ONKYO C-S5VL レビューその1 中身をいきなり大公開~♪

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音を出す前からいきなり蓋開けるなよって話ですが、まぁそれはいつもの箱庭的”AUDIO STYLE”管理人のサ~ガということで・・・。ONKYO C-S5VLの内部画像は既にウェブ上でいくらか流れていますので今更~ではあるのですが、マイナーチェンジされてたりするかも知れませんし、やっぱり自分で見てみたいですよね(*^-^*)

ONKYO C-S5VL inside 01

じゃ~ん!まぁあれだ、それなにりにスカスカ気味です…。 価格を考えたら頑張っている方ですけれども、国産中級以上のモデルのような左右独立回路でビッシリではありませんし、見た感じは海外製のモデル、10~15万クラスのCDプレーヤーと似たような構成です。C-S5VLはデジタル/アナログ/電源部と基板がそれぞれセパレートになってるのは良いかも。断っておくけれど、「スカスカ」は箱ピュアブログで取り上げる製品の代名詞であり、管理人の頭よろしくこれはあくまで良い意味で使っている単語でしてよ♪

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C-S5VLとA-5VLには直販限定ブラックモデルとシルバーモデルがあります

C-S5VLの製造国はマレーシア。ペアになるデジタルアンプのA-5VLもたぶん同じ筈です。日本国内製造になるとこの内容でこの低価格って難しいご時世ですし、ぴぃあぁるしぃ製だったらどうしようかと内心冷や冷やものでしたので、リアパネルを観て正直ぷち嬉しかったです。はるばる南の島から飛んできたんですよ~♪\(^^@)/。ちなみにA-1VLとか上位モデルは日本製です。・・・・・・たぶんMade in 大阪かな?

e-onkyo A-5VL C-S5VL 限定ブラックカラー

ちなみにこれは今流行のブラックモデルONKYO DIRECTの直販限定色ですので一般店頭では手に入りません。メーカー直販って言うとどこもお高いイメージがあるのですが、その分ポイントがどっさり貰えたり、高価なオーディオケーブルが付いてきたりで、良く計算してみると色々お得なのであります。加えて保証が充実していますし。ちなみに普通のシルバーのモデルも直販で買えます。シルバーモデルは意外な高級感がありますので、良かったら量販店で実機を見てきて下さいませ。

SACDドライブメカの製造元は非公開でした

非接触式の空力レンズクリーナー。空気中の水分や油分、ヤニに起因するレンズの曇りには対応できませんが、100%安全にホコリを飛ばすことが出来ます。光学式ドライブはピックアップを壊すと洒落になりませんから、迷ったら先ずここからトライするのがおすすめ♪

ドライブメカはONKYOオリジナル仕様でしょうか?型番をググったけど子細不明でした。一応問い合わせはしたのですけれど、非公開とのことです。何となく守ってあげたくなる脆弱さは気になるところ…。 そういやピックアップが剥き出しですのでメンテナンスは楽そう。時々蓋を開けて、綿棒とリキッドで細心の注意を払いレンズクリーニングという手が使えます。ドライブメカのピックアップを傷める危険性が付きまとう接触回転式レンズクリーナーを使わずに済みますのでありがたいです。注:後述しますがCDトランスポートとしての音質はなかなか良いです。

DSDダイレクト変換可能なデジタル基板とDAC

デジタル基板は大きいです。中央にはビデオ処理プロセッサの米ZORAN Vaddis 886-Sが鎮座していて、ここでSACDのエンコードが行われるのであります。本来はマルチチャンネルのDVDオーディオとか映像その他とか何でも処理できちゃう高性能LSIですが、C-S5VLではDSDモードでのみ使われることになるのでしょうか?そういえばZORANは本年8/31にイギリスCSRに吸収合併されました。

Zoran_Vadis886-s ONKYO C-S5VL 基板
ゾーラン独自の画像処理アルゴリズムSPP™(Single Pixel Processing)を全ての製品に搭載し、エントリーモデルからSACD/DVD-AUDIO対応のユニバーサルプレーヤ、さらにハイエンドモデルのHDMIトランスミッタまでをワンチップに集積しました。

最新のDSD対応24bitDAC Wolfson WM8742を使ったDSD/DAC回り観たかったのですが、上からは見えません。メカの下にも基盤が入ってるのでそっちか基板の裏側かも。DACのウォルフソンも英国ですので、主要パーツが大英帝国ということもあり、日本の製品ですが、なんとなくイギリス製品の薫りがします(謎) マレーシアも英国の植民地でしたしね~(更に意味不明) ちなみにWM8742はC-S5VLより高価な独LINDEMANN USB-DAC 24/192や、米PS AUDIO Perfect Wave DAC、英Cambridge Audio DacMagic 100及び、AZUR651Cでも採用されていたりします。

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アナログ基板とスイッチング電源

アナログ基盤は安い割にしっかり作り込まれています。オペアンプはなんだろう~?と思ったのですが見つから無かった。いわゆるOPアンプに頼らないディスクリート構成って奴でしょうか?注:回路読めないので適当な事言っているだけですm(__)m

c-s5vl_onkyo_analog output基板

電源部。大きなトランスがありませんが、巷の噂に拠ればスイッチング電源だそうです。ここはハッタリかましてDAC-1000並のトロイダルトランスを載っけていたら管理人は狂喜乱舞してましたのに・・・~゜゜(´▽`。)°゜。まあでもあれだ、後述しますが音質的にはスイッチング電源で正解かもしれない…と感じさせるキレとスピード感があるのも事実です。

ONKYO C-S5VL acpowerboard 電源

面白いのがこれ、3Pインレットから入ってきたACコードが、いきなりここでフェライトコアでぐるぐる巻きにされてます。何気に職人技っぽくて美麗ですけれども、これって何か侵略!イカ娘の触手みたいじゃなイカ?…。 その他、全体に基盤への部品取り付けは割と丁寧な方ではないでしょうか。

ONKYO C-S5VL _電源フェライトコア

豪華な金メッキ削り出し出力端子

ONKYO C-S5VL RCA出力端子

アナログ及びS/PDIFデジタルRCA出力端子も削り出しで立派です。このクラスは端子がしょぼいのがデフォルトですから・・・。C-S5VLはモンスターケーブルのあり得ないほどキツいRCAプラグでにも耐えられる作りです。あとアナログ基盤側にはシャシー底板に黒いシートが貼ってあります。制振?にしては変な貼り方ですし、電磁波吸収シートか何かでしょうか?管理人の頭にも貼ったら少しはオカルトが治るでしょうか?w

弱点は筐体の薄さと軽さ

思ったより観てて楽しい基盤だったのですが、唯一弱点だなぁと感じたのがペラペラの天板。DVDやビデオデッキならともかくとして、こんな薄い鉄板を使っているピュアオーディオ製品はなかなか無いと思います。叩くと盛大にシャンシャン鳴きますので、個人的にはレアルシルト等の制振シートによる天板の制振対策は必須だと思います。あと、全体的に基板にコストをかけた分、シャシーはコストダウンの憂き目に遭ってる感じ。お陰様で4.5kgと相当に軽い。対となるデジタルアンプのA-5VLは中身が詰まっているので・・・持つと、ぇぇぇえっ?!って位重いんですけれども。。。C-S5VLの場合、音の素性は良いですので、箱をある程度重い奴に替えるだけで更に化けると思うんですよね。。。

仮にお値段を1.5倍にしてもC-1VLONKYO A-7VLの箱に入れて後継機出して欲しかったな~なんて今更言ってみたり・・・(遠い目) 等とココまで書いてやっと気づきました。上に重いA-5VL@10.2kg or A-7VL@10.7kgを載っければ良いのか・・・そうする事でC-S5VLの震動対策を兼ねる設計?なのかも!?

【C-S5VLのその他のユーザーレビューはこちら】
Amazon.co.jp カスタマーレビュー

次回は、ついにC-S5VLの音、恐る恐る出してみました・・・の巻です。

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コメント一覧 (2件)

  • 復活なさってたのですね、気づきませんでした。
    アンプを重ねるっていうのは他のブログの方も書かれてました。電気的なアースと同じようなもんらしいです。
    失礼しました。

  • とおりすがりさんこんばんわ♪
    復活・・・一応しているのかな?(滝汗)
    病人身分ではありますがぼちぼちやっております。
    C-S5VLやA-5VLの場合、インシュレーター部分が樹脂+コルクで出来ていますので、金属製フィートのようにシャーシの電位を重ねることで揃えることは出来ないのですけれど、まぁこの点はケーブルで電気的に繋がっていれば良いって事に為るのかも?です。

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