皆様はエルゴヒューマン"Ergohuman"チェアってご存じでしょうか?PCデスクワーク向きの高級&多機能ワーキングチェアで近年有名になった新興ブランドなんですが、凄いんですここの椅子。何と言っても座り心地が空中浮遊(*^▽^*) 有名な高級オフィスチェアの中でも別格。米国アーロンチェア、日本のオカムラ・コンテッサ、これらと比べても性能に遜色ない・・・どころか、一味も二味も違った魅力がクセになる座り心地♪
Ergohuman_EH-HAM
私がエルゴヒューマンの当時の最高級モデルErgohuman EH-HAM ベーシックを購入したのは2006年。エルゴヒューマンが日本に導入されてまだ間もない頃でした。PCでのデスクワークが長く、首と肩、背中に長年の負担が掛かっていて、苦し紛れにどうにかそれを軽減してくれる椅子が欲しかった。更に加えて熱がこもらないメッシュチェアがどうしても欲しかった。
それでまぁ、近場のIDC大塚家具とか島忠とかを回ってハイエンドクラスの高級ワーキングチェアを試座して色々と比較してみたのですが、当初は有名な米国アーロンチェア ポスチャーフィットに決めかけていたものの、いかんせんお値段が高い。ジウジアーロデザインのオカムラ・コンテッサ(Contessa)もカラフルで素敵でしたが、コンテッサには、こうなにかメッシュ座面では自分の体にしっくりする部分がありません。(※実はオカムラについてはContessaより安いバロン(Baron)のクッション座面が好き。メッシュよりも断然クッション!当時は気付きませんでした(^^;)

そんなとき、ネットで見つけたのがこのエルゴヒューマンのEH-HAM。まぁ形が普通じゃない(^^; 個性的なガジェット好きの管理としてはついつい座ってみたくなる。たまたま島忠にEH-HAMの実機があったので試座してみたところ、展示されてるワークチェアの中でも別格の心地よさ。更に、楽天市場のワーカーホリック(旧オフィスチェアーズ)では、当時一週間の無料貸し出しをしてくれるという事で、ものは試しにとお借りて使ってみる事に。まるでハイエンドオーディオ機器の試聴機貸し出しみたいな感覚で・・・。

当日はわざわざオフィスチェアーズの社員さんがワゴン車で家まで椅子を直接運んできてくれました。エルゴヒューマン"Ergohuman"はブランドも当時は未だ無名で、どこの国の製品なのかも実は良く判らなかったのですが、お伺いしたところ、台湾のコンフォートシーティング「Comfort-Seating」というメーカーで企画開発され、中国で生産しているブランドとのこと。そのぶんアメリカのハーマンミラー(アーロンチェア)やスチールケース(リープチェアやシンクチェア)、ドイツのセダスにウィルクハーン、イタリアのヴィトラ等と比べても、同クラスでかなり価格を安くできるという。ただ中国って生産国を訊いてしまうと、正直内心、、、う〜ん?という部分はありましたけれども。

エルゴヒューマンEH-HAMの実物はかなり大型のワークチェアで、フレーム等も高剛性&肉厚の重い金属製メタルポリッシュ。危惧された安っぽさは全くありません。アーロンチェアを超える個性すら感じるボリューミーで立体感のある素晴らしい存在感。特に3Dファブリックメッシュ座面の座り心地は独特で、ハンモックやバランスボールのような感じ。こればかりは実際に座ってみなければ判らないクセになる心地よさ。。。
Ergohuman (エルゴヒューマン) メッシュチェア 【ハイタイプ】 ヘッドレスト付 ビビッドグリーン EH-HAM(KM-24)
購入した新品は貸出機と引き替えの形で再びワーカーホリック(旧オフィスチェアーズ)の社員さんによって直接運ばれてきて、当日に新しい物を実宅で組み立てて貰いました。Ergohuman製品はとても大型でメチャクチャ重いワークチェアですので、階段のあるマンションなんかでは送迎+組み立てサービスが無ければ、とてもじゃないけどレンタルを躊躇する代物です。

エルゴヒューマンはアーロンチェアのパクリなどと揶揄されることも多いですが、基本構造などを良く解析して技術的にオマージュしている印象はある物の、ワーキングチェアとしての実物のデザインと座り心地に関しては根本から全く異なる代物です。数日の試座でそのホールド感に納得。もうこれは絶対購入しないと!と思わせるだけの説得力のある素晴らしい座り心地は、敢えてもう一度書きますが座ってみなければ解らない浮遊感なのであります!
私が購入したのはブルーのEH-HAM KMD-35・・・かなり鮮やかなブルーです。上質なメッシュのファブリック。届いてみて思ったのは、エラストメリック・メッシュと比べて3Dファブリックは柔らかい。座面は個人的にファブリックの方がエラストメリックよりソフトで心地よいのですが、腰のランバーサポートの部分については、せっかく可動式で上下動かせるのに3Dファブリックでは柔らかすぎて効果半減気味。ランバーサポートはエラストメリックの方が腰痛等に効き目があると思うので、ファブリックを使われていてイマイチだな〜と思われる方は、ランバーサポートの部分だけでもエラストメリックの同色系パーツへ部品交換されるのが良いかと思います。数年前ですが、当時の部品代は確か6000円〜くらいでした。
Ergohuman (エルゴヒューマン) メッシュチェア 【ハイタイプ】 ヘッドレスト付 ビビッドグリーン EH-HAM(KM-24)
06年当時、Ergohuman EH-HAMは79800円の最上位のモデルだったのですが、現在はベーシック(BASIC)として生まれ変わり、中級モデルに相当します。上位にオットマンのあるSTEALTH(ステルス)とErgohuman PRO、下位にヘッドレストの無いEH-LAMと、ランバーサポート(腰当て)が無いエンジョイ(ENJOY)がラインナップされています。個人的な感想を言わせて貰うと、腰痛の方は特に(エラストメリックの)ランバーサポートの押し出し感は必須。腰痛対策で御購入を検討される場合は、なるべくエンジョイ(orPROのランバーサポート抜きモデル)以外のモデルがおすすめです。
Ergohuman (エルゴヒューマン) メッシュチェア 【ハイタイプ】 ヘッドレスト付 ビビッドグリーン EH-HAM(KM-24)
ヘッドレストはオフィス環境的にリクライニングをしないなら不要かな〜とも思いますが、出来ればヘッドレストも有った方が良いと思います。特にリクライニング時は非常に有効。但しヘッドレストが無い下位モデルEH-LAMの場合でも、後からヘッドレストの部品を購入してグレードアップ出来るっぽい作りです。

その他の可動部は座面の前後幅、リクライニング角度(すごい寝かせられる)と反発強度(無段階)、ランバーサポートの高さ、椅子全体の高さ(かなり低くも高くも出来ます!) ヘッドレスト高さ、アームレストの高さと角度(現行モデルは前後左右の位置を設定可能)です。
Ergohuman (エルゴヒューマン) メッシュチェア 【ハイタイプ】 ヘッドレスト付 ビビッドグリーン EH-HAM(KM-24)
《↑は私が使っていたクッションに厚みがある旧型のアームレスト。現行のErgohuman各機種では薄型でより細かく前後左右に位置設定ができるようになってます。》

エルゴヒューマンチェアはアーロンチェアと同様、手前にラウンドした座面で僅かに前傾した感じのポジションになるワークチェアです。リープチェアほどでは無いですけど。特に座面を後ろへ引っ込めた時にはそれが顕著。よって首よりはむしろ腰の保護に有効みたいな。私は元々腰痛よりも首痛が酷い人ですので、この辺り、自分の体質とややミスマッチではありました。僅かな前傾感と腰が押される感覚から、とても集中力を持ってデスクワークに取り組める反面、軽〜くダラダラ仕事をするのにはあんまし向いてない。ただし、寝かすと大型のハンモックのような感じですので、仮眠とか、がっつりとリクライニングを倒すような用途にはなかなか向いています。

EHP-LPL Ergohuman PRO ottoman / エルゴヒューマン プロ オットマン内蔵型type
《Ergohuman PRO EHP-HAM、EHP-LPLはオットマン付きモデルもあり。メタルポリッシュパーツ等、ベーシックに比べて細部のデザインが向上して更に上質感があります。座り心地についてはほぼ同じ印象。》

エルゴヒューマン、体型に合っていれば同じメッシュ座面のコンテッサやバロン、アローンチェアと比較しても腰や首に負担が掛からない(個人差と機種に拠るけど)・・・とは思うのですが、購入当初、数日にわたり長時間座っていると最初は体が筋肉痛になりました。特に太ももとかおしり。さすがに短時間の試座では気が付かないポイント。これはいってみればバランスボール効果のような物で、負担が座骨や首に集中せず、全身に分散されている事の裏返しなんだとは思います。微妙にインナーマッスルに効くというかダイエットになりそうな(笑)体が慣れてしまうのか、2〜3週間座り続けると楽なだけで特に苦しいところは無くなってくるのですけれども。元々オマエが運動しないモヤシなだけじゃ〜と突っ込まれそうですが(^^)ゝ ちなみに筋肉痛を緩和するコツとしては、座面に1〜2枚タオルを敷くことです(笑)

そんな感じでErgohumanのワーキングチェアを気に入って使ってはいたのですが、初期のEH-HAMには気になる部分も色々ありました。多機能且つ各所のカスタマイズ性が高く、良いところを挙げると切りが無いくらいチャームポイントが多いOAチェアではあるのですが、問題は製造品質。あくまで2006年に購入した初期型での話ではありますが、とにかく故障が頻発しました。最初に購入したものは左右の傾きなどの初期不良で交換。その後もガス圧シリンダー破損が二回。片側のアームレストで高さロックが破損交換。長期間の使用で支柱のぐらつきが悪化。ロッキング機構のきしみ音等々、ここまでは保証の可動部2年及び構造部3年間で賄えたのですが、最後は保証期間を過ぎた5年目の2011年でした。

背もたれのリクライニング機構部(座面下に内蔵)がパキッと破損して仰け反ったまま元に戻らなくなり、有償保証の見積もりを取ったところ、工賃込みでは新品(新型後継機のEH-HAM ベーシック)とさほど変わらない部品代に・・・orz、なんかロッキング機構は椅子の要のパーツらしく、座面以下の構造部は、対策をされた新型のパーツに丸ごと交換みたいになってしまうという事。結局、御厚意で本体丸ごとマイナーチェンジした新型EH-HAMへの交換を提案されたのですが、それでも乗り換え費用が馬鹿にならないこともあり、暫く考えてはみたものの、諦めて他のワーキングチェアへの機種変更を検討することにしました。

こういった経緯からエルゴヒューマンのワークチェアは手放してしまったのですが、新品交換しなかったのには理由があります。Ergohuman EH-HAMも年々進化しているみたいですので、要のロッキング機構やアームレストが改良された最新型へそのまま乗り換える事も考えたのですが、それを躊躇した一番の理由はエルゴヒューマン製品の保証期間の短さです。何度も故障と修理を経験し、その度に修理で面倒な思いをしてきましたので、今後も・・・と考えるとリピーターになるのは気が重かった。まぁ見るからに作りと品質が良くなってきてる現行モデルのEH-HAMベーシックErgohuman PROでしたら、もう滅多に壊れる様な事は無いのかもですけれど・・・。

他のこの手の輸入高級ワークチェアでは、Steelcase(リープチェア、シンクチェア)の構造部15年、可動部10年とか、Herman Mirror(アローンチェア)の構造部12年などといった長期保証が付いている。だって椅子って徐々に構造部がへたるしいずれ壊れるもん。飾りでは無く、特に毎日実務で数時間座るとなると、10年使えば一度は何処かがおかしくなると思った方が良い。そんな時になって○万円の請求をどーん!とされるとなると、だったら最初から10万超の椅子を買っていた方が良かった〜という話になってしまうのです。この話、何もErgohumanだけが悪いと言うより、オカムラなど日本の大手メーカーのワーキングチェアも、同様に構造部3年・可動部わずか2年保証だったりしますので。。。
シンクTHK−63101 ブルージェイ
《ちなみに今の私の感覚だったらスチールケースのシンクチェアが欲しい♪》

ちなみに、エルゴヒューマンは5年使っても3Dメッシュファブリックの皺や伸びなどの傷みは殆どありませんでした。埃が付きやすくて白っぽくなりがちという難点はありましたけれども。日本製含めて他者のメッシュチェアではメッシュファブリックが破れた、外れた、シワシワになったという故障修理ネタを良く聞きますので、適度な弾力性含めてかなり上質な生地が採用されていると思います。

尚、購入先のワーカーホリック(旧オフィスチェアーズ)OFIXさんは、最初の貸し出しから購入組み立て、その後、数度の故障での再訪と修理等々で何度も中の人にお世話になったのですが、その都度ものすごく対応が気持ちよく、びっくりするほどサービスのきめ細やかな販売店でした。 小売業に於いて、顧客サービスのお手本を勉強する見本になるくらい丁寧。下手をすると椅子よりお店が気持ちよい(滝汗)

そんな感じでしたので、いずれまた海外製の高級ワーキングチェアを購入する場合には、オフィスチェアーズさんを利用するんだろうな〜なんておぼろげながら考えていたりします。ワーカーホリック(オフィックス)はエルゴヒューマンに限らず色々なブランドのワークチェアを専門的に取り扱いしてますので、エルゴヒューマン派も、オカムラやハーマンミラーなど他のメーカー派でも、ご利用されるとその良さが良く解ると思いますよ♪(^O^☆♪

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