バナナプラグやYラグ端子はピュアオーディオに不必要?(前編)

後編はバナナプラグプラグついて。同一素材と同じメッキで作られたものでしたら、接点面積が広く構造がシンプルなYラグ端子の方が、震動の悪影響も少なく、 理屈の上ではバナナプラグより確実に好ましい筈です。逆に云えば、圧着式のYラグと比べると、バナナプラグ(或いは大型のネジ止め式Yラグ)の方が質量があって構造が複雑になる分、音質に与えるキャラクターをYラグより強く出来るという意味にもなります。

あくまで同一素材とメッキでの比較でてすけれども、接点の安定性とシンプル&ストレート思想で選ぶと・・・

圧着式Yラグ>圧着式バナナプラグ>ネジ止め式Yラグ>ネジ止め式バナナプラグ

※プラグの影響力(色付け)を敢えて強く効かせたい場合↓
圧着式Yラグ<圧着式バナナプラグ<ネジ止め式Yラグ<ネジ止め式バナナプラグ


こんな感じになると思います。プラグの銘柄が異なる場合の比較では、不等号が当てはまらなくなる程度の違いではありますけれども(^^)ゝ
ピュアオーディオとしては些か邪道ですけれども、バナナプラグによる色つげ、キャラクター付加を積極的に愉しみたい場合には、バナナプラグを音質的デメリットが少ないアンプ側にのみ使うのがセオリーです。バナナプラグは接点面積が狭い上に、スプリングを内蔵していたり形状/構造が複雑なプラグも多く、単純な構造のYラグと比較してより音に歪みが乗りやすい傾向があります。よって震動の影響が極めて強いスピーカー側に使うのはなるべく避けた方が賢明です。
ゾノトーン スピーカーケーブルブルースピリット777、金メッキ2.5m【完成品・ペア】ZPNPTPNE BLUESPI-777SP-2.5YBG
敢えてバナナプラグを使うとしたらなるべくアンプ側にのみ。セミオーダーメイドの完成品高級スピーカーケーブルでは、一体成型の端末処理をバナナプラグかYラグ端子か選択できたりするのですが、配線上の問題が無ければなるべく両端Yラグを選択される方が高音質になると思います。メーカーによってはバナナプラグより価格も安くなりますし。。。(^^;まぁでも完成品で採用されているシンプルな圧着(+ハンダ)式バナナプラグの場合は、ネジ止め式のバナナプラグと比べて副作用が少なく、同種Yラグとの音質差が軽微であるとは云えますけれども。

アンプのターミナル_WBT端子もちろん、じゃあなんでバナナプラグなんか使うんだ?って話なのですけれども、何よりもバナナプラグを使えばスピーカーケーブルの抜き差しが簡便で扱いやすい。Yラグ端子って、かっちりとターミナルにコンタクトさせるのが微妙に大変だったりするのです。特に高さに余裕が無いアンプ側では、スピーカーケーブルがアンプ背面に対して横挿し、直角刺しになるために"グニッ"と曲がってしまい、スマートに結線しづらいのが難点。画像のように無理して挿すと、見た目にもアレですが、高級スピーカーケーブルとアンプの端子双方にストレスがかかって良くありません。

また、力を入れて端子を締めたとしても、Yラグを使ってると時間と共にケーブルの重みやテンションで結構ネジが緩んでくるものです。Yラグでの結線はアンプのターミナル端子とスピーカーケーブルに余計な曲げ圧力と負荷・・・テンションが掛かりやすいのですが、機器に対して水平に接続するバナナプラグでは、硬く太いケーブルでもスマートで安全な配線が可能になります。
TOPPINGデジタルアンプTP-10Mk2
それ以外にも、スピーカー端子が小さく間隔が狭いデスクトップPCオーディオ用アンプなどは、短絡防止のためにも(絶縁カバー付きの)バナナプラグを使用するのが賢明。これらのケーブル配線の不確実さを考えれば、簡単に抜き差しができて安全確実なバナナプラグは、仕組みとして理に敵っているんです。

配線のスマートさでは、方向性指定付きのケーブルでパワーアンプ(プリメインアンプ)側にバナナプラグ、スピーカー側にYラグ端子での端末処理が、配線の見た目も綺麗ですし、接続機器の負担と、短絡及び脱落防止面でもスマートな選択。あくまで各々のプラグに内在する音質的な色付けを積極的に受け入れる事が前提にはなりますけれども。。。

audio-technica ソルダーレス バナナプラグ AT6301 audio-technica ソルダーレス バナナプラグ AT6301
で、最後に箱ピュア推奨?wのネジ止め式バナナプラグは、消極的な意図から昔からオーディオテクニカの一番安価なAT6031なのですが、これはもうある程度の音質的デメリットは覚悟した上で、端子の質量、容量が小さく、キャラクターというかデメリットをなるべく小さく抑えるという意図です。そして安いので、セッティングが決まってもう使う必要が無くなったら、さっさと外して下さいね?という割と冷めた意図を込めた上での話だったりするのでした(^^;。
そうそう、沢山あったはずの手持ちのAT6031が例の如くなぜかいつの間にか行方不明で足りなくなってしまい・・・(滝汗)AmazonでAT6031と見た目がそっくりのナカミチのバナナプラグを取り寄せてみたのですが、届いてみてびっくりΣ('◇'*)エェッ!?、これについても後日書く予定(あくまで予定)。次回はたぶんきっとオーディオ端子のメッキと音質について考察してみます。
ピュアオーディオBlogランキング←うががかががが!誰かクリックしてくりゃれ♪
mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログネタ
オーディオ【パート2】 に参加中!