【ヤフオク!でオーディオ機器を落札する為の賢明な方法 】
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現在、中古オーディオ機器や中古オーディオ関連製品、そして中古音楽ソフトを手に入れるメ一般的な方法としては、オーディオ専門店、中古オーディオ専門店、HARD OFF等の一般中古販売店のの店頭販売及びインターネット通販、楽天市場Yahoo!ショッピングPayPayモールAmazonマーケットプレイス、そして何よりも、ヤフオク!メルカリが、オーディオマニアや音楽マニアにとっての最もホットな中古品取引先になっていると思われます。
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前述の中古販売店やネットモール内での出店販売と、ヤフオク!やメルカリのお大きな違いは、前者が基本的に古物商の許可を得た販売店等が買取⇔販売の仲介をするのに対し、オークションの場合、一部のストア出品を除けば、基本的に個人出品者同士で直接取引をする形になることです。直接取引ですので、販売差益に古物商の取り分となるマージンが含まれないため、店舗買取や店頭中古購入に比べて多くの場合「売り手側はより高く売り、買い手側もより安く買う」ことが出来るのがメリットです。



その代わり、ネットオークション上で特に個人取引が前提となると、中間業者による取引品へのチェックが入らないため、機器の故障や実物と商品説明内容との相違等々、業者を介した場合にくらべて諸々のリスクが格段に高くなります。そこで今回は、ヤフオク!取引経験15年以上の管理人が、ヤフオク!やメルカリ経由での中古オーディオ機器購入について、数回に分けて取引のコツと注意点を詳しく書いてみたいと思います。

【ヤフオク!で中古品を購入するメリットとデメリット】

1)中古販売店経由よりネットオークション経由は安い

ヤフオク!やメルカリのメリットは、なんと云っても、新品・中古品問わず一般的な市場価格よりも安価で手に入りやすい点です。実際の価格は落札状況にもよりますが、その多くが一般的な中古販売店経由よりも確率的にはいくらか安価に、或いは高くても概ね同水準で取引されています。これはオークション参加者の多くが、過去の落札価格及び中古オーディオ販売大手であるオーディオユニオンハイファイ堂などがネット上で公開している、過去の中古販売価格を検索経由で把握しているためと思われます。また逆に売る側は、中古販売店へ買取に出すよりも、出品と発送の手間さえ惜しまなければヤフオク!やメルカリのほうがより高値で売れる確率が極めて高いと云うことでもあります。

internal中古優良店であれば試聴出来る上に保証付きで何かと安心


2)旧モデル、販売終了製品など、中古でしか手に入らない品物が多数ある

加えて既に新品入手がほぼ困難な旧製品やレアアイテムが結構な確率で出品されているため、通常であれば入手をほぼ諦めていたようなお宝や掘り出し物が、それなりに古い製品であっても高確率で手に入る点です。この点についてヤフオク!はいま日本国内でもっとも加熱した中古オーディオマーケット市場であり、事実上いちばん拓かれた入手先になっていると思います。ほんとうに、過去に買い逃した当時は高価で手が出なかったあの製品やあのアクセサリーが、オークションアラートに登録して暫く待ち続けるだけで再び出会うことが出来たりします。それが古いニッチな機種やオーディオアクセサリ等であったとしても、いずれどこからか不思議なくらい出品されるのには本当に驚きます...( ੭ ・ᴗ・ )੭♡

3)なんだか色々面白い

変な話で恐縮ですけれど、入札したり落札したりする行為自体が、一般店頭経由で購入するよりもワクワクするというか面白いのです。落札出来るかどうかのスリルを味わったぶん、落札した品物に思い入れが生まれたりしますし、ごくたまにですけれど、出品者さんとのコミュニケーションが面白かったり、時には役立ったりすることもあります。ひょっとすると、末端の消費者にとって今は失われてしまったかも知れない商取引に於ける原始的な人と人との関わりの妙が、オークションの片隅に、ひっそりと、もしかしたら、たぶんきっと、あるのかも知れません\(^^@)/。

internal偽物に注意! 大事なのでもう一度書きます。 偽物に注意!

しかし、こんなに楽しいヤフオク!も決して良いことばかりではありません。特に、このブログにアクセスされた皆さんに一番興味があるであろう▶家電、AV、カメラオーディオ機器界隈には、偽物販売などの魑魅魍魎が跋扈していて様々な問題があったりするのも事実です。ヤフオク!やメルカリでの個人取引には避けられないリスクとデメリットがありますので、ここからは主にヤフオク!参加初心者さんを対象に、色々な注意点や入札と落札のコツを書いてみたいと思います。

4)出品と万が一の保証にアカウントの維持費用がかかります

ヤフオク!の場合、Yahoo!Japanへの無料のアカウント登録のみで、入札/落札のみの利用料そのものは無料です。2012/10月以前は5000円以上の入札にYahoo!プレミアム会員登録が必須でしたが、現在では必要ありません。※オーディオ/音楽関連ではありませんが、ジャンル(例:自動車車体など)によっては、Yahoo!プレミアム会員登録及び落札システム利用料が必要な場合もあります。


しかし入札のみならず出品にも参加される場合、Yahoo!プレミアム会員登録が必要になり、月会費として税込508円がかかります。年間6096円・・・・・・これを高いとみるか安いとみるか?。積極的に永続参加をされないような場合、アカウントの維持費用が思いのほか高くなってしまうユーザーさんは意外と多いかも知れません。

また、落札者側であっても、万が一の郵送宅配事故や商品不良時、故障時に適用されるお買いものあんしん補償の付帯を望む場合には、Yahoo!プレミアム会員(或いはその他の※有料会員)として登録する必要があります。こちらはヤフオク!だけで無くYahoo!ショッピングでの購入も対象です。※有料会員(Yahoo!プレミアム、Yahoo! BB会員、EZweb・モバイルオークション、とく放題(M)会員)登録されたYahoo! JAPAN IDで落札・購入した商品が対象となります。

加えて詐欺出品や配送トラブルなど、何らかの理由等で商品未着時に適用される「Yahoo!オークション補償 未着トラブルお見舞い制度」について、通常は過去の適用時から遡って年1回までしか適用されないものをYahoo!プレミアム会員については回数無制限に受けられます。※対象になるのはYahoo!プレミアム会員無料期間を除く3ヶ月以上の継続が条件です。補償額は上限50万円。また保証適応には審査があります。※未着・未入金トラブルお見舞い制度は2020年12月末をもちまして終了しました。


ヤフオク!でのトラブルは決して万が一ではありませんので、オーディオ界隈に生息するブログ管理人としましては、もしも高額なオーディオ・ビジュアル機器をヤフオク!で色々落札したいと考えていらっしゃる場合、個人的なお薦めとしてではありますけれども「お買いものあんしん補償」の付帯は絶対必要条件だと云ってしまいます。

5)経費 商品代金以外の振込手数料+送料(梱包料含む)が高い

振込手数料+送料(+梱包料)が意外とばかにならないのがヤフオク!。ストア出品の場合、消費税が別に加算される事もあります(これは必ず商品説明に明記されています)。新品などの場合、たとえ落札価格そのものが安価であっても、これらの諸費用を加算すると、送料無料が多いネットショッピングモール経由での購入とあまり変わらないか、むしろ割高になったりもします。個人出品ではない、店舗や他のネットモールも併用するストアアカウントからの新品商品では、特にそうなる傾向が顕著です。落札後の取引手続きの手間を加えると、ショップ直販やAmazon.co.jp楽天市場Yahoo!ショッピングなどのインターネットモール経由の方が購入手続きが簡単で、一般的なネットショッピング保証も付帯されるため、ここはよくよく考えた方が良いポイントです。

internalヤフオク!のお得な発送方法「おてがる配送」について
internalメルカリは「らくらくメルカリ便」及び「ゆうゆうメルカリ便」でお得に
internal定形外郵便、ゆうメール、クリックポスト、レターパック等には補償が無い


6)ヤフオク!の落札価格は高騰する傾向があります

オーディ機器や特定音楽カテゴリなど専門性の高いジャンルの場合、市場価値を見定める審美眼が研ぎ澄まされているこなれた参加者が多いため、オークションでの落札価格が釣り上がる傾向にあります。出品者からすると、最終的に店頭含めた中古市場価格の上限とみられる範囲で落札されるケースが多くて有り難いのですが、そのぶん落札者には厳しいのが歯がゆいところ。買い手側からすると、なかなか思ったように安く落札することが難しくなってしまったのが、参加者が多く加熱している現在のヤフオク!だったりします。

特に落札側には入札資金に余裕があるオーディオ機材収集マニアに始まり、転売を目論む国内外(特に中華系)の業界人やプロの転売ヤー、自作自演による釣り上げらしき御仁も紛れていますので、近年では昔に比べ破格の安さで掘り出し物を手に入れることがめっきり難しくなってしまいました。

個人出品でアカウントにキズが無く「注:履歴に悪い、非常に悪いがほぼ無い」、商品型番/商品名が正確で、自己撮影でピンボケのない出品画像が掲載されていること。更に落札日までの日数が長い出品で、最終的に土日祝日のイブニングタイム、更に給料日(更にボーナス月)に終了日時が設定されている場合には、落札価格が相場水準以上に高くなる傾向がありますから、入札する側もその辺りは覚悟された方が良いと思います。



逆に云うと、型番間違いと誤字、アルファベットとカタカナの併記載漏れなどでキーワードが不十分だったり、出品カテゴリそのものが間違っている場合などでは、入札数が伸びずに比較的安く落札可能なケースが見られます。出品画像が無い場合にも詐欺リスクを恐れて入札が格段に少なくなります。更に出品日数が短い場合には入札希望者に気付かれないまま落札されなかったり、運良く先に発見出来たりすると競争相手無しにあっさり落札できてしまったりします。出品タイトルの僅かな間違いのために1000円で一週間誰からも落札されていなかった商品が、次の週に再出品されると10000円を超えて争われているなんてのも時折目にします(^◇^;)

7)個人間取引の信用リスク 取引トラブルのリスクがある

管理人の知っている範囲でもオーディオ機器やカメラ界隈はけっこう酷い部類のジャンルに相当すると思うのですけれど、個人出品者、一部の中古販売業者に、商品の品質、状態説明に大なり小なり問題があったり、ときに確信犯と思われる悪質なケースがあるので注意が必要です。また確率としてはそう高くないですが、個人、或いは一部の中古販売業者などで、出品者、落札者問わず、状態説明が実物とかけ離れていたりするなど、企業として問題のあるケースが見受けられるのも残念ながら事実です。とは云え、一目で判別できるはずの問題出品者を除外すれば、本当に問題のある相手に遭遇する確率はせいぜい数十分の一くらいですけれども、トラブルを予め回避するために、入札する際には相手がまともな取引相手かどうか?よくよく注意をしておきましょう。

internal〜入札先アカウントの見極め方〜
internal管理人が経験したネットオークションでの"プチ"トラブル経験


8)トラブル時の保証が万能ではありません!

上で「未着トラブルお見舞い制度」(終了)及び「お買いものあんしん補償」に触れましたけれども、ヤフオク!を初めとしたオークションのシステムは、基本的に出品=落札双方の立場が対等の取引です。たぶん根底に"商取引の性善説に基づく自己責任"があるのだろうとは思いますが、いざ商品等に問題があった場合でも全額保証を受けられず、条件によっては出品・落札双方共に代金やアカウント評価が十分に保護されないケースが発生します。


【宅配郵送事故】
・落札金額の80% 上限3万円 年3回まで
・郵送事故で修理した場合 修理費用の80% 上限 落札額の80%

【商品到着後120日以内に破損】
・落札金額の80% 上限10万円 ※中古品は上限1万円 年1回まで
・郵送事故で修理した場合 修理費用の80% 上限 落札額の80% ※自転車中古品のみ上限10万円

【商品到着後120日以内に盗難】
・落札金額の50% 上限5万円 年1回まで
・一部盗難で修理した場合 修理費用の50% 上限 落札額の50%

【一般修理保証】
a)メーカー保証書有り。補償開始日から3年以内 上限3万円(年度合計)
メーカー修理費用の実費額 ※但しメーカーの指示に拠らず、直接メーカー指定業者等へ持ち込み修理した場合には対象となりません。
b)メーカー保証書無し。修理費用実費額の50% 上限1万5000円
aとb合計で上限3回 年度45,000円まで。

ヤフオク!未着トラブルお見舞い制度」(終了)
1〜4,999円 全額Tポイントで保証
5,000円〜 落札価格より20%を差し引いた額をTポイントで保証 ※上限50万ポイント

もしもトラブルに見舞われた場合、落札金額にも拠りますが、破損扱いで「お買いものあんしん補償」が適用された場合でも、落札金額、または修理費用の90% をお支払い ※中古品は10,000円が限度。**消費税相当額を含み、送料・振込手数料等を加算した額の保証しか適用されません。高額取引の多い中古オーディオ機器関連では、支払代金の大半が保証されないリスクがある事を覚えておきましょう。

9)報復評価について

落札者、出品者どちらかに本質的に全く過失が無い場合や、あるいは極々些細な問題程度のことであったとしても、取引相手とのコミュニケーションの齟齬があった場合、取引への不満がそのまま悪い評価に繋がる可能性があります。また「悪い、非常に悪い評価」を付けられた側も、自己の過失に関係なく、相手への報復評価として「非常に悪い」を入れてくる場合もあり得ます。
ヤフオク!オークション報復評価
3桁以上の取引経験があるにもかかわらず「悪い評価」が全くつかない方の場合、逆ギレ報復評価を避けるために、過去に一度や二度、何かしらの泣き寝入りをした経験がある方も少なくないのではないでしょうか? 尚、運営はどうも報復評価について放置みたいで、仲裁や不当評価に対してのシステム介入による訂正は殆ど期待できません。(※相手側があちこちでトラブルを起こした結果オークションIDを停止されたような場合、不当評価の削除申請があっさり認められるケースもあるようです。)

10)落札後のキャンセルは推奨されていません ※2022/3月〜システム変更

オークションでの取引でキャンセルは推奨されていません。オークションシステムをビジネスとして提供する運営側にとって、キャンセルそのものが、落札出品どちらの都合であっても「非常に悪い」扱いになります。※2022年3月22日より、「取引中止」システムが実装され、落札者削除時に自動で付いていた「非常に悪い」の評価はつかなくなりました。 Yahoo!かんたん決済を利用した場合、期限までに出品者が取引中止を行えば、落札者への返金と落札者削除が実施され、落札システム利用料は発生しなくなります。





とは云え、落札者の都合によるキャンセルの場合、状況にもよりますが、取引相手から手動で悪い評価をつけられる可能性はあります。ヒートアップした結果、支払い不可能な金額で入札したり、そこまで欲しくないものに入札したり、他の販売経路よりも高く落札してしまった場合などでも、基本的なマナーとして落札キャンセルは推奨されないものと思ってください。

《Published 2015/09/06,Last modified 22/6/24,19/4/21,17/1/12》

internalヤフオク!でオーディオ機器を落札する為の賢明な方法 (2)に続く

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