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ジョシュア・ベル チャイコフスキーバイオリン協奏曲 FM vs SACD 録音比較

本日(2013/8/19)のNHK-FMベストオブクラシックの演奏。「ヨーロッパ夏の音楽祭」英国のプロムス2013からジョシュア・ベル チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲です。途中からの試聴で第3楽章しか聴けませんでしたが、ソロ、オーケストレーション共に非常に素晴らしい熱気溢れるライブで、BBC提供のライブ音源ですが音質もクリア。バックはワレリー・ゲルギエフ指揮、USAナショナルユースオーケストラ

 - 第1回 プロムス2013から -(1)          【ゲスト】大友直人
・「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」 チャイコフスキー作曲 (36分23秒)
(バイオリン)ジョシュア・ベル (管弦楽)アメリカ合衆国ユース・オーケストラ (指揮)ワレリー・ゲルギエフ
・「交響曲 第10番 ホ短調 作品93」ショスタコーヴィチ作曲 (50分08秒)
(管弦楽)アメリカ合衆国ユース・オーケストラ (指揮)ワレリー・ゲルギエフ
(BBC提供)2013年7月21日 イギリス・ロンドン ロイヤルアルバートホールで収録

演奏に気をよくして、そういやジョシュア・ベルの同曲のSACD持ってたよな~と棚を漁ってみる。CDラックの前に更に数百枚単位のCDを積み上げて散らかしているので、探すのに20分くらい掛かってしまた・・・。 ⇒ジョシュア・ベル&MTTのチャイコフスキー

これ、前に通販各所のレビューで高音質盤との書き込みがあって購入したのですが、さっきのFMライブ演奏と比較すると、気の抜けたぬるいソーダみたい…( ³△³ ).。o。こちらもライブ収録ですしオケは超一流のベルリンフィル。指揮者はマイケル・ティルソン=トーマス。演奏そのものは良いんですが、CD-Rみたいなヌルいモヤっとした録音で、精気に欠け音楽性と生命感がスポイルされた音。レンジもSACDとしては広くないと思います。良く言えば歪み感が無く上品で小綺麗ですが。メインシステムのSACDで聴いていて(先のFM音源との落差に)少し悲しくなったので、CDレイヤーで再生。うん、、、こっちの方がエネルギー感が増してほんの幾許かマシ。尚、SACDプレイヤーは例によってONKYO C-S5VL。←SACDプレーヤーの音質はすとっても気に入ってます♪

でもしかし、やはりさっきのゲルギエフとの競演をFMエアチェック録音しておきたかった・・・FMチューナーがPHILIPS FT930⇒MARANTZ CDR630でのエアチェック録音環境が無い訳では無いのですが、CD-Rってまるっと100分入らないので面倒なんよ・・・更にCDR630はPHILIPSのビットストリームA/Dコンバーターがイマイチなので、エアチェック音質があまり良くないのでありんした。

categoryCategory:ネットワークオーディオ/FMチューナー

やっぱり音質の感覚って人それぞれですよね~。(そもそも再生装置と環境が違うので、本当に高音質かどうかの解を導き出すのは色々と困難。箱ピュアではあくまでそれを踏まえた上でいつもレビューしてます。) レビューの方はSACDマルチチャンネル再生みたいなんで、うちとは絶対的に環境が異なりますし。とりあえず、箱ピュア的再生環境ではこのSACDに高音質盤認定は出来ないかな~。わっちの音質SABCD評価ではB。ちょっと細かいと云いますか、洗練された一定の枠内でのかしこまった演奏ではありますが、バイオリン演奏そのものは素晴らしいです。オーケストレーションに関しては技術の大きな差を脇に置いてもゲルギエフ指揮の方がロシアらしいダイナミズムと若々しい生命力があって好印象。別にマイケル・ティルソン=トーマスが嫌いな訳では無いです。この指揮者独特のチャイコフスキーの色香というか薫り立たせ方もかなり好きです。

アーティスト:ベル(ジョシュア), 作曲:パガニーニ, 作曲:フォーレ, 作曲:ベートーヴェン, 作曲:チャイコフスキー, 作曲:メンデルスゾーン, 作曲:ショパン, 作曲:プッチーニ, 作曲:ゴールドマルク, 作曲:サラサーテ, 作曲:マスネ, 演奏:ベル(ジョシュア)
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箱庭ピュアオーディオ管理人のサブシステムAでの再生は、audiopro Image11がジョシュア・ベルのバイオリンパートのみをクッキリシャープにキラキラと浮き立たせ、ONKYO A-1VLが中低域の生命力を補ってくれますので、なんかそれなりにバランスが取れて高音質録音っぽく聞こえます(*゜∀゜*)。 QUAD L-ite2&CREEKの英国式サブシステムCでは音質がアナログライクで微妙になりますが、中域中心に音楽性と生命力をがっつり補ってくれますので、SACDレイヤーを捨ててでも、サブシステムCで再生する方が一番音楽としては楽しめる印象です。

ジョシュア・ベルの地下鉄ストリートパフォーマンス実験に想ふ・・・に続く

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コメント一覧 (4件)

  • 時々立ち寄らせていただいてます。
    日本全国、色々なコンクールの情報ためになります。 この中から世界に羽ばたき、人に安らぎと勇気を与えてくれる音楽家がきっと生まれることでしょう。 
    クラシックについての
    あれこれもとてもためになります
    なるほど!と思うこともあり、楽しく読ませていただいてます。m(_ _)m  

  • はじめまして。
    箱ピュア管理人です。訪問ありがとうございます。
    オーディオとクラシック音楽、微力ながら、何かしらお役に立てていましたら、こちらとしても嬉しいです♪
    私は今まで国際的なメジャーコンクールの話しか書いてませんので、国内コンクール情報は、もしかすると同じLivedoorブログの”文化的な日々”さんの事でしょうか?こことあちらは管理人さんが別人ですので、お差し支えありませんでしたら、あちらでもご挨拶されると良いかと存じます。見当違いでしたらすみませんm(__)m

  • この演奏、私もジョシュアベルという名前が聞こえた瞬間録音を始めたのですが、すごかったです。第一楽章終わると一斉に大きな拍手が。ちょろっと拍手あってそれにつられる人がいてって言うのは経験ありますが、一気にみんなでですから。その場にいたかったです。

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