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SWELL / ConoHa WING「WEXAL」で発生したアイコン不具合と解決法

2005年にはじめたこのブログ。2022年11月に、長年使い続けたLivedoorBlogから、個人Blogとして完全独立形態となるWordPressへ引っ越しをしました。その際に新規契約したレンタルサーバーはConoHa WING。そして、デザインテーマには奮発して、お高い有料テーマのSWELLを使っています。日本国内でWordPress向けに最も多く選ばれているレンタルサーバーと云えばエックスサーバー(国内シェア1位37%)なのですけれど、何事も敢えて人気「No,1」を選ばないのがいつもの管理人スタイル…( ³△³ ).。o。そこで白羽の矢を立てたのがConoHa WING(国内シェア4位7.9%)。ちなみにWordPressシェア2位と3位はロリポップ(11.8%)とさくらインターネット(11.5%)だそうです。※2023/1月時点

ConoHa WINGは、現在存在する大手レンタルサーバーの中でも表示速度については最高速の部類。でもって正直に云うと、月額割引キャンペーンと美雲このはちゃんの可愛さに吊られて契約したと言っても過言ではありません…( ੭ ・ᴗ・ )੭

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WordPressテーマSWELLの市場シェア ※2023年度

そして肝心のWordPressテーマ。ConoHa WINGは初心者でも管理画面から簡単にWordPressをインストールしてはじめられるように設計されていて、日本語に対応した無料デザインテーマの「Cocoon」がデフォルトで選択できるようになっています。他にも「SANGO」「JIN」「THE SONIC」など人気有料テーマの用意も複数有ります。デザインにそれほどこだわりが無く、そもそもWordPressでの初期費用を最小限に抑えたい場合、そのまま「Cocoon」を使えば楽ちんです。しかし、個人的には、これまで余所様のWordPressサイトを沢山読んで回ったイメージとして、デザインの洗練さと云う点で「SWELL」が頭ひとつ、否、頭ふたつは抜きん出ている印象を持っていました。

SWELLの初期導入費用はConoHa WING内のどの有料テーマより高価です。しかし買取型で以降のサブスク的課金が一切無く、複数のブログで使い回せる点など、個人使用に限定した場合はかなり使い勝手が良い。また、カメラ、写真ブログなど、管理人が好んで周回する個人Blog勢の中では「SWELL」を使われている率が特に高かったこともあり、WordPressテーマの比較時にはそれほど悩むこと無く、スムースに「SWELL」を選ぶ決断をすることが出来ました。ConoHa WINGへのWordPressテーマのインストールそのものは、SWELLでも(それ以外のテーマでも)簡単に導入できます。ちなみに前出のWordPressの最新シェアデータはでデザインテーマについても触れられていて、SWELLのシェアは8.1%。・・・いつのまにかSWELLが日本国内でのシェア1位になっているみたいです\(^o^;)/。

SWELLの隠れたデメリット

購入前に各所のWordPressテーマ比較記事などで、SWELLのユーザーさんの声等々読んでいて少々気になったのが、メリット、絶賛意見で席巻されている反面、実用上のデメリットについてしっかり語られているケースが少なすぎる点です。メリットについては、デザインセンスが良い。そして何より記事執筆にかかる労力が他のテーマに比べて遙かに少ない。などが筆頭になると思います。これについては実際にユーザーとなって、個人的にも日々強く同意している部分です。

しかし、実際に使って見ると、実は細かな不具合が少なくありません。トラブルそのものは、頻繁にアップデートされるWordPressの仕様上、WordPress本体や各種プラグインがそもそも数多くのバグを内包しているため、使い続ければ何らかの不具合が出るのは致し方ありません。加えて、SWELLのテーマ自体も、機能強化や仕様変更やバグ修正などで頻繁にアップデートされるため、その都度、ユーザー側から見ると、個別の不具合が発生したり、直ったりに付き合う必要がどうしても出てしまいます。ただ、これは何もSWELLに限った話では無く、WordPress本体及びプラグイン、外部デザインテーマとは総じて皆そういうものとの認識は必要になります。

不具合発生時のハードルが高い

そこで重要になるのが、不具合が起きた時にデザインテーマの提供会社にトラブル報告し、ユーザーサポートを通して解決方法の提示及び、修正対応をして貰うことですが、ここでSWELLの独自事情が発生します。このSWELLというテーマは、複数のスタッフを抱えるソフトウェア開発会社が作っているテーマでは無く、あくまでハンドルネーム「了」さんというプログラマ/エンジニア個人が製作されているテーマに過ぎない点です。SWELLの進化と行く末は全て「了」氏一人の肩にかかっているのに加え、ユーザー対応のサポート部門としてスタッフを抱えているわけではありません

SWELLでは、個々のユーザー側で何らかの問題が発生した場合、それについて相談し解決するのは、了氏が用意した、有志且つ任意のユーザーフォラム「SWELLER’S」が担うことになります。

このフォーラム。お問い合わせフォームから気軽にトラブル報告が出来、サポートも割と至れり尽くせりだったLivedoorBlogに比べ、トラブルの報告に至るまでの心理的ハードルが少々お高め。数多くの不具合報告があるのはユーザーフォーラムを見ると判りますが、報告に対して解決に至るケースは限られている印象もあり、報告以前に空気を読んで尻込みしてしまう方も少なくないのではと思います。自分の場合も、SWELLを使いはじめてから細かなトラブルをいくつか体験していますが、これまでは敢えて書き込まずに遠巻きに眺めているだけに留めていました。

自衛策 – 現行バージョンを毎回ローカルに保存しておく

SWELLの場合、この一年で、アップデートで細部のデザインや仕様が変更された結果、個々の記事の修正を迫られることになったケースを何度か経験しました。例えば、記事内で上書きしたカラーによってリンク色が強制変更(以前は変わらなかった)されるようになり、該当リンク全ての張り直しを迫られたり、デザインの見た目が変更されたり等です。基本的に軽量化、高速化が優先されていて、以前の仕様は残さないようになっているため、こちらの希望に合わない変更があった際にも、多くの場合そのまま受け入れる必要に迫られます。

割と早い段階でそういうテーマだと気付いたこともあり、自衛策として、アップデートした際に毎回のバージョンをダウンロードして手元に残す事にしていました※SWELLが公式にロールバック可能な旧バージョンの提供をしていないためです。ユーザー側の視点からこれはかなり問題があると感じています。とりあえず、過去バージョンのファイルをローカルに保存しておくことで、アップデートを境にトラブルに遭遇した際にも、旧バージョンを使い続ける事で当座の問題を凌ぐことが出来ます。ちなみに↓にはタウングレードファイルを手に入れる裏技が書かれていました。゜゜(´▽`。)°゜。。

SWELL v2.7.2 → v2.7.3 で発生したアイコン消滅現象

2023年初春、SWELLのバージョンがv2.7.2 → v2.7.3にアップデートされた際にとあるトラブルを経験しました。面白いトラブルで、PC版の画面右下にあるトップへ戻る〇ボタン内の「^」アイコン表示が消えると云うものです。同時にスマートフォン表示でも右下固定フッターメニュー、「トップへ」の上に表示されるはずの矢印「^」アイコンのみが消えています。

SWELL アイコンが消える PC
SWELL アイコンが消えた スマートフォン

バージョン2.7.3へアップデートした瞬間なんじゃこれ?と思った反面、トラブルの種類としては、ブログの表示が崩れたり投稿が出来なくなるような重いバグでありません。デザイン上の些末な不具合でしたので、次回以降のアップデートでそのうち修正されるだろうと報告せずに放置していました。矢印「^」が消えているものの、「トップへ」などの任意文字列は表示可能だったため、最初は文字の代わりに▲▲▲などを入れて対応。とは云えこれも見た目があまり良くないので、結局再度バージョン2.7.2にロールバックし、その後はしばらく旧バージョンを使い続ける羽目に…( ³△³ ).。o。そのあいだ、アップデートの度に毎回新バージョンを試しに上書きしてみたものの、一向に解決せず再ロールバックを繰り返しつつ半年が経過。v2.7.9がリリースされた今秋、ユーザーフォラムにたまたま類似の不具合報告があったのを切っ掛けに、自分も重い腰を上げて不具合報告を上げてみることにしました。

原因はConoHa WINGの独自高速化技術「WEXAL」でした

上の2つ目は僕が上げた報告ですが、数名の有志の会員アドバイザーの皆さんとの数日に渡るやり取りの結果、ある方が決定的な原因を特定して下さり問題が解決しました。結論から云うと、僕が契約しているレンタルサーバーConoHa WINGの高速化設定にある「WEXAL」をオンにしていると、SWELL v2.7.3以降のアイコン周りの仕様変更により、アイコンキャッシュ絡みでの表示不具合が出るとのことです。※以前にも同じくConoHa WINGを使われているユーザーさんでアイコン表示トラブルが色々発生し、この場合もどうやら「WEXAL」が原因だったようです。結局のところ「WEXAL」をオフするだけであっさり解消するシンプルなトラブルでした。※ブラウザキャッシュが残っている場合、変更直後は表示に違いが出ない場合があります。この場合、ブラウザのシークレットモード等で確認して下さい。

ConoHa WING WEXAL設定

僕自身は当初、色々更新している内にWordPressのバグが累積した結果、自環境でのみ発生する類いのマイナートラブルだろうと踏んでいました。その為、ConoHa WINGとSWELLの相性によってこの様な不具合が出るとは全く思い至りませんでした。ConoHa WINGには「WEXAL」をオフにした場合にも、別に通常のサーバー高速化設定「ConoHa WINGコンテンツキャッシュ設定」があるのですが、こちらについては「ON(全てのコンテンツ)」にしていても、今のところ問題は起きていません。

今回の件とは別の話ですが、セキュリティ設定のConoHa WING WAF設定については、WAFをONにしている場合、カスタマイズ中 → 高度な設定で更新した際に、「何かうまくいかなかったようです。時間を置いてもう一度お試しください。」とエラー表示が出る場合があります。高度な設定に各種コードを書き込む場合、一時的にWAFをオフにして下さい。

ConoHa WING コンテンツキャッシュ設定

ユーザーフォーラムでの結論としてConoHa WING側の問題でSWELLに落ち度は無いとの見解もありました。個人的にはConoHa WING自体は速度も速く、管理画面も使いやすいためとても気に入っています。末端のユーザーからは、今回の問題の本質的な原因が、ConoHa WINGとSWELLのいずれか、或いは双方に原因があるのかは分かりません。また、一介のテーマの立場的には、現実問題として、大手レンタルサーバーの仕様に合わせる必要があるのでは?とも感じました。もしそこまで対応できないとしても、少なくとも現状、SWELLではWEXALを使わないようにユーザーへしっかり周知されるのが望ましいのではと思います。

高速化設定「WEXAL」ってどうなの?

その後、WEXALを切って、代わりに通常のConoHa WINGコンテンツキャッシュをオンにして運用しています。ところが、むしろ体感ではサイトのレスポンスが速くなったと云いますか、WEXALをオンにしていると妙な引っかかりが多くなり、サイト内の遷移動作がむしろギクシャクする様に感じるのですよね。WEXALをオン/オフしたところでPageSpeed Insightsでの速度にあまり違いはありませんし、この機能、相性問題が発生しやすいことから、あんまり使わない方が良いのではと思っています。実際のところ、WEXALを使わなくてもConoHa WINGは十分に快適且つ高速です

SWELLの弱点は一般的なカスタマーサポートの不在です

今回は最終的に原因特定して解答してくださったアドバイザーさんや、それまでにいくつかヒントを見つけてくれた皆さんのお陰で助かりました。しかし、ご覧の通り一般的なカスタマーサポートサービスではない有志のユーザーフォーラムSWELLER’Sを通し、対等な立場の中で解決に至るまでのやり取りをするシステム・・・こらはユーザー側から見るとなかなかに大変です。PCやサイト制作にある程度通じていなければ、ハードルが高すぎて、トラブル解決に至るまでのコミュニケーションが簡単には成立しにくいだろうとも感じました。

この手の問題は、SWELL或いはそれ以外のどちらに問題があるのか?を切り分ける困難さに加えて、今回のように不具合が相互依存であるが故に、SWELL側に問題が無いとは必ずしも言い切れないケースも少なくありません。正直、個人的に他にも気付いている不具合はいくつもあるのですが、必要な説明の負荷が多すぎ、余程のことがない限り再び報告しようとは思えませんでした。こういった問題は、ある程度の規模の企業が販売するテーマであれば、本来は一般的なユーザーサポートによって解決すべきことだろうと思います。SWELLはデザイン及びUIの出来が非常に優れているため、僕のような個人ユーザーであれば、メリットとデメリットを天秤に掛けた上で尚、メリットを取る利が十分以上にあると思っています。しかし、一般的なカスタマーサポートが必ず必要になるレベルの方々には、正直安易にはお勧めしにくいウィークポイントでもあり、きちんと御理解、納得された上で選んで欲しいと感じました。

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それでもSWELLを推す理由

数ある有料WordPressテーマの中から敢えてSWELLを選ぶ際には、SWELLはあくまで個人のクリエイターの手による「作品」そのものであり、企業が組織として提供するソフトウェア商品とは本質的に異なることをユーザーは肝に銘じておくべきだと思います。ネット上でSWELLを絶賛する方が多いのは、SWELLの随所に現れている了氏の美意識、クリエイターとしてのセンスに使い手が共感出来るからでは無いでしょうか。自分自身も分野は異なれど「個人」クリエイターだからこそ、一人で出来る事と難しいことが想像できるし、今回のような細かな弱点も含めて受け入れられるんだろうと。SWELLの本質は個人クリエイターの為にこそあるようなWordPressテーマであり、ある意味、非常に出来の良い同人作品的なものだと云えるかも知れません。個人が武器にしてこそ切れ味を発揮するWordPressテーマ。むしろ一人だからこそ出来ることがある。SWELLはそんなテーマだと思っています。

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コメント一覧 (1件)

  • SWELLでブログをやっていますが、新規投稿が出来なくなって困ってました。検索したら、クラッシック・エディターをプラグインで追加すると解決とあったので、そうしましたら、なるほど、新規投稿画面になりますが、ブロック・エディターに切り替えると、不可となるので、どうしたものかと思案していました。
    そしたら、偶然この記事を目にして、「WEXAL」を切って、「ConoHa WINGコンテンツキャッシュ設定」をON、クラッシック・エディターを無効にすると、ブロック・エディターが復活しました。
    ありがとうございました。

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