ASUS VivoMini VC65でトリプルディスプレイを実現するため、上記の各モデルのスペックとAmazonのレビュー等を比較検討した結果、管理人は結論としてCable Matters Windows&Mac用 USB 3.0 → HDMI 変換アダプタ 4K解像度対応を選びました。
AREAスパイダーHに続き、安定の国内メーカー製を選ばずにまたままたイロモノを・・・\(^o^;)/。Cable Mattersは一応米国メーカー(本国通販サイト)っぽいのですけれど、これってば型番設定すら無いのですよ。てか・・・色々辿ると仄かに中国系の薫りが透けて見えると云いますか、たぶんきっと、敢えて米国に設立された中華系ベンチャーのような気がするのですが、本当のところどうなのでしょう?(謎) ※ただこのUSBディスプレイアダプタもDisplayLink社の公式ホームページで紹介されていますので、中身はきちんとした正規認証品なのであります。
〜もくじ〜
なぜかCable Mattersの本家通販サイトにはDL-3500やDL-195搭載の下位モデしか未だ載ってなく、詳しく情報やレビュー報告が多数あるのは米Amazon.comと日本のAmazon.co.jpのカスタマーレビュー
※Amazon.comにはDL-3500使用の旧製品(外観同じ)も併売されていて、そちらはレビューが1000を超えていて大ベストセラーになっています。尚、日本向けと同じ新型4K ResolutionのHDMIタイプは未だAmazon.comにはなく、DisplayPort端子タイプのみがこちらにありました。
Cable Matters USB3.0 HDMI⇒変換アダプタを開梱してみます
届いたパッケージは日本語化されていてびっくり(@_@;)。但し中華風味丸出しの素人デザインで、片言の日本語プリントに怪しさ大爆発\(^o^)/・・・良く見るとLPCMがLCPMになっていたり英文すら間違っています・・・orz。日本向けに頑張ったつもりでしょうけど、怪しさ大爆発で完全に裏目ってる気が。。。中から出してみるとこんな感じです↓。検品か箱詰め時に付いたと思われる誰かの指紋がべったり付いており、消毒用エタノールでそっと拭き取る。。。中国で生産されているPCパーツでは割とあるあるな気がするので、ここは気にしたら負け〜゜゜(´▽`。)°゜。
重量は実測で50g。サイズも実測で81×45×13mm。コード含めた全長は22.5cmです。
AREAスパイダーHとの比較とHDMIケーブルの延長、HDMI⇔DVIアダプタの装着
少し長めの名刺サイズ。薄くスマートなデザインで、写真で見るよりもコンパクト且つ、見た目が洗練されていてナイスな雰囲気です。巫山戯たデザインのAREAスパイダーHと並べるとよくわかります。スーパースリムタイプのHDMIケーブル1.5mを繋ぐとこんな感じ。モニタ側にはRankieのHDMI/DVI変換アダプタを取り付けています。

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USBディスプレイアダプタ自体に50gと多少なりとも重さがある為、軽量なミニPC/コンパクトPCに繋げる場合は、HDMIケーブルが太くて重いと重量バランスが危うい上に接続端子にも負担がかかります。対策として、軽量で取り回しも良いHDMIスーパースリムケーブルを敢えてお薦めします。見た目的にも通常のHDMIケーブルと比べるとスッキリします。

※管理人はPCデスク上のHDMIケーブル4系統全てスーパースリムタイプにしました。HDMI経由での音声は使用しないので音質不問。PCは純粋なデジタル画面ですので、大画面液晶TVやプラズマディスプレイとBlu-ray/HDDプレーヤー間のような、HDMIケーブルの構造やノイズ特性にからくる画質の微妙な違い等はありません。
Cable Matters USBディスプレイアダプタの中身と基板
中身のDisplayLink社のチップセットについて、4K UHD対応から5000シリーズであることは推定できますが、良くあるDL-5500にHDMI変換チップを統合したものか、或いはDL-5700なのかは不明です。そこを調べてみたく、例によってご開帳してみたのですけれども、ヒートシンクか、誤動作防止用の電磁波シールドとおもわれる金属カバーがハンダ付けされており、残念ながら判別不可能でした。プラケースですが、こんな形状ですので放熱面は割と安心。↓は基板の裏側。
Windows10ではプラグアンドプレイでドライバが自動インストールされます
デバイスマネージャ上ではもちろん正規のDisplayLink USB3.0 UHD HDMI Adapterと表示されています。インストールはプラグアンドプレイ。基本この手の製品は付属のCD-ROMを使う必要は全く無く、差し込めば勝手にどこかからダウンロードしてドライバがインストールされます。

DisplayLink本家サイトのダウンロードベージは↑。Mac OSやAndroid、ChromeOSにUbuntu用まであります。
Cable Matters 4K UHD Display Adapterのレビューと弱点
さて、今まで使ってきたAREAスパイダーHと新しいCable Matters 4K UHD Display Adapterの違いです。転送速度がUSB2.0からUSB3.0になり大幅に余裕が出ますので、ハイビジョン画質の動画も大画面でぬるぬる再生できます。USB2.0のディスプレイアダプタはある程度の大画面でフルスクリーン表示するとカクカクしますから。ただ、管理人デスクのディスプレイは元々の画面がSXGA(1280×1024)×3、しかも縦置きですのであんまり体感出来ませんけれども。USB3.0でしたらゲームでもしない限りは遅延も殆ど体感出来ないはず。それと、DisplayLinkで表示した側のモニタは、著作権保護信号が含まれる動画は映りませんのでご注意ください←これは昔からです。弱点は、そしてこれは全く想定していなかったのですが、アダプタを認識してから画面が表示されるまでが遅い。管理人は省電力のために、普段は3分〜5分でディスプレイの電源を切る設定にしています。マウスやキーボードに触れて復帰する際、PC直のモニタは2〜3秒で復帰、DL-165搭載のAREAスパイダーH側も、PC直結に1〜1.5秒の遅れで復帰するのですが、Cable Matters 4K UHD Display Adapter側はきっかり11秒かかります(途中一回点滅します)。正直これはさすがに遅すぎでイラッとします。GPUが新しい=なにもかも速い訳では無く、諸々負荷が大きくなっているぶん、こんなところにしわ寄せが来ているみたいな・・・。もしかするとHDMI変換回路を統合しているのが原因だったりするかもですので、他のDL-5500搭載USBディスプレイアダプタでも同様に起動レスポンスが遅いのか、皆さんに報告してもらえると嬉しいかな。


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まとめ♪
以上、Cable Matters 4K UHD Display Adapterのレビューは終わり。3台のSXGAトリプルモニタを2台のPCで共有するために、USBディスプレイアダプタが2組必要だったという理由で最新モデルを追加した訳ですけれども、箱ピュアデスクでは性能的に現状オーバークオリティ。動画を観たり大画面で映す予定が一切無い場合、無理をしてDL-5500やDL-3500のモデルを選ばなくても、DL-195やDL-165モデルが安価に手に入るならGPU性能的にはそちらで十分。ただしUSB3.0とUSB2.0の転送速度差は越えられない壁ですので、PC側にUSB3.0出力がある場合には、基本的にUSB3.0モデルにされる方が良いと思います。逆に云えばPCも古くてUSB2.0しか無いのであれば中古部品で十分ですので、予算が少ない御仁はヤフオク!で二束三文で拾うのもありかな〜と。もちろん相性で動く動かないはありますから、そこらへんは自己責任として受け入れつつ、もし動かなくてもイライラしないでくださいね(*^-^*)


後日注:メインで使っているデスクトップPC⇒ディスプレイ間のUSBディスプレイアダプタについてですが、結局古いAREA スパイダーHに戻してしまいました。静止画SXGAの解像度的に最新モデルである必要が全く無く、結局のところ省電力モードからの復帰速度の遅延(旧/3秒 vs 11秒/新)が実用上のストレスになっていたためです。低スペック旧モデルの方がPCへの負荷が少ないですし、DisplayLink社のディスプレイドライバが自動更新&PC本体のスペックが向上するにつれ、マウスカーソルの動きやYouTube程度では微妙な遅延等の違和感も感じなくなりました。また、PC本体のCPUやディスプレイモニタの入れ替え(EIZO L695⇒DELL P1914S)もあってか、2021年現在では省電力復帰表示の遅延も殆どなく、復帰のタイミングによってはPC直側よりもむしろ速く点灯するようになっています。
《Last modified 2022/1/8》
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最近飛ばしてますねw
うちは相変わらず古ーいノートPCのままで、此処のところの話題には従いて行けないかと思いながら読んでました。
ところが今回DisplayLinkにAndroid用のドライバーがあると知って、俄然興味津々……。
昨年末うちでAndroid PCというちっちゃな物を導入してから盛り上がってアマゾンのプライムビデオを見たり、楽天の電子雑誌を閲覧し始めました。Android PCの方はリビングのテレビに繋いだので専らうちの奥さん専用の動画プレーヤーになってしまい、電子雑誌を読むのは8インチのタブレットでに。
自分の部屋に24インチの液晶モニターがあるので、その分なら見開きで閲覧できるのにと思いながらタブレットで1ページづつめくって読んでます。
AndroidなのでMHLケーブルがあればモニターとHDMIで繋がるかと試してみたらスマホのNexus5もNECのタブレットもダメでこの前密林にMicro USB to HDMI Slim Port Adapterというのを注文し、昨日発送したと連絡がはいったばかりでした。
先ほどスマホにDisplayLinkのAndroid用ドライバーアプリを入れて、うちで前から使用しているDisplayLink機器のBUFFALO GX-HDMI/U2を繋いでみたらきれいに映りました。液晶モニターはHD画面なので現状これで良いかなと。電子雑誌の閲覧には無問題でした。プライムビデオの方はUSB2.0ではカクカクして今一でしたが;;
DisplayLinkにAndroid用のドライバーがあったのをもう少し早く知ってたら密林に注文してなかったかもです。まあSlim Port Adapterが届いたら動画再生を確認して使い物になるか拙ブログで報告しようかなというところです。
いい情報をありがとうございました。