です。CRX-E320は別の言い方をすると暗めで地味。しかし、音楽を長時間聴くことを前提としたヨーロッパの人々、或いはクラシック音楽を中心に聴かれる人には、むしろこちら方が好まれる部分があるかも知れません。特に高域の出方が大人しめで耳当たりが柔らかく、立ち上がりの丸まり方は確かにヤマハのピアノを彷彿とさせます。コンポが自己主張をしない中庸を行く音とでも云いましょうか。

PianoCraftというネーミングだけあって、ピアノにめっぽう強いかと問われると・・・うーん。。。ヤマハのピアノ好きならまぁアリかも。でも、スタインウェイやベヒシュタインやカワイの音色が好きなら、かなり違う感じとでも書いておきます。むしろ弦楽器が落ち着いてキンキンしなくて良い感じです。

YAMAHA NX-E700

驚いたのは、純正組み合わせで、PIANO CRAFTのセットスピーカーとしてチューンしたであろうヤマハ製NX-E700Bよりも、同社が輸入代理店を務め、他に組み合わせ推奨(笑)しているアメリカ製スピーカー、KLIPSCH(クリプシュ)RB-51を組み合わせた方が、よりレンジも広く高音質で楽しい音質になると言う点です。この組み合わせの場合、ヘッドユニットのCRX-E320が大人しく主張をしないためか、クリプシュ製スピーカーの特徴であるホーンの癖が目立つようなことも殆どありません。むしろホーントゥイーターとは思えない真っ当な音質が得られます。正直、純正スピーカーのNX-E700でテストCDを聞いたときにはどうだろこれ?とか思っていたのですが、RB-51との組み合わせで私の中での評価が良い方向へ変わりました。ずばり音楽性の面でも音質の面からも、ピアノクラフト購入時には純正スピーカーのNX-E700よりRB-51の方を強くお薦めします。実売価格が倍以上違うとはいえ、音質はそれ以上に違いますから♪

KLIPSCH RB-51

とはいったものの、ヤマハブランドが好きでクリプシュのスピーカーを使うのでしたら、ピアノクラフトCRX-E320Bよりも、出来ればより本格的な↓の方が、より音楽生活が楽しくなること請け合いです♪


YAMAHA CDX-497+AX-497+KLIPSCH RB51

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YAMAHA DVD-S1500 PIONEER DV-S757 DV-600

ブログ読者のCD92氏から、低価格なSACDプレーヤーについてのレビュー投稿をいただきましたので以下に掲載します。

箱庭管理人の場合、この中の機種ではヤマハDVD-S1500に一番興味があります。薄型で邪魔にならないデザインですし、何よりもフィリップスのOEMって所が素敵(笑) なかなかお手頃な価格で魅力的なSACDプレーヤが出てきませんので、とりあえず、SACDが聴けるだけでこんなのでも良いかもって思います。しかもこの機種はDVDオーディオにも対応しているんですね。これで実売35000円は凄い!

前置きはこの辺にしましょう。御購入をお考えの皆様、どうぞ以下のレビューをご参考下さいませd(^_-)
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SACD規格の特徴は、映像で例えるとコマ落ち感が無く、歌い手の内心や周囲の状況を把握しやすい点かと思っています。SACDを含め、次世代オーディオに関しましては、 CDの普及時の様に各社が哲学なり新たな販売方針を育てる間もなく、数が出るDVDプレーヤーに呑まれている印象があります。 そうなると扱うソースの質やチャンネル数に大きく幅がありますので どれに主眼を置いて、まとめ上げるかに、各社迷いがあるように感じられます。

現に、Stereo Sound No.154のSACDプレーヤー特集で、評論家の皆様でも判断に迷う様が色々と書かれています。そのような状況ではありますが、数ヶ月以上聴いた上で飽きなかったという結果を出せた機種は以下の機種です。

YAMAHA DVD-S1500 DVD/CD/SACDプレーヤー
YAMAHA DVD-S1500

なお、YAMAHA DVD-S1500を評価したシステムは
     ■プリメインアンプ TEAC A-1D
     ■スピーカー NHT SuperOne

また、DV-S757AとDV-600Aを評価したシステムは、
     ■レシーバー MARANTZ SR110
     ■スピーカー  ALRジョーダン EntryS になります。

これではアンプとスピーカーによる差が大きすぎ、 プレーヤーの差など論じることが出来ないのではないかと考える方もいらっしゃるかと思います。 それはもっともな話ですが、 ARCAM CDプレーヤー CD92を基準としまして、両方のシステムにCD92を組み込んで試聴した結果を判断の基準にしております。 また、アンプの購入時期が前後したため、同時に評価できなかった事情もあります。いずれにしましても、特に音質評価は聴き手に依存しますから あくまで参考だと思ってください。

どちらかと言えばCD(PCM系)を重視してまとめた感有り。CDでも空間・時間変化の雰囲気が感じられるのは特筆に値する。もっとも、SACD再生では低域のリズムが遅れてついてくるといった、価格なりの限界はあります。

これ、実は作っているのがPHILIPS。学習リモコンのPHILIPSのリモコンコードで動きますし、デジタル基板にはPHILIPSロゴ、音声基板にはYAMAHA-OEMの文字が。リモコン操作だけでリージョンフリーになるという話も。

ステレオ音声出力と、5.1ch音声出力のフロントLRでは、音調がかなり変わります。メーカーとしては6CH DISCRETEのMAIN LR出力の方を高音質に仕立てたつもりのようですが、中高音と中低音の量を増やした店頭効果型の傾向が出ています。音調が率直なのはむしろ、MIXED 2CHのLR出力の方でしょう。ただし、初期設定では5.1ch音声出力のフロントLRからはCD再生でもサラウンド効果を付加された音しか出てきません。操作の不便さ、作りの甘さが一部有り、そんな所まで欧州風です。

操作ではリモコンに独立した早送り/早戻しキーがありません。安定性では、記録系DVDの読み込み対応がDVD-R/RWのビデオモードのみでVR非対応。また、DVD-Rの読みとり能力は今ひとつ。レコーダーを多用される人は要注意。さらに、個体差なのかも知れませんが、室温が10度台、特に10度以下になるとスタンバイ時に電源部からキーンという発振音が聞こえます。

PHILIPSのOEM機ではありますが、DVD-S1500の音質傾向は、基本的には積極的な意図は無いように感じます。少なくとも、PHILIPSのCD940、CDR560、AZ6826らのような、中域へのエネルギー感集中や、4B鉛筆での描画のような、陰影とリズムを意識して抽出する意図は感じません。同時に、意図的に一部の性格を抑えた痕跡や印象も受けません。むしろ、初めは長く聴けて、そのうちに表情が結構、垣間見えていることに気づくと言った感想です。

技術的に言えば、DVD-S1500の回路設計には音声DACの傍に音声用の水晶発振器を専用に配置しているという特徴があります。通常のDVD機器では次世代オーディオ対応機であっても、逆に、映像回路側に配置された映像用の水晶発振器から、音声用のクロック信号を作り出して音声基板に送っている場合が多いです。

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PIONEER DV-S757A

SACDの特徴である、時間変化の連続性を低コストでありながら感じさせてくれる機種。コストの限界から来る、描線の甘さや量感不足を局所的に目立たせることなく、全体を丸めて上手くまとめている感が有ります。

PCM系に有効なレガートリンクコンバージョン機能も付いてますが、以前と異なりON/OFFできます。OFFで聴く分には、 以前のPIONEER機の音楽ソフトを選ぶ華やかさは解消されています。

作りの隙のなさ、動作安定度は申し分ありません。(映像はクロマエラーが目立ちます。)操作性面では至れり尽くせりなのですが、一点だけ難があります。 SACDハイブリッド盤の読み取り層切り替えにGUI操作が必須で、テレビ表示を要する点です。

また、DV-S757Aは足が弱点の様で床板が一部二層張りになっていますが、 四隅の足の部分は鉄板1枚です。 インシュレーターの類を挟むなら、 二層張りの部分に置いたほうが好結果と感じました。
Pioneer DV-578A-S プログレッシブ回路搭載 薄型DVDプレーヤー
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PIONEER DV-578A

DV-578Aの前機種、DV-600Aも使っていましたが、さすがに低コストの制約が音調にもろに出ており、露骨な誇張や破綻こそ無いものの、上級機のようにSACDの特徴を実感出来るレベルには達していない印象でした。DV-600Aで聴くSACDは、刺激臭がCDより少ない点は良いのですが、低価格SACD機やフルコンパチ機にありがちな混濁感が目立ち、表情や空間の再現はあまり得意ではありません。

同じシステム(ALR/JORDAN Entry S MARANTZ SR110)に繋がっているCD専用機(ARCAM CD92)にDV-600AのSACDはほとんど優る点が無かったため、ハイブリッドSACDが新規リリースの主体となった時点でお役御免となりました。
                            執筆"CD92"

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貴重なレビューありがとうございましたm(__)m 残念ですがDVD-S1500はフィリップストーンでは無いのですかぁ。考えてみればヤマハブランドですからねー。とはいえDV-545より音が良かったら!と密かに思ってます。ACインレットも3P着脱ですから、この部分をしっかりしたケーブルに換装するだけで、それなりに厚みのあるまともな音にすることも出来そうですし。しかも、リーフリでPAL対応で何でも観られてしまう隙間機種みたいですねw 確かMARANTZのDVDプレーヤにもそんな機種があったような???DV4300でしたかしら。見た目も何となく似ていた気が・・・
YAMAHA DVD-S1500(N) DVDプレーヤー

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ピュアオーディオ、PCオーディオ、デザイン家電とAVガジェット、クラシック音楽専門のWebライター「ぱすてるぴあの辺境公爵」でございます。自称ルンペンブログタリアーティスト。コメント&ご質問はお気軽に♪ ⇒連絡先

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