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B&W 同社初のカナル型イヤホン「C5」を発売&「P5」の話

同じニュースが日本と本国イギリスで同時に流れていたのが、グローバルにビジネスを展開するBowers&Wilkinsらしくて好感が持てます。現地価格は £149.95。高いのかな?安いのかな?微妙なお値段です。日本での実売価格も同じくらいだと嬉しいですね♪

B&WC5インナーイヤホン

B&W C5は同社の独自技術「Micro Porous Filter」を搭載。超小型の金属球を多数用いたフィルターで、デュフューザーの役目を果たし、これにより素直で自然かつ雄大なサウンドを実現。筐体には高比重のタングステンを一部に使用。耳の近くにタングステンパーツを配置することで重心バランスを整えノイズの遮音性を高めてます。タングステン以外の部位にはアルミを使用。


iPod、iPhone、iPadの各認証を取得しリモートやマイク機能も装備。ケーブル被覆は透明で導体にOFC(無酸素銅)の撚り線ケーブルを採用。ユニットは直径9mmのものを2基搭載。振動板は9μmという薄さで超軽量のものを用いている。ネオジウムマグネット、コイルにCCAWを採用。インピーダンス32Ω、周波数帯域は10Hz~20kHz 能率118dB/1KHz。ケーブル長1.2m、質量20g。

フィルターとして超小型の金属球を多数用いたってことは、C5はやっぱり・・・メ、メタリックな音がするのかな?。先行したヘッドホンのBowers&Wilkins P5はむしろその逆方向っぽいですけれど。

昨年発売されたB&W初のヘッドホン「P5」との音質的な意味での関連性が気になるところですが、P5を初めて私が見たときの感想は・・・ナニコレダサっ!でした。で、暫く見ていると、なんか50年前からデザインが変わらずに存在する名機に見えてきた。 なんというか、P5は60年代~70年代に生まれたスタジオヘッドホンみたいなデザインですよね。いや、当時こんなデザインのヘッドフォンは無かったと思いますけれども、そんな気にさせられる逸品だと思ってみたり。

bandw10B&W「P5」のデザイナーは、歴代の800シリーズや、サックスのような形状をした独創的なスピーカー「エンファシス」などをデザインしたモートン・ウォレン氏によるもの。コンセプトは「アビーロードスタジオにあるような、“レトロだけれどクラシックな美しさ”を、現代のモバイルヘッドフォンに取り入れたもの」だという。【AV Watch

とのことですので、管理人の印象も強ち間違ってないのかな~と。 でもさ、見た瞬間の印象はダサッ!でしたので、これをアウトドアで・・・たとえば駅のホームや電車内など、一般ピープルの眼前で使用するのはやっぱり勇気がいると思うの。その意味でとっても着こなしが難しそうなヘッドホンだと思いました。ただ、家庭内に限らず職場や学校、レジャーやバカンスなどである程度閉鎖された空間で日常使用するには、むしろこれは自己主張があって良いかなと。金属とレザーしか使わない(プラスチックが無い)本体は、判る人には判る本物を知る人のガジェットって感じがしますよね♪

ま~でも大事なのは音質がどうかですよね。各所のレビューを拝見するとなかなか微妙というか、羊革などガジェットとしての評価は高いけれど、肝心の音質では評価が二分って感じでしょうか。。。あと羊革が蒸れるとも。ぱすてるんは小さくて耳の上に載せるようなタイプのヘッドホンで音質が言うほど良かった物を聴いた事が無いような気がしますので、逆にこのサイズと構造で高音質だったらすごい!って思ってしまいます。

それから純正のOFCではなく、PCOCC-Aを使用したマランツのP5専用アップグレードケーブルPEC/P5を使用すると、皆さん口を揃えて激変するとの事。これなんとオヤイデのみじんこさんが設計されたそうです。

低域が強く高域が穏やかなソフト系の音質って、ヘッドホンとして以前に、伝統的なB&Wモニタースピーカーの持つサウンドの方向性では無いですよね。まぁ、音が今流行の高解像度、高分解能競争に敢えて振らないだけの音楽性と長時間リスニングを踏まえたフィロソフィみたいなものが、もしかすると長年スタジオモニタースピーカーを設計し、トップの地位を築いてきたB&Wには既にあるのかもしれません。

B&W C5 iPhone

と、話がC5からP5に逸れてしまいましたが、B&Wがインナーイヤホンを作る以上、生演奏を知らない人達が好みそうなあからさまな高音質では無く、ヨーロッパの伝統を感じさせる聴き疲れのしない、しかしじっくりと良い音がするインナーイヤホンだったら良いな~なんて期待してしまいます。まぁ期待だけしておいて実際どうなってるかは、実物を手にとって聴いてみないとその真価は判りませんけれども(^^)ゝ

B&W初のイヤホン「C5」の実力とは? 装着感から音質まで徹底レビュー

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コメント一覧 (3件)

  • 諏訪内さんが、脱税でニュースになった・・。
    お久しぶりです。モグです。
    せっかく、衝動買いしたウオークマンXシリーズを、、やっぱり頭の中で鳴ってる感は欝陶しいということで、放置しております。勿体無い。
    しかし、B&Wのイアホンですか。。激しく興味津津ですね。
    天下のB&Wも、アイポッドの人気が少々気になって、、ツエッペリンを出したり、ヘッドホン、イアホン出したのでしょうか?
    ファイルウェブに来るようなオーディオマニアの高齢化は避けられず、、IPODに親しんでいる若い方達に向けて?ブランドの浸透も考えつつ??
    と短絡的に考えてみました。。。
    そんなどうでもいいことはさておき・・聴いてみたいのは確かです。。149ポンド・・1ポンド126円くらい?
    う~ん、高いのか、安いのか。。

  • こんばんわ♪
    >諏訪内さんが脱税でニュースになった・・・。
    ホントだ~。クラシックとアニメ以外はテレビ見てないので知らなかったで~す…。ミハエル・プレトニョフがショタで捕まったのよりは軽い軽い…。 私なんか、捕まったって訊いてまず考えること→店頭のCD回収される前に確保しないと!ですから~w
    B&Wのターゲットって元々比較的若い人だと思いますよ~。ブランドの歴史もそんなにありませんし、当初からタンノイとかQUADが好きな人達に対するアンチテーゼみたいな高音質&アバンギャルドなスピーカーが売りですし。
    >149ポンド・・1ポンド126円くらい?
    そうですね。130掛けてVAT17.5%引いた金額が、日本での税抜きの割引実売価格と大差なければ良いな~という感じですね。どちらにしても代理店がMARANTZですので良識的な範疇の値段になると思います。

  • >ウオークマンXシリーズ
    巷のDAPの評価を見ていると使用音源が圧縮音源だったり、イコライザーを使って音が良い!とか特殊なイヤホンでの試聴だったり、ピュアオーディオ派からするとかなり前提条件が斜め下のレビューが多いと思っていたりします。それで全然他所のレビューが参考に出来ず・・・いつまでもDAPが買えないという無限ループに・・・。
    普通にピュアオーディオとして、しっかりしたプリメインアンプにそれなりのケーブルで繋げて、スピーカーから非圧縮クラシック音源で音を出したときのWalkmanの音質評価が知りたかったり。もし良かったらお暇なときにでも試してみて下さい。対AUDIO ANALOGUE PAGANINIでは勝負にならないかもですが。。。
    昔私が使ってたポータブルCDプレーヤーのPHILIPSのAZ6829の場合、当時10数万円/10kg超クラスの据え置きCDプレーヤーよりも実際に高音質でした。私、このPHILIPSのポータブルCDプレーヤーの音質に驚愕して、それまで使っていたSONY CDP-X555ESを売り飛ばしましたから。

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