割といつもの事ですけれど、前回の投稿から何だかんだと丸9ヶ月開いてしまいました。直近の2年間でも3エントリーしか投稿してないことになりますね。やばすぎぃ……( ̄▽ ̄;)。その間、今夏には既存のエントリに対応する英語版のページを作ったり弄ったりしていましたが、これの中身はClaudeの自作アプリを使って自動翻訳したものがベースです。ネイティブが読むと色々ツッコミどころ満載の英文ですので、そこはご容赦下さいませ。尚、オリジナルの日本語本文にAI作文は一切使っていません。
ほぼ30年ぶりにレコードプレーヤーを再導入しました
そんな感じで、ここ2 ~3年の間に箱庭的”AUDIO STYLE”管理人が一体何をしていたかと云いますと、音楽とオーディオ周りに限定すると、いつの間にか趣味の中心がCDではなくレコード蒐集へと移行してしまいました。中古LP盤の蒐集を始めてそろそろ1年半位になると思いますが、なんだかんだともう1000枚を超えています。頭おかしぃぃぃい…( ̄▽ ̄;)。

父の遺産のJAZZ LPコレクションを復活させるために・・・
もともと管理人宅には、父の遺産となる古いジャズのレコードが230枚ほどあり、加えて管理人が若い頃、ちょっとしたビニールスピナーを所有していた時代に集めたクラシックやアニメソングのLPも合計で30~40枚程あります。 ただ肝心のレコードを再生するターンテーブルは既に手元になく、それらのレコード盤は書斎の棚の中でずっと眠ったままになっていました。
そのあたりの経緯は、2021年に書いた記事「【LUXMAN 真空管フォノイコライザー LXV-OT10】…管理人とレコードの近くて遠い関係…」に色々と書いています。当時の記事で、LPをそこそこ持ってるのに現在では再生環境が無い。にもかかわらず、衝動的にステレオ誌のONTOMO MOOKで限定キット発売された真空管フォノイコライザー LXV-OT10を購入してしまったお話でございます。

当時のエントリでは、新規のターンテーブルの導入候補としてRega Planar SeriesとPro-Jectを候補に挙げつつも、YouTubeの比較空気録音を聴きながら最終的にRega Planarのエントリーモデルが欲しいな~と云うところで話が終わっています。その後は、購入した真空管フォノイコライザーキットが組み立てられることもなく、数年間にわたりレコードプレーヤー本体を購入しないまま、ずるずると過ごしておりました。
ずっとRega Planarが欲しかった。。。Planar2 mk2導入経緯
それから地球が太陽を4周した頃・・・突然の転機が訪れます。ある日、たまたまとある量販店の新春セールをiPadで見ていたところ、とんでもない大幅値引き価格でRega Planar2が販売されていたのです。限定1台の実質○○%割引。しかも東日本50Hz仕様で、前から欲しかったホワイトです。目に入った瞬間、0.1秒を争う勢いで手の震えを抑えつつ反射的に購入してしまいました…(@@;)
正直なところ、この時点ではレコードプレーヤー導入計画の事をすっかり忘れています。Regaについてうっすらとイメージしていたのは、どうせRegaを導入するならガラスプラッター搭載モデルが良いなぁ~、となると選択肢からPlanar1が外れてPlanar2かPlanar3になるけれど、どっちにしてもお高いですよね?手持ちのLPの枚数を鑑みれば 、導入しても滅多にレコードを聴かずにラックの上の飾りものになりそう。。。そこに10万円超とか厳しいよねぇ~?位の感覚で永遠に二の足を踏んでいた訳です。。。

液晶テレビの壁掛けでターンテーブルを設置するスペースが出来た!
それから、実際問題としてレコードプレーヤーを置くスペースが実は何処にも無かったのもありました。ところが、ちょうど同時期に、18年使っていたPIONEERのプラズマディスプレイが故障していて、緊急でテレビを買い換えていたんですね。

元々置いてあった18年前のPIONEER PDP-427HXはスタンド抜きで27㎏。とても壁掛けにできる重さではありません。と云うのも、家のシステム背面の壁紙の裏は15cmほどの高密度吸音パネルになっていて、そこまで固くないのです。現実問題としてオーディオラックの天板中央にテレビスタンドを設置せざるを得ず、他のコンポーネントを此処に置くことが出来ませんでした。ところが、新しく導入したHisense E6K 50型液晶ディスプレイは重量が10㎏もありません。お値段5分の1で重量3分の1、ついでに消費電力も3分の1。手で軽々と持ち上がるのでそのまま壁掛けにすることが出来る様になりました。
壁掛けにはエース・オブ・パーツ PLB-104Sを選びました。金具自体が4cmで薄型なのが選んだ理由。

18年使った42型から50型へ大きくなりましたが、横幅が少し増えただけでサイズ感は概ね変わりません。

これでオーディオラックの天板中央部分に丁度ターンテーブルを置けるスペースが出来、ほぼ同時みたいなタイミングでRega Planar2の超特価品に出会う・・・まるで2021年の記事から時を経て引き寄せの法則~ぅが働いたかのような流れでした…?(*゜∀゜*)?
Rega Planar2 mk2の開封
届いたRega Planar2を開封してみて驚いたのは、内部の開封痕が無い完全な新品で、展示品戻りの形跡もなく、更に直前に製造されたmk2モデルだったことです。訳アリ品のような投げ売り価格でしたから、古い生産分のデッドストックが送られてきてもおかしくない。でも実際に届いたものは英国で製造されたばかりの最新型でした。

ちなみにRega Planar2 mk2とそれ以前のRega Planar2には違いがあります。特に標準搭載のRega RB220アームは、2016年の発売当初はアンチスケーティングのマニュアル調整機能が省かれた固定式オートバイアス仕様。それが2021年にマイナーチェンジされ、上位モデルのRB330と同じアンティスケーティング調整機能が搭載されます。加えて、旧型のドライブベルトがこの時期からAdvanced EBLT Drive Beltに置き換わっています。※mk2の呼称はこのマイナーチェンジモデルのことで、日本仕様でのみ使われています。 RB220はこれによって調整上の弱点がほぼ無くなり、Planar3との実質的な機能差がほぼ無くなりました 。RB220にモデルチェンジする以前のRB250相当に戻ったとも云えます。

Rega Planar2 mk2 初期サウンドインプレッション
Rega Planar2をオーディオシステムの中央にセッティングしていざ再生してみます。箱から出して、置いて、アーム後端にカウンターウェイトを回し込み、針圧を測って調節するだけですね。フォノケーブルは昔ながらの直出し赤白RCAケーブル(ぇ。独立したアース線はRega製品の場合存在しません。前出のLUXMAN PHONOイコライザーキットは、この時点ではまだ組み立てておらず、メインシステムのプリメインアンプAUDIOLAB 8300Aの内蔵MM PHONO入力にそのまま接続しました。


これまでメインシステムでCDで再生してきた音に比べて毛色の異なる音質傾向ではあるものの、Regaのプレーヤーの音質そのものは最初から充分にハイクオリティ。タイトで翳りのあるやや辛口の音色ながら、聞き応えのある闊達な音楽性に先ずは一安心。過去の記憶にあるAIWAのフルオートターンテーブルPX-E800や、幼少期に家にあった父の自作ターンテーブルの記憶とは、ちょっと次元の違う水準の音世界が最初から広がっています。※後で判りましたが、辛口だったのはインテグレーテッドアンプAUDIOLAB 8300A側の内蔵フォノステージが持つキャラクターでした。
ちなみに初めて再生したレコードは、自宅に長年保管していたものではなく、直後にTOWER RECORDSで購入していたこちらのLP盤。英国の若手女流ピアニスト、イサタ・カネー=メイソンのメンデルスゾーンピアノ協奏曲第1番。2023年~24年にかけてデジタル録音された最新の2枚組アナログレコード(DECCA)です。往年のアンドレ・ワッツ以来、久々にメジャーレーベルから出てきたアフリカ系ルーツのクラシックピアニスト。ちなみに弟のシェク・カネー=メイソンはチェリストとして、妹のジェネバ・カネー=メイソンもピアニストとして既にメジャーデビューしています。個人的には妹ジェネバの演奏にも注目しています。
レコード再生に纏わる儀式が思いのほか楽しいのです♪
と、少々話題が逸れましたのでRega Planar2 mk2に戻します。これまで、レコード再生に対してなんとなく及び腰だった潜在的な原因の一つが、再生にまつわる儀式の多さでした。余所様を見る限り、メンテナンスも含め再生前後にクリアしなくてはいけない工程が毎回多すぎて、私みたいな超虚弱体質には現実的に無理なんじゃないか?な~んて薄らと思い込んでいた節があったのです。

ただ、実際にこうやってレコード再生を始めてみると、再生儀式そのものは思いのほか苦にならないことに気づかされます。細かいルーティンなのに何故か不思議なほど面倒くさいと云う気持ちにならないんですよね。少しばかり手間をかけた結果として、即アナログレコード特有の納得感の強い充実感のある音質が得られること。加えて、それらの儀式に必要な一つ一つのツールをそれぞれ気に入っているのもあると思います。管理人が愛用するそれらのレコード関連グッズついては、次回以降、レビューも兼ねて少しずつ触てみようかなと。
約30年ぶりのレコード再開に纏わる再会譚はこんな感じでございます。僕の場合は全くのゼロからレコード再生環境の構築を始めたわけではなく、父から受け継いだ&自分自身が30年近く何もせずに保管していたレコード盤と、再生に必要な道具類が最初から一通り揃っていました。あと、当然長年にわたって時間をかけて組み上げた自身のCD/SACD再生用のオーディオシステムとアタオカ級のマニアックな知識がありますので、既に9割ほど揃った既存のオーディオ環境に、後からターンテーブルシステムを組み込んだだけと云えなくもありません。何もかもゼロから始めるのとは違い、レコード再生環境の導入にまつわるハードルがずっと低かった点は恵まれていました。あとはやっぱり長い休止期間を経た上で一番欲しかったRega Planarを選択したのは正解だったなと。そんなこんなで、次回はイギリスのターンテーブルメーカーRegaのレコードプレーヤーをあえて選ぶ理由について深掘りしてみたいと思います。
