ここ3日、綺麗に晴れてはいますが台風並みの暴風が続いている関東、6月にこれだけの暴風って経験無いので、控えめにいって異常気象なのだと思いますけれども、風通し抜群のまたとない機会ですので、夏のエアコン稼働を前に、本日は年に一度のエアコンのクリーニングに挑戦してみました。※ちなみに本日6/29日は観測史上最速の梅雨明け(関東)だそうです(@_@;)
Panasonic CS-28RDX
とは云えPanasonicのエアコンクリーニングサービスにお願いして完全な分解洗浄をしたのが2016年。それから未だ2年ですので、見た目には内部にカビが発生している様子も無く、今年も簡易分解によるDIYでとりあえず済ませようかと思います。※ちなみにPanasonicのサービスのお話では、3年に1回程度のプロによる完全分解清掃がお薦めだそうです。尚、カビが目視で発生していないというのは、実のところ普段から細かなメンテを色々としているからで、仮に新品のエアコンでも日常のメンテナンスを怠れば初年度でカビが生え、2年目には臭ってきても全く不思議ではありません。

16℃×1時間運転でエアコンの臭いを落とす方法

簡易分解クリーニングに挑戦する前に臭いだけでも消す方法としては、最近話題になっている、窓を開けたまま冷房16℃(or設定可能な最低温度)で最低1時間運転する方法があります。原理としては熱交換器の冷却フィンに結露を最大限発生させる事でフィンやドレンラインに貯まったの臭い成分を短時間で強制的に流してしまうと云うもの。通常のエアコン温度でも冷却系統は湿りますが大量に排水されるほど充分には結露が発生し辛く、クールビズ節電で高めの温度を設定してるエアコンでは特に臭いが発生しやすくなりがちです。最近の日立エアコン白くまくんに搭載されている凍結洗浄はこの低温結露による洗浄方法をより極端にして強化したものです。
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但し16℃運転では構造上、後半の送風部分のシロッコファンやルーバー等、結露があまり発生しない部分にこびり付いた臭いや既に発生したカビには無力で、送風経路全体の殺菌効果もありません。ですのでこの方法はあくまで一時しのぎではありますが、今すぐに臭いだけでも消したい場合にはそれなりに有効です。

16℃運転時に部屋を締め切ったままでは臭い成分が部屋の中をぐるぐる巡ってまたエアコン内に取り込んでしまいますので、湿度があり風が吹く気温が高い日に、室内の窓を全開にして1時間運転するのがミソです。管理人の機種の場合はより結露効果を高めるために、通常の冷房16℃では無く「冷房除湿モード」の16℃で運転しています。更にエントリ後半の[7 半日ほど送風]に書きますが、より洗浄効果を高めるために、1時間の16℃運転のあと、前面パネルとルーバーを閉じた上で暖房の最大温度30℃で更に30分〜1時間、強制暖房運転する。冷やして温める二段階方式をとっています。この方法で内部の完全乾燥と熱による殺菌効果のダブルパンチを加えることで、単なる16℃運転以上に強力な脱臭殺菌効果を得ることが出来、16℃冷却方式のみでは得られなかった冷房での咽の痛みを殆ど感じなくなりました。
  

クリーニングで用意するもの♪
  ・掃除機(ノズルブラシ)
  ・市販のエアコン洗浄スプレー 或いはスチームクリーナー
  ・アルコール含有ウェットティッシュ、割り箸かプラスチックの棒
  ・パナソニック エアコン用・わさび防カビパック(カビストッパー)
  ・作業用のメガネとマスク
  ・作業中に周囲を汚さないためのタオル

1 簡易分解

外せる前面、上部パネル、ルーバー類を全て外し(各機種の説明書参照)、空気清浄ユニット 内部前面や天面の集塵メッシュフィルターを外し、洗浄可能なプラスチック系パーツや空気清浄ユニットを、台所用中性洗剤と水とスポンジで綺麗に洗ってから乾かします。紙で出来た脱臭フィルター/除菌フィルターは掃除機で軽く埃を取ります。
CS-28RDX内部

2 掃除機で掃除

お掃除ロボットが届かない部分など、細かな埃がアチコチに絡まっていますので、本体をザックリと掃除機のノズルブラシを使って綺麗にします。ちなみに管理人が使っている掃除機はスウェーデンElectrolux社のエルゴスリーです。

3 冷却フィンの洗浄

エアコン洗浄スプレーエアコン洗浄スプレー・・・即ちエアコンフィンの内部洗浄クリーナー(スーパーや薬局、ホームセンターなどに置いてあります)で、フィン全体をスプレーしてクリーニングします。香料入りもありますが、個人的には断然無香性がお薦め。汚れが多い場合、1本では足りないので2本同時に使ってしまうのも良いかと思います。ちなみに薬剤の水分は、冷房で発生する結露と同様に、エアコン内部の排水経路を通って外に排出されます。この手の内部洗浄クリーナーは、あくまで冷却フィンなどの前段冷却経路のみを洗浄するものですので、後段のシロッコファンを含む送風経路の汚れについては全く効果がありません。

o-greenエアコンのカビにスチームクリーナーは?

この段階で、より洗浄効果を高めるために管理人宅ではケルヒャーのスチームクリーナーを使う場合もありますが、場合によっては高熱でエアコンの部品を傷めることもあるので、あくまで自己責任でお願いします。


こちらもあくまで自己責任ですが、エアコンでまき散らされる雑菌や見えない黴の胞子などで咽の痛みなどを感じ、主に殺菌を目的とする場合には、市販のエアコン洗浄スプレーにも含まれる主成分の一つ、消毒用エタノール(加水70〜80%エチルアルコール)@スプレーノズル入りを使い、同様の方法で熱交換器にスプレーする方法もあります。管理人は[7 半日ほど送風]で後述する暖房MAXで強制乾燥殺菌モードをトライする際に、最初に消毒用エタノールを冷却フィンに適量スプレーし、エアコン本体の内外装の樹脂部分もエタノールで拭き掃除したりします。

4 本体内部の清掃

後段の送風経路を出来る範囲で掃除します。見ると壁面には未だカビは全く生えていませんが、シロッコファンには少しハウスダストが絡み始めていますね。放置するとこれが文字通りカビの住処になって一気にルーバーがカビカビになる訳です。本体内部のプラスチック壁は指で触れるとザラザラになっていましたので、数枚のアルコールウェットティッシュを突っ込み、シロッコファンの表面と一緒に、内部の壁面を届く範囲でツルツルになるまで綺麗にします。
シロッコファン
ルーバーの左右に動くラダーが邪魔なのですが、ラダーの隙間から割り箸を使差し込み、割り箸の先でウェットティッシュを押さえながら内部とシロッコファンを拭いてゆきます。割り箸は固いのでシロッコファンや内壁を傷つけないように慎重に。左右に動くこのラダーも嵌め込みですので外せるのですけど、かなり壊れやすい・・・実は壊した事があるのです(滝汗)・・・ので、今回は用心して外しませんでした。ここが外せると内部の掃除はぐっと簡単になります。
エアコン徹底清掃スティック
ラダーを取り付けたままでの清掃は、割り箸とウエットティッシュの届く範囲まで。シロッコファンの筒の内部や奥の方を掃除し切ることは出来ませんので、完全な清掃が必要になってしまった場合、やはりメーカーサービスでの分解清掃をお薦めします。

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5 カビを生やさない裏技 抗菌処理

ルーバーからシロッコファンや内壁に万遍なく、ASK系抗菌剤のカビなくなったでしょ!の缶スプレーで抗菌処理をしておきます。ASKは抗生物質系の抗菌剤で、カビだけで無く、咽の痛みや体調不良を引き起こす色々な菌類を広範囲な抗菌スペクトラムで持続的に(約6ヶ月)抑制してくれる優れものです。同一製品の販売元違いで「カビ革命 エアゾール」「面白いほどカビが生えない」などの商品名のものもあるようです。


今回、お取り寄せするのをすっかり忘れてしまい、車室内用で使っているハンドスプレータイプのシュアラスター 車内消臭剤 ゼロバリアで代用しました。説明書を読んだ感じたぶん中身はASKと似たような成分ではないかと。ただ、ハンドスプレータイプは缶スプレータイプのような速乾揮発性の溶剤では無く、ウォーターベースでノズルの噴射力も弱い為、缶スプレータイプのようにエアコンの内部全体に隅々までくまなく行き渡るように噴射することは出来ませんでした。ですのでこれはとりあえずの処理で、スプレータイプをお取り寄せした上で、後日あらためて抗菌処理をする予定です。

ちなみにこの段階でも未だ匂いが気になる場合、安定二酸化塩素系のスプレーがかなり効果があります。これも自動車用でドクターデオの商品名で知られているもの。同等成分の室内用ではクレベリンが有名。ASKの様な持続的な抗菌効果はありませんが、噴霧時に於ける殺菌力が高く匂いをかなり強力に取り去ってくれます。

※自動車エアコン用。但しこれは薬剤が直噴でミスト状に噴霧されない為、エアコンの内部に上向き噴射した場合には下にぽたぽた垂れてきます。普通のドクターデオ ハンドスプレー型の方がまだ扱いやすいかも。※ちなみにドクターデオ ハンドスプレー型もエアコン用の両商品とも管理人は自家用車内に常備しています。

6 わさび防カビ剤で更にカビ予防


本体やパーツが乾燥したら、全てのフィルターと外装プラスチックパーツを元に戻します。この時、パナソニックエアコン用わさび防カビパック(カビストッパー)を新しい物に交換し、メッシュフィルターの裏側に(放熱フィンに干渉しないように)適宜貼り付けます。


※ちなみに後継機種の純正品CZ-SW5Aを流用しています。前回の交換が昨年8月でしたので、今回は古い防カビパックも捨てずに両方付けてしまいました(^^)。元々National CS-28RDXが発売された当時はわさび系の防カビ剤が存在せず、どうやっても2〜3年目からカビが見え始めていたのですけれども、その後わさび系の防カビパックが採用されるようになってから、これを年に1回、梅雨入り前にサボらず交換する事で、エアコンは相当カビに強くなったように思います。
パナソニック エアコン用・わさび防カビパック(カビストッパー)
天然素材の効果でASKの抗菌スプレーよりも持続期間が長く、メーカー純正ですので安心して使える所もポイント。ちなみに類似品で自動車のエアコンフィルターに取り付けるタイプのValeo わさび d'airという製品があり、こちらも年に一回、自動車のクーラー稼働直前に交換取り付けしています。

7 半日ほど送風

水分を飛ばし、抗菌成分を定着させるため、窓を開けたまま最低数時間、冷暖房を使わない送風モードで過ごします。

以上、夏のエアコン稼働前に年一でやっている、箱ピュア式?のエアコン簡易分解DIYメンテナンスでした。このメンテナンス後に再び匂いやカビを生えさせないために、夏の間クーラーを作動させる時に欠かせない大事なテクニックがあります。


その方法は、一度でもクーラーを動作させたら、冷房を消すときには最後に窓を開け、30℃暖房MAXにして下部のルーバーと前面パネルを手動で閉じ、そのまま30分間暖房運転するというものです。※この際に予め熱交換フィンに殺菌脱臭の効果を上げる目的で消毒用エタノールをスプレーする場合もあります。そして、冷房が必要な夏場は、その後も停止させずに秋まではは基本的に常時送風モードのままで維持します。CS-28RDXには同様の暖房機能を使ったカビ防止モードが搭載されていて、クーラー停止時には自動で50分程におい防止、防カビ暖機運転をしてくれるのですが、この内部乾燥機能がどういう訳か乾燥が中途半端で、機械任せにすると十分にカビを抑制できないのです。それで仕方なく半マニュアル暖房で対応しています。※管理人所有のPanasonic機の場合、運転時に通常オートで浮き上がるる前面パネルを手で一旦上まで持ちあげるとその後は閉じたままに出来ます。下のルーバーも手動で閉じられますが、完全に閉じられないのでテープで留めてしまいます。尚、他社製含め、機種によっては自動開閉機構が故障する原因になる可能性もありまので、あくまで自己責任でお願いします。CS-28RDXについては13年間特に問題無いです。

ちなみにこのカビ抑止方法は自家用車でもやっていて、夏場のドライブでクーラーを使用した後、帰宅の5〜10分前くらいから窓全開&暖房全開にして、エアコン内部の水分を全て飛ばすようにしています。当然同乗者からは不評(^◇^;)ですけれども、お陰で古い車でもエアコンの匂いが無く快適な状態で過ごせています♪


最後に業者さんのエアコンクリーニングについてです。巷のクリーニング業者さんでも1〜2万円前後でプロのエアコンクリーニング等を請け負っているところも多く見かけますが、その大半が本体を設置したままビニールを釣り下げ、外側から薬剤を噴射する簡易分解でのクリーニングになります。業者にも拠るでしょうが、この方法では機械の隅々まで完全にカビを取り去り清掃殺菌をすることはほぼ不可能。それに対し、製造メーカーサービスのエアコンクリーニングでの分解清掃の場合には、完膚無きまでに分解してパーツをクリーニング、経年による細かな不具合も直した上で新品同様に完全復活させてくれますので、業者クリーニングを試みる場合は、可能な場合はメーカーの、例えばPanasonic/National機の場合でしたらPanasonicエアコンクリーニングサービスを選ばれる事をお薦めします。

ちなみに前回のクリーニング費用は(CS-28RDXはお掃除ロボット付きエアコンのため)2万円台前半程度の費用でしたが、確かにそれだけの価値はありました。定期的なクリーニングで冷暖房の効率が改善することで電気代がかなり浮きますし、エアコンの内部状態はそこに住む家族全員の健康を気付かぬ間にじわじわと左右しますので、ここは出し惜しみをしない、定期メンテナンスには特に気を使って拘られる事をお薦めしたいと思いますd(^_-)
《Last modified 2018/08/12》

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