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ALR/JORDAN EntryS (エントリーS)&ENTRY Siのスピーカーレビューです♪

今回は、近年大ヒットした超小型スピーカーとして名高いイギリス/ドイツ合作ALR/JORDAN社製スピーカーEntryS(エントリーS)について書いてみます。書斎のサブシステムとしてaudiopro Image11が導入される以前、つい数ヶ月前までは同じシステムにEntrySを使用していました。

ALR/JORDAN EntryS(エントリーS)

ALR/JORDAN エントリーSの良さはとにかく鳴りっぷりが良いことです。小音量でもOKですし、他の小型スピーカーでは破綻してしまうレベルの大音量を突っ込んでも全く問題無いどころか、等身大のリアルな音場が目の前に飛び出してくるのはこのスピーカーならではでしょう。少し離れて聴くと、前後左右に展開する音場のスケールの大きさに、まさかこんな小さなスピーカーから音が出ているとは信じられない!と皆が口を揃える程、まるで手品のような立体的音場再現をしてくれます。

そして何と言っても音楽がエネルギッシュで楽しい♪ 豊かな響きがふわりと広がるサラウンドにも向いた”音場型”のスピーカーなのですが、この手のサラウンドスピーカーに良くありがちな音の実体感の無さを全くといって良いほど感じさせません。さすがに音像の輪郭がクッキリ強調されるタイプではありませんが、こんな手のひらサイズから、ボーカルの生命感やピアノの密度感などの質量表現を引き出すことが出来るのには驚きです。

中域に特化した音作りの為、聴感上のfレンジは上下とも決して広くありませんし、音色の特徴としては、乾いた木材を連想させるアコースティックな木質感が漂う、ある種独特なALR/JORDAN製スピーカー製品ならではのトーンですので、滑らかな潤い感やエッジの効いたシャープネスとはかなり違ったサウンド傾向ではあるのですが、むしろこの辺りの唯一無二の個性がファンにはたまらないEntrySやEntrySiの魅力でもあり、評価や好き嫌いの分かれ目にもなっているのかなと感じます。

KENWOOD/SOTEC AFINA OP-VH7PCEntrySは接続する機器との組み合わせにさほどシビアさはなく、アンプとの相性にも神経質さはありません。能率が少し低いので極端にドライブ力の弱いアンプの場合ではもしかすると辛いかも知れませんが、管理人が組み合わせてみた中では、低価格ミニコンのヘッドユニットとして評価されたKENWOOD/SOTECのAFINA OP-VH7PC(注:20W A級アンプ)でもしっかりとした音が出ていましたし、クリーク 4240ミュージカルフィデリティ A1 juniorでもまあまあの音質。それら以上に相性が良かったのは東京サウンド(SOUND/EX-PRO)VALVE100(VALVE100SE)。この小さな真空管アンプとの組み合わせが潤いと低音を補う意味も含め最も豊潤な音色でベストマッチでした。

ALR/JORDAN ENTRY Si

ロングランセールスを続けた初代ALR/JORDAN EntrySも、2004年末よりENTRY Siへとマイナーチェンジされ、トゥイーターが新設計になったのをはじめ色々と細部にリファインが加えられました。Entry Siは未だしっかりした好条件で試聴したことが無いのですが、私が旧モデルを手放したポイントとしてもう少し高域方向の質的な品位が欲しかったのが大きな理由でしたので、新型へモデルチェンジすることでそういった弱点が見事に改善されているのかも知れません。追記:どうやら本当に良い方向に正常進化したようで、詳細はこちらのブログ一生使うぞENTRY-Sさんをどうぞ。読んだらまたエントリーSi欲しくなりました…。 店頭で視聴した印象はEntry Sの音質をそのまま正常に継承しているようで、正直なところ違う環境では音質的な違いが全く判りませんでした。ここは新旧2台を並べて比べると色々と差があるみたいです。余談ですがオーディオアクセサリー誌97号でも英国製プリメインアンプTAG McLaren F-3 60iの紹介記事として”エントリーSの能力を最大限に引き出す”ベストパートナーとして取り上げられていました。

【ALR/JORDANエントリーSiの主な特徴】


新開発ドーム型ツィーターを搭載し、高域特性を向上
ドーム振動板にポリエステル繊維の新素材を採用すると同時に、ドーム形状も変更を行い、20kHz超での特性を向上。周波数特性では、23kHzから28kHz(0、-3dB)と、そのレンジを大幅に拡大しました。またドームは従来どおり表面コーティングを行っていますが、新たにレーザーで開口処理を実施。ドーム内のベンチレーション効果をもたらし、放熱と振動板のスムーズな動作を実現しています。さらに、フロントプレート部はディスパーションの最適化を図った新設計に変更するなど、細部まで徹底した改善を行っています。

NOTE 9の高技術が活きる高音質クロスオーバーを新搭載
Entryシリーズは、従来もオートトランスを用いた高品位クロスオーバーを特長としていましたが、最新のEntry SiはTタイプ抵抗で構成したパッシブタイプへと変更されました。この方式は電気的共振を最小化にすることが可能ですが、その実際の設計はたいへん難しいものとされていました。Entry Siでは、NOTE 9開発時に導入され絶大な威力を発揮した最新シミュレーターを活用し、まさにクラスの限界をはるかに超えた高品位を可能にしています。

バランスを維持しながらパフォーマンスをアップ
世界的な定評を獲得している、大型25mmボイスコイルで駆動する11.5㎝型のアルミ・メタルコーン、リアルウッドの高品位なエンクロージャー・フィニッシュとサイズを継承。実物を見れば驚くほどコンパクトなサイズに変更はありません。放送局などでも広く使われている現状、マルチチャンネル化のための買い増しをされるオーディオファイルのために、サウンドバランスは可能な限りEntryシリーズに近付けています。

尚、2006年にはALR/JORDANよりEntry Siのコンセプトを継承する上位モデルClassic 1が発売されました。となるとALR/JORDANのスピーカーを再び使うとしたらCLASSIC1が良さそう♪ バスレフ型のEntry Siと異なり、CLASSIC1は密閉型で設置場所を選ばないのもポイントになりそうです。

o-greenコンパクトピュアオーディオ
o-greenスピーカー

ALR JORDAN Classic 1Entry Sの大きな成功によって同程度のサイズでプレミアム・スピーカーをとの希望がメーカーに数多く寄せられていました。カール・ハインツ・フィンクはEntry Sに採用した新開発ツィーターを使用して皆様のご要望に応えることとしました。Entry Siの場合はEntry Sとの同時使用が想定されるため、サウンドバランスもEntry Sに合わせることが要求されましたが、Classic 1ではこの制約を受けずに新型ツィーターのポテンシャルを存分に引き出すよう自由に設計ができました。キャビネットの板厚・天然アルーダー材のツキ板仕上、ネットワークのグレード等は上級Classicシリーズに準拠しました。Entry Siの明るさとはまた違った高品位のサウンドを聴かせます。

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コメント一覧 (10件)

  • はじめまして。引越を機に新しいスピーカーを買おうと思いいろいろ探していたのですが、こちらを拝見してALR/JORDANのentry Sにほれ込んでしまいました。試聴しにいければいいのですが、なかなか時間が取れないので、ちょっと教えてください!
    現在自宅で使っているのがONKYOのLiverpool D-500です。これにCR-185というCDレシバーを使っています。スピーカーは家内が結婚前に買ったもので非常に気に入っています。当初がこのまま持っていくつもりだったのですが、よく見たところコーンが破れていたりしているので新しいスピーカーを買うことにしました。ミニコンポをいろいろと試聴してみたのですが、彼女はONKYOの音が好きなようです。pastel_pianoさんも以前に同じタイプのスピーカーを使っていらっしゃったようなので、ALR/JORDANとの比較をおしていただけれ幸いです。
    よろしくおねがいします。

  • PITTAさんはじめまして(*^-^*)。
    サイトデザインがこわもてな為か、
    オーディオ関連の質問が今のところ少なく、
    ご質問いただき本当に嬉しいです。
    ブログを立ち上げた大きな理由の一つが、
    こうやって音楽・オーディオ好きの皆様と、
    気軽な交流の場を持ちたかったからですので♪
    さて、EntrySに惚れ込んだとのことですが、
    未だ試聴されていらっしゃらないとの事ですね。
    出来ましたら、普段お聴きの音楽のジャンル、
    オーディオにかけられる予算と、引っ越し先の部屋の大きさ、
    セッティングする際のスピーカーの間隔、
    一戸建てかマンションかなどを書いていただけると助かるのですが、
    以下は、オンキョーの音が好きな人に向けてのお話です。
    まず、D500ⅡとEntrySは、音の傾向が全く異なります。
    敢えて共通点を見つけだすとしたら”元気が良い”という所でしょうか。
    D500Ⅱは当時の国産スピーカーとしてはかなり良く出来たものでした。
    傾向として、ハードドームツィーター(高音部のユニット)の
    解像度が高い為、高域オーバーになりやすい。その為低域~中域の
    ウーハーも高域とバランス良く鳴らす為にはアンプのドライブ力が必要、
    (ドライブ力が足りないと、ツィーターに金属的な付帯音が出てきます)
    鳴り方はなかなか元気の良い物で、音像が前々に出てくるタイプ、
    音像と力感重視で、デリケートな表現や深い音場感は苦手です。
    でも、同時期のライバル機種ビクターのSX500ドルチェより良く出来た
    ものだと思います。ただ、ウーハーにウレタンエッジを使用している為か、
    現在流通している中古品は経年劣化でエッジが傷んでしまい、
    穴が開いてしまっているものがけっこう見られます。この場合、
    エッジをセーム革に張り替えて使い続けることは出来ますが、
    音質と修理コストを考えると、海外製のスピーカーにチェンジされる方が、
    個人的にはより良い音楽ライフが送れると思います。
    そこでEntrySとなる訳ですが、まずサイズが全然違います。
    高さ40cm級で16cmウーハーのD-500Ⅱ、EntrySは11.5cmウーハー。
    キャビネットの容積だけで6倍くらい差があると思います。
    CD一体型レシーバーのCR185にはサイズ的にもコンセプト的にも、
    箱庭的でEntrySの方がマッチングが良いと思いますが、
    D500Ⅱの音に惚れ込んでいるとなると、
    あれっ?という事になってしまう可能性も否定出来ません。
    音色が全く違う(EntrySはかなり個性的)のと、
    音像重視のD500Ⅱと音場重視のEntrySでは音の出方がまるで違う為です。
    D500Ⅱはクッキリとしたイメージだった曲が、EntrySでは
    比較的音像の輪郭が甘く、ふわりと包み込むような広がりになる為、
    これがアコースティックなクラシックやジャズなどでは良くても、
    電子音を多用する邦楽やJ-POPでは逆効果なことがあるからです。
    あと、どうしても16cmウーハーのようなパンチのある重低音は出ません。
    小さいスピーカーの割にドラムスなど低音の雰囲気は出るのですが、
    D500Ⅱの物理的なサイズから来る強さには基本的に敵わない部分がありますので、
    その点は留意しておいた方が良いと思います。
    あくまでpastel_pianoの個人的な好みのバイアスのかかったジャッジでは、
    音楽的な表現力の差も含め、EntrySの方が良い音になるのですが、
    こればっかりは好みの問題ですので、好みと合わない人もいらっしゃる筈です。
    実際知人数名は、EntrySをそれぞれの家に持ち込んでも終始無言でしたから…。
    あと、D500ⅡとCR185の組み合わせでは、もしかしたら
    ドライブ力が全然足りないのではないでしょうか?
    D500Ⅱを使い続ける場合は、その性能を引き出す為にも、
    先日紹介したオンキョーのA-1VL+C-1VLを使うことで、
    今までこのスピーカーから想像できなかったほどの、
    クリアな音質と広大な音場を獲得することが出来ると思います。
    予算が…という場合には今日3/8日に発売された新型INTEC275があります。
    発売したばかりでpastel_pianoは未だ試聴に行っていないのですが、
    丁度A-933 C-933は、A-1VL+C-1VLの半分のサイズで価格も半分。
    音質面では流石に上位機種の質感には及ばないでしょうが、
    デジタルアンプとしても、ジッターフリーのCDとしても、
    A-1VL+C-1VLと同じコンセプトを引き継いだモデルですので、
    スペースや予算の都合がある場合、こちらを選ぶのも良いと思います。
    更に下位機種でINTEC205シリーズ(今日試聴してきました)がありますが、
    こらちはどちらかと云えば従来のオンキョーミニコンポの音に近く、
    少し無理してでも275シリーズを買う方後々幸せになれると思います。
    単純にスピーカーだけ交換するとしたらEntrySiですが、
    トータルの音質の向上度合いでは、D500Ⅱに
    同社の新型デジタルアンプを入れる方が効果的だと思います。
    そうですね、スピーカーの間隔を空けられるリビングルームには、
    D500Ⅱ+A-1VL+C-1VL若しくはINTEC275、
    箱庭的に楽しむ小部屋やベッドサイドには、
    タイマー機能搭載も含め、CR185+EntrySが楽しめると思います。
    今A-1VL+C-1VLやINTEC275.205シリーズをe-onkyo.comで購入すると、
    30日間の返品保証+長期保証が付くそうです。
    発売当日から早速A-933が売り切れてますが(^^;。
    トップページの右下にリンクを貼ってますので、
    もし宜しければそちらをご覧になって戴けると幸いです。
    (投稿文に直接リンクを貼る方法がワカリマセンm(__)m)

  • pastel_piano様、私のようなど素人に大変丁寧なコメントをいただきありがとうございます。まず訂正です。家内が持ってきたのはD-200でした。全然小さいタイプでした。それから、聴きをもせずになぜALR/JORDANのEntrySにしようかと思った方というと一にも二にもサイズです。リビングに置こうと思っているのですが、出来ればスピーカーがドンと置いてあるのはさけたいなというスペース的な理由です。前に座って真剣に聴くというよりは、バックグランド的に部屋中に音楽が聞こえるというのが希望です。でもアンプはもう少しいいのにしてみたいと思います。新品で買うのは予算オーバーになってしまいますが、ヤフオクなどで275、205を探してみようと思います。
    引っ越すのはマンションです。設置場所は18畳のリビング・ダイニング、縦長です。よく聴く音楽はJ-POP。女性ボーカルが多いです。それからPowerBookからAirMacExpressを使い、アンプに音を飛ばして聴くことが多いと思います。
    視聴に使っているのはトレシー・チャップマンと映画「ザ・ファーム」のサントラです。最初はサイズに惹かれてビクターのウッドコーンを買おうと思っていたのですが、onkyoのミニコンポの方が音がよく出ている感じだったので、やめました。その後、Yamahaのミニコンポにしようかと思ったのですが、家内から音が硬いと言われて却下になりました。
    こんな風に書いていたら、家内がどうしても視聴したいというので今から秋葉原まで行くことになりました(笑)。帰りましたらまたお邪魔します。それでは。

  • >SX500ドルチェより良く出来た
    うわ、今読んでみたらとんでもないことを…
    これは端的に間違いです。同時期ですからSX-500Spiritの方ですね。
    あと、”良く出来た”の意味はオンキョーのA-917で
    鳴らした場合の相性も含めての話で、当時2つ並べた時に、
    D500Ⅱの方が高域の分解能と低域の沈み込みに優れていた点について、
    (今の私なら間違いなくドンシャリと判断するだろう)この様に表現しました。
    ちなみに個人的な好みを言わせて貰うと、
    音楽を再現する力については90年代ビクターの
    “クルトミューラー”系ラインナップは
    国産機の中でも圧倒的な表現力と質感を備えいたと思います。

  • こんばんは。
    とっても幸せです。Siを買ってしまいました!ego-wrappinの「色彩のブルース」を聴いているのですが、私みたいなへなちょこでもいつも聴いている曲がこんなによくなるのかと感動しています。
    今日は中野まで行ってきました。中古のSiが37000円で売りに出されていたんです。結局家内は行きませんでした。はじめにSiを聴いたのですが、今までのミニコンとの音の違いにびっくりしました。それもそのはずでアンプとCDプレイヤーで50万もするので聴かせてもらっていたわけですから(笑)。で、お店にあったいろいろなスピカーと聞き比べることにしました。
    最初はヤマハのNS-10MMTです。小さい割にはがんばっていましたが、でも音が薄っぺらい感じがしました。次はウッドコーンのツイターが付いた奴。サイズがちょっと多きので同じ音量でもSiよりは迫力がある感じでした。しかし、低音も高音も出ているのですが、逆に言うといろんな音を出していますよ、という感じでそれぞれの音のバランスがあんまりよくないかなという感じがしました。Siに比較して音がちょっととげとげしいかなとも思いました。最後にRoyal Menuet2と聴いてみました。Siよりも音が出ていてなおかつそれぞれの音のバランスがとてもよかったです。思わず聴き入ってしまいました。とてもよかったのですが、残念ながら予算オーバー。ということでSiを買って喜び勇んで帰ってきた次第です。
    で今CR-185でならしているのですが、買って良かったと思っています。でも、お店で聞いた音からはまだ程遠い感じなので、アンプなどをグレードアップしてSiの本来の持っている力が出るようにしてあげたいと思います。

  • ちなみに視聴したのはトレシー・チャップマンの”Talking about revolution”です。

  • たびたびすみません。今調べたらお店で視聴したアンプとCDはAccuphaseというメーカーでした。

  • PITTAさんこんばんはー♪
    Entry Si お気に召したようでこちらとしても嬉しい限りです(*^-^*)。
    しかも、丁度中古の出物があって良かったですね♪
    このクラスの小型SPはどれもそうですが、
    ALR/JORDANはこのメーカーなりの独特の癖がありますので、
    どうしても好き嫌いが分かれてしまう部分があり、
    その意味も込めて前述のような書き方になりました。
    元がD500Ⅱではなく小型のD200Ⅱとのことですので、
    サイズ的にも音質的にも、確かに買い換えて正解だと思います。
    また、今回候補に挙がったものは、EntrySiに限らず、
    ビクターのウッドコーンSX-WD5でも幸せになれると思います。
    実は、このスピーカーは国産としては非常に優れたスピーカーで、
    近々記事にしようと思っていたのですが、出かけ前のPITTAさんのカキコを見て、
    おおっ!と思っていたところです。感じとしては、洋楽はEntrySi、
    邦楽ポップスとピアノはSX-WD5がお薦めといった所でしょうか。
    http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/product/hifi/sx-wd5/index.html
    出来れば、Accuphaseではあまり鳴らして欲しくないスピーカーです。
    色々な音が出すぎてしまったり、高音が刺々しくなるとしたら、
    アキュの情報量が多すぎて、過剰演出になってしまうのかも知れません。
    NS-10MMは、スタジオ用のニアフィールドモニタースピーカーとして、
    色付けの無さを追求したSPです。用途としてはラジカセやミニミニコンポで、
    録音がバランス良く聞こえるか?をテストする為のスピーカーでもありますので、
    軽さや薄さは致し方ない部分ではと思います。
    Royal Menuet2は良いものですね。箱庭的舶来スピーカーの中でも、
    この小ささにも係わらず”高価”な点も含め、ちょっと格が違う感じです。
    さて、エントリーSiに合うアンプですが、
    ここはもう脱ONKYOしてしまって、しかもお気に召した訳ですから、
    出来たら小粋な海外製のアンプ+CDを組まれることをお薦めします。
    或いは国産でしたら真空管の東京サウンドVALVE100でしょうか。しっとりと鳴りますよd(^_-)。
    ただ、普段PC音源で電波を飛ばして…これはMP3になるのでしょうか?
    こういったクオリティの場合は、オーバークオリティで高価なアンプを使うと、
    ボーカルのサ行のキツさや圧縮ノイズの音の粗が聞こえてしまい、
    逆にゆっくり楽しめなくなってしまう危険性もあります。ですから、
    無理をせず、BGMとして楽しめる耳当たりの良い組み合わせを選ぶのが吉だと思います。

  • pastel_pianoさん、こんにちは。
    真空管のアンプは素敵ですね。フィラメントが光るのを眺めるのは暖炉の灯りを眺めるみたいに楽しいそうですね。できればこのアンプで聴いてみたいのです。
    しかし予算が。というわけで、新製品が出たので値段がこなれてきたONKYOのA-922とC-722をヤフオクで購入しました。今のところこれが精一杯のようです。これをしばらく使っていて、また値段がこなれてきたところで、ONKYOのA-933とかA-1VLとかに出来たらなと思っています。先日ビックカメラで聴く機会があったのですが、素人が聴いてもちょっと次元の違う音に聴こえました。
    いろいろと教えていただきありがとうございました。また遊びに来ます。それでは。

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