ABA SUNSHINEの超薄型制振シートA-40。ABAとSUNSHINE(サンシャイン)ってどちらがブランド名なのか判りにくい・・・何てことは一先ず置いておいて、何年か前にお世話になっているオーディオスクエア某店でスピーカーやら機器やらを色々試聴した際、そのまま何も買わずに返るのも申し訳なく思い、お愛想で買った制振シートです。※店頭試聴時には機材購入に至らなくても何かしらアクセサリー類やCDを買って帰るよう心掛けています。
ABA SUNSHINE 超薄型制振シート CREEK CLASSIC CD b
A-40/A-30/A-50はサイズの違いで中身は同じ。A-40の定価は3500円ですのでオーディオ用の敷物アクセサリーとしては最安クラスです。この上には厚みを増した黒いBシリーズとマグネシウムを使ったグレーのVシリーズがあり、Aシリーズは3種類の中で最も手頃なエントリーモデルの位置付け。本職がマグネシウム屋さんであるサンシャインの真価を知りたければVシリーズに手を出すのが良さそうではありますけれども、とりま今回は一番安価なAシリーズをお試し!ってな感じございますd(^_-)
ABA SUNSHINE 超薄型制振シート
0.6mmの薄いアンダーボードですので、オーディオボードと云うよりもまさしくカッティングされたシートそのものです。クリーム色側が艶有りで裏側のうぐいす色?側が艶消し塗装の鉄板に、たぶん合成ゴムとか樹脂っぽい物が挟まれていて、ある程度硬質な質感。メーカー曰く「0.3ミリと0.3ミリの鉄の間に樹脂系制振材をサンドして高温圧着」との事。なんだか業務用の制振鋼板として見たらお安く手に入りそうな雰囲気ですけれど・・・まぁこちらは音響用途に吟味されていますので、そのぶん高いのか安いのか良くわからないお値段と云うことで・・・\(*^o^*)/。写真でウニョっているのはカーテンの影で制振シートそのものは無地です。黒い■は後述するJ1 projectのインシュレーターC30S-J/4P。

当所、ワカツキのオーディオラックの中に並ぶメインシステムのCDプレーヤーC.E.C TL5100Z、及びSACDプレーヤーONKYO C-S5VLのアンダーボードとして使えればと思ったのですけれど、オーディオラックと相性が悪いのか、敷くと余計に音が悪くなる残念な結果に。。。なんだか中高域が金気臭くなるのと、それ以上の帯域の響きが少し減ってデッド気味になるのでした。音楽性も落ちますし、帯域もフラットで無くなる気がして、なんだこれぇ???って感じです。裏返してみたら少しマシになったのですけれど、そけでもメインシステムではとても使う気になれず。。。
ABA SUNSHINE 超薄型制振シート CREEK CLASSIC CD
気を取り直して次にアルダー材のチェスト天板に乗っているサブシステムCのCDプレーヤー CREEK CLASSIC CDの下に敷いてみたところ、今度は何も無いよりもマシっぽい感じでしたのでそのまま採用になりましたV(^_-)。アルダー集成材の音は木材の中でもソフトで艶消し気味ですので、直置きでは艶消しのCREEKのサウンドが余計に地味になってしまうと云う問題を抱えていたところに、サンシャイン ABA A-40が艶と潤いを補ってくれて、ちょうど渡りに舟?みたいな感じです♪

で、最後にサンシャインA-40をメインシステムで使ったときに裏表逆さが良かったこともあって、A-40をCREEKのサブシステム側に移動した際にも何も考えずに逆さまのままでしばらく使っていた訳です。うぐいす色の裏の方が色合い的にローチェストに合っていたのもありまして(^◇^;) それで、まぁ、とある日にこれって何とな〜く変だよね?っと思い立ち、上下逆さをクリーム色が上の順方向に戻してみたところ・・・、

最初から素直に順方向にしておけば良かった!\((^◇^;))/

どうやら逆さまでは順方向よりも音が艶消し気味になるのですね。順方向の方が超薄型制振シートの持ち味がより引き立つと云いますか、音に明るさと艶が乗ってCREEKの音の癖をキャンセルする方向へ働きます。あと躍動感も出る。中高域に若干ピークが出て金気臭い輝きが乗るりですけれど、このシステムに使う場合には許容範囲で、むしろそこがいい!みたいな。制動力向上と引き換えに中低域のボリューム(ぼわつき)が減るのか少し定位が腰高になり、3D的な音像定位が前よりも明確になります。

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ステップアップトランスを使い120Vで駆動しているCREEK CLASSIC CDですが、単体ではやや低域過剰でしたので、むしろこれでバランス的にOKみたいな。音場が広いメインシステムで感じた間接音が寂しくなる印象については、CREEKのシステムが音場型では無く音像描写型ですので、こちらではそれほど気にならない感じです。裏返した方が制振シートの個性が抑制され、微妙に張り出す帯域がフラット傾向になってマッチするケースもままあると思いますし、ABAサンシャインの各種薄型制振シートをお使いの方は、表裏に囚われずに両方で音出し確認してみるのが良いかと思いまするd(^_-)


これで俄然気になるのは上位モデルの制振シート。手の届く価格となるとブラックのBシリーズになるのですけれど、「0.6ミリと0.8ミリの鉄と鉄の間に樹脂系制振材をサンド」と云うことでAシリーズと素材は同じですから、キャラクターがより強く出るのかな?・・・となるとマグネシウムを使うVシリーズ(グレーと黒がある)に飛ばないと新たな感動はしないよね・・・?なんて。ちなみに超薄型制振ボードのサイズですが、

・20=200mm×250mm
・25=220mm×290mm
・30=395mm×295mm
・40=445mm×345mm
・50=490mm×445mm

との事です。横幅42-45cm程度が多い一般的なフルサイズオーディオコンポーネントでは、必然的に40か50を選ぶことになりそう。それ以下は2枚使って小型スピーカーの下に入れるか、サイズにこれといった決まりの無い小型コンポーネント向けになると思います。他にも逡巡していたらMg SPENCERというインシュレーターもあるのですね。純マグネシウム+バーチ材+制振シート0.6mmの三層構造。この価格ならまぁ試してみたいかも!?的な。制振シートの部分はAシリーズのと同じなのかな?TIGLON(ティグロン)の中の人が音決めをしているそうで、異種三層構造ってのも個人的に惹かれる部分がありますし・・・次に行くならこれかな〜なんて思っていたら今見てみたら販売終了・・・ぐぁ。


そういや、大抵オーディオボードを入れた方が小さなインシュレーターを入れるよりずっと効果が大きいのですよね。そのぶん変化の方向性が好みに合わないとギャーッ(´Д`;)てなりますけれども・・・(汗)。更なる上位モデルのSUNSHINE ABAのオーディオボードS40で定価15000円か・・・ごくりっ。。。ちなみにSシリーズはロシアンバーチの木枠にBシリーズの超薄型制振シートをはめ込んだものだそうで、そう考えると中々お得な設定です。管理人のプアオーディオ的バジェットHi-Fi感覚では。オーディオボード一枚に抵抗ありつつもなんとか払える金額は2万円・・・最大でも3万円位が宗派的限界。そして極端に厚みがあるボードはインテリアとして見た場合に美意識が受け入れてくれませんので、Sシリーズでも薄さ(高さ)僅か15mmってのもツボだったりします。ただ現在Sシリーズは販売休止中だそうで、再び流通するのはいつになるのやら・・・。
J1 project C30S-J/4P
これだけ細かい箱庭システムをいくつもせっせと組んでいると、アクセサリの一つ一つは(ハイエンドオーディオ界隈のびっくり基準では)極々安物ばかり。。。反面、今回のように購入前に予定した場所で上手くマッチしなくても、試行錯誤の末に他に合う場所が見つかる事も多く、それもまたオーディオの面白さだったりします(^^)ゝ。その後は更なる音質調整を目的にCREEK CLASSIC CDとSUNSHINE ABA A-40の間にインシューレーターとしてJ1 project C30S/4Pを挟んで運用しています。そちらの音質についてはまた別の機会にレビューしますので今回はここまで。

+For
 S/Nと艶感、滑らさとフォーカスの穏やかな向上
 アンダーボードとしては安価で気軽に試せます
 薄いので目立たずセッティングの邪魔になりません

−Against
 ホールトーンが少しだけ整理される傾向
 良くも悪くも土台との相性があり盛大に影響を受けます
《あくまで管理人の個人的評価です》

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