オンキヨー(ONKYO) A-1VL インプレその3

一晩経過しました。ずつと電源は入れっぱなしです。特に大きく印象は変わりませんが、もっさりした感じは若干後退したかも知れません。aodiopro Image11のような小型スピーカーには、この中低域方向の厚みとどっしり感が効いて、ハイ上がり感が解消され、なかなか安定感のある充実した音になります。ピアノの左手方向は何故か聴き取りやすいです。そういえばこういう音色の解像感ってディナウディオっぽい質感だなぁ…オーディオプロなのですが。

とにかく現状の問題点を整理検証してみましょう。

元々購入しようと思ったきっかけは、某店の店頭で、A-1VL+C-1VLとのセットで音質(音楽性ではない)に感動したこと。切り替え可能な通常展示状態と、エラックCL310.2JETiconの独立セットで数回試聴してます。ところが、その店で片っ端から切り替え試聴した時に感じたリアルな音がしません。普通に良い音ですが、”もの凄く良い音”を求めている私にはこれでは物足りないのです。

当然ながら試聴したお店とうちでは環境が違います。部屋の音響はとりあえず問題無いでしょう。電源は団地とはいえ家の方が良好な筈。各種ケーブル関係も付属品や安物を使っていた店頭と比べればずっと豪華です。明確に問題があるとすると思い当たる点が2つ。一つは電源ボックス。
店頭ではアコースティックリバイブのRTP-6 Evolutionに繋がれていました。これは高解像度系の電源ボックスです。うちのはCSEのCX-63で、こちらは安定したバランスの滑らかな音。壁コンセントはPAD。これも音場型スウィートサウンドで切れ味の鋭いコンセントではありません。サブシステムの壁コンセントは松下電工 WN-1318。それからオーディオラック。メインシステムのラックがMDF、サブシステムがカラーボックスの上です。店頭ではスチールラックにC-1VLを下にして重ねた状態と、英国のALPHASONか、Sound Organisationのグラス系ラックだった気がします。。。
もっさりとか生暖かいとかって、合板系のボードの持つキャラクターでもあるんですね。もしかして、それがもろに乗ってるのかしら?A-1VLを演奏中に触ると、ボリュームノブが特にビリビリと震動してます。この震動はかなり酷いです。そこで持ち出したのが、倉庫に眠っていた逸品館オリジナルのデュポンコーリアンボード♪これをカラーボックスの上に敷いてその上にA-1VLを置きます。DV-545はA1VLの上。

おおっ!激変しました!もっさりした感じが当社比70%くらい。減退してます。それから表現力も大幅アップ♪音の伸びと響きがそれなりに出てくるようになりました。まだそこはかとないS/Nの悪さともっさり感は残っていますが、エージング不足と、大元がカラーボックスなのが問題なのでしょう。また、コーリアンボードのキャラクターも乗ってきますので、若干中高域にアクセント感のある艶消しっぽい音色になりますが、何も敷かないのと比較したら遥かに良い感じです。この変化の方向性でしたら、ガラス系ラックiconか、天然大理石・御影石のボードを使うと更に大幅に良くなる事が想像できます。

結論、A-1VLは置き場所の影響をもろに受けるタイプのアンプみたいです。ちょっと変化し過ぎです(^^;。くれぐれも木製ラックには置かない方が良いっぽい。このアンプを使う限り、まずは硬質系のボードを敷くことを視野に入れた方がよいです。筐体の剛性が高い=震動や置き場所の影響を受けにくいって訳ではないみたい。…経験的に、オーディオ機器は軽い方がより震動の影響を受けにくいですし。(つづく)

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コメント一覧 (5件)

  • 置き場所でころころ音が変わるタイプなんですね.意外でした.
    振動は剛性の弱いところに集中しますから,機器自体の剛性が高いと,振動のエネルギーが剛性の弱い所にピンポイントで集中してしまって,音への影響が大きくなるんでしょう.全体的に剛性が弱いと,振動のエネルギーが分散されるので影響が少なくなる,と考えられます.
    根本から振動をシャットダウンしたほうがいいみたいですね.

  • 英国系のオーディオなどは、機器の震動から来る付帯音を
    上手く取り込んで音作りがされているように思います。
    そういった機器を下手にダンピングしたり重い物を乗せたりすると、
    包まれるような音場感が減退して、音楽性が死んでしまうんです。
    ですから、私は震動をシャットダウンするという考え方は
    あまり好きではありません。重量や制震にこだわるメーカーの製品って、
    どれもこれも音が暗く死んだ音になってませんか?
    オンキョーのVLシリーズも、がっちり作っているとは言いながら、
    要所要所は震動を殺さずに、素材を生かして音作りをした印象があります。
    大理石は重量で制震しているようでいて、
    実は本質的に響かせてるって所が好みです…。

  • デジタル機器は意外と足元で変わるようです。
    1bitもかなりの変化がありました。
    昔は、がちがちに制震してましたけど今は適当な遊びを持たしています。
    まあ、どうせどこかが振動するんですからそれなら積極的に使おうかなと…
    そのほうが、生き生きした音がしますからね。

  • RTP-4良いですねー(^^)。A-IVLを使う上でも、
    アコリバのタップは絶対にあった方が良いと思います。
    ただ、モデファイした現行モデルはちょと価格が高すぎで…(汗)

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