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audiopro Image11 使いこなしその1 AIRBOW WOOD-BOYインシュレーター

【audiopro Image11について】
序章|その1|その2その3再発売

今回は先日予告したオーディオプロ Image11の使いこなしについて書いてみます。AIRBOW Image11/KAIは改良の結果としてバランス的にサイズを超えて低い方の音域まで出てしまう為、セッティングが甘いとウーハーが動きすぎ中~高音域まで音が曇ってしまいます。最初、ベタ置きの状態ではオリジナルのImage11と比べて良い音で聞こえず???という感じでした。

airbow wood-boy

そこでオーディオ逸品館で作られているショップオリジナル商品の黒檀インシュレーターWOOD-BOYを3点支持で噛ませてみたところ、これがドンピシャリ♪ ともすると重すぎた低域に制動力が生まれ、全体に音楽的な躍動感と、中~高域にかけての繊細さ、解像感、情報量が一気に加味されます。とは云っても鋭角なサウンドになる訳では無くて、あくまで黒檀素材の自然なトーンを維持しながらの高音質。もしかしてAIRBOW/Image11″改”はWOOD-BOYをインシュレーターとして使うことを前提に音作りをされたのでしょうか?(^^)

AIRBOW WOOD-BOYインシュレーターの音質

da21ceff.jpgところがです。AIRBOW WOOD-BOYはナチュラル系で素晴らしい音質のインシュレーターだ!と喜び勇んで今度はオリジナルのaudiopro Image11の下にも噛ませてみると…あれれ???元々軽かった低域が、更に軽くなってしまうのですね・・・これは軽快を通り越して少々やり過ぎかも(滝汗) ここがインシュレーターなどの整音アクセサリの難しさなのです。僕は楽器にも使われるエボニー(黒檀)の音色が好きで、神木(シュンモック)のマッピンゴやスパイク受けのエボニーパッドも使っていますし、音質面ではよりアコースティック且つ上質な方向へ向かいますのでAIRBOWのWOOD-BOYが決して悪い訳ではないのですが、少なくとも元々ハイバランスの製品で使用する場合には、スピーカーケーブルなど他の部分で聴感周波数のバランスを取る必要が出てきてしまう印象でした。オリジナルのオーディオプロ・イメージ11の低域が軽すぎると言われればそれまでだったりしますが・・・。

ちなみにインシュレーターとしてのWOOD-BOY単体の音質は、スピーカーのみならずアンプCDプレーヤー機器底面のインシュレーターとして使用する場合でも同様で、ナチュラルな質感ながら木製品特有の粗雑さや暖かみは少なく、音像の定位とラインをスリムに描写し、スパークリングで清涼感の高い音色で繊細且つナチュラルに音場が広がる上品な傾向です。弱点はやはり低域の量感で、低域が不明瞭でボリューム過多のシステムをウェルバランスにするのには向いていますが、元々低域が足りていない機器の下に敷くとハイバランスになりますのでお薦めしません。

WOOD-BOY インシュレーター シタン
WOODBOYにはコクタン(黒檀)だけでなくシタン(紫檀材)のモデルもあります

そしてWOOD-BOY使用上の注意点を一つ。丸い鏡面同士の点支持となり物理的には不安定になります。特に3点支持にした場合などは4点支持よりも不安定さが増しますので、接触や地震等でのスピーカーや機器本体の落下にはくれぐれも注意して下さいませm(__)m

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