色々試聴してきました その1 スピーカー編

【色々試聴してきました】
導入計画|スピーカー|低価格プリメインアンプ

昨年の大晦日に、アンプ修理中に繋ぎに使う為のプリメインアンプ導入計画について書きましたが、実は未だに機種選びでかなり迷っていたりします・・・(滝汗)。だがしかし、そろそろ実際にアクションを起こさないとなぁ~という事で、この度、重い腰を上げて良さそうな機種を一通り試聴してみたので感想を軽くレビューしてみたいと思います。

場所は都内○○○○カメラ某店。良くあるセレクターを介して沢山の機種が切り替え可能な展示スタイルですので、音質面で理想的な試聴環境とは言い難いのですけれども、取り敢えず機種毎のニュアンスの片鱗を、次から次へと大雑把に確認することは可能です。平日午前で他にお客が居なかったこ事もあり、店員さんに声をかけられる事もなくゆっくりたっぷりと試聴してきました♪※御迷惑にならないように音量はあくまで控えめにです。


まずプリメインアンプ選びの前に展示中のスピーカーを試聴。20~30機種はあったと思いますが、これを一通り全て聴いてみますd(^_-)

プッチーニ セッタンタ試聴に使用したアンプはイタリアオーディオアナログのPUCCINI SETTANTA。私の好きな音のする中級モデルがこれしか繋がってませんでした。CDプレーヤーも同じくAUDIO ANALOGUE PAGANINI 192/24にしたかったのですけれども、何故か展示が無くなっていたので、雑誌の試聴リファレンス機として良く使われているDENON DCD-1500AE。コストダウンの為のシャシー共有化なのか、見た目は上位のDCD-1650AE/DCD-SA11/DCD-SA1と殆ど同じ意匠ですが、実売価格は5~6万円台。SACD入門機として人気が出そうな、低価格でお手頃クラスの魅力的なSACDプレーヤーです。

で、今回試聴したスピーカー全てのレポートとレビューを書いていたらキリがありませんので、個人的にこれは良い!と感じたモデルのみ、簡単にピックアップしてみたいと思います。

《以下、大まかに価格とサイズ順です》

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AUDIOPRO ALLROOM Sat

audiopro BLAVO ALLROOM SAT

本来マルチチャンネル用途のサテライトスピーカーとして作られた物で、手のひらサイズで非常にコンパクト。デスクトップPCオーディオでも使えるサイズです。このサイズですから当然レンジが狭く低音は出ませんし、大音量では歪んでしまいますが、その辺りを割り切りつつ、控えめの音量で楽しむのであれば問題ありません。高域はオーディオプロ Image11と比べ丸みがあり穏やか。ボーカル帯域など抜けが良く素直で、潤いのある上品でトラディショナルな音質。本当の意味での正統派。音色はaudiopro Image11と本質的には似た傾向ながら、ALLROOM SATでしか得られないチャーミングで角の取れたアナログライクな魅力があります。

管理人がもしマルチチャンネルに手を出すとしたら、ナチュラルサウンドのこのスピーカーは最有力候補かも。それから今後、薄型大画面プラズマテレビを導入する場合にも、テレビ用のモニタースピーカーとして是非欲しいです♪ALLROOM SATはAUDIOPRO IMAGE12と違って殆ど話題に上りませんけれど、国内メーカーのチープなマルチサテライトスピーカーとは「質」がまるで違い、本当の意味での隠れた良質機であると何度聴いても感じます。

ALR/JORDAN ENTRY Si

ALR/JORDAN ENTRY S

ドイツALR/JORDANの大ヒット超小型ブックシェルフスピーカー。店頭で聴くだけでは、管理人が以前に所有していたマイナーチェンジ前のエントリーSとあまり違いが判りません(滝汗)。こちらのブログにEntrySとSiの詳細な違いが書かれています。サイズの限界でレンジは狭いのですが、ALR/JORDAN独特の残響を伴うステージの広がり感と、耳触りが優しいウッディタッチの質感で、明るく音楽が活き活きと楽しめるサウンドです。

MONITOR AUDIO Radius 90 →現行モデル Radius Series 90

Monitor Audio Radius Series 90

現代のブリティッシュサウンドを代表するモニターオーディオの超小型スピーカー。メタルコーンから来るのでしょうが、明らかに特殊且つ個性的な音色でちょっとばかりイロモノ系かも(滝汗)。明るくドライでヴァイオリンなどの弦楽器は正直もうあり得ないレベルの不自然さ。しかしながら大変に歯切れが良く、低音が余り出ていないにも関わらず音楽が動的でノリノリです♪ クラシックのようなアコーステッィク系の音楽にはやや弱いのですが、ロック・ポップス、テクノ、電子楽器系の音楽ではとても小気味よく鳴ってくれてスカッとした爽快な気分に浸れます♪ 近年モニターオーディオの普及クラスには個人的に?なモデルも多かったのですが、Radius Series 90については個人的にかなり好きなサウンド。敢えてサブシステムやPCオーディオ用途に欲しいと思わせるだけの不思議な魅力を備えています。

DALI Royal MenuetⅡ

DALI Royal MenuetⅡ

DALI Royal MenuetⅡはRadius90とは逆にどちらかと云うとクラシック音楽向きのスピーカーです。後述する英国のQUADと同じく、デンマークのDALIは、ヨーロピアンサウンドの伝統であるアコースティックな色気や、ウォームでデリケートなニュアンスの方向性を未だに色濃く感じさせる数少ないメーカーです。悪く云えばやや現代のHi-Fiスピーカー的ではないディテールの粗雑感や、レンジの狭さ、くぐもった印象は多少なりとも感じます。其処が魅力でもあり弱点にもなる。潜在的なポテンシャルが高い反面、ポン置きでは真価を発揮しそうにない繊細さもあり、組み合わせと使いこなし次第で大きく化けるタイプ。他の安価な小型スピーカーと比べると、控えめなワット数で本質的に品位の高い上位クラスのアンプを奢るか、真空管アンプによるドライブがお薦めです。低価格モデルながら中国生産ではなく、一貫してデンマーク国内での製造を続けているのもDALIの隠れたポイント。

internal後継モデル DALI MENTOR MENUET SEについて
internalDALI MENUET デンマーク製ブックシェルフスピーカーのレビューです♪

QUAD 11L →現行モデル 11L Classic Signature

quad 11L speakers

今更言うまでもなく、英国QUAD設計の超お買い得名機。仕上げも美しく、価格も安い。そして何よりも音楽性が高い。展示機の音質ですが、以前のレポートで書いた10ヶ月くらい前の試聴の際には多少キンキンしてたのに、今回改めて聴いてみると、どこかしら旧KEFやLS3/5Aを彷彿とさせる大変まろやか~な音になってました。エージングが進んだのか、展示品が入れ替わったのかは不明です(滝汗) 単に今回比較に使用したAUDIO ANALOGUE プッチーニ・セッタンタとの相性が割と良かっただけかも。音質傾向は、クラシカルな渋い音色を基調に現代的なクリアネスと解像感もしっかり併せ持っている・・・そんな感じです。切り替え試聴した30万クラスまでの中小型ブックシェルフスピーカーで、QUAD 11Lよりトータルバランスに優れているものは見つかりませんでした。敢えて書きませんが相性が悪くて妙な出音になるアンプはいくつかありましたけれども・・・(謎)

QUAD 12L

こちらは以前に聴いた際には11Lとは違ってキンキンしてなかったのに、今回は12Lの方が11Lと比べてほんの少しだけ高域が神経質な感じでした。12Lの方を試聴する人が相対的に少ないからエージングが足りてないのかしら?(謎) まぁ結局アンプの相性次第なのかもですねぇ・・・。とりあえず11Lと比べると低域方向はそれなりに余裕がある。反面落ち着いた傾向になるぶん躍動感が若干抑えられる印象。でも価格の差はサイズから来る差であって、本質的には品質の差では無い(11Lとほぼ同じ)と思います。

DALI Royal Tower ←レビュー

DALI Royal Tower

バッフル面と奥行きのサイズはメヌエットの近似値で、トールボーイにした分別売スタンドは要らないですし、バランスもずっと良くなり低域もそこそこ出ます。上で挙げたロイヤル・メヌエットⅡと比べ全てに余裕があり、アンプの相性から生じる鳴らしにくさも少なそう(注:ちなみにリニューアルされたMENTOR MENUETの音質とは全く別物です)。現代的でスピード感溢れる高音質とか、斬新なデザインと設計による鮮烈な音場感とは全くの無縁ですが、オーソドックスな設計の四角いトールボーイなだけに、優しく素直で端正な鳴り方は何ともいえない安心感を誘います。

ブランド: DALI(ダリ)

このプレーンな出音はaudiopro Image11にも本質的に似ていますが、加えて更なる上質な音楽性と色気・・・良い意味でのスパイスとなるヨーロッパ文化の薫りが十分にサウンドに内包されている点が、DALI Royal Towerならではの強みであると云えます。スケール感はともかくとして、質的にはずばりハイエンドの音がします。この品位であればウィーン・アコースティック(ヴィエナ・アコースティック)と比べても遜色ありません。このアコースティックで優雅な質感をペア15万以下で得られるのは明らかにお買い得です。Royal MenuetⅡが買えてしまう貴殿なら、少々背伸びをしてでもRoyal Towerを選ぶ方が後々更に幸せになれるかもですd(^_-)。個人的にも滅茶苦茶欲しくなってしまい、ほんともうどうしようかと・・・置く場所無いのになぁ・・・orz

比較的小編成なクラシック、スローなジャズ等を控えめの音量で楽しめる人向きですので、弱点を挙げるとすればパルシブで金属的な電子音楽やロック・ポップス系、また、クラシックでもフルオーケストラを大音量で楽しむ御仁には不向きだろうと思います。但し女性ボーカル好きでしたら十分検討の価値あり。Royal Towerは単なる音質ではなく音楽性や品位と云った感覚的な部分を愉しむ事が出来るスピーカーです。

大半のコンパクトブックシェルフと異なり、フロントバスレフ型ですのでセッティングも楽。壁の向こう側に迷惑をかける可能性も低く、6畳間でも無理無く使えるスリムコンパクトなトールボーイと云えます。クラシック音楽に限らず、アコースティックな洋楽、ヨーロッパ系音楽全般に造詣が深い音楽ファンで、オーディオ予算が控えめ&小さな部屋で聴かざるを得ない環境の皆さんに広くお薦めしたいと思いますd(^_-)

B&W 703 現行モデル→ 703 S2

B&W703_S
今更ですがB&W703はこのクラスではダントツのモニター系高音質。ONKYO A-1VL+C-1VLとの組み合わせでは鮮烈且つ最高のリアリティで鳴ってくれて驚愕しました。B&W 703は本当に素晴らしいスピーカーなのですが、私が叫ばなくてもそこら中で試聴できますし、以前にもレビューしましたので詳細は割愛します。※2017年末、新型モデルB&W703S2が発売になりました。

¥164,978 (2023/04/09 11:21時点 | Yahooショッピング調べ)

B&W 804S  現行モデル→ 804 D4

804S3
店頭にあった中で今回一番高音質だったのがこちらのB&W804S。正統派で変な誤魔化しや癖が殆ど感じられない一番ストレート且つ現代的Hi-Fiサウンド。三次元的に正確な位相でピシッと音像が定位するスピーカーは今回聴いた中ではこのモデルだけです。B&Wの”ノーチラス”シリーズは流石に色々な意味で他メーカーとは次元の違う音質。全方位死角無しの優等生ですが、音質が良過ぎるが故に、接続機器にもそれ相応のクオリティを備えた隙の無いハイエンド製品を要求してきますし、セッティング等で泥沼にはまりそうなことから、ローエンダーの管理人などは正直尻込みしてしまうアキュレートサウンドで御座います・・・(^^;)

DALI HELICON 800

DALI HELICON 800
同クラスのトールボーイスピーカーの中で価格はB&W 804Sより更に高価ですが、音質では残念ながら一歩及ばず。まぁ大抵のスピーカーは直接比較してしまうと、どうしてもノーチラスには及ばない訳ですけれども。。。そんな感じで音楽関係のお仕事でリファレンス的に使う場合にはノーチラス804Sを選ぶことになりますが、趣味でおおらかにクラシック音楽を愉しむにはむしろHELICON 800(或いはHELICON 400)を選ぶかも。基本的にはロイヤルタワーと良く似た傾向の音作りですが、Royalシリーズにはない10kHz以上を受け持つリボントゥイーターを搭載している点が大きな特徴。試聴環境が良くなかったこともあり、スーパートゥイーターのメリットを感じにくかったのが残念ですが、家庭でSACDプレーヤーを中心としたハイエンドシステムを繋げて聴いた場合には、素晴らしい高域表現が得られる事請け合いです。

DALIヘリコン800は等身大のスケールに近く、低域の厚みもあり、ロイヤルタワーやメヌエットと比較してより深みのある豊かな表現が得られます。両機を直接比較するとRoyal Towerは音場スケールが箱庭的で、音楽の表面をなぞるような少々浅い感じがするのですが、それがチャーミングな親しみやすさにも繋がっていてこれはこれで魅力的♪ 音色の持つ傾向や品位の部分は本質的に同じですし、実売15万と70数万という価格差を鑑みるに、別にRoyal Towerでいいじゃん、、、等とついつい考えてしまうわっちが居たりもします(^◇^;)。グレードが下がるとどんどん音質がチャラけてしまうB&Wとは異なり、DALIは本質的な部分で首尾一貫しているところが良心的だなぁと。あ、でも中価格帯のIKON(アイコン)シリーズは今回は聴いてないので悪しからず。低価格帯のブックシェルフ、ZENSOL1″センソール1″とLEKTOR1″レクトール1″の試聴記はこちら

こんな感じで今回、沢山ある中で自分なりに耳にとまったのがこれらのモデルでした。試聴で残ったのは半分以上いつもと一緒のモデルでしたが、今までスルー気味だったDALI Royal Towerの秘める実力に今回初めて気付いたのが収穫♪ パッと聴いて凄みのある音ではないのですが、音楽性に優れ、じっくり聴くと味のある、本当の意味で音楽のツボを心得た「わかっている」スピーカーだと感じました。

次回、肝心の低価格プリメインアンプ試聴レポに続く…

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導入計画|スピーカー|低価格プリメインアンプ

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コメント一覧 (18件)

  • 多くのオーディオ試聴されたんですね、私もあそこにはよく行きます。最近出来た横浜のヨドバシはさらに人がいなくてお勧めです。私のダリ・タワーは3年ほど経って低音が1.5倍は買った当初より出ています。さらに熟成がすすみ聞きやすい音になっています。

  • いろいろ聴かれたようでレビューを興味深く読ませていただきました。私の場合B&Wは苦手です。あの高音は耳にきついと感じます。804はよいと思いますが。
    当方PMC GB1を所有しているのですが、聴かれませんでしたか?20万円強でロック・ポップス系のモニターだとこれが一番かなーと密かに思ってるんですが。
    もしPMCも聴かれていたら、ぜひレビューをお願いします。

  • ご無沙汰しています。我が家の11Lも半年(500時間?)頃から急速に角が取れて、これが本来の音色かな?と言った感じです。このところはCreek 4330Mk2・CD43Mk2と組み合わせていますが、密度感ある中域でしっかり支えられて、ワイドレンジな11Lが安定して聴こえます。タワー型が好印象とのレビューですが、お店では22Lは試聴されませんでしたでしょうか?
    最近、Image11のノーマル版と#のSD-SG11とで6畳弱の寝室兼書斎で箱庭しています。こちらの11はピアノが良いですね。目覚まし代わりにバッハのピアノ曲を掛けていますが、つい30分くらいウトウトと聴いていたりして、ちょっと幸せな朝ではあります。。。

  • >bydさん
    御察しの通り横浜店には未だ行ったこと無いんです~。近日中に偵察に行ってみたいと思います。ポイントもアンプ買えるくらい溜まっていたり。それにしても、bydさんお使いのロイヤルタワーは素敵ですね。惚れてしまいました。
    >トリケラトプスさん
    初代800シリーズのトゥイーターは本当に神経質で、アンプも相応の物が必要ですし、量販店レベルでまともに鳴っているのを殆ど聴いたことがありません。歪ませずにまともに鳴らせる方がどれだけいらっしゃるのか…。B&Wの場合、私個人的には旧MATRIXシリーズの音が好きでした。とはいえ、クラシック音楽の場合、メジャーレーベルの多くがモニタースピーカーに801or802を使っていて、結果としてモニタースピーカーとしての録音再現性という意味では、好き嫌いは別にして、実質右に出る物は無いのが現状だと思います。
    PMCにいては、GB1など最近のシルクドームのモデルを試聴したことが無くて、今後機会があれば是非とも試聴したいと思っております。メタルドームだった旧モデルのTB1、FB1の印象はうろ覚えですが、精度が高くクールでタイトな音色、独特の透明感と潤いを伴う緊張感のある空間再現が魅力的な反面、色合いがやや単調というか、光と影の…影のグラデーション部分が豊かで、細部まで精彩なモノクロームの写真を見ているような印象がありました。ロック・ポップス系には確かに合うと思います。クラシックでは重厚なミサ曲とかオラトリオ、ピアニストではポリーニの様なタイプが合いそうな。それと、当時はメタルドームから来る高域のピーク感が多少気になったような覚えがあります。元々素性がよい上に、現在のモデルはシルクドームツィーターですので、高域の再現性や表現力の不満が改善されていそうですね。
    >ufugi0331さん
    なんとImage11まで手に入れられましたか。 こちらはあまりアンプ選ばない上に価格も安いし、ノーマルモデルは普通に高原の朝のように爽やかな響きが出、何気に凄い高音質のトゥイーターを積んでいる様な錯覚をします。反面、低音まるで出ないとか音が薄いなどの弱点もありますが、サブシステムにはこの割り切りが逆に潔い。色々な意味で使いやすいので製造終了が本当に悔やまれます。ほんとうに、ピアノの為のスピーカーです。
    22Lと21Lは置いてありませんでした。Creek+QUADは見事に音楽性の高い物同士の組み合わせで、音色的にも極めてオーソドックスな英国調ですし、組み合わせの好例としてもっともてはやされて良い気がします。

  • 横浜のヨドバシでオンキョーがタカミネと開発したギターのようなスピーカーを聞いて気になりました。。。たたくとギターの音がしました。

  • いつも楽しみに拝見しております。試聴記を読むときには、レポーターの方の感じ方と自分の印象の基準点を取れるかどうかがとても大事だと思いますが、こちらのレポートは大変分かりやすい表現で素晴らしいと思っておりました。
    ところでQuadのところで「LS3/5Aを彷彿とさせるまろやかな音」とあってびっくり。うちではquad44+606でもう20年近く鳴らしておりますが、鮮烈でエッジの立った切り込みの鋭い音がしています。最新のスピーカとくらべると3/5Aもまろやか、ということになるのでしょうか? 
    ひとことコメントいただけましたら幸いです。

  • 費用捻出もあって出入りが激しく、急速にオーディオ遍歴を重ねた割には、手元に残ったのはメインのCreek & QUADとサブの#(SG11) & Image11と控えの#(SG40)と案外シンプルに留まっています(置く場所もありませんし、、、)。メインは結局これに行き着いたと言った感じで、やはりこの組み合わせはオーソドックスで多くの方に勧めれると思います(個人的にはSG40も捨て難い)。Image11はノーマルの方が無理してなくて好ましいような、、、ピアノはカチッとしていてQUADより良いと思いました。。。

  • 詳細なレスをありがとうございます。
    PMCの印象はだいたい私と同じですね。以前のメタルツイーターの高音はきつかったです。昔FB1を買うかどうか迷って結局やめたことがあるのですが、ツイーターのキンつきが気になったのが原因です。かといってソフトドームの上位機種は高いし大きすぎるということで手が出ずにいました。
    現在使用中のソフトドームのGB1は高音がまろやかになっていてとても心地よいです。精緻でちょっと細めの音です。音色はあっさり系でいかにもモニターという感じですね。艶はあまりなく原音に忠実な印象です。
    自分の場合はロック・ポップス系中心に聴くのでこのくらいの色の薄さがちょうどいい感じです。GB1を買ってからは、今まで音が団子になって聴けなかった録音の悪いソースも綺麗に鳴らせるようになって満足してます。
    機会があればぜひ聴いてみてください。レビューを心待ちにしております。

  • 遅レス失礼しますm(__)m
    皆様すみません。持病の具合が悪くなっしまってまともにネット出来ずにいます。大分良くなってきたのですが、個別のお返事はもう暫くお待ち下さいませm(__)m

  • >bydさん
    ご紹介にあるD-TK10を試聴してきました。確かにギターの音がします。全てがギターの音色が載ったテイストになるというか、ドライでカラッとした個性的な鳴り方です。ギターが好きな人には堪らないかも。。。ただ、ピアノ弾きからすると、例えばヤマハが作ったスピーカーはピアノの音がリアルでイイ!とは必ずしも言いにくい部分があるのは確かです(^^;ので、この辺はギターを実際に弾かれる方にお訊きしたいところです。
    >ポチ21号さん
    はじめまして&お返事遅くなり大変ご迷惑をお掛けしました。
    10年以上前に私が店頭で聴いた範囲の限りでは、LS3/5Aの音はQUAD以上にナローでまろやかなブリティッシュサウンドに思えました。3/5AのリファレンスがRogersだとすると、その中でも、KEFのシグネチャーモデルが特にウォームで濃い音だったと思います。Spendor製が中では比で較的Hi-Fiだったような。当時試聴の組み合わせで使ったアンプで記憶に残っているのは初期のクリークです。3/5Aと組み合わせ試聴したことはありませんが、昔ヤマギワで聴いたQUAD66+606の音も、どちらかと言えばフィリップストーンと呼ばれるようなウォームでナチュラルな傾向だと思ってました。これらの組み合わせで切れ込みの鋭い音が得られるとは驚きです。
    私の印象になりますが、トラディッショナルな英国サウンドは、いわゆる日本的なハイスピードでワイドレンジなクリアサウンドとは対極にありますが、音楽のリアリティ、表情の肉質感やサーフェスの生々しさでは遥かにリアリティがあると考えます。LS3/5Aの持つ音は、旧ローバーミニが、設計も古く決して現代の車のように上質でハイパワーな車ではないけれど、運転するとゴーカートのようにダイレクトで鮮烈なドライバビリティがあるというのと、相通じる物があるのではと思っています。
    >ufugi0331さん
    なんて言っていたら、逸品館とのコラボでしょうか?AUDIOPROがステレオワンというとんでもないモデルを発売しました!
    http://www.ippinkan.com/audiopro/audiopro_stereo_one.htm
    聴いてみたい…てか、ちょっと欲しいかも。
    >トリケラトプスさん
    了解しました。見つけたら必ず試聴してレポートアップしますね♪

  • もうひとつ、Entry-MはSiに比べてかなりスケール感が違い私としてはこちらを選びたいと思いました。。ただ最近の傾向として塩ビシート仕上げが増えているのは悲しいことです。家具の場合それらのクオリティ・価格には大きな差があるので見落とせない条件です。

  • そうですね、EntryMの方がサイズが大きい分ゆとりがありますから。。。逆にEntryS・Si・クラシック1の場合、手のひらサイズから来る点音源的な音場や、キビキビとしたレスポンスから来るこましゃくれた鳴りっぷりが、多くのユーザーに支持されるチャームポイントになっていると思います。
    私としては、ALR/JORDANのエッセンスを最も手軽に凝縮して箱庭的に味わえると云う部分でSi/Classic1を推奨。より踏み込んで本格的なピュアオーディオクオリティをお求めの方には、出来れば外観・音質共に「NOTE」シリーズから視野に入れる事をお薦めします。

  • Stereo Oneは昨年の夏頃発表だったと思います。見た目の印象ですが、日本のメーカーとは一線を画す音質&デザインが期待出来そう、、、(決して舶来至上主義では無いのですが、、、)。ブラックパネルのモデルもあるみたい。それと、最近気になっているのはB&WのCM1です。そのうちレポートで取り上げて頂けたらと思います。

  • 私が逸品館の上記リンクを見て思ったのは、逆にB&Oやプライマーなんかを作る北欧らしくない、国産ミニコンのOEMっぽいデザインだなぁと少し感じました。ライバルになりそうなBOSEの日本向けWestBorough(ウエストボロウ)やミニコンポもサンスイのOEMだと販売店で聞いたことがあります(注:真偽不明)。実際にOEMかどうかばともかく、音質では15万クラスのハイコンポとしてボーズの遥か上のクオリティを実現して欲しいです。違いが判る人にはAUDIOPROみたいな♪
    CM1についてのレポートは近日中にアップしますd(^_-)先週試聴しましたが、これは良いスピーカー。AUDIO STYLEお薦め決定です♪

  • はじめまして。
    ずいぶん昔の記事へのコメントですみません。
    以前ROYAL TOWERを購入したときに、このページを参考にさせていただきました。最近になって当時のことを自分のブログに書きまして、その中でこちらのサイトにリンクを張らせていただいたので、おしらせいたします。合わせてTBの申請もしてみたので、どうぞよろしくお願いいたしますー♪

  • MONITOR AUDIO ラディウス90の評価について。
    >ドライでヴァイオリンなどもう有り得ない不自然さ….。
    だったらハーベスを買って下さい。
    >クラシックのようなアコースティック系にはやや弱い..。
    だったらハーベスやロージャースのゴム系のウーハーのSPを買って下さい。
    上の2つの音の要素は必要ありません。クラシックは全く聴かないので。

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