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SAECより高音質を売りにしたHDMIケーブルが登場♪

今日はオーディオビジュアルな話です。HDMIケーブルと云えば、一本でハイビジョン映像の映像信号と、マルチチャンネルデジタル音声信号を両方転送できる規格として登場し、ここ数年でハイビジョンディスプレイ、ブルーレイ/DVDレコーダー、AVアンプ等に標準装備されるようになりましたが、実はこのHDMIケーブル、デジタル転送にも拘わらず、残念なことに画質も音質もケーブルの品質次第でコロコロ変化してしまうと云うことが、オーディオビジュアルの設計者さんやマニアの間でまことしやかに囁かれていたりするのです。→(原理的には高音質になるハズのHDMI音声が、実はSPDIFやi.Linkよりも劣る場合があった。)。

旧来のデジタルオーディオ転送規格、S/PDIFに於けるケーブル等の音質変化問題にうんざりしていた私としては、HDMI…信じてたのにお前もか!ってな感じな訳ですが、ジッター垂れ流しのゆるゆる規格S/PDIFより実はHDMIの方がずっと低音質らしい、となるとオーディオマニアとしては黙っていられません。

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とりあえず、画質の変質に対してアプローチしている高級HDMIケーブルは国内外より色々と発売され、ワイヤーワールドのSSH(シルバースターライト)を筆頭にマニアの間で評判のHDMIケーブルが色々とリリースされていますが、今回サエクコマースより発売されたHDMIケーブルSH-1010/SH-810は、「画質」ではなく、「音質」向上を目的に設計吟味された、たぶん業界初のアプローチとなる高級HDMIケーブルです。

SAEC HDMIケーブルSH-1010/SH-810

見た目はこんな感じ。なんというか、ルックスからは全く高級感が伝わらないところが質実剛健のサエクらしいというか、3000~4000千円程度で売られている一般的なHDMIケーブルより少し太めではありますが、端子以外は機器付属の電源ケーブルに見えなくもない単なるビニールコード(滝汗) ケーブルに高級感やアクセサリーとしてのデコレーションをついつい求めたくなるデムパな私を納得させるだけの高級感が無い上に、価格はご覧の通りのぼっ…以下自粛?(@_@;) 普段の僕だったら完全スルーしてそうな製品ですが、なんとなく開発の経緯(必読!)を読んでみたところ、そのこだわりにびっくり♪

噛合力の高い端子の構造やアモルファス粉末を配合したシース、敢えて聴感上の音質を優先して超高純度銅を使用せず、発泡テフロン誘電体を組み合わせた銀メッキ銅単線を採用するなど、儲け目当てに適当に派手なプラグと被覆を組み合わせ、台湾の電線屋に製造丸投げのどっかのボッタクリアクセサリーメーカーとは大違いの真っ当なこだわりがタップリ込められているのです。流石日本製。ケーブル一本でも技術者のこだわりは侮れません。穿った見方をついしてしまう自分を反省。。。ソニーのかないまる氏がノウハウを提供し、音作りに関わっているとあっては黙っていられません。ふだん安いaudio-technicaのHDMIケーブル(迫力ありませんが透明で精彩感のある画です)で満足しつつ、HDMIで繋げたPureVisionの内蔵スピーカーはほぼ全く使わない自分でも、こんなHDMIケーブルなら使ってみたいかも!?と思わせる何かがあります。特に、AVアンプでマルチサラウンド環境を構築されていたり、PS3をSACDトランスポートにしている皆さんにはかなり興味津々の製品ではないでしょうか。。。

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あと、SAECが輸入代理店を務めるスウェーデンSUPRA社のHDMIケーブルは、お手頃価格(ハイエンド基準ね)の割に高画質で高い評価を得ています。SH-1010/SH-810を設計する際、当然社内評価用に使われたことは間違いないでしょうから、SUPRA製品を超える価格設定をしてきたことからも、こと、音質に関しては確実にスープラのHDMIを超えている!?だろう事は想像できます。

とりあえず、管理人は今の環境で高級HDMIケーブルを導入する余裕はありませんが、お金をかけずにHDMI接続の音を良くする方法くらいは試してみよっと♪

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コメント一覧 (2件)

  • 高級HDMIケーブルのお話興味深かったです。しかし、コスト的に私も導入には至らないと思います。お金をかけずにHDMI接続の音を良くする方法にいっちゃいますね。ケーブル類のアクセサリーは、正直お値段が高いというイメージと、本当に自分の目、耳で違いがわかるか?という点から二の足を踏んでしまいます。カメラ世界にはレンズ沼がありますが、オーディオ・AV界にもケーブル沼があって入り込むと出て来れなくなりそうです。。ところで。QUADL-ITEお買いになられるのですか?視聴記、セッティング報告楽しみにしてます。それでは。

  • モグさんこんにちわ。
    https://www.audiostyle.net/archives/51375381.html
    こちらの記事でも書きましたが、本当は日本国内でのオーディオテクニカ相当になるメーカーの、数千円程度のオーディオケーブル、ビジュアルケーブルが、英米から日本に輸入されると数万円になってしまいます。理由は色々ありますがマーケットが小さすぎてどこかで粗利益率を高くしないとやってられない部分があるのでしょう。ただ、現代はインターネットの普及で商品のやり取りが国境を超えてグローバル化していますから、オーディオのマーケットも国内だけを対象にした値付けは難しくなってきていると思います。
    L-iteについてですが、海外の販売店をサーフィンしている間に色々と他の候補が出てきてしまい、海外のオーディオ誌の評価などを比較しつつ、結局今回はEPOSのELS3というスピーカーを購入しました。イギリス、CREEKのスピーカー部門に相当するブランドです。
    http://www.epos-acoustics.com/products/els3.php
    引き続き、QUAD L-iteも含めて他にWharfedale、JAMOなどの小型ブックシェルフスピーカーも検討していますが、とりあえず今回はEPOSのELS3からという形になりました。ご期待に添えず申し訳ございません。

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