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オーディオ機器選びは音楽性とデザインがポイント♪クラシック音楽からジャズ/ロック/ポップス/アニソンまでオールジャンルで楽しもう♪ 豊かなライフスタイルを実現するコンパクト&スタイリッシュなインテリア系Hi-Fiステレオ/PCオーディオ/オーディオアクセサリーのレビューと、CD/SACDから生演奏まで音楽全てを気軽に楽しむピュアオーディオ総合レビューブログ♪

ピアノのお話

一流への階段を駆け上がるダニール・トリフォノフのSACDを聴きながら・・・
アレクサンダー・ガジェヴ ピアノリサイタルに行って来ました♪
月の光@ドビュッシーに誘われて・・・放浪息子のさおりんが好き♪
オランダ発超新星「ユッセン兄弟」のピアノに大注目♪
インゴルフ・ヴンダー ピアノ・リサイタル
ショパンコンクール直後に録音されたポリーニのエチュードと、70歳記念BOXセット
ピーター ゼルキン ショパン ピアノ作品集2枚組
マルタ・アルゲリッチとユリアンナ・アヴデーエワの震災復興チャリティCDが発売されました。
スティーヴン・オズボーン"Steven Osborne"ピアノリサイタルを聴いてみました@FM
カティア ブニアティシヴィリ"Khatia Buniatishvili"デビュー!
"Vanessa Benelli Mosell"ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルの紹介〜♪
第14回チャイコフスキーコンクール 2011 ダニール・トリフォノフが優勝しました!
リーズ・ドゥ・ラ・サール"Lise De La Salle" ピアノ・リサイタル 2011
パスカル・ロジェのピアノってフランスのエスプリ?
ヴラディーミル・フェルツマン ムソルグスキー「展覧会の絵」とチャイコフスキー「子供のためのアルバム」
フランク・ブラレイ リヒャルトシュトラウスのピアノ作品集
最新のデジタルピアノはどれが良い?
ヤマハによるベーゼンドルファー買収について。
ピアノ椅子の選び方♪
ショパンのピアノ、英国で150年ぶりに発見。
ジャン=マルク・ルイサダ ピアノリサイタル
のだめカンタービレ録画失敗・・・_| ̄|○
M.J ピレシュのモーツァルト・ピアノソナタ全集 DG新録音→
スーパーピアノレッスン
アルフレッド・コルトーの功罪

一流への階段を駆け上がるダニール・トリフォノフのSACDを聴きながら・・・

今日は久しぶりにロシアの若手ピアニスト、ダニール・トリフォノフ君の演奏が聴きたくなり、ショパンコンクール直後にDECCAでデビューした際のアルバムTrifonov Plays Chopinを取り出そうとしたのですけれど、どういう訳か、書斎のCD棚のDECCAコーナーをいくら探しても見つからず。。。そもそもアルバムの実物を手にした記憶が脳内で何となく曖昧・・・おかしいと思ってネット通販での過去の購入記録が全て残っているPCのメールを内部検索してみると、どうやらこれはその昔、楽天レンタルから借りたものだったようで、手元にあったはずの音源はリッピングしたWAVデータだったのでした。
Daniil Trifonov
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アレクサンダー・ガジェヴ ピアノリサイタルに行って来ました♪

アレクサンダー・ガジェヴAlexander Gadjiev(アレクサンダー・ガジェヴ)は2015年の第9回浜松国際ピアノコンクールに優勝したことで脚光を浴びているピアニスト。1994年イタリア生まれで若干24歳の若さながら、割とイケメン風な銀髪にメガネの風貌は大人っぽく、プロフェッサーといった印象。若いのに髪が銀髪紳士なので実際の年齢よりもパッと見かなり大人っぽく見えます(良〜く見ると若い)。そういや名前がこれなので、最初ロシア系なのかと思ってたらイタリア人(スロベニア系)でした(滝汗)

横浜にあるフィリアホールでの本日のプログラムはバッハ=ブゾーニ編曲のトッカータ、アダージョとフーガ。BWV564とシマノフスキのメトープよりセイレーンの島とカリプソの2曲。ブゾーニ編のトッカータとアダージョとフーガはエフゲニー・キーシンの演奏で覚えていたのですが、これまた随分と違った解釈。明るい音色でリズム感も良いのですが、ことさらメリハリを主張する弾き方では無く、ペダルを多用した自然な流れの柔らかい演奏。フーガの盛り上がりは圧巻でしたが、この速さと弾き方は演奏難度高そうね(@_@;) シマノフスキのメトープは色彩感豊か。曲が頭に入ってないのが悔やまれる。当初演奏される予定だったスクリャービンの5つの前奏曲op.16については、良く知られたショパンの夜想曲13番に変更になっていましたが、夜想曲も抑制からの後半に向かったダイナミクスとコントラストが利いていて、良く考えられた演奏です。>>READ MORE

月の光@ドビュッシーに誘われて・・・放浪息子のさおりんが好き♪

5年ぶりのスカパー!再加入を後押ししたのが、2011年の放送時に少しだけ紹介した、フジテレビ「ノイタミナ」枠の"放浪息子"です。4年前はたしか震災の影響で放送時間が無くなり、テレビ本放送の最後の方は色々と編集カットされてやや残念な感じになってしまっていました。今まで観た星の数ほどのテレビアニメの中でも、わたしの中で5本の指に入る好きな作品です。


放浪息子アニメ公式サイト

当然本放送時に録画はしてあるのですけれど、2011年時点で管理人はBlu-rayディスクレコーダーを所有しておらず、スグレコDVR-DT100でのハイビジョン録画は全てDVDのSD画質に変換/劣化ダビングしていましたので、ここはやはりBlu-rayの高画質であらためて完全版を保存しておきたかったのと、>>READ MORE

オランダ発超新星「ユッセン兄弟」のピアノに大注目♪

ユッセン兄弟〜鮮烈デビュー!ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集他

去る2013年5月9日、横浜のフィリアホールで開かれた、オランダ出身の若手ピアニスト"ユッセン兄弟"のミニコンサートに行って参りました。今年が初来日です。
アルトゥール&ルーカス・ユッセン兄弟
"Arthur Jussen & Lucas Jussen "アルトゥール&ルーカス・ユッセン兄弟はまだ若干20才と16才。マリア・ジョアン・ピレシュ(マリア・ジョアン・ピリス)の愛弟子で、2008〜2009年にNHK教育テレビで放映された”巨匠ピレシュのスーパーピアノレッスン"で生徒をしていた2人。一応最初に断っておきますが、2人はCDジャケットを超える美少年で超イケメンです♪クラシック好きの女子は、これだけを理由にしてでも絶対に聴きに行くべきです(笑) 実物が人間離れした美しさで、男子としてのレベルの違いを感じざるを得ませんでした(^^;)>>READ MORE

インゴルフ・ヴンダー ピアノ・リサイタル

2013年7/3日、NHK-FMベストオブクラシックで放送(再)された、2012年4/17東京・紀尾井ホールで行われた、インゴルフ・ヴンダー、ピアノリサイタルの感想です。

インゴルフ・ヴンダーインゴルフ・ヴンダー"Ingolf Wunder"はオーストリアの若手ピアニスト。収録時で26歳。2010年の第16回ショパンコンクールで2位タイ(ロシア/リトアニアのルーカス・ゲニューシャス"Lukas Geniušas "と同率2位。尚、1位はロシアのユリアンナ・アヴデーエワ)

ヴンダーは豊潤に粒立つ極めて明るい音色が特徴で、コンクールの際に最も聴衆ウケしたピアニストです。(私個人は3位だったロシアのダニィル・トリフォノフ君の変態演奏の方にメロメロでしたが・・・) その贔屓もあって、正直に言うと私のヴンダー君への評価については、2010年ショパンコンクール当時は"やや冷めた"ものでした。便利なネット配信もあってほぼリアルタイムで比較しつつ、結果にはとあるハラシェ・・・ポーランドな先生方の審査に色々と文句たらたらみたいな(^^; それでも2010年のショパンコンクールについては、ダン・タイ・ソン先生と審査委員長のアルゲリッチ先生の評価については一貫して妥当だったと思っています。

インゴルフ・ヴンダーの場合、コンクールでは所謂若さという表面的な解釈と、解釈がプラス方向にしか向かない平面的な演奏が気になったのですが、冷静になってみれば、競う相手が悪すぎた(レベルが高かった)からなのかも知れません。相手がロシアンメソッドで内面的表現をより得意にするユリアンナ・アヴデーエワやダニィル・トリフォノフ、ルーカス・ゲニューシャスになってしまうと、どうしても、ヴンダー君の音楽を探究するレベルが、聴衆受け狙いのパフォーマンス優先に聞こえてしまったんですね。>>READ MORE

ショパンコンクール直後に録音されたポリーニのエチュードと、70歳記念BOXセット

箱ピュアカテゴリ:クラシック音楽にたゆたふ
箱ピュアカテゴリ:ピアノのお話
SHM-CDなにそれ美味しいの? ぱ〜と1
SHM-CDなにそれ美味しいの? ぱ〜と2
SHM-CDなにそれ美味しいの? ぱ〜と3

iconiconショパン練習曲集 マウリツィオ・ポリーニ1960年録音盤icon>>>TOWER RECORDSはこちら

生まれ持った音楽的才能の無いピアノ科生徒諸君の為にある悪魔の聖典(爆)こと、マウリツィオ・ポリーニのショパン・エチュード集と言えば、1972年にドイツ・グラモフォンからリリースされた、おそらく世間で最も知られているショパン録音の一つですが、今回紹介するのはショパンコンクールに優勝した直後の1960年、18歳の時にアビーロードスタジオで録音され、長年お蔵入りしていた初出音源についてです。>>READ MORE

ピーター ゼルキン ショパン ピアノ作品集2枚組

武満徹曰く、"これはリパッティ以来のショパンだと思う"と言わしめたレコードの再発売。TOWER RECORDSでのみ再販されているCDです。
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ピーター・ゼルキン Peter Serkin ショパン:ピアノ作品集(試聴可)

このピーター・ゼルキンが若き日(78〜81年)に録音したショパンは面白いです。・・・リンク先の試聴音源聴いただけですけれども(^^)ゝ。偉大なる父、ルドルフ・ゼルキンの陰に隠れがちなピアニストですけれども、今の若い人でこんなサロン風でクラシカルな弾き方が出来る人って居ないですよね。なんかこう、グランドピアノなのにアップライトに聞こえる的な弾き方とでも言いましょうか、、、重心が高くて明るく温かい音。コンサートグランドピアノという楽器の大きさを、音響的にメカニカルに把握して演奏してる感じでは無く、ピアノをあくまで手足のようにして語る弾き方。>>READ MORE

マルタ・アルゲリッチとユリアンナ・アヴデーエワの震災復興チャリティCDが発売されました。

今更でごめんなさい・・・。管理人が今回のHMVのキャンペーンで何を買ったのかは後日お知らせします♪ と云うことで今日はクラシック音楽の東日本大震災復興支援CDについて紹介してみます。

o-greenHMV10/17迄、輸入盤CDどれでも4点で40%オフ!
o-greenユリアンナ・アヴデーエワ/震災復興支援CDicon

ユリアンナ・アヴデーエワ

ユリアンナ・アヴデーエワはロシアの若手女流ピアニストで昨年のショパンコンクールの覇者。昨年冬の「ショパン・コンクール記念ガラコンサート」での来日時に仙台で収録したライブ録音です。今年も11月に日本全国ツアーでのリサイタルがあります→チケットはこちら>>READ MORE

スティーヴン・オズボーン"Steven Osborne"ピアノリサイタルを聴いてみました@FM

Steven_Osborneスティーヴン・オズボーン"Steven Osborne"ピアノリサイタル。NHK-FMベストオブクラシック、2011年1/18日トッパンホールでの収録。爆睡していて起きたらやってた。よって後半のプログラムのみ視聴。英国の高音質マイナーレーベル"Hyperion(ハイペリオン)"の契約ピアニスト。1971年生まれ、1991年クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。スコットランド人です。

F1ドライバーならともかくスコテッィシュのピアニスト・・・そもそも英国人ってあんまり良いクラシックのピアニストがいないイメージですが、ラジオから流れるスティーブン・オズボーンの演奏からは、スルーできない独特の魅力溢れる音楽世界が聞こえてきたのです。>>READ MORE

カティア ブニアティシヴィリ"Khatia Buniatishvili"デビュー!

今日紹介するのは先日発売されたジョージア(グルジア)のピアニスト、カティア ブニアティシヴィリのデビューアルバム「リスト・アルバム」です。ブニアティシヴィリは1987年生まれの若干24才。才能は早くから見出されていたものの、トビリシの地方音楽学校で勉強していた彼女は、モスクワ音楽院やサンクトペテルブルク音楽院など所謂ロシアのエリートコース出身ではありません。
カティア・ヴニアティシヴィリ
しかし2003年のホロヴィッツ・コンクールで特別賞、2008年のルービンシュタイン国際ピアノコンクールで3位に入賞しています。(先日チャイコフスキーコンクールで優勝したダニイル・トリフォノフは、今年2011年のルービンシュタイン・コンクールでも優勝しています。) この経歴でメジャーレーベルから鳴り物入りでデビューという事ですから、凄い実力があるのか、単なるルックスからの商業的評価か、はたしてどちらなのか興味津々・・・。

また、ブニアティシヴィリは昨年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで来日リサイタルを開いてますので、既に生で聴かれた方も少しながらいらっしゃると思います。今年もラ・フォル・ジュルネでの来日予定でしたが、震災の影響で音楽祭自体がひっくり返ってしまいましたので・・・子細は皆さんご存じの通りです。>>READ MORE

"Vanessa Benelli Mosell"ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルの紹介〜♪

本日7月6日(投稿時点では昨日になるのか・・・)はピアノの日らしいです。まぁ良くある日本限定の謎設定ですのでお気になさらず〜(笑)あほらしw

バネッサ・ベネリ・モゼールさて、前回のジュリアーノ・カルミニョーラに続き今回もイタリア人。今度は怖いおっさんでは無くて、ちょ〜可愛い?女子高生ピアニスト(笑) の"Vanessa Benelli Mosell"ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルと読めば良いのかな?来日経験はあるみたいですが、日本の音楽事務所から正式に紹介されてませんのでカタカナ読みはてけと〜です。

実は彼女の事をpastel_pianoは全く存じ上げません(^^; いつものようにAmazon.co.jpでクラシックCDを漁っていたら萌え系ジャケットwが目に入ったのと、値段が現地価格以下の激安でしたので試しに聴いてみる事にしました。何故か今までイケメン系を振ってばかりのぱすてるんですが、このブログ的には美少女とか美女を紹介する方が食いつきが良い!(主にアクセス数的に)という事に先日リーズ・ドゥ・ラ・サールのエントリをアップしてみて気付いたの♪ よってこれからは萌え系クラシック紹介とかやってみようかな〜?なんてえげつない事を考えてますw>>READ MORE

第14回チャイコフスキーコンクール 2011 ダニール・トリフォノフが優勝しました!

今回のチャイコフスキーコンクール、トリフォノフ君が優勝したって〜!胸熱ですっ♪

1位 ダニイル・トリフォノフ Daniil Trifonov
2位 ソン・ヨルム Yeol Eum Son
3位 チョ・ソンジン Cho Seong-Jin
4位 アレクサンドル・ロマノフスキー Alexander Romanovsky
5位 アレクセイ・チェルノフ Alexei Chernov


ダニイル・トリフォノフ昨年のショパンコンクールは病床に伏せながらずっとネット中継をフォローしていて、最後は俺様wの想定通りユリアンナ・アヴデーエワが優勝したのはともかく、他の入賞者の中でも同じロシア勢で3位になったダニィル・トリフォノフ・・・通称トリフォ君は特別なオーラを放っていたのです。なんだろう、コンクール向きのテクニカルで鮮やかな演奏では無かったのですが、敢えてイタリアのFazioliを選び、2次予選でマズルカop56-1冒頭の普通ありえない千鳥足的な揺らし方、どの曲でも一貫しているロシア的な透明感と繊細で純粋な音色と優しいタッチは、その後彼がどんな評価をされようとも関係なく、個人的にフォローしていきたいと想わせる魅力的な演奏でした。出来れば音の良い小さなホールで、或いは気の利いたオーディオでじっくりと浸りたいと思わせるような、魂に染み入るピアノがそこにはありました。>>READ MORE

リーズ・ドゥ・ラ・サール"Lise De La Salle" ピアノ・リサイタル 2011

リーズ・ドゥ・ラ・サール5月17日紀尾井ホールでの収録。再々放送中心のクラシック倶楽部では初登場のコンテンツです。フランスの若手女流ピアニストリーズ・ドゥ・ラ・サール、は収録時点で若干23才です。略歴は4歳よりパリのセルゲイ・ラフマニノフ・ロシア音楽院でピアノを学び、9歳でコンサート・デビュー。96年(8才)パリ国立高等音楽院に年齢の特別免除を受けて入学。審査員満場一致のプルミエ・プリを受賞して卒業。天才美少女ピアニストとして10代の頃から日本にも何度か来日しています。>>READ MORE

パスカル・ロジェのピアノってフランスのエスプリ?

またまた愛用のFMチューナーでNHKベストオブクラシックを聴いています。だってFMで音楽を愉しむのは古今東西いつだって無料ですからね〜っ!
パスカル・ロジェ-ガーシュウィン&ラヴェル
6/15日はフランスのフルート奏者でシカゴ交響楽団首席のマチュー・デュフォーと、ピアニストのパスカル・ロジェによるデュオ・リサイタルでした。感想は・・・正直に云えばつまんなかった・・・(爆) それだったらわざわざエントリ書くなYO〜!って話なのですけれども、しからば敢えて書こう♪ 今日はパスカル・ロジェのお話。頻繁に来日していて著名なフランスの名ピアニストですけれど、生で聴いてしまうとがっかりしてしまうピアニストの筆頭に挙げられるとわっちは思うんだ。もちろんあくまでもおもいっきり個人且つ主観的な意見ですので、皆さんはあんまり真に受けないで下さいませねm(__)m>>READ MORE

ヴラディーミル・フェルツマン ムソルグスキー「展覧会の絵」とチャイコフスキー「子供のためのアルバム」4

◆本日の一枚
展覧会の絵&子供のアルバム
展覧会の絵&子供のアルバムフェルツマン(ウラディミール) ムソルグスキー チャイコフスキー

カメラータ・トウキョウ 2004-12-15
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内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
CBSから移籍した先のミュージック・マスターズがクラシックから撤退すると同時に、日本の音楽ファンの前から姿を消したフェルツマン。3年前ようやくメキシコurtextで復活したが、肝心の音盤はやたら手に入りにくかった。だからこうして国内盤として広く流通するのは喜ばしいことだ。鋭敏な詩的感性をさらに一段磨き込んだこの神秘思想家の現在は、まずオマケじみたチャイコの、しかし比類なき演奏でお確かめいただきたい。変幻自在の音色魔術、意味深長なピアニシモと軽やかに飛ぶスタッカート、霊感に満ちた馥郁たるカンタービレが生み出す生彩に富む表現に心奪われること請け合いだ。「展覧会」では、ソ連最後のヴィルトゥオーゾと謳われた鉄壁の技巧が冴え渡るが、わけてもこの曲に頻出する無数の和音を混濁させずに鳴らし切るトーン・コントロールは傑出している。過剰な意味の負荷を避け、クリアな音響を愚直なまでに追求したこの演奏は、凄味ある豪快さはもちろん、繊細過敏な美しさでも一頭地を抜く出来映えだ。 (川田朔也) --- 2005年01月号


キエフの大門先日のエントリで購入予告したロシアのピアニスト、ウラディーミル・フェルツマンのムソルグスキー展覧会の絵が届きました♪ 早速再生してみたところ、まずは冒頭のプロムナードのテンポの速さにびっくり!しかし、ただ速いだけでなく大変音楽的な歌い方でもあり、ぐぐっと引き込まれるキャッチーな演奏です。その後も音楽的な歌い回しと飽きさせないリズミカルな演奏が続き、締めのキエフの大門では敢えてフォルテではなくメゾピアノで入り、レガートで演奏され徐々に音量を上げてドラマティックに盛り上がっていく演出。生で聴いたらコレは楽しそうですね♪ ジルベルシュテイン盤の古典的、ロシア正統的な演奏に対し、こちらは男性的なスケールとたっぷりの歌心を織り交ぜた、アバンギャルドな展覧会の絵に仕上がっています。

展覧会の絵 ウィーン原典版(運指:ヴラディーミル・アシュケナージ)

録音はクリアでオーディオマニアが喜びそうな?現代的でハイスピードなサウンド。アナログ的でウォームで厚みと丸みのある中〜低域と、極めて立ち上がりの速いクリアでキラキラとした中〜高域の組み合わせ。解像度が高くEVO-CDA-1VLImage11サブシステムAでは情報量が飽和気味ですが、アンプのスピードのお陰で高音質感が際立ちます。音質よりもヨーロピアンテイストの暖かみにを重視しているサブシステムB(公開予定)ではイマイチ。メインシステムでは高音質を通り越してむしろレコーディングで使用されたスタインウェイピアノや録音会場の音質(全体にあまり音色が良くないw)の粗がきこえてしまいつつも、血の通った演奏の面白さにそんな欠点が吹き飛んでしまうような印象。展覧会の絵のダイナミクスとフェルツマンの歌心を表現できるのはやはり表現の深いメインシステムの方になります。

これ、録音が2002年5月のメキシコでレコーディングスタッフもメキシコ人。以前あちらのマイナーベルでリリースされていた録音のようです。この音質を聴く限り、日本でカメラータ東京から発売されるにあたり何かしらリマスター?されているような気がするのですが、、、勿論、メキシコ盤のCDを持っていないので何とも言えないのですが、この音質はあっち産ではありえなそうな高音質感とサウンドバランス(笑) 帯にK2レーザーカッティングと書いてありますが、これは高品位なプレスマスターを作る技術ですが、それ以前にJVCビクターレーベルの20bitK2系の音になってる気がします。

チャイコフスキー/子供のアルバム(標準版 ピアノ楽譜)

カップリング曲の子供のためのアルバムは、チャイコフスキーが作曲した子供向けの小曲集で、ピアノを習うロシアの子供達にとって必修となる曲集。ブルグミュラー25の練習曲 Op.100みたいな非音楽的幼稚曲集(・・・私恨んでますともw)と違い、極めて音楽的に不備なく洗練された小曲集です。この曲集がプロのピアニストによって演奏されCD収録されること自体がかなり珍しいことですが、フェルツマンは十分にリサイタルでの演奏に耐えうる深い音楽性を湛えた非常に音楽的起伏と歌心にとんだ演奏が為されています。
シューマン/こどものためのアルバム 作品68(パウル・バドゥラ=スコダ監修)

チャイコフスキーの子供のためのアルバムはシューマンのユーゲントアルバム(こどものためのアルバム)に触発されて書かれた物らしいですが、言われてみると確かにそんな感じも。。。。(といいつつ、調べるまで知らなかった。) 強いて云えばシューマンのはロリコンっぽくて、チャイコフスキーのはショタコンっぽい雰囲気(死) フェルツマンは自由な抑揚表現と豊かな音楽性を持ってとってもこの小品集を可愛らしく、時にコケティッシュに演奏されていますが、上手いんですけどこれは大人目線の音楽解釈。
ショパン:夜想曲全集
ショパン:夜想曲全集フェルツマン(ウラディミール) ショパン

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敢えて苦言を呈するならば・・・才能が溢れすぎていること(笑) こどものアルバムはもっと、こう、才能の赴くがままに音楽を表現しようとするよりも、チャイコフスキーの旋律をそのまま素直なタッチで、清々とした雰囲気で少年合唱団のソプラノのように、バレエを志す小さな子供達のように演奏した方が、本来の曲の持つ素朴さやシンプルな美しさが際立つように思います。とは云えそれではプロの演奏家のレコーディングとして学習用小曲集の域を出ないつまらないものになりかねませんので、なかなか難しいところではありますが。。。昔ラジオで聴いた演奏で、リューボフ・エドリーナというロシア人女流ピアニストが演奏する「子供のアルバム」が非常によかったのですが・・・残念ながら検索しても出てきませんでした。もし再び録音に出会う機会があったら是非とも確保したいところです。

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フランク・ブラレイ リヒャルトシュトラウスのピアノ作品集3

おととい28日朝に放送されたNHKハイビジョン・クラシック倶楽部では、ルノー・カプソン/ゴーティエ・カプソン/児玉桃のトリオでフォーレのピアノ三重奏曲ニ短調とエルネスト・ショーソンのピアノ三重奏曲ト短調が放送されていました。2008年12月11日, 王子ホールでの収録です。フォーレのピアノトリオは曲があんまり好きじゃない&ショーソンは初めて聴いた曲でしたので、む〜という感じで聴き流してましたが、それでもルノー・カプソンが演奏していたお陰で何とか最後まで聴き通しました。ショーソンの方は一端曲が頭に入れば楽しめそう♪

先日紹介したシューベルトのCDとはピアニストがフランク・ブラレイから児玉桃さんへ入れ替わりになりますが、児玉桃さんは一年半くらい前に生で少し演奏を聴いたのですが、何か色っぽいお姉さんだなぁ・・・wという印象しかなく、それはそれで自分がどうかと思うのですが、テレビ画面からではあの色気はあまり伝わってきませんな・・・(爆) 三人のトリオは意外といったら失礼ですが、フランク・ブラレイと比べても遜色ないというか、むしろこっちの方がクラシック音楽としての曲の性格がきちんと出て、ピアノの音は良いかも!?とおもわせる部分が多々ありました。ブラレイのピアノはピコピコしたタッチが独特で”セッション”って感じになりますから。
インディペンデントレーベル 児玉桃/メシアン:みどり児イエスにそそぐ20の眼差し

児玉桃さんの録音は高音質で知られるオクタヴィアレコード(EXTON)からSACDハイブリッド盤がいくつか出ています

◆本日の一枚

先日のエントリに続きフランク ブラレイについて振りましたのでついでにもう一枚。
Richard Strauss: Piano Sonata; Klavierstücke; Stimmungsbilder
Richard Strauss: Piano Sonata; Klavierstücke; StimmungsbilderRichard Strauss Frank Braley

Harmonia Mundi 2008-08-12
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おすすめ平均 star
star若きR.シュトラウスの感性を伝えるアルバム

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harmoniamundi musique d’abord シリーズ

フランク・ブラレイがデリケートに紡ぐ、最上のロマン

ここに収められているのは、R.シュトラウスが17〜18歳の時に書いたピアノ作品。シュトラウスのオペラや交響詩を思わせる華麗な世界が、ピアノ1台に見事に集約されています。
 フランスのスター・ピアニスト、フランク・ブラレイが演奏するR.シュトラウス作品は、うねるような官能と豊かな色彩を漂わせつつ、きわめて流麗にして端正。R.シュトラウスのピアノ作品に新たな光をあてた一枚といえるでしょう。(キングインターナショナル)

R.シュトラウス:
・ピアノ・ソナタ ロ短調 op.5
・5つのピアノ小品 op.3
・情緒のある風景 op.9


ハルモニアムンディ盤。紙ジャケです。私間違えて別々に2枚買っちゃった。クラシック好きな人ってみんなこういうことしてますよね。あれ、私だけですか?(^^; 前出のガーシュウィン・ピアノ作品集程ではないのですが、これもピアノの右手方向に、調子悪い真空管アンプみたいな歪みっぽさがほんのりと混ざってる。録音のバランスや透明感、柔らかい音質は決して悪くないのに一体なんでしょね?気になったのでゴトウ総合音響のオカルトグッズで処理したら歪み感が抜けて普通に聴ける音になりましたw グッと来ます。この辺はまた気が向いたら書くかも。。。

リヒャルト・シュトラウスといえば、アルプス交響曲、交響詩ドンファン、ドンキホーテなどオーケストラ曲のイメージが強く、ピアノ作品集ってのも非常に珍しい存在ですが、結構良い曲が多くてびっくり。感じとしては・・・ブラームスっぽかったり、シューベルトぽかったり、ほんのりとリストの超絶技巧練習曲の鬼火風だったりで、若い頃の作品と言うこともあり作風が一定していないような印象が無きにしもあらずですが、その辺りの中〜後期ロマン派が好きな御仁でしたら買って損はない曲揃いです。特に1曲目のアンダンテの旋律の壮絶な美しさは一体なんでしょう?映画音楽か何か判りませんが、何処かで聞き覚えのあるフレーズなのですが、気のせいかしら? 直ぐに弾けそうな曲ですのでスコアがあったら欲しいです、、、、とおもったらこんなの発見♪
リヒャルト・シュトラウス/ピアノ作品集

リヒャルト.シュトラウスが17歳から20歳にかけて作曲した作品番号のついたピアノ独奏曲全3曲。「若書き」のなかにものちの大シュトラウスの萌芽をひめた気の利いた小品群。フランク・ブラレイはフランスの若手実力派ピアニスト。運指と詳細な解説は本出版に際して特に書き下ろされたオリジナル。[フランク・ブラレイ解説・運指]

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉう! 音楽之友社版のスコアはフランク・ブラレイ本人の解説・運指とな!また欲しいモノが増えてしまった・・・。でも彼の大きな手の運指と小さな私の手では、無理がありすぎてうぐぅorzになりそうな気がしますけれども(^^;

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最新のデジタルピアノはどれが良い?

ビーナスライン

今日は帰りに楽器屋さんでデジタルピアノの試弾。私が使っているものはローランドのHP-3700(1990年製)というかなり初期のデジタルピアノを自分で改造したものですが、この当時のモデルは音質のダイナミクスやタッチの重さなど、基本的な部分が意外としっかりしていて、現行モデルには今使っている物よりも弾き良いものが無かったりします。その後、試弾して良いなと思ったのは、タッチが余りにも軽すぎるのが難点ではありましたがRoland KR-577(2000年製)。これ以降のモデルは・・・私の感覚からどんどん離れてしまう感じ。そこで、買い換え対象として今は他メーカーのものを物色しているのですが、なかなかこれといったモデルに出会えず難儀中。
KAWAI CA1000GP

今日はカワイのCA1000GPというのを弾いてみましたが、なかなか凝った音のするデジピです。これ、通常のカワイのトップグレードであるCA91R/CA91Cをベースに、外装仕上げや内蔵デジタルアンプの出力、スピーカーなどをリファインしたモデルで、島村楽器でししか取り扱わないみたい。妙なところが本格的というか、キーが軽いのか重いのか???となるような凝ったメカを積んでいて、ある意味グランドピアノのタッチに近いとも云えるし、かといってプラスチッキーなデジピ感も十分感じられるので、どう評価して良いのか訳がワカリマセンでした。しかも音量とキー重量の関係がどうもしっくり来ない(これは慣れが大いにあると思います)ので、弾き慣れれば表現力の幅はありそうですが、装飾音やピアニッシモの表現が難しく、慣れないと弾きこなせそうにないタイプのデジタルピアノです。
YAMAHA CLP-280

弾きやすかったのはやはりヤマハのクラビノーバCLP-280、木製鍵盤とは云えデジピ感丸出しの軽量なタッチ、しかもキーの底に分厚いフェルトが貼ってありそうなフワフワ感。アンプが弱いのか音に実体感が無く音量が足りません。しかし、小音量の階調が豊かなのに加えて速いパッセージでのキーのレスポンスが良く(浅く弾いても音が出る)、とても表現力豊かに弾きやすいデジピです。ただ、タッチの違和感(グランドピアノからはかなり遠い)など、タッチ込みでの総合力ではカワイに負けているかも。。。
KAWAI AF60

ついでにカワイのAF60。マホガニー製のチッペンデールで私が好みそうなイロモノ系♪ 見た目はとても奇麗。デジタルピアノとしての先進技術よりも家具としてのデザインを重視したピアノみたい。キーのメカニズムは先代のAWAグランドプロ。但し新しいメカAWAグランドプロ兇鮖箸CA1000GPよりもタッチが重めで本物のピアノに近い気がするのは何故でしょう(笑) 音の出方も奇を衒ったところが無く素直で、音量とタッチの関係もなかなか生のアップライトピアノに近く感じられます。

しかし、同時発音数がステレオ46音(要するにたった23音)と異常なほど少ないのと、機能が皆無で一切の音質調節が出来ません。音質のカスタマイズや録音でのPCとの連携などの拡張性がないと、デジピとしては無意味というか、ふつうにデザインの良いアップライトピアノ買った方が良いじゃん?という事になってしまいそうな気がして、この点はどうなのでしょう。ただ、変に機能や複雑なDSPを盛り込まない分、ピアノとしての基本性能が他のデジタルピアノより高いように感じるのも事実。さて、どうしたものやら。。。

結局3つを触ってみてもどのデジタルピアノが良いのか?全く結論が出ませんでした。CA1000GPについては、私自身がちゃんと練習している状態で赴き、静かな環境で再評価した方が良さそうな感じ。静かな環境の楽器店なるものがあればの話ですが(笑) そんな感じでデジピ探しの旅はまだまだ続きそうです。

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ヤマハによるベーゼンドルファー買収について。

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ヤマハ、世界的ピアノ会社買収 ベーゼンドルファー
2007年12月20日23時46分

 世界的な高級ピアノメーカー、オーストリアのベーゼンドルファー社の全株をヤマハ(浜松市)に売却する契約が20日結ばれた。株を保有する地元銀行が発表した。売却金額は公表していないが、地元紙によると1400万ユーロ(約23億円)という。ヤマハは名門ブランド買収で、高級ピアノ市場への浸透を図る考え。

 ベーゼンドルファー社は1828年創業。米スタインウェイ、独ベヒシュタインとともに世界3大ピアノメーカーに数えられ、作曲家リストらに愛された。製造台数は年300台余。平均価格は1台6万ユーロ(約1000万円)だが、日本でも根強い人気がある。

 一時、米企業の手にあったが、02年にオーストリアの銀行グループに買い戻され、現在は米大手投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントの傘下にある。近年は販売台数が低下、累積赤字が800万ユーロ(約13億円)近くにのぼり、経営難が続いていた。

 買収はベーゼンドルファーの営業部長らが独立して約3年前に設立した地元ピアノメーカー、ブロドマン社との争いになったが、ヤマハはオーストリア国内の工場を存続させ、ブランドを維持することを約束するなど、好条件を示した。

 ヤマハの梅村充社長は21日、日本経済新聞社とのインタビューで、オーストリアの名門ピアノメーカー、ベーゼンドルファーの買収について「4年で単年度黒字、10年以上かけて累積損失を回収したい」との見通しを明らかにした。米国市場を特に有望視しており、「ベーゼンドルファーのピアノにヤマハの自動演奏機能を組み合わせて2年後の発売を目指す」と今後の戦略を語った。

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boesendorferimperial
今更ですが、昨年末ブログを再開するちっょと前に話題になったニュースです。オーストリアの名門ピアノメーカー"Boesendorfer(Bösendorfer)"をヤマハが買収。ブロッドマンという名前だけオーストリアブランドの中身は中国企業(100%中国製ピアノメーカー)と争っていたわけですが、結局ヤマハに決定という形に。

日本では買収という言葉にネガティブなイメージがありますし、良くも悪くもヤマハが買収という事で、ある種の不安というか、国内外からふざけるな的な反応も多く見られます。1/17日付の読売新聞の記事には、ヤマハによる買収についてオーストリア人指揮者のニコラウス・アーノンクールiconや、ウィーン在住ピアニスト(チェコ生まれ)のルドルフ・ブッフビンダーiconの反対表明があったことが書かれていますが、pastel_piano的にはここは敢えてポジティブに捉えたいと思います。

まず、商売っ気丸出しの中国メーカーブロッドマン(Brodmann)に買収されるよりはるかにいい。もしあちらさんに決定していたら、程なく名前だけベーゼンドルファーの、大量生産中国製安物ピアノが世界を席巻することになりかねない、というかなります。株式譲渡に於いては、買収金額以前に中国系ブロドマンよりも日本人のヤマハの方がウィーンの魂、ベーゼンドルファーの伝統とアイデンティティを理解しリスペクトしている、尊重できると判断されたのではないでしょうか。
ショパン:エチュード全集
ショパン:エチュード全集藤原由紀乃 ショパン

オクタヴィアレコード 2005-11-16
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ベーゼンドルファーを好んで使う日本人ピアニストで私が好きなのが藤原由紀乃先生。このCDは解釈も見事ですが音質も凄いです。

次に、ヤマハが現地の生産体制や雇用を従来通りに保証していること。ウィーンの音、伝統文化を守りたいと明言していること。ベーゼンが資本的にヤマハの傘下に入ることで、結果として従来のクラフトマンシップ、ピアノ作りにまで口出しをされたらたまったものでは無いですが、たぶん、賢明なヤマハの中の人達はそうはしないと思います。はっきり言って従来の伝統的な製造方法ではビジネス的な赤字は解消しませんし、かといってピアノの単価をべらぼうに高くするわけにも行かないと思います(既にべらぼうに高いですので・・・)。とはいえ、従来通りの製造方法をちょっとでも変えるというのは、ほぼ100%致命的な品質低下を招くことを意味しますから、そんなことをしたら世界中の音楽家、音楽ファンから白い目で見られ、ヤマハブランド自体に消すことの出来ない傷を付けてしまうことになる筈です。このことが解らないような勘違い日本人がプロジェクトに関わらないことは切に願います。
ブラームス:2大変奏曲
ブラームス:2大変奏曲藤原由紀乃 ブラームス

オクタヴィアレコード 2006-07-26
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おすすめ平均 star
star演奏は満点。録音がだめ

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私が思うに、ヤマハはブランド広告価値としてのベーゼンドルファーを25億円で買い取った訳で、ブランド維持で発生する製造上の構造的な赤字にはある程度目を瞑るのじゃないかなぁと。完全手作業での年間生産台数300台、従業員数180名の小規模ピアノメーカーと、年間生産台数10万台、従業員数5000名(連結規模では2万名)で世界最大の楽器メーカー(加えて総合電子機器メーカー)であるヤマハとでは企業規模が違いすぎ、ベーゼンドルファー単体の黒字も赤字もヤマハにとっては僅かなものでしかありません。黒字を目指すとしても、ピアノ本体以外の販売オプションを加えたり、販売方法のテコ入れ、或いは世界規模でのヤマハ製ピアノとの販売網の提携という形での黒字化を狙うのではと考えます。真っ先にベーゼンドルファーにヤマハの自動演奏機能を乗せるなどの案が出ていますが、まぁこれはピアノが何か変わるわけでなく、ヤマハの既存の自動演奏装置をベーゼンドルファーで使える仕様にするという意味でしょうから、アクションがイヤなら外せるということでネガティブな問題は少ないはずです。

ベーゼンドルファー 170
手持ちの日本ベーゼンドルファーのカタログではこの最小モデル170でも8,50,5000円です・・・_| ̄|○

可能性その2。日本全国そして欧米のヤマハ音楽教室やショールームにベーゼンドルファーが置かれる、かもしれない(汗)。少なくとも販売規模の大きな一部の基幹ショールームには、展示ピアノのフラッグシップとしてベーゼンドルファーの小型グランドピアノや世界最高のメカニズムを誇る豪華なアップライトピアノピアノ"Model 130CL"が置かれることになるかも知れません。従来はヤマハのピアノしか扱わなかった為に、生徒さん達も多くがヤマハ若しくはカワイの音色やタッチしか知らない状況なわけですから、子供達に試弾や発表会等でベーゼンドルファーの音に触れる機会があるというだけでも大きな進歩です。

可能性その3。ベーゼンドルファーの社内秘であるピアノ製作ノウハウの一部がヤマハに流れ、将来作られるヤマハのグランドピアノの音質が改善するかもしれない。従来もベーゼンやスタインウェイをバラしてアイデアを模倣したり、コンピューター解析したりしてきたと思うので、今更それほどの違いにはならないかも知れませんが、それでも器用な日本人のことですから、研修やら交流やらでヤマハのピアノに応用できる何らか要素を見つけ、結果的にヤマハピアノの音色や製造品質の向上に繋がる可能性はあります。


【ヤマハグランドピアノ new CF3S】 世界の演奏家が注視した、ヤマハピアノの最高峰

可能性その4。アメリカスタインウェイの技術と設計により、第2ブランドとしてカワイが製造する低価格グランドピアノ、ボストンピアノ(Boston)のように、ヤマハがベーゼンドルファーの設計による廉価版の第2ブランドを立ち上げ、日本国内で生産する。まぁBostonも賛否両論あると思いますが、ボストンが発売されたときに私は、プアマンズ・スタインウェイとして、これで苦学生がヤマハから解放されると大喜びしたくちです。ボストンと同様に第2ブランドが成功するかどうかは、部品品質やヤマハの関わり方、限られたコストで新規のピアノ設計にどの程度ベーゼンドルファーのノウハウが生かせるかなど未知数ですが、少なくとも中国で大量生産されるよりなんぼかマシではないかと思います。


すばらしい響きBOSTON ボストン GP-193世界のトップ スタンウェイ&サンズのセカンドブランド

可能性その5。
ヤマハは電子楽器、特にデジタルピアノの市場でクラビノーバが常に業界をリードしてきた訳ですが、他メーカーのデジタルピアノの追従を許さない多階調のサンプリング技術や自社製半導体による複雑なDSP、ピュアオーディオやスタジオ用機器で養ったアンプやスピーカーの製造技術があるにも拘わらず、いかんせん、従来クラビノーバのサンプリング音源は同社のフラッグシップピアノ、ヤマハCFSに限られていました。個人的に、音源ピアノ1はCF(S)で良いとして、もしピアノ2の音源がスタインウェイのサンプリング音源だった最強なのになぁ・・・なんて潜在的に不満を感じたりしていた訳ですが、ベーゼンドルファーを傘下に収めたことで、クラビノーバ上位モデルのサンプリング音源に、ベーゼンドルファーインペリアルが加わるとしたら、どれだけ大きなセールスポイントとなることでしょう。もしこれが実現したら、デジタルピアノでの演奏をこよなく愛する私的には狂気乱舞してしまいます♪てか、そのクラビノーバ絶対買う!
YAMAHA CLP-280
愛用しているローランドのデジピが古くなってボロボロですので、最近CLP-280の購入を本気で考えてます。

可能性その6。2004年、ベーゼンドルファーが何をトチ狂ったのかその木工技術、製造技術を生かしてピュアオーディオ市場に参入し、ホーンレゾネーター式と同社が呼ぶ、ハイエンド向けのトールボーイ型スピーカー3モデル(VC-1/VC-2/VC-7)を発売したのは記憶に新しいところです。→輸入代理店サイト
Boesendorfer VC-1/VC-2/VC-7

ピュアオーディオもピアノ作りに負けず劣らず儲からない産業ですので、これでベーゼンがどうにかなったとはとても思えませんが、どうせならヤマハと組んでもう少し低価格で小型のスピーカーや、ベーゼンドルファーブランドのアンプだのSACDプレーヤーだのを作ってしまい、TEACのハイエンドラインナップがESOTERIC(エソテリック)iconであるように、ヤマハのハイエンドオーディオにベーゼンドルファーシリーズがあっても良いかも知れません(爆)。もちろん音作りはオーストリア人に任せる方向で♪
YAMAHA CD-S2000 CD/SACDプレーヤー

とまぁ、個人的な妄想を書き連ねてみましたが、世界の重要文化財に等しいピアノメーカーが倒産して悲しむよりは、ヤマハの資本力によって現状維持が保証されたのだとポジティブに捉えています。オーディオ関係の最後の可能性はともかく、この中でいくつかは将来的に実現するんじゃないかと思っています。ヤマハによる株式買収が、お互いのブランドの将来にとって良い方向へ働くことを願いつつ、今後の動向を期待して見守っていきたいと思います♪
YAMAHA A-S2000 プリメインアンプ

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ピアノ椅子の選び方♪

1月3日のエントリで声優の牧野由衣さんが弾くブラームスの間奏曲 イ長調 op.118-2について書きましたが、紹介したシングルCDはアマゾンからは未だ届かず。ついでに同曲を含むアルバムで、ロシアの名ピアニストバレリー・アファナシエフ ブラームス:後期ピアノ作品集も注文しましたので、牧野由依さんとの違いを聴き比べて楽しもうかな〜と♪
スケッチブックを持ったまま
スケッチブックを持ったまま牧野由依 大江千里 岡崎葉

おすすめ平均
starsほっと一息できるマキシシングル
stars清涼剤
stars牧野由依の歌声はホントに素敵
stars綺麗です
starsリラクゼ-ション出来るアニソン。

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ブラームス 6つのピアノ小品より第2曲 インテルメッツォ ニ長調 Op.118-2 牧野由依盤/アファナシエフ盤

思いつきついでに、今までこの曲を弾いたことが無かったので、自分でも練習してみようかと考えたのですが、なぜか楽譜が見つからない(爆) 別の間奏曲のスコアしか見当たらない。ついでにプロのピアニストの演奏を収録したCDも見当たらない。。。いくつか何処かにある筈なんですけど、既にCD棚がカオス(爆)探す気がしない(^^; という事で昨晩、いつもの楽器屋さんで楽譜を買ってきました。>>READ MORE

ショパンのピアノ、英国で150年ぶりに発見。

ショパンのピアノ、英国で150年ぶりに発見だそうです。

1948の最後の演奏旅行の際にイギリスへ持ち込み、そのまま英国貴族に売却してその後行方不明になっていたものだとか。やっぱりショパンのスポンサーであったプレイエル(PLYELE)のピアノなのでしょうか。壊れていないとのことなのでどんな音がするのだろう。。。上手い人が弾くのをぜひ聴いてみたい。
ノクターン〜ショパンの愛したプレイエル・ピアノ [浜松市楽器博物館コレクションシリーズ10]
ノクターン〜ショパンの愛したプレイエル・ピアノ  [浜松市楽器博物館コレクションシリーズ10]小倉貴久子|ブルグミュラー ブルグミュラー/ショパン/フィールド/モシェレス/カルクブレンナー/プレイエル なし

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↓こっちは現代のプレイエル。

倒産で消えていたプレイエルですが、フランス・ラモー社として1990年代に復活し、今はフルラインナップでピアノを作っているみたい。現代のプレイエルは弾いたこと無いけど、機会があったら触ってみたいかも♪

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ジャン=マルク・ルイサダ ピアノリサイタル

スーパーピアノレッスン ~ショパン
スーパーピアノレッスン ~ショパンジャン・マルク・ルイサダ

NHK出版 2005-07-25
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おすすめ平均 star
starハイレベルな曲ばかりですが

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ルイサダは一昨年NHK教育テレビのスーパーピアノレッスンで講師を務めたのもあって、今ではとっても有名で人気のあるショパン弾き。今更ルイサダ?って感じもありますが、良く知らない人もいると思いますので、とりあえず先日NHKハイビジョンとBS2で放送された来日リサイタルの感想を書いてみます。彼は1985年の第11回ワルシャワ・ショパン国際ピアノコンクール5位。批評家賞受賞。そのショパンコンクールで優勝したスタニスラフ・ブーニンが自分以外に才能があるのがルイサダ、ホントは彼が2位とかなんとか言ってた気がするくらいの才能の持ち主(・・・過去の曖昧な記憶)。
衝撃のショパン・コンクール・ライヴ 2
衝撃のショパン・コンクール・ライヴ 2ブーニン(スタニスラフ) ショパン

おすすめ平均
stars初心者でも
stars20年近く経ってもいいものはいい!
starsう〜ん
stars衝撃の演奏
stars若武者の演奏

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今回のリサイタル録画は昨年11月に昭和女子大学人見記念講堂での収録。

今回の来日時はヤマハのCFSで弾いてるのね〜。ふ〜ん(謎) スーパーピアノレッスン以来のスポンサーだからか〜?なんて事は置いておいて、彼の演奏は、いつものことですが、とってもユニークで奇抜。

ベートーヴェンのピアノソナタ第8番"悲愴"を弾くのかと思ったら、いきなりハイドンのピアノソナタの途中から始まり、(前座のこの演奏は素晴らしく良かった) まるでその続きかのように間髪入れず悲愴の第一楽章。この他でもなんでか拍手がイラナイ楽章間には一切休みを入れない人っぽい。悲愴はなんだか解釈が色々おかしいのですが、まぁ、ベートーヴェンの格式ばった演奏があまり好きではない私からすると「だがそれがいい♪」ってなもんなので、真面目な信者さんたちは卒倒するか発狂するかのどちらかでしょうが、問題はショパン。

もの凄く辛辣に深い愛情を込めて喩えると、
「音楽性」だけが取り柄の、
舶来製バジェットHi-Fiオーディオシステム、
                   ・・・みたいな?(爆)

解釈はすごく色々考えられていて、一つ一つのタッチの意味合い、指とペダルの音色の使い分けなど、面白いアイデアがいっぱい。タッチのバリエーションが豊かで、次から次へと変わった弾き方をしてくれてほんと見ていて飽きないのですが、技術的なことを云えばミスタッチが多すぎ。もうこれでもかと言うほど間違いだらけ、指回らないし、和音揃ってないし、フォルテで叩きまくるわ混濁するわ、先生がそんなに間違えてどうする?と小一時間。。。(滝汗) ついでにショパンのピアノソナタ第3番、1楽章の途中で音外して暫く意味不明になったかと思えば、2楽章では不思議なメロディが聞こえて来ちゃう彼の脳内楽譜は、ショパンの弟子あたりが枕元に降臨し、彼に授けたスペシャルデムパ版じゃ?とか何とか敢えて言ってみるてすと♪
ショパン:ピアノソナタ第3番
ショパン:ピアノソナタ第3番ルイサダ(ジャン=マルク) ショパン リスト

おすすめ平均
stars〜〜マリア様の中で眠る〜〜
starsロマン派のリスト、クリスタルなスクリャービン
stars3000円出す価値あり

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椅子を目一杯下げ、腕を曲げて変な角度でピアノに向かい、汗をだらだら流しながらピアノに向かっているのですが、ショパン的なデリカシーに満ちたニュアンス溢れるフレーズがあったかと思うと、次の瞬間はオーバーで作為的な抑揚表現で鍵盤を叩きまくる。そのエネルギーの49%は音に変換されてないよね?とかなんとか見ていて痛くなるじゃなくて言いたくなる極めて個性的且つ非合理的なパフォーマンスに、聴き手をズッコケさせたいのかハッとさせたいのかイマイチ判らないって思っちゃう自分はやっぱり修行が足りない???

とはいえ・・・弱音部は本当に奇麗なんです♪

テクニックの面での下手くそさ加減はこのさい置いておいて、素晴らしい音楽的才能と、聴衆にかなり媚びている気がしなくもないオーバーなステージパフォーマンスが見事に昇華融合している今時極めて希有な存在。もちろん良い意味でw これが表面的なパフォーマンスだけならタダのピエロでお調子者なのですが、ルイサダの場合、本物の音楽的センスと中身があるのにもかかわらず、ステージ上でリスナーに媚びておかしな演歌を演じているその姿がシュールというか、憎いというか、お人好しでサービス精神が旺盛すぎて聴衆に振り回されてしまうタイプなのかもですね。。。ほんとお茶目なユダヤ人だ♪ もしかすると、彼の虚飾の無い真の音楽と直感的なひらめきの発露に触れるためには、或いは大きなステージ以外のもっとアットホームでプライベートな別の所なのかも知れない等と考えてみたり。。。若しくは編集でミスタッチを削られたCDで聴く方が、見た目の変なことが気にならなくて音楽にのめり込めるかもとか思いめぐらしてみるのでした。
ラインの歌〜ビゼー&フォーレ:ピアノ作品集
ラインの歌〜ビゼー&フォーレ:ピアノ作品集ルイサダ(ジャン=マルク) ビゼー フォーレ

おすすめ平均
starsピアノの音に癒される
stars癒される1枚

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それにしてもルイサダのような時に譜面に非忠実的で独創的な解釈や、つたない(好不調の波の激しい)演奏技術のピアニストが、今この時代に存在を許されているのは本当に凄いこと。彼より遥かに下手くそな私からすると、本来ピアノ弾きというのはこうであって良いとうか、こうあるべきだとさへ思うのですが・・・20世紀後半のクラシック音楽界というのは、印刷された楽譜に書かれている表面的な音の羅列と論理的構築に、技術的に正確であることがまず第一義とされ、本来作曲家が表現した音の行間や詩的、精神的、霊的な表現力が二の次にされてきました。当時の作曲家本人が演奏技術的に未熟であったり、自分の曲を即興的且つ自由に表現した19世紀ロマン主義を、腐敗した悪しき伝統であると忌避断罪しながら、譜面にロジカルに忠実に弾くことが作曲者への奉仕であるなどという、事実をねじ曲げすり替えられた理屈が、一種の教育的指導の中で宗教的なまでにまかり通っているのが近現代に於ける正統的?音楽解釈です。

若い奏者の多くはテクニック至上主義に陥り、クラシック音楽から弾き手の個性が失われ、表現が一様に硬直してしまったそんな風潮の中、定められた型を定義し助長する多くの"技術"コンクールを筆頭に、芸術としての音楽性は二の次に、ピアノ弾きが楽器を使ったスポーツ競技になってしまっている現状、数は少なくとも彼のようなピアニストが生き続けているのは本当に貴重というか、逆に21世紀の現代の聴衆が、彼のような真にクラシックなショパンを、一方的な蔑みと批判に終始せず素直に楽しんで評価している事は、ほんの一昔前を鑑みると実際かなり隔世の感があります。そういった音楽解釈上の問題について、スーパーピアノレッスンの締めくくりにルイサダ自身が語っていた言葉をここに書きたいと思います。

スーパーピアノレッスン・ショパンレッスン編1
スーパーピアノレッスン・ショパンレッスン編2
スーパーピアノレッスン・ショパン模範演奏編
スーパーピアノレッスン・ショパンコンプリートBOX

"現在のピアニストに対して私はこう考えます。21世紀のこれからのピアニストに私は安心しています。私の世代である70〜80年代はインテリ風な美学にこだわっており、当時の天才的ピアニストの解釈を基準にした硬い雰囲気でした。しかし、現在はピアノ黄金期の弾き方に回帰しつつありほっとしています。ショパンは生徒に一日3時間以上練習してはいけないと言ったそうです。私も同感です。もちろん(テクニックが要求される)今の時代はもう少し練習しないといけません。ショパンの時代よりも慌ただしくストレスを感じやすい世の中です。しかし、ピアニストやバイオリニストの練習は1日4〜5時間以内に止めるのがよいと思います。残りの時間で教養を身に付けましょう。昔の若者の方がもっと教養がありました。演劇、文学、映画、あらゆる領域に興味を持つべきです。こうした教養が良い演奏に結びつきます。1920〜30年代、当時はピアノとバイオリンの黄金期でした。素晴らしい録音と出会ってください。例えば・・・ロシアの偉大なピアニスト、ゲンリヒ・ネイガウス(ハインリッヒ・ノイハウス)、ウラジーミル・ソフロニツキー(ソフロニスキー)やグレゴリー・ギンスブルクも良いですね。私が個人的に好きなショパンの弾き手たちです。
(カッコ内はNHKのテロップ表記。ゲンリヒ・ネイガウスはスタニスラフ・ブーニンの祖父)
謝肉祭〜プレイズ・シューマン
謝肉祭〜プレイズ・シューマンルイサダ(ジャン=マルク) シューマン

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stars謝肉祭〜プレイズ・シューマン

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のだめカンタービレ録画失敗・・・_| ̄|○

ギャボーッ!!!!!

何、今見たらのだめの8話が半分録れてません!!!
フジテレビ、放送時間を勝手に15分ずらしやがったなっ(怒)
シュトレーゼマンの回想シーンで、若き日の理事長がショパンのノクターン第15番Op.55-1を弾いてるシーン、ミルヒが若かりしこの頃は未だヤマハのCFSは存在しね〜! とか脳内で突っ込んでたらそこで画面が停止。。。(涙)・・・ついでにみなこの中の人の意外な演奏の巧さにビビッた(謎)



てかさ、、、
放送時間変更されたなら誰か事前に連絡してよ。。。

「のだめカンタービレ」グッズ欲しい人いる?

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M.J ピレシュのモーツァルト・ピアノソナタ全集 DG新録音→4

モーツァルト生誕250年記念BOX モーツァルト:ピアノソナタ全集
モーツァルト生誕250年記念BOX モーツァルト:ピアノソナタ全集ピリス(マリア・ジョアオ) モーツァルト

コロムビアミュージックエンタテインメント 2006-03-02
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既に巨匠の域に足を踏み入れつつあるポルトガルのピアニスト マリア・ジョアン・ピレシュ(マリア・ジョアオ・ピリスと呼ばれる事が多い)による、一度目のモーツァルト・ピアノソナタ全曲録音です。DENONのモーツァルト生誕250周年企画盤として再販されましたので取り上げてみました。ADFディスク大賞・エディソン賞受賞盤。ピリス30歳の録音で、なんと1974年に(東京・イイノホール)で収録されたデジタル録音。おそらく市販向けのPCMデジタル録音としては最初期の物ではないでしょうか。現在はリサイタルや録音でヤマハCFSを愛用しているピレシュですが、ライナーノートに拠るとこの当時使用されていたピアノはスタインウェイ。録音はかなり実験的(・・・当時のデジタルですから)なもので、オーディオ的に音質がどうとか、ヤマハスタインウェイの音色が等と云うレベルの音ではない点は予め断っておきます。

私の場合、子供の時分に初めて出会ったモーツァルトのピアノソナタ全集がピリスのこれでした。実に不幸な出会いだったといっておきましょう(汗)。今でこそモーツァルトは大好きなのですが、最初にこんなレコードを学習用に渡されたら、生徒は弾くの嫌いになっても仕方がないと思うのです(爆) なんというか、聴いていて非常にフラトレーションがたまる。乾いてキンキンした音質も不愉快でしたが、極度の内向きな嫌世感とも受け取れる倦怠感の中で、一つ一つのタッチがなにやらおしなべて苦痛に満ちた音色がする。まるでバッハの受難曲を聴かされているような、十字架を背負うキリストの痛みをその内面からえぐり出すかの如き閉塞感で、こんなの全然モーツァルトらしくない・・・と、当時の私は感じていたのですが、レビューをさらってみると驚くことにもの凄く評価が高い。でもそんな世間様の評価とは関係なく、子供のピュアな?感覚で聴いた際、生理的に全く馴染めないモーツァルトの解釈に想えたのでした。


さて、今私が録音当時の彼女と同じ年齢になり、改めてこのディスクを棚から引っ張りでして聴き返してみると、100%否定的な印象しか残らなかった当時とはやはり色々と聞こえ方が違います。深層部分にある潜在的な苦痛やフラストレーションのようなものは今でも感じますが、それは子供の時分に感じたほど強烈ではなく(これは私の感性が鈍ったからでしょう)、むしろそれが演奏家としての強力な個性であり味わいであるかのようにも聞こえます。リスナーとの間に真空の壁をもたらすかの如く非常に繊細でデリカシーに富むニュアンスとピアニッシモの細部にわたる充実した解釈は、むしろピリスというピアニストの非凡さを物語るというか、表面的な技巧と精神世界の中間にある情緒、感情表現に於ける抑揚とアーティキュレーションの魅力・・・深層ではなく目に見える浅層のレベルでの表現力が今の私の心を掴んでしまう感じです。しかしそれは感情という部分に於ける表現力の話で、やはりより深層の精神的な・・・人間性からにじみ出る部分とでもいいましょうか、、、その部分まで掘り下げたとき、何処か何か引っかかる部分がある。
Mozart:Sonatas For Piano & Violin
Mozart:Sonatas For Piano & ViolinWolfgang Amadeus Mozart Maria-João Pires Augustin Dumay

Deutsche Grammophon 1992-02-11
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結局この録音の数年後、ピレシュは具合が悪くなり暫く演奏活動を休止することになるのですが、このモーツァルト/ピアノソナタ全集は休止以前の録音として貴重な反面、グラモフォンでオーギュスタン・デュメイと共に活動している今日の演奏と比べると精神的にまるで別人のようです。演奏家として再起した後の演奏に於いても、生き疲れた如き苦しそうな演奏をする時がたまにありますが、この録音ほど変に内向的な隔絶感を感じさせるものではなく、特に調子の良いときの演奏は、まるでお日様を浴びた洗いざらしの白いシーツを想わせる素朴なタッチで、自信と慈愛に満ちた表現を聴かせます。もう、こんなに小さな女性からどうしてこれだけダイナミックな表現が生まれるのだろう?と本当に不思議というか、只々凄いというか。。。

特に、技術でも感情でもないより深層の部分、精神的な部分での訴求力が、当時と今とでは、彼女の中で何かが大きく変わっている事を強く感じさせられます。リスナーであり、自分自身でもある人間に対する想いが、世俗的な喧噪に対する忌避感が見え隠れするものから、対等に生を分かち合おうとする愛へと変化してきているように・・・これは、基軸にある彼女の宗教観(ポルトガル人なのでカトリックかな?)、神に対する想いみたいなものがあって、それが何かこう、宗教戒律的な枠組みの中に押し込められた孤高のピュアリティから、より生きとし生けるもの全てを包み込む寛容さを伴いつつ真理に近づいた、といったら大袈裟でしようか。少なくとも一人の演奏家として、そういう方向性へ何か彼女の内面的なベクトルが変化したことで、現在のピレシュの演奏からは、一つ一つの音を人の心に深く刻み込むような共感性と独特の詩的で深いタッチが生まれるのではないかと、新旧モーツァルトのソナタ録音を一枚一枚を聞き返しながら想ってみたりするのでした。
Mozart: The Piano SonatasMozart: The Piano Sonatas
Wolfgang Amadeus Mozart Maria-João Pires

Deutsche Grammophon 1992-06-16
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こちらは90年の新録音です。何百回聞き返しても聞き飽きない素晴らしい演奏♪録音品位も大変クリアで美しく、ドイツグラモフォンの面目躍如といったところ。モーツァルト・ピアノソナタに於ける現代解釈のリファレンス盤としても手元に置くに相応しい内容です。現在Amazonでは全集入手不可能みたいですので、ご興味がおありの方はHMVで注文可能です。

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スーパーピアノレッスン

ああー!!!!!また録画忘れましたー_| ̄|○

フィリップアントルモン先生の、
モーツァルト、スーパーピアノレッスン

実は、4月に放送された第1回と2回の前半を録画失敗していて、今日PM3時からの再放送をDVDで録ろうと思っていたのですが・・・。
今朝時間チェックした後、朝ご飯中に録画設定を忘れ・・・昼寝から目が覚めたら午後4時でした・・・_| ̄|○

うぐ〜(´Д`;) 我ながら・・・アフォ過ぎ。。。

ピレシュの時みたいに再放送連発してくれないかナー?頼みます、NHK・・・m(__)m

NHKスーパーピアノレッスン―モーツァルト
4149105782フィリップ・アントルモン

おすすめ平均
starsあくまでも番組解説用のテキストです。
starsスコアと解説つきでこの値段はお得

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アルフレッド・コルトーの功罪

LivedoorBlogのリンクを読んでいて、Eddieさんという方の記事(※ブログ閉鎖されました)を見つけました。記事の主題は「アルフレッド・コルトーの演奏の功罪」です。どうやらピアニストの方らしい。読んでみたら凄く良い内容だったので思わずコメントしてしまいました。今、かなり久しぶりですがコルトーのCDを聴いています。
アルフレッド・コルトー ショパン
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ピュアオーディオ、PCオーディオ、デザイン家電とAVガジェット、クラシック音楽専門のWebライター「ぱすてるぴあの辺境公爵」でございます。自称ルンペンブログタリアーティスト。コメント&ご質問はお気軽に♪ ⇒連絡先

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