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MARANTZ SA7003 定価63000円/SA8004 定価10万円

【SACDプレーヤーに想いを馳せる】
その1その2その3SONY|Marantz|PioneerDENONCambridgeONKYO

今回リストアップした中でも、エントリークラスのオーディオマニアに一番人気がありそうなのがMarantzのSA7003。加えてSA8003の後継機として昨年発売された上位機種のSA8004。マランツはデザインがいかにも日本製オーディオ機器という立派な佇まい。筐体の存在感重視の人にはかなりのアピール力がありそう。。。な~んて書きつつも管理人の箱庭基準には若干大きすぎますけれども。。。(^^)ゝ

B&W CM5&MARANTZ
B&W CM5との組み合わせは格好いい・・・↑

DSDのDACチップにはSA7003とSA8004で同じシーラスロジックのCS4398が使われています。ちなみにこれはOPPO BDP-83と同じチップです。

マランツSA7003管理人の場合、Marantzから選ぶとなると価格的にはローエンドモデルのSA7003がターゲットになるのですが、問題は中身です。箱は立派ですが蓋を開けると回路的にはやはりエントリークラス。上位モデルのSA8004の中身と比較してしまうと作り込みにはかなり差があります。音質面でも新型のSA8004とは歴然とした差があるようですし、SA7003に手を出すくらいなら最低SA8003クラスにしないと自分は納得できない・・・といいつつ、更に上位モデルのSA-15S2を店頭試聴で散々聴き込んだ挙げ句、音像に独特の明るく華やかなキャラクターがあり、ソリッドな描写で前に来るサウンドに、あれ?もう元には戻れない?とか何とかもうどうしようも無くなってしまい、ぎゃぁぁぁぁ!!!!ばたん。。。きゅうぅぅぅ。

マランツの場合、廉価なCDプレーヤー専用機としてCC4003/CD5004/CD6004があり、中上位のSACDプレーヤーではSA7003/SA8004/SA-15 S2/SA-13 S2/SA-11 S2があります。その他には、プルーレイ対応のマルチチャンネル・ユニバーサルプレーヤーとしてUD7006でもSACDの再生が可能です。その他にも現行ラインからは外れているけれど実存する型番がいくつかあったり・・・。

《2018年~遂にMarantzの最低モデルが希望小売価格30万円もするSA-12になってしまいました(@_@;)。今後、完全に中抜けしている普及価格帯のSACDプレーヤーの下位モデルは発売されるのでしょうか?》

これけだけ価格帯を細分化して下から上までと並べられると、個人的にはどこか尻込みしてしまうと云いますか・・・ここまで来ると完全にビジネスだよな~ってある意味我に返ってしまうのです・・・(苦笑) それだけマランツ製品が世界中で人気があり、売れているからこそできる力業ではあるのですけれども・・・。オーディオ機器としてでは無く、音楽の本質に立ち帰った場合、こういうのってほんのりと複雑な気分になるのですよね。こうなると下位のモデルを買ってしまった場合、どうしても上位モデルには頭が上がらない訳でして・・・有り体に言えば、比較試聴しちゃうと悔しい。。。

この点、単純に下位<<<上位ではなく、個々のユーザーのライフスタイルに向けて異なるデザイン・・・使用環境と音質的なコンセプトを提示することで、敢えて価格帯の違うラインナップを用意する・・・のでしたら納得できるますし、以前のマランツはそんな感じでしたのですけれども。。。

《ピアノフィニッシュのサイドウッドを追加することで、見た目の高級感と共に、よりアコースティックなプレゼンスを加味することが出来ます。》

マランツ サイドウッドパネル WS0901/FX1B 対応機種:「SA8003」「SA8004」「SA7003」「CD6003」「CD5003」「PM5003」「ST6003」

PM8004/PM7004用WS1101/FX1B

元来PHILIPS/MarantzのファンでCD-R630を今でも大切に使っている管理人が、今現在のマランツのSACDプレーヤーに踏み切れない理由ですが、Marantzはあちこちで試聴する機会は多いのですが、SACDの特性とMarantzの音作り(キャラクター)って相反する部分がある気がするのです。これはSACDプレーヤー初期のDAC7/TDA1547搭載機MarantzSA-1の頃から既に気になっていたのですが、こう音像に独特の金色を想わせる華やかな色付けがあり、キレのある音像描写は魅力的なのですが、自分の感覚からするとSACDにはもっと奥ゆかしさと共に、情報量を生かした豊かな響き感が欲しい気がするのです。。。

SACDだからこそ味わいたい強調して欲しい部分があって、Marantzの色付けは昔からなんかそういうのとは少し毛色が違う。ある一定以上の高級機になれば、そんな色付けすら圧倒的な情報量の前に些末な事よと吹き飛ばしてくれるのですが、音の薄い下位モデルは、すぐ側に上位機種が見える分、色々と不満が出ちゃいそうだな~みたいな。

あと、昔PHILIPS系のDACチップとスイングアーム式ダイキャストメカを使っていた時代の、バタ臭くウォームでマッタリした曖昧でロースピードなマランツサウンドの記憶が強すぎて、HDAMが進化した今の現代的ですっかり洗練されたマランツサウンドに対して、どうしても何処か割り切れない思いがあるんですよね、、、管理人は要するにいつまでも懐古趣味厨といいますか、とことん後ろ向きでごめんなさい・・・なのでありました(^^;) なぁんて若干トーンダウンしてしまいましたが、ぱすてるんは決してマランツ嫌いじゃ無いんだからねっ!そこは勘違いしないでねっ♪

《Last modified 2019/1/21》
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