今週の辺境オーディオ界隈のビッグニュースと言えばこれでした。

「オーディオ御三家」山水電気が破産 負債3.5億円
山水電気が破産 - 憧れの高級アンプは……
サンスイ公式ホームページ

元・東証1部上場の、高級オーディオ機器メーカー山水電気山水電気(株)(資本金53億8215万8621円、大田区蒲田5−29−3、登記面=渋谷区東2-23-3、代表室越隆氏ほか2名)が、破産手続きを開始。7月9日に東京地裁より破産手続き開始決定。負債総額は約3億5000万円。→帝国データバンク「大型倒産速報」より (2014/07/16)

山水電気が東証一部から上場廃止になったのは2012年ですが、もうここ15年くらい本格的なサンスイブランドのピュアオーディオ製品開発は休業状態で、実質無いも同然でした。管理人がネットをはじめた15年前には、サンスイ終了のお知らせ〜的な話題が既に巷で囁かれていましたので、正直今更感と云いますか、90年代で終わったブランドというイメージを持たれている方が多いと思います。

ごめんなさい、山水のアンプと云うと、名門と呼ばれブランドが神格化されて一人歩きを続け、日本のオーディオ界隈では殆ど「神」の如き扱いなのですけれども、山水って戦車のような物量級、超弩級アンプという、いわば(小型薄型シンプルおしゃれ指向・・・という)私の感性とは、ある意味で対極にある日本的思想のど真ん中にあるアンプと言って良いかも知れません。似たような高級アンプメーカーのAccuphaseLUXMANなんかは今でもその道をひたすらブレずに歩んでますよね。アンチ戦車と云いつつ、それぞれの音には魅力があって好きなのです(笑)・・・ぶれないは正義!

サンスイって、良くも悪くも80年代の日本人の、物量投入と職人芸的、技術的な価値観が際立っていたアンプメーカーだなぁと。そういや昔、ピアノの先生の所に高級プリメインアンプのAU-α907がありまして、私はどうにもその音が気に入らなくて、QUAD66オーラデザインなどのイギリス製のアンプ(というかシステム一式)をお薦めしていたのですが、所謂ご主人が決めたものなのでリプレイスならず・・・てへぺろヾ(=^▽^=)ノ♪


わっちが思うに、サンスイ(・・・ナカミチも)がオーディオメーカーとして早くに衰退してしまったのは、ブランドイメージと音質とのギャップが少しばかり開きすぎたからなのかな?なんて爆弾発言してみたり。もちろん、経営が下手くそだったとか、宣伝が下手だったとかはあると思うのですけれども、なんというか、サンスイのアンプは極端に技術系の人に好まれるというか、裏を返すと音楽愛好家の方を向いていないというか、サンスイのアンプが好きな方々って、音楽以前に機械が好きって方が多い印象(ほぼ偏見)。アンプの回路が魅力的で、物量投入されていて豪華なのにまっとうな価格で、ブランドイメージを過剰演出した、いかがわしい高級感が無い。そんな日本人気質の質実剛健さが、理系の人々のコアな支持を集めていたのかな〜なんて(^^;

逆に云うと、同じく元がアンプ専業に近いマニアックなラックスマンやアキュフェーズと比べてしまうと、ブランドの訴求力と音質的な魅力・・・蠱惑感が不足していたように感じます。ごめんなさいすみませんm(__)m 今敢えて山水のアンプのテイストを味わいたいという御仁は、最寄りのハードオフかヤフオク!で探されると超絶ジャンク価格で割と簡単に手に入れる事が出来ます。何分古いものですので状態は保証できませんですけれども。。。山水を愛するコアな方々に支えられていますので、愛と諭吉さんがあれば今でもちゃんと修理してくれる所はあるのです⇒検索。⇒SANSUIのアンプをヤフオク!で探す

SANSUIスピーカー
photo credit: RuffLife via photopin cc
スピーカーについては、昔SP-30かSP-100(たぶん、型番覚えてないので・・・)が家に2種類合計4本ありました。よく考えれば、私の幼少期ってアンプとCDプレーヤーとカセットデッキはヤマハ製でしたが、スピーカーは山水でしたのね。。。ちなみにチューナーはトリオでした。これってもう、当時の雑誌に踊らされる浅薄なブランド崇拝志向丸出しの機器選択ですわよね・・・w。※尚、ヤマハのDBX付きカセットデッキとトリオのチューナーは今でも神だと思っています。

家にあったサンスイのスピーカーって、クラシカルなグリルデザインが佇まいの美しいスピーカーではありましたが、残念ながら肝心の音はスカスカでした(爆) 最後は物置と椅子代わりになってた・・・。良いところを挙げるとすると、小さな子供がウーファーやツイーターに指を突っ込めないスピーカーではありました(^^;・・・といいつつグリルに突っ込みまくりでしたがっ!(爆)。 山水では長年このグリルデザインで色々なモデルのスピーカーが作られていましたので、お高い方のモデルはもっと良い音がしたのかもです・・・。

SANSUIのスピーカーをヤフオク!で探す

90年代に一時期SP-K1というコンパクトモデルを復刻していました。音質はひとまず横に置いておくとしても、この郷愁溢れる木箱のデザインは、何処かが受け継いで、ずっとずっと作り続けてくれたらと思います。

SANSUI_201シリーズ[WHAT Hi-Fi] BRISTOL SHOW 2012: Sansui returns to UK with new hi-fi range※意訳:SANSUIが新製品をひっさげてイギリスに戻ってきた!

そういやイギリスでは、今時珍しいPHONOステージとDAC内蔵プリメインアンプのSAP201VCDD201(CDプレーヤー)DR-201V(FMチューナー)WLD201(ネットワークオーディオプレーヤー)等々、201シリーズの安価な薄型インテグレーテッドアンプとCDプレーヤー、バーブラウンPCM1794Aをデュアル搭載した高音質PCIサウンドカードを、SANSUIブランドから2012年に発売たばかり。

ケンブリッジオーディオNADを更に下回る極限バジェットプライスと管理人好みの薄型スタイルに目をまん丸くして(@_@)復活を期待していたのですけれども。。。既に公式サイトが消えて在庫も半額バナナの叩き売り状態ですので・・・これも無くなってしまうのでしょうか?つーかドウシシャは保守サービスしつつ、経費がかからないネット通販経由で国内販売すべきですよこれ。。。あくまで実売2〜3万円でしたら飛ぶように売れるかもよ?って事ですけれども、、、ほんと勿体ない・・・。

近年のサンスイ製品は、日本国内ではドウシシャがブランドの販売権を買い取っていたり、ナカミチと同じような道を辿っていましたから、201シリーズもどこの誰が開発したのかは事情は良く知りませんが、この薄型で安価なシリーズはちゃんとやれば日本でも売れると思うのですが・・・なにせ異常なほど安価ですし。特にDAC内蔵のプリメインアンプSAP201Vなんか、100-120V仕様が仮にあって、今の£119.95(2万円くらい)ってありえないお買い得設定でしたら、私が今すぐ買います!欲しいです!と地団駄踏むほどのツボった製品でしたのに・・・。↓お安いのに端子とか立派!ま〜レビューを読んだ感じ、昔の日本のサンスイとは全然違う、イマドキの薄っすい音なのだとは思いますけれども(^^)ゝ

SAP201VR

そういや、サンスイって「オーディオ御三家」の一角だったのですね。オーディオ御三家って70〜80年代の用語?、もはや超過去形過ぎて既に忘れ去られている気がしますけれども、サンスイ、パイオニア、トリオ(ケンウッド)なのだそうです。(オーディオ御三家って何それおいしいの?(爆)に続く)

ピュアオーディオBlogランキング←サンスイ好きな皆さん、辛口でごめんなさい(滝汗)♪
mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログネタ
オーディオ に参加中!