September 23, 2014
TEAC LS-H265-B お取り寄せきまぐれレビュー♪(前半)

ペア諭吉さん1枚前後で買える最近の国産スピーカーが、はたしてピュアオーディオマニアの使用に耐えうるレベルにあるのか?を問われると、TEAC LS-H625に限らず正直未だやや微妙なところではあります。覚めた目で見た品質としては「家電系ミニコンポの付属スピーカー以上、ピュアオーディオ未満」になるのかな〜とは思いますけれども、今までミニコンポの安直なスピーカーや一体型ラジカセの音しか知らない一般の人は、LS-H265のクリアで歪みの無い音と響きのボリュームにきっと驚かれるでしょう。
↓ピカピカ鏡面仕上げで映り込みがすごい↓
TEAC_LS-H265-B
激安価格でも破綻の無いクリアな音が出るのは、ひとえにメーカーの設計生産努力というか、日本的な良心の成せる技かも知れません。

■エントリークラスで最も人気のあるDALIのZENSOR1やLECTOR1と比べてどうか?



これはあくまで好みにも拠るのですけれども、TEAC製品"以外"との組み合わせが前提で、予算が許すのでしたら、一般論としてはやはりDALI ZENSOR1をお薦めしたいと思います。あと、LS-H265の音を気に入られたら、同社のコアキシャルスピーカーS-300NEOに次は是非ステップアップして欲しいところ。先にTEACの低価格アンプやUSB-DAC、CDプレーヤーを使ってみて気に入られた場合、TEAC LS-301TEAC LS-H70Aも良いですが、むしろ最初からS-300NEOを最優先候補に入れるべきだと思いまする←(予算の配分として、DACとかケーブルとか後回しでも、ここは一番ケチっちゃイケナイ部分です。) S-300NEOはもうスピーカーのデザインが和の芸術品の域にあるといいますか、より音色に癖も味もありますし、ピュアオーディオの泥沼入門機として、今まで聞こえなかった部分が聞こえてしまうが故の高音質再生の難しさと、そこから垣間見える音楽の深みにはまる懐の深さを色々と味わえると思いますので(^^;


低価格×大量生産の国産AVサラウンドスピーカーが跋扈する15年以上前、1万円でまともなスピーカーが買えたかと問われると、当時は殆ど選択肢がありませんでした。ただ逆にその当時のエントリークラスとして販売されていた輸入品を中心とした実売3〜5万のスピーカーと同等レベルに、TEAC LS-H265があるのかと問われると、流石にそこまで言ったら嘘になっちゃうかも。


学生のお小遣いでも手が届くかも知れない、安くても意外と音質が良く、バランスが取れてしまう激安スピーカーが色々あるのが嬉しい反面、手にした皆さんの一部がこれで満足してしまい、上級機の描く音の深みを知らないまま長年過ごしてしまう場合もあるかと思うと、ややもすると音楽的な意味での損失になるのではないか?なんて、そこはかとなく不安にならなくもなかったり(苦笑)

これは聴き手側の人生体験としてだけで無く、奏者の伝えたかった表現とパッションが十分伝わるか?という双方向の意味なのですけれども・・・なんだろう?あからさまな欠点が見当たらなくなるような形で音質的な性能の底上げが過ぎると、もう十分!みたいな人が増えちゃうだろうというか、精神的な豊かさを追求するには、何処かに看過できない欠点があったとしても、表面的な綺麗さだけではなく音楽の内面にアプローチが出来る、もう一段音楽性の高いスピーカーが本来望ましいとは思うのです。

そんな感じでデフレとコストダウンがとことん浸透したファストファッション的・・・云ってみれば”ファストミュージック?”な今日この頃に些か複雑な気分ではあるのですが・・・こればかりはリスナー個人の責任でもオーディオメーカーの責任でもなく、私たち皆が世界・・・時代の潮流にあらがえない部分なのでありまするん(ρ゚∩゚)


ヤマハ NS-BP200(BP) スピーカーパッケージ (2台1組) ピアノブラック
《LS-H265の最大のライバルはヤマハのNS-BP200かも。》

ともかく、今までも何度か書いてますが、日本語のセリフや邦楽一般を一番それらしく描写できるのはやっぱり日本人が設計したスピーカーだと思うのです。逆に洋楽には西欧圏のスピーカーの方がしっくり来る。オーディオ機器の中でもスピーカーの音作りには、発声やイントネーションの感覚的な違いが特に影響します。日本語の発声を一番ナチュラルに伝える国内メーカーの入門機として、今回のTEAC LS-H265を筆頭に、ヤマハ NS-BP200DENON SC-M39FOSTEX PM0.3Pioneer SERIES3 S-31B-LRKENWOOD LS-K731ONKYO D-NFR9等々ペア実売で1万円前後クラスで選り取りみどりなのは、ピュアオーディオの入口として音楽愛好家の裾野を広げる意味でも何だかんだと大いに意義がありますので、各メーカーさんとも今後とも懐に優しい低価格バジェットHi-Fiで、僕らを更にワクワクさせて欲しいと思うのでありんしたd(^_-)


TEAC LS-H265をお薦めできる人


・ある程度の高音質は欲しいけど、とにかくオーディオにはお金をかけられない、かけたくない場合。

・既にTEACのエントリークラスのフルサイズプリメインアンプA-R630MK2、或いはReference 01シリーズや後継モデルのReference 301、上位モデルのReference 501など、コンパクトなシステムコンポを導入して気に入っている方。⇒TEAC 公式サイト

・乾いた音や、混濁感の強いミニコンポの凡庸なスピーカーに辟易している人のリプレイスとして。

・穏やかな音色で響きに包まれる感じが好きな人、BGMスピーカーが欲しい人。

・包み込まれるような100Hz以下の重低音の量感と音場感が必要な人】【クラスを超えた重低音が出ます。

】【ジャンルは大人しめの邦楽〜インストゥルメンタル、大人しめのヒュージョンやスムースジャズ、クラシックなら古楽器や小編成で古めの録音。チェロとティンパニ。クラシックギターソロなど。タイトな電子音楽よりはアコースティックな生楽器の再生に向いていると思います。

あまりお薦めできない人


・スピーカー予算が2万円以上(更に良いスピーカーが色々あります。TEACでしたら前述のS-300NEOの方が上質。)

・音にパワフルなエネルギーや密度感、パルシヴな制動感を求める人

・解像度の高い乾いた音が好きな人。】【これはもうオンキヨー製スピーカーの方がずっと得意

・超高解像度のハイレゾ音源を積極的に愉しみたい人

・リアバスレフに依存した音作りですので、後方に10儖幣絅好據璽垢取れない場合はNG。

・ニアフィルード環境 】【箱が大きいため、チタンドームツイーターは耳が近くなり過ぎてあまり健康に良くないと思うので。このSPはある程度離れて聴く方がずっとバランス良好です。
《Last modified 2015/9/2》

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『LS-H265』は、Referenceシリーズとのマッチングを重視して設計。スピード感に優れ、 高い分解能を有する20mmチタンドームツイーターと、大型センターキャップ付き133mmペーパーコーンウーハーを 搭載した本格的ブックシェルフ型2ウェイ・スピーカーシステムです。 小音量でも余裕のある小気味良い低音と、チタンドームツイーターならではの爽やかな高音により、 サイズを超えた音場再生を獲得しました。

■均一な高域放射特性を実現するチタンドームツイーター搭載
音のスピード感に優れ、高い分解能を有する20mmチタンドームツイーターを搭載。 濁りの少ない高域特性を実現しました。 演奏の質感をプレゼンス豊かに表現すると共にハイパワーでの連続駆動時にも安定した特性を誇ります。 前面のウェーブガイドは、プレゼンス特性の向上に寄与し、奥行き感や音場感の表現を豊かにする重要なアイテムです。 このウェーブガイドは繊細な音域を受け持つユニットの保護にも役立ちます。

■大型センターキャップ採用のバス・ユニットを搭載
大型のセンターキャップを搭載した133mmのウーハーユニットを採用。 センターキャップにより不要な高域を効果的に減衰させることにより、ツイーターとの自然な繋がりを実現しました。

■豊かな低音域を表現するリアバスレフ方式を採用
背面に配したバスレフポートにより、より豊かな低音再生を実現しました。

■その他特長
金メッキ入力端子、バナナプラグ対応入力端子、防磁設計

型式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式(防磁型)
使用ユニット部
低域用 133mm径 ペーパーコーン型
高域用 20mm径 チタンドーム型
再生可能周波数帯域 55Hz〜30kHz
最大許容入力 50W
インピーダンス 8Ω
出力音圧レベル 86dB/W/m
クロスオーバー周波数 1.7kHz
キャビネット内容積 8.0リットル
外形寸法 174mm×268mm×246mm (サランネット、ターミナル突起部含む)
質量 3.6kg/台
付属品 スピーカーケーブル(2m)x2、取扱説明書、保証書
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