1)ONKYOピュアオーディオ復帰第一弾A-1VL/C-1VLは驚きの高音質
2)ONKYO A-1VL 大人気によりメーカー出荷追いつかず。
3)ONKYOデジタルプリメインアンプA-1VLの入荷は4月末に・・・。
A1-VL&C-1VL
5月です。遂に届きましたONKYO A-1VL。一ヶ月近く品薄で生産納品待ちをしていた期待のデジタルプリメインアンプ。風邪で具合悪くなって昼間から寝てたのですが、この際そんなことは言ってられません!先程開封したばかりの新品でバーンイン(エージング)が全く済んでいないまっさら状態ですが、無謀覚悟で初期インプレしてみます。 
ONKYO VLデジタルプリメインアンプ A-1VL

ちなみにこのA-1VL、エージングで音質がころころ変化するとのウワサをちらほら見かけますので、初期状態でのインプレッションはあくまで参考程度に御願いしますm(__)m
 a1vl_1l
開封してみると意外にデカイ。奥行きがかなりあるし、高さも思ったより厚みがある。そして、重い(笑) 歴代の軽い英国アンプに慣れた身にはびっくりの重量。11.3kgですが見た目より遥かに重いですこれ。シルバーのパネルが店頭では良いけど、屋内の照明で渋くなり過ぎ無いか心配でしたが、高級感を醸し出しながらうちの英國戀物語的インテリアにもしっくり馴染んで全く問題なし。並べるとTAG McLaren 60iの素材が少々安っぽく見えます。悔しい。

英國戀物語エマ オリジナルサウンドトラックアルバム

剛性感は抜群♪天板ネジはTAG McLarenVienna Acousticsと同様にヘックスローブレンチ。持ってないやつは空けるなってか?うふふ、トルクスレンチくらい一揃え持ってましてよおほほのほ♪ インシュレーターも最初から豪華な真鍮ハイブリッド?なので交換する必要は無いでしょう。スピーカー端子回りは絶縁型でドイツWBTのポールターミナル・・・これも豪華ですね、流石日本製。そういえばA-1E ver2もWBTでしたっけ。とにかくオーディオファイルが重箱の隅を付いても文句を言わせないだけの気配りが満載です。

でも敢えて重箱の隅を突つかせて貰うと、デザイン的にボリュームの位置とサイズが微妙に変。最も美しいバランスとなるベストポイントからは微妙にずれていると思われ。ただ、店頭で展示品のボリュームに触れたとき、軽くてスカスカでフィーリングが安っぽかったのですが、届いたA-1VLのボリュームはちゃんとしっかりした抵抗感があります。マイナーチェンジか個体差かしら? TAG McLaren60iの極上のボリュームノブフィーリングには及びませんが、電源スイッチやセレクタの感触はA-1VLの方がカッチリしていて良いです。電源ランプはホワイトダイオード。マクラーレンはブルーダイオード。どちらも明るすぎ。音楽の邪魔になるのでこの辺りはAUDIO ANALOGUE製品等のセンスを見習って欲しいかな?

60iRVさて、音出しをしてみます。先ずは英国の名プリメインアンプTAG McLaren F3-60iを基本に、ウィーンアコースティックT-2をドライブするメインシステムで、そのまま60iとA-1VLを入れ替えます。周辺ケーブル・セッティングなどは当然60iに合わせたままです。CDプレーヤーはCECのTL5100Z
CEC TL51XR ベルトドライブCDプレーヤー

ぱっと出てきた音はなかなかカッチリして良い感じです(^^)。音が空中にふわりと広がるタイプのTAG McLarenよりも安定感がある。剛性感溢れるリジットな構造が寄与しているのでしょう。私はピュアオーディオの高級アンプですよ♪と音の骨格が主張しています。最近の薄型アンプではこのA-1VLとAudio Analogue PUCCINI SETTANTAのコンストラクションの安定感がやはり群を抜いて抜群ですね。

高域(ピアノの右手方向)は輝かしいクリスタル調。やや硬い傾向です。逆に中域から低域(ピアノの左手方向)は、良く言えばビロードのタッチ、悪く言うともっさりしてます。これは想定外wでした。オケ物など若干混濁感があり、Musical Fidelity A3.2みたいな渋い解像感です。音色はクールではなく、ややぬるい感じ。Fレンジ感は程々、中域に音がまとまっている感じで、高低両方向の伸びはマクラーレンと比べると不足気味。これも想定外。ダイナミックレンジは結構あります。ボリューム9時以上はなかなかのエネルギー量で、等身大のスケール感で鳴らして生きるアンプかも。音像の骨格はしっかり。逆に残響の広がり感とかはイマイチ。これはどうみてもエージングが必要みたいですね〜。

総じてこの次点では普通の音がします。T-2ってアンプを替えるとこんな普通の音がしたんだ〜と思わず口から出てしまう位。普通の音がしない筈のウィンアコから良識的な音がする訳ですからちょっとびっくり。逆に言えば、普段のうちのシステムは少々常軌を逸した音場感で鳴ってくれますので、それと比較してしまうとなんだか凡庸な感じがするのも事実。。。

一番心配していた"音楽性"ですがこれは全く問題なし。元気の良い快活な音。色気やデリケートさでは欧州系アンプに及びませんが、生き生きした鳴りっぷりで、いわゆる国産オーディオに良くある暗く死んだ鬱っぽい音ではありません。前に前に元気に鳴ってくるので、欧州系アンプと比べるとちょっとだけ五月蝿いかも。

VIENNA ACOUSTICS MOZART GRAND (T-2G)

T-2で聴く限り、高域の歪み感は極少。耳が痛くなるような音はしません。Fレンジ感が狭いとはいえ、ツィーターもウーハーもぶれなくしっかりドライブしてくれます。店頭セットではなかなか高域が伸びていましたから耳が痛くならないか心配でしたが、全くもってノープロブレム。60iの方は上下に伸びる代わりに暴れてコントロールが大変。それに比べA-1VLは聴いていて危うさが無く、安心感と安らぎ感があります。ただ、店頭で他の薄型アンプを圧倒していた迫力ある低音を期待していたのですが、中低域はもっさりボリュームがあるのですけれど、更に下の本当の低域が弱い。マクラーレンの方が明らかにドスドス鳴ります。これはSPとの相性も大きいのですが、やっぱりエージング待ちかしら?

クラシック系ソースは総じて音数が足りず、音場に混濁感が感じられます。中庸を行く無難な感触が支配的で、格別に高音質とは言いがたいです。逆に洋楽系とジャズ、特にノラ・ジョーンズはドンピシャ見事♪浸れます。声の質感とアンプの質感がばっちりシンクロ。あと邦楽系も良い感じです。この手のソースでは、ギターの質感などハッとするようなリアリティを聴かせます。
Norah Jones Come Away With Me

開封して直ぐの本来の性能から程遠い状態でのインプレですが、気に入った点は、歪み感が少なく、音楽性もそこそこ感じられる点。あと、プラス方向のダイナミックレンジが広く中〜大音量で美味しい。クラシック以外の音源では見事な相性をしばしば見せます。

・・・気に入らない点。

クラシックで総じて混濁気味。即ちマイナス方向の解像度、ダイナミックレンジが足りない。VLセットの店頭試聴で了解していた音とは全然違った。中高域のキラキラ感は良いのですが、それが低域方向まで統一されていない。なんだかもっさり生暖かい雰囲気です。

店頭では殆ど姉妹機のC-1VLとの組み合わせで試聴しており、過去のインプレ・・・仄かにクールで輝かしく高解像度でハイスピード云々は、全てVLシリーズのCDPとアンプをセットで試聴した際の印象でした。スピーカーはB&W704/エラックCL310.2 JET/オーディオプロImage11/ALR/JORDAN Entry Siその他多数です。実は、アンプ単体でも試聴したことはあったのですが、その時の印象は、今自宅で聴いている音と同傾向で・・・正直いやな予感がしたのですが、店頭のデモ時の組み合わせや環境の悪さもあるのだろうと敢えてインプレを控えていました。しかし、実際にこうして使ってみると・・・組み合わせというのは難しいですね。ここはやはり、VLデジタルアンプの真の能力を引き出すには、CDプレーヤーにC-1VLを使わないことには本来の性能の半分も引き出せないのではないか?と今もろに頭を過ぎっています。これで更に人柱+8万ですか?恐れていた事が現実になったか・・・(^^;
 
  ONKYO A-7VL 「VL Digital」DAC内蔵プリメインアンプ

ただ、これはあくまでA-1VLほ開封した直ぐでの印象ですので、使っている間に変わるかも知れません。最初の数日はころころ変わるとの話が多いので、今後の変化に大いに期待はしています。(インプレその2
へ続く)  《2011/09リンク本文修正》

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