例によってモーニングタイムはNHK-BSハイビジョンのハイビジョン・クラシック倶楽部。今日の演奏は2005年1月22日トッパンホールでの収録。曲目はサン=サーンス(第1番)とラヴェルのバイオリンソナタです。フランス人ヴァイオリニストのルノー・カプソン(キャプソン?カピュソン?、綴りはRenaud Capuçon)って恥ずかしながら詳しく存じ上げなかったのですけれども、
出てきたご本人、私とおない年なのですけれども、なんか童顔で可愛いというかちんちくりんのぼうや風。。。(^◇^;) お顔は上品で悪くないのですが、オモシロ系オーラが出ていて、まるでバック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティみたいw
表現は…カッチリしているのに躍動的、ノリノリの演奏にお客さんブラ~ボぉ連発!フランス人は歌い方がやっぱり一枚上手だょ~♪ それから奏法(立ち方)がオーギュスタン・デュメイにやたら似てる気が!?同じフランコ・ベルギー派だからなのかぁ?・・・ぶっちゃけ、コビトデュメイというか…。
・・・と思ったら、↓こちらのアルバムのシューマン・ピアノ五重奏曲で第2ヴァイオリンを弾いてるのが彼みたいです。
あひゃ、持っているのに気付かなかったでござる・・・orz ちなみに今回のリサイタルは伴奏がパウル・グルダ。ルノー・カピュソンが良すぎて少し霞んでしまっていましたがオーストリアの名ピアニストフリードリヒ・グルダの長男です。
字幕テロップを見ているとオーギュスタン・デュメイに師事・・・な~る、スタイルが似るワケですね(^^) ついでに名ヴァイオリニストで作曲家のフリッツ・クライスラーが使用していた1721年製のストラディバリウスを愛用???
あれっ???それってたしかデュメイの楽器じゃ~?とか思ってwWikipediaをみると、デュメイからカピュソンに渡ってるみたい・・・それでは今のデュメイは何を使ってるの~とか思ったのですが、リサイタル録画時はカピュソンはこのストラディバリ弾きだったのが、2005年12月以降はアイザック・スターンが使っていたガルネリを使っているそうです。む、この録画、クライスラーのストラド+カプソンという事で貴重かも。でもって、今現在デュメイのヴァイオリンは何なのよ~って気になりすぎて眠れなくなっちゃうので、知ってるエラい人は教えてくれよん?
ついでにこちらは↓ルノー・カピュソンの彼女バイバ・スクリデちゃん。ラトビア人だそ~です(*^-^*)
今回のクラシック倶楽部で放送されたリサイタルですが、2/21日水曜日午後にNHK BS-Hiで再放送します。ご興味がおありの方はぜひぜひ録画してみて下さいねっ♪
コメント一覧 (4件)
初めまして。デュメイさんで検索して来ました(!)通りすがりのお菊と申します。
私もこのカプソンさんのリサイタルを先日録画しましたので、こちらの感想を読んで観るのが楽しみになってきました。
(でもカプソンさん、今の容姿とかなり違うような気がするのですが…爆。気のせいでしょうか)
デュメイさんが使用しているヴァイオリンですが、現在は1744年製のガルネリのようです。
私もフランス語がきちんと読めないので断言出来ないのですが、こちらのインタビューを始めとしたいくつかのHPに記述があるのを見かけました(下の方で語っています)。最近までクライスラーのストラディだと思っていたので、知った時はびっくりしました(笑)
↓↓↓
http://www.resmusica.com/aff_articles.php3?num_art=2023
こんにちは。屋根の上の牛、聞いてみたいです。私が持っているクレーメルのものも最高ですよ。他にもこの曲弾く人いたんですね。。
>お菊さん
貴重な情報ありがとうございます~d(^_-)
あのオーギュスタン・デュメイがグァルネリとは驚きです。
1744年製という事は最晩年に制作されたものですね。
デュメイの生演奏は2002年の日本公演(ピリスとのデュオ)以来聴いていないのですが、繊細で浮遊感漂うボウイングで聴衆を引きずり回す驚異的な演奏、ガルネリでどうなっちゃうのかな~聴きたいような、聴きたくないような…。、昨年、一昨年と小山実稚恵とのデュオで来日公演してましたが、私は残念ながら行けなかったのでした。その際には既にガルネリだったって事ですよね~(@_@;)
>bydさん
屋寝の上の牛(恥ずかしながら良く知りません)リンク先のサンプル聴いてみました~。サンプル冒頭から同じミヨーのスカラムーシュの第3楽章そっくり♪思わずピアノデュオの原曲CDを引っ張り出して聴いてしまいました。こちらはサーカスみたいな聴いていると元気になれる曲で、昔カセットに入れて通学中にウォークマンで聴いてた覚えがあります。クレーメル盤、輸入盤があればぜひ聴いてみたいと思います。