先日Joshinwebに注文した英国Creek audioの最新型CDプレーヤーEVO-CDプレーヤーが数日前に届きました。という事で今回は数回に分けてそのレポートをしてみます。クリークのオーディオコンポーネントを購入するのは15年ぶり、、、10代半ば以来です。以前使っていたのはプリメインアンプの4240creek4240
私が箱庭オーディオに目覚めたそもそもの始まり、、、海外製品の圧倒的な音質と音楽表現力に、当時の私のカタログスペックと雑誌の受賞歴重視の価値観が一気に瓦解するきっかけとなった製品です。今回クリークを選んだのは、ここ数年音楽性より音質を追求する傾向に陥っていた私が、原点回帰の意味を込めて本来のあるべき姿に戻りたいという一心からです。

今回購入したEvolution CDは、CREEKのエントリーモデルにあたり、最もお手頃感のある戦略的な価格設定をしたエヴォリューション(進化)シリーズのCDプレーヤーです。
CREEK EVO-CDプレーヤー

英国のクリーク・オーディオより、最もポピュラーなモデルでありながら2002年に終了した43シリーズの再来として、Creek EVO(Evolution)シリーズを発売します。デザイン的な外観は先に発売したDestinyシリーズに類似性を持たせております、しかし販売価格はお求め安い価格設定を実現しました。→代理店Hi-Fiジャパン

外観は上位モデルと類似したデザイン。ヘアライン仕上げを施された5mm厚のアルミパネルがなかなかの高級感を醸し出しています。このエヴォリューションシリーズ及び最上位DESTINY(ディスティニー)シリーズと、ミドルクラスのCLASSICシリーズとのパネルの違いは、クラシックシリーズ以外は上下が面取りされていること。このカットのお陰で実際より更に筐体をスリムに見せる効果があります。(個人的にはCLASSIC-CDのデザインの方が好みですけど・・・)
CREEK CLASSIC CDプレーヤー

私が以前使用していたプリメインアンプの4240は、43シリーズの更に先代にあたるモデルで、高さ6cm、奥行きが僅か23cmの出窓に置けるサイズのコンパクトなプリメイン。その当時のCREEK製品のの素朴な作りからすると、エボリューションシリーズは遥かに立派になり、幅はほぼ一緒43cm(+1cm)ですが、高さが7cm、奥行きは何と10cmプラスの33cm(実測・端子部含まず)。薄型とはいえ実際に実物を見てみるとかなりサイズが拡大された印象。底板に取り付けられた脚も、国産機でもなかなか使わないようなアルミ削り出しの立派なもの。下手なインシュレーターなら使わない方が良いかもです♪ creek-evo-cd-rear

背面の端子類も当時の英国製品らしく非常に素っ気かったもののが、今や極太ケーブルでも接続できる立派なパーツが採用されています。

CREEK-EVO-REMOTECONTROL
リモコンも結構凝ったデザインと表面仕上げで高級感と適度な重量感のあるもの。一体何にコスト配分してるんだか・・・(^^;。インジケーターはブルー。トラックと時間表示はごくノーマル。3段階に輝度を調節できますが、表示OFFには何故か出来ません。また、輝度がメモリされませんので一端電源を切ると最大輝度(幾らなんでも明るすぎ)にまた戻ります。海外製品の操作性は変なところが片手落ちです。

evo-cd-inside
蓋を開けるとこんな感じです。メカ部分はフィリップスのCDM-12.X。メカの製造終了のために既に上級機種ではPC用のドライブメカへ切り替わっていて、オーディオ専用設計の一倍速メカはこのモデルが最後になりそうな感じ。PHILIPSのマルチビットDACを採用していた初代のCD60/DAC60以降、歴代のクリークのCDプレーヤーや単体DACでは主にクリスタルセミコンダクターのDACチップが使われてきましたが、エントリークラスのEVO CDのみバーブラウンのΔΣ型24BitDAC PCM1738Eが1個。オペアンプがバーブラウンOPA-2134PA×2、OPA604AP?(読めない)が4つ。他にPHILIPSのTDA7073Aが2つ。電源トランスはトロイダル型ではありませんがRコアトランス。もっとスカスカかと思ったのですが、結構部品が使われています(どこがだよ)。↓はクリークCD43
creek-cd43
やたら部品が入っていた(うろおぼえ)クリーク初代CDプレーヤーCD60(PHILIPSの16ビットDACだったかな?)を除くと、その後のクリーク製品はもっとスカスカだったんですよ〜。プリメインアンプの4240なんかホントに数えるほどしか部品が無く、究極のシンプルイズベストでした。ただ、4240は基盤の組み立てが大変丁寧でしたが、エボリューションCDは少し雑ですね。しっかりしてよイギリスのパートのおばちゃん。。。キャパシタ等があっちこっち向いたり、隣のパーツと変に接触していたので、手で出来る範囲で折れないように丁寧に向きと間隔を揃えました。これをやった後、かなり緊張感のある方向の音質だったのが少し和らいで、なかなかチャーミングな雰囲気になりました。

◆音質変化の考えられる原因。

1、単に数十分で初期エージングが進んだ。
2、インパクトレンチで締められた天板のネジが手締めによって機械的ストレスが減ったから。
3、パーツを揃えたので中で働いているコビトさん達の流れがよくなった。
4、天才ピアニストである俺様のハンドパワー♪

・・・このどれかですわね(爆)

一応サブシステム用のCDプレーヤーとして購入したのですが、まずは音質評価という事でメインシステムへ接続してみました。スピーカーはウィーンアコースティックのT-2 MOZART。プリメインアンプがタグマクラーレン60i、比較対象のCDプレーヤーがC.E.CのTL51ZとTL5100Z、及びマランツCDR630になります。
ウィーンアコースティックT-2G

まず、実のところかなり困惑しています。手に入れて嬉しいのかそうでないのか不思議な感じです。いや、買い物としては大成功だったのですが、予想を超える想定外の高音質だった為、予定していた色々な構想が滅茶苦茶になってしまった感じです。そもそも私はクリークの製品に現代的な意味での音質、ハイファイ性は期待していませんでしたし、私が音楽性と呼ぶファクター・・・音楽表現力が高く、書斎のサブシステムで楽しく箱庭サウンドを楽しめればいいなぁという目論見からの選択。加えて本当は上位機種であるCLASSIC CDプレーヤーが欲しかったにもかかわらず、価格的な部分からエヴォリューションCDへ妥協した訳です。音質重視ではないからエントリーモデルで妥協しようみたいな。。。
CREEK EVOLUTION Integrated Amplifier

ついでにEVO-CDとEVO-AMPが英国価格で£495。それに加えて中級機のCLASSIC CDとプリメインアンプの5350SEは£850。最上級機のDESTINY(運命/必然)CD Player及びDestiny-AMP Integratedはそれぞれ£1200。エボCDの国内盤倍価格が上記のリンク先のような感じですから、代理店を通して100V日本仕様を購入しても、空輸代やサポートも含めて割高感は余りありません。CLASSICシリーズとデスティニーについては内外価格差が多少あるかなぁ。。。と思いきや、VAT引かずにちゃんと計算してみたらそれ程でも無いですね。むしろ代理店さん頑張ってる。この前まで1ポンド230〜240円でしたから、為替リスクがあるのでむしろ日本での販売価格はギリギリかっ。。。この辺は秋葉原か日本橋で交渉すれば値引き次第でどうにでもなるかもです。。。(その2へ続く)

ピュアオーディオRANKING←俺様のハンドぱわ〜に1票♪
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