クォーツ式腕時計って2〜5年に一回くらい止まってしまい、中にあるボタン電池の交換が必要になりますよね。高級腕時計とはついぞ無縁な管理人も、着る服のコーデに合わせて何本かデイリーユースの腕時計は持っていて、家族のものも合わせると十数本、年に1〜2回は、何れかの腕時計が電池切れを起こすため、その度の電池交換が少しばかり億劫だったりします。
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一回の電池交換費用の相場は、時計にも拠りますが1000円〜2000円前後。ホームセンターなどではもう少しお安い工賃の所もありますが、ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機も大体このくらいだと思います。以前は買い物中に近所のスーパー内にある鍵や靴の修理屋さんに預けていたのですけれども、持ってる腕時計が多い場合、積算すると結構バカにならない工賃になってしまいますよね。。。けれどこれ、安価な専用を工具2つ揃えるだけで、それ以降は何度電池切れを起こしても電池代のみで交換費用を永久に無料に出来ます。
       

ボタン電池、コイン電池はネット通販が圧倒的に安上がり・・・但し偽物が多い

酸化銀やリチウムのボタン電池やコイン電池、マメ電池って、昔は1個で数百円と結構お高いのイメージがありましたけれども、現在ではネット通販でありえないほどお安く手に入ります。10個入りシートで○百円しかも送料無料みたいなお値段ですので、もはや100均で単品購入するよりもずっと安価(@_@;)。知名度の低い中華ブランドのボタン電池も多いので、高価だった時代の国産ブランド品と比べてしまうと、寿命とか安定性とか本当に大丈夫なのかな?という不安は無きにしも非ずですけれど、そこはまぁ、お安いのである程度は諦めて妥協・・・みたいな感じでしょうか(^^;)
ボタン電池 コイン電池
ネット通販ではシート売りで激安にもかかわらず日立マクセルとかSONYとかPanasonic等と書かれているものも良く見かけますが、まぁアレって実のところかなり偽ブランドのものが多いのではと感じています。特に海外パッケージとか、並行輸入等とかれている場合はかなり怪しいですよね。。。実は腕時計のボタン電池を自分で交換しようと思い立った理由の1つが、昔からお世話になっていた靴修理&鍵屋さんで入れてくれるマクセルの電池がいつの頃からか長持ちしなくなり、毎年のように複数の時計が電池切れで止まりだしたというのがありまして、これってば、経営コスト削減のために並行輸入の偽物を入れているのでは無いのでは?と勘繰ったからです。どうせインターネットで手に入る激安の偽物電池を入れられるのでしたら、自分でやれば電池代だけで済みますから遥かに安いなぁと・・・(苦笑) ちなみに↑の画像にあるコイン電池、某インターネット通販経由で海外仕様逆輸入品と銘打ったMaxell CR2025ですれれども、本物の確証が無い・・・5年経っても体温計とかで一応使えていますけれども、たぶんきっと、本物?(滝汗)

尚、偽ブランドでは無く本物の電池を使いたい御仁の場合は何よりも購入店を選びましょう。ビックカメラJoshin電機ケーズデンキヤマダ電機ヨドバシカメラ等の昔からある大手有名家電量販店やカメラ店、信用ある時計店の店頭&ネット通販で販売されている有名日本ブランドのボタン電池でしたらこれらは間違いなく本物です。そもそも、国内メーカーのボタン電池の場合は一般的にシート売りでは無く、1個〜2個入りの単品販売ですし、お店毎の割引価格はありますが、謎のシート売り中華品や偽物っぽい電池と比べると、そこまで極端にお安くはありませんから。。。

特にAmazon.co.jpで売られているボタン電池は怪しげなものから正規品まで色々と玉石混淆で中々のカオスですけれども、マーケットプレイスではなく、Amazon.co.jpの直販品(≠直送ではない)であればまず大丈夫の筈です。⇒Amazon.co.jpでボタン電池を見る

腕時計のボタン電池交換に必要な専用工具は2つだけです

ここから本題です・・・。家族が使っている腕時計の1本の電池持ちが悪く、ほぼ毎年の電池交換に出費が嵩んで辟易していたところ、今度は僕が使っているデンマークSKAGEN(スカーゲン) 241LRLBのボタン電池SR612SWが切れてしまい、良い機会だからと必要な工具をネットで揃えてみることにしたのが切っ掛けです。それ以降、うちではほぼ全ての腕時計(注:高級品除く)の電池交換を、自身でDIY交換する事が出来る様になりましたので、皆さんにその工具を紹介したいと思います。

先ず必要なのが、腕時計の裏ぶたこじあけ工具とか裏ぶたオープナー、裏ブタ外しと呼ばれている工具です。

イエローとブラウンの2色があり、価格も様々で色々な業者さんから販売されているのですけれども、安物のやつは中国辺りで作られていて、どこから購入しても出所はたぶん同じだと思います。※こだわる方は国産の良い物を使ってください。腕時計を良く見ると裏ぶたのリューズの場所にこじあけ工具を差し込む切り欠きがありますので、そこに差し込んでテコの原理で上にパカッと持ち上げます。これを使えば腕時計に傷を付けずに簡単に裏ぶたを外せます。
腕時計の裏ぶた外し こじ開け
良く小さめのマイナス精密ドライバーでこじ開けたりしてるのを見かけますが、僕はマイナスドライバーは絶対に使いません。テコの原理ですので精密マイナスドライバー1本でも出来ない訳ではありませんけれども、案外と力加減が難しく、なかなか蓋が開かなかったり、先が鉄製で固いため、開けた拍子に手が滑って時計に傷を入れてしまったりするので(・・・というかこの工具を購入前に、実は一回やらかしました・・・orz)、これについては簡単にパカッと開けられる裏ぶたこじ開け専用工具の方が絶対に良いです。中の小さな電池を外す際にも、鉄のドライバー先を使うと手が滑って時計に傷を付ける可能性がありますし、あんまり関係ないとは思いますが、万が一腕時計が故障するといやなので、磁気を帯びた精密ドライバーなどは使いません。古い電池が取れにくいときは爪楊枝の先で外します。

裏ぶたが閉まらない場合には「裏蓋閉め器」を使います

裏ぶた閉め器
皆さんのお手持ちの腕時計の裏蓋が手で嵌められる場合はこの工具は不要です。しかし、腕時計の中には裏蓋を外すことは出来るけど、嵌め戻しが異常に困難なものがしばしばあったりします。実は愛用しているSKAGEN(スカーゲン) 241LRLBがそうでした。指で裏ぶたを力一杯押しても嵌まりませんし、変に力を加えると最悪、ラウンドした薄いクリスタルガラスの風防が割れてしまいますので、駄目っぽいときはここは素直に専用工具の「裏蓋閉め器」を使いましょう。時計屋さんには立派な裏ぶた挿入機が必ず置いてあります。※画像は撮影用に適当に置いた腕時計ですので白丸のコマ部分のサイズが合っていませんが、本来は時計のサイズに合わせて適切なサイズのコマを使用します。使用方法は画像のように裏ぶた側を上に腕時計を載せつつ、レバーハンドルを引いて上から垂直に押さえ込むのですが、どんなに力を入れても入らなかった裏ぶたがあっさり簡単に嵌まります。ちなみにリングパッキンが油分で傷むといやなので、僕の場合シリコングリースなどは使いません。※サンプル少なすぎですが、今のところ何もしなくてもリングパッキンが経年劣化で切れたことはないです。


以上、腕時計の電池交換に必要な工具は「裏ぶたこじ開けオープナー」と「裏ぶた閉め器」の2つでした。細かいことを云えば、爪楊枝とか「裏ぶた閉め器」のコマ部分に敷くメガネ拭きみたいな柔らかい布があれば、時計を傷つけずにより安全な作業が出来ると思います。


スイス製Swatch(スウォッチ)とrenata製ボタン電池について

威圧感が1世睫気ぅジュアルでお洒落な腕時計として有名なスイス製のスウォッチ。僕はSwatch Skinが昔から好きで何本か持っていますけれども、スウォッチには同じくスイスの電池メーカーで関連企業のrenata(レナータ)製のボタン電池、317(SR516SW)、377(SR626SW)、364(SR621SW)等が標準で使われています。巷の評判を検索すると日本製のボタン電池の方が良いという話をちらほら見かけますが、僕はもっぱらrenata派。Swatch以外の腕時計の場合でも実はrenata製のボタン電池を主に使っていたりします。但しrenataのボタン電池は店頭で見かけることは滅多にありませんので、僕はもっぱらショップ村上さんで購入しています。尚今回記事を書くために見てみると、たまたま手持ちのSwatch Skinの1本がいつのまにか電池切れを起こしていたので久しぶりに電池交換をしてみることにしました。
Swatch Skin 電池交換
スウォッチの場合は電池蓋がプラスチックで爪で簡単に外れますし指の力で戻せます。即ち、画像にある工具は必要ありません。ただ、出てきたのは何故かSONY SR516SWボタン電池でした・・・あれれ?┐(’ー’*)┌
Swatch Skin 電池renata317 SR516SW
購入履歴を調べたら5年くらい前でしたのでけっこう長持ちでしたが、・・・既に膨らんでいますね(滝汗) 今回は素直に引き出しから出てきたrenata317へ交換・・・これでSwatch Skin用の317(SR516SW)は残りもう1個しかありませんので、またいずれショップ村上 楽天市場店さんへ追加注文したいと思います。

ボタン電池は賢く使い分けよう

先の画像をご覧の通り、家には100均で購入したり景品でもらった複数のLEDライトや安物の置き時計、タイマーや電卓等、LR44やLR41、LR1130、CR2025、CR2032などのアルカリボタン電池を使う細々した家電製品が色々とありますけれども、その手の「あまり重要では無い家電製品」で使用するボタン電池については、深く考えずにSUNCOM等の激安中華ブランド品をインターネット通販で購入して使っていたりします。対して腕時計はスイス製のrenata、大事にしている重要な家電と保安部品等々については、万が一液漏れしたり破裂したりのリスクを考えて、国産メーカーのものにしています。


謎メーカーや偽ブランドの中華ボタン電池やコイン電池ですが、自分で色々使ってみた印象としては玉石混淆で、絶対容量は怪しいけれどもとりあえず普通に使えるものと、直ぐに電池が切れてしまうゴミ品質のものと色々あるような感じです。人柱購入者さん達のレビューを読めばある程度当たりは付けられますけれども、まぁ、基本的なリスク回避策として、価格に関わらず大切なもの、大切な時計には使用しない方が良いと思います。

使用済みボタン電池には正しい捨て方があります

使用済みボタン電池、コイン電池を捨てる際には実はルールがあり、セロハンテープ等で上下を絶縁した上で、大手家電量販店やイトーヨーカドー、ホームセンター、あとなぜかメガネチェーンさん等々にある指定の「ボタン電池専用」の電池回収缶に廃棄する事が望ましいです。
ボタン電池の捨て方 セロテープで絶縁
微量の水銀を含むため、その他のゴミ等に捨ててはいけません。ちなみにこれは酸化銀電池(SR)空気電池(PR)アルカリボタン電池(LR)のボタン形電池の話で、CR型やBR型のリチウムコイン電池は含まれません。かなりややこしいです。リチウムコイン電池についてははお住まいの自治体の廃棄方法に従ってください。

ボタン電池回収にご協力ください
ボタン電池は導電物と一緒に保管するとショートしやすい

新品のボタン電池は個包装されていますけれども、開封保管時にもやはり絶縁する必要があり、他の導電性の小物等と合わせて適当に保管していると、最悪ショートして発火する場合がありますので気をつけましょう。

まとめ♪ 腕時計のボタン電池交換を自分でやるメリットとデメリット

ボタン電池のお薦めとしては、何だかんだ云ってもなるべく昔からある日本のメーカー品を使われる方が望ましいのではと思っています。特にDIYでの作業については、専用工具を使ってすら不器用な人は時計を傷つけたり壊したりするリスクがありますので、海外製の高級時計などでは素直に時計屋さんかメーカーに預けましょう。ここで書いている話は、せいぜい1本が数千円〜2〜3万円程度でしかない、デイリーユースの安価な腕時計での話です。デリケートで難しい時計と高級腕時計の場合には、やはり専門の技術者がいる時計屋さんでの電池交換をお奨めします。素人がやらかしてしまった場合、ちょっと後悔半端なくなると思いますから・・・(^^;)

楽天市場:時計修理工具セットランキング

時計についての特別な知見と技術を持つ一部の専門店等は別にしても、アルバイトが作業をするような適当なお店であっても電池交換費用の大半は人件費です。それなら同じ事を自分で出来れば、肝心の電池を高品質な国内メーカーやスイスrenataのものにしても、結局のところ8〜9割以上お安く出来る訳です。慣れれば作業は数分で済みますから電池交換作業云々とお店で待たされる事もありませんし、何よりも自分で交換することで、安価な時計にもより愛着が湧くようになるのがメリットではないかと僕は思っています。あとやっぱり、腕時計の電池交換をタダで出来ると家族に有り難がられますので、お父さんやお兄ちゃんの家族サービス的な感じで、工具を揃えてみると云うのも乙なものだと思いますd(^_-)

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