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フランク・ブラレイ リヒャルトシュトラウスのピアノ作品集

今日の1枚は、シューベルトピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 D.898 Op.99/同第2番変ホ長調 D.929 Op.100と、ピアノ三重奏曲 変ロ長調D.28″ソナタ楽章”/変ホ長調 D.897″ノットゥルノ”Op.148のカップリング2枚組み。

ルノー・カピュソン フランク・ブラレイ・ゴーディエ・カプソン CD

後期シューベルトの曲は孤独と寂しさを感じさせる曲が多いですが、ピアノ三重奏曲についてはとっても”楽しい”音楽。楽しいだけでなくピアノ3三重奏曲としても規模が大きくかなり充実した内容。それを素直に楽しく表現したのがルノー&ゴーティエ・カプソン兄弟とフランク・ブラレイの3人によるイケメントリオ。 ヴァイオリンのルノー・カプソンの手に掛かれば例え元がつまんない曲でも明るく楽しくなりますし、フランク・ブラレイの仄かに翳りのある大人なピアノの音色とのコントラストも秀逸♪ 大袈裟にこねくり回さず、しかしヨーロッパ生まれの3人による欧州文化の薫り漂う本質を捉えた演奏は、シューベルトが苦手な人でもこれだったら聴けるかも!?と想わせる、杓子定規に固まらず音楽を楽しんでいる姿がヒシヒシと伝わってくるトリオ演奏です。

アーティスト:ルノー&ゴーティエ・カピュソン, 作曲:シューベルト, 演奏:ブラレイ(フランク), 演奏:カピュソン(ルノー), 演奏:コセ(ジェラール), 演奏:カピュソン(ゴーティエ), 演奏:ポッシュ(アロイス)

録音はヴァージンですのでオーディオマニア向けの高音質盤とは言いがたいものの、音質よりも音楽にきちんとスポットを当て、ヨーロピアントーンでレンジを欲張らず耳あたりよく収録されています。特に二枚目は録音演奏共に満足できる出来。ちなみに、第2番の2楽章の有名な旋律は、アニメ”プリンセスナイン~如月女子高校野球部~”でテーマ曲として使われた曲。プリンセスナインに萌えた(燃えた)御仁は懐かしい気持ちになりましてよ。

こちらのベートーヴェゥン ヴァイオリンソナタ全集も購入しました…( ੭ ・ᴗ・ )੭♡

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フランク・ブラレイ リヒャルトシュトラウスのピアノ作品集

2008年11月20日、東京文化会館小ホールで行われたフランク・ブラレイのピアノリサイタルが、お正月明けにBSクラシック倶楽部で放送さましたが、演奏されたシューベルトの即興曲集、ドビュッシー前奏曲集、ガーシュウィン・”ラプソディ・イン・ブルー”のうち、これはガーシュウィンの同曲とその他ジャズの小曲が収録されたCD。ハルモニアムンディ盤。

作曲:George Gershwin, Piano:Frank Braley
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フランク・ブラレイこのディスクに限ると録音が残念ながら歪みっぽく再生装置をかなり選びそうな感じですが、管理人は個人的にブラレイのピアノって好きなんですよね。実は異常な程上手いのにテクニックを誇張せず、クラシックをサロン的な身近な音楽して完全に消化しつつ、結果的にジャズなのかクラシックなのか判らない弾き方をする。 クラシックピアノの基礎が完璧に身に付いていますので、いわゆるクラシックの奏法を知らないジャズピアニストの演奏ではありえない「折り目がそろった自由」を表現できる人です。そしてあの19世紀の不良のような、或いはロックスターみたいな風貌が良い。

ラプソディ・イン・ブルーも含め、CDよりNHK収録のハイビジョン放送の方が良く録音されていますので、再放送の際には、クラシックに限らずジャズも含めてピアノが好きな人は録画をお薦めします(^^)

おととい28日朝に放送されたNHKハイビジョン・クラシック倶楽部では、ルノー・カプソン/ゴーティエ・カプソン/児玉桃のトリオでフォーレのピアノ三重奏曲ニ短調とエルネスト・ショーソンのピアノ三重奏曲ト短調が放送されていました。2008年12月11日, 王子ホールでの収録です。フォーレのピアノトリオは曲があんまり好きじゃない&ショーソンは初めて聴いた曲でしたので、む~という感じで聴き流してましたが、それでもルノー・カプソンが演奏していたお陰で何とか最後まで聴き通しました。ショーソンの方は一端曲が頭に入れば楽しめそう♪

上で紹介したシューベルトのCDとはピアニストがフランク・ブラレイから児玉桃さんへ入れ替わりになりますが、児玉桃さんは一年半くらい前に生で少し演奏を聴いたのですが、何か色っぽいお姉さんだなぁ…wという印象しかなく、それはそれで自分がどうかと思うのですが、テレビ画面からではあの色気はあまり伝わってきませんな……。 三人のトリオは意外といったら失礼ですが、フランク・ブラレイと比べても遜色ないというか、むしろこっちの方がクラシック音楽としての曲の性格がきちんと出て、ピアノの音は良いかも!?とおもわせる部分が多々ありました。ブラレイのピアノはピコピコしたタッチが独特で”セッション”って感じになりますから。

児玉桃さんの録音は、高音質で知られるオクタヴィアレコード(EXTON)からSACDハイブリッド盤等々のアルバムが出ています。

January/30/2009
フランク・ブラレイ リヒャルトシュトラウスのピアノ作品集

フランク ブラレイについて振りましたのでついでにもう一枚紹介します。

Frank Braley Richard STRAUSS piano sonata

harmoniamundi musique d’abord シリーズ

フランク・ブラレイがデリケートに紡ぐ、最上のロマン

ここに収められているのは、R.シュトラウスが17~18歳の時に書いたピアノ作品。シュトラウスのオペラや交響詩を思わせる華麗な世界が、ピアノ1台に見事に集約されています。
フランスのスター・ピアニスト、フランク・ブラレイが演奏するR.シュトラウス作品は、うねるような官能と豊かな色彩を漂わせつつ、きわめて流麗にして端正。R.シュトラウスのピアノ作品に新たな光をあてた一枚といえるでしょう。(キングインターナショナル)


R.シュトラウス:
・ピアノ・ソナタ ロ短調 op.5
・5つのピアノ小品 op.3
・情緒のある風景 op.9

ハルモニアムンディ盤の紙ジャケです。私間違えて別々に2枚買っち前出のガーシュウィン・ピアノ作品集程ではないのですが、これもピアノの右手方向に、調子悪い真空管アンプみたいな歪みっぽさがほんのりと混ざってる。録音のバランスや透明感、柔らかい音質は決して悪くないのに一体なんでしょね?気になったのでゴトウ総合音響のオカルトグッズで処理したら歪み感が抜けて普通に聴ける音になりました(@_@;)。この辺はまた気が向いたら書くかも。。。?

アーティスト:Strauss, アーティスト:Braley
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リヒャルト・シュトラウスといえば、アルプス交響曲、交響詩ドンファン、ドンキホーテなどオーケストラ曲のイメージが強く、ピアノ作品集ってのも非常に珍しい存在ですが、結構良い曲が多くてびっくり。感じとしては…ブラームスっぽかったり、シューベルトぽかったり、ほんのりとリストの超絶技巧練習曲の鬼火風だったりで、若い頃の作品と言うこともあり作風が一定していないような印象が無きにしもあらずですが、その辺りの中~後期ロマン派が好きな御仁でしたら買って損はない曲揃いです。特に1曲目のアンダンテの旋律の壮絶な美しさは一体なんでしょう?映画音楽か何か判りませんが、何処かで聞き覚えのあるフレーズなのですが、気のせいかしら? 直ぐに弾けそうな曲ですのでスコアがあったら欲しいです、、、、とおもったらこんなの発見♪

リヒャルト.シュトラウスが17歳から20歳にかけて作曲した作品番号のついたピアノ独奏曲全3曲。「若書き」のなかにものちの大シュトラウスの萌芽をひめた気の利いた小品群。フランク・ブラレイはフランスの若手実力派ピアニスト。運指と詳細な解説は本出版に際して特に書き下ろされたオリジナル。[フランク・ブラレイ解説・運指]

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉう! 音楽之友社版のスコアはフランク・ブラレイ本人の解説・運指とな!また欲しいモノが増えてしまった…。でも彼の大きな手の運指と小さな私の手では、無理がありすぎてうぐぅorzになりそうな気がしますけれどっ\(^o^;)/

Feburary/14/2007
ルノー・カピュソン(カプソン) ヴァイオリンリサイタル 2005

例によってモーニングタイムはNHK-BSハイビジョンのハイビジョン・クラシック倶楽部。今日の演奏は2005年1月22日トッパンホールでの収録。曲目はサン=サーンス(第1番)とラヴェルのバイオリンソナタです。フランス人ヴァイオリニストのルノー・カプソン(キャプソン?カピュソン?、綴りはRenaud Capuçon)って恥ずかしながら詳しく存じ上げなかったのですけれども、

なにこれっ!!!演奏素晴らしすぎますっ♪

出てきたご本人、私とおない年なのですけれども、なんか童顔で可愛いというかちんちくりんのぼうや風。。。(゜Д゜)。お顔は上品で悪くないのですが、オモシロ系オーラが出ていて、まるでバック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティみたいw

表現は…カッチリしているのに躍動的、ノリノリの演奏にお客さんブラ~ボぉ連発!フランス人は歌い方がやっぱり一枚上手だょ~♪ それから奏法(立ち方)がオーギュスタン・デュメイにやたら似てる気が!?同じフランコ・ベルギー派だからなのかぁ?・・・ぶっちゃけ、コビトデュメイというか…。

・・・と思ったら、↓こちらのピリス×アバドのシューマン・ピアノ五重奏曲で第2ヴァイオリンを弾いてるのがなんと彼みたいです。

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あひゃ、持っているのに気付かなかったでござる・・・orz ちなみに今回のリサイタルは伴奏がパウル・グルダ。ルノー・カピュソンが良すぎて少し霞んでしまっていましたがオーストリアの名ピアニストフリードリヒ・グルダの長男です。

字幕テロップを見ているとルノー・カピュソンはオーギュスタン・デュメイに師事・・・な~る、スタイルが似るワケですね(^^) ついでに名ヴァイオリニストで作曲家のフリッツ・クライスラーが使用していた1721年製のストラディバリウスを愛用???

あれっ???それってたしかデュメイの楽器じゃ~?とか思ってwWikipediaをみると、デュメイからカピュソンに渡ってるみたい・・・それでは今のデュメイは何を使ってるの~とか思ったのですが、リサイタル録画時はカピュソンはこのストラディバリ弾きだったのが、2005年12月以降はアイザック・スターンが使っていたガルネリを使っているそうです。む、この録画、クライスラーのストラド+カプソンという事で貴重かも。でもって、今現在デュメイのヴァイオリンは何なのよ~って気になりすぎて眠れなくなっちゃうので、知ってるエラい人は教えてくれよん?

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ついでにこちらは↓ルノー・カピュソンの彼女さんバイバ・スクリデ。ラトビア人だそ~です(*^-^*)

今回のクラシック倶楽部で放送されたリサイタルですが、2/21日水曜日午後にNHK BS-Hiで再放送します。ご興味がおありの方はぜひぜひ録画してみて下さいねっ♪

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コメント一覧 (4件)

  • パステルピアノさんのクラシック音楽に対する洞察力にはいつも感心します。おかげさまで、ダン・タイ・ソンにはまりましたよ。ほかにも・・。ブログ見て購入してます。
    ところで遂にDALIロイヤルタワー購入いたしました。メニュエットも気にイッテタンデスガ・・急にタワーが気になってしまって。黒はやめました。今日、設置したばかりですので色々聴きまくってエージングです。さすがに、メニュエットに比べると低音出てます。足元は大理石?で固めて純正スパイク。今後はケーブルをどうしようかと・・。今は安いオーディオテクニカでバイワイヤ接続で試してます。
    ゴトー音響などのショップ関係やいろんな掲示板、オーディオショップなどで情報収集する予定ですが、パステルピアノさん推薦のCPに優れたケーブルないでしょうか?なんか、将来的にはアンプ、CDPの買い替えもちらちらと。タワーの長所をバランスよく伸ばしてやりたいと思ってます。

  • いつもながら恐縮ですm(__)m
    あと、ロイヤルタワーの御購入おめでとうです♪
    お薦めのスピーカーケーブルですが、オーディオテクニカで無いことだけは確かです…。 audio-technicaの音作りは高域に強調感がありますのでロイヤルタワー向きではないはずですから。私はメインシステムではシルテックでもう満足していて、これ以上はどうでも良くなってしまいました。ご予算によっても色々違ってきますしエージングが進んで気になる点が出てきたところで候補を挙げてみたいと思います。
    https://www.audiostyle.net/archives/siltech_ft-12g3.html
    サブシステムの方ではm数百円~3000円くらいまでのケーブルを取っ替え引っ替えしてますけど、、、ずっと使い続ける気になる音のモデルには残念ながらまだ出会えていません。
    >クラシック音楽のレビューについて
    なんというか一般的にクラシック音楽のレビューというのは雑誌や個人ブログも含めて堅苦しい文章が多いんですけれど、私は音楽をそんな風に学術的に捉えたり、○○である調で語られると疲れてしまう。ですので自分では極力砕けた文章で、音楽の楽しさが伝わるように紹介できればと思っています。…その分内容の深さには期待しないで下さい(汗)
    それと、私のブログにあるのはプライベートな日記としての試聴記ですので、音質に少し難があったり、音楽的にイマイチだったり、自分の中では中途半端な存在感のCDや放送でも、文章を書いているときに流れていればそのままつらつら書いてしまいます。ですので、私が挙げるCD=全て「お薦め演奏&高音質録音」という風には考えないで下さいね♪この辺りを個人的★評価などで判りやすく表記するようにした方が良いかも。。。
    ダン・タイ・ソンのCDもほぼ全て所蔵して居るんですが、私にとっては全てが宝物ですが、他の方々にも自信を持ってお薦めできるのは、あくまで数枚に絞られますので。

  • 返信ありがとうございます。ケーブルについては、それこそピンキリですから迷走してしまいそうです。有名どころ以外の、マイナーなメーカーのものにも惹かれたり、あるいはカナレーなどの音付けのない業務用はどうか?とか・・。バイワイヤーよりシングル接続がいいとの吉田苑の意見もあったりで・・。わからないことだらけです。悩んでるといっても、好きなことで悩むのは楽しみでもありますが。
    クラシック音楽レビューについては、パステルピアノさんの平易でわかりやすい文章に惹かれます。論文・学術調の文章は確かに音楽を聴く際、気になってしまうし疲れてしまう。何より読んでて楽しくない。。、
    タワーは来たばかりですので、何が必要か、足りないのか、欠点は何かなど好きなCDや高音質CDなど聴きながら勉強したいと思います。何より、タワーの素の音が好きなので音楽を聴く楽しみが強くなりました。ちなみに、オーディオテクニカよりBOSE M-3に似たPC用SPが出る(出た)ようです。同社には珍しく万円単位のPCSP。期待せずヨドバシカメラあたりで試聴してみます。

  • >>バイワイヤーよりシングル接続がいいとの吉田苑の意見もあったりで・・
    ロイヤルタワーってバイワイヤリング接続が出来るんですすね。今手元にあるうちのスピーカーってバイワイヤ対応のものが一台も無かったりします。Vienna Acoustics T-2/オーディオプロImage11・Image12・allroom SAT/ビクターSX-WD5/EPOS ELS-3/DENON SC-M53と合計7組もあるのに(^^;…・・QUAD L-iteを導入したらバイワイヤーになりますけれども。
    昔使ったスピーカーでバイワイヤ対応のものがありましたが、シングルワイヤリングとどちらが良いかは、スピーカーやアンプ、繋げるケーブル、室内環境など複雑な要素が絡まりますので一概に言えることではないと思います。シンプルイズベストの仮定にたてば、シングルでセッティングを煮詰めた方がドツボに嵌らずにすむ確率が高くなるとは思いますが、どうにも出来なかった不満が、バイワイヤーであっさり解消することもありますので。
    >>有名どころ以外の、マイナーなメーカーのものにも惹かれたり、あるいはカナレーなどの音付けのない業務用はどうか?とか・・
    カナレについては別に音質が良いからではなく、単に長尺の業務用としてぞんざいに扱われても、丈夫で安くて使いやすいから選ばれてると思っています。海外でのベルデン等もそうですね。レコーディングで使われているケーブルというのも、それが世間一般のスタジオなのか、高音質盤を売りにしているクラシックやジャズのレーベルかで、機材やケーブルへのこだわりが全く違いますから。
    私個人としては、業務用や特殊なガレージメーカーのものを選ばれるよりも、まずはDALIと同じ欧州メーカーのものから程々のものを選ばれるのが良いと思います。音質で優れた物は他にもあるでしょうが、スピーカーの音色にしっくりと馴染むという意味で。

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