YAMAHA DVD-S1500に引き続き、CD92氏によるPioneerのユニバーサルDVDオーディオ/ビデオ/SACDプレーヤーDV-S757及びDV-600Aのレビューです。今回DV-S757AとDV-600Aを評価したシステムは以下になります。
Pioneer dv-s757a
・レシーバー MARANTZ SR110
・スピーカー ALR/JORDAN EntryS
比較用・CDプレーヤー ARCAM CD92
前回のYAMAHA DVD-S1500テスト時とはアンプとスピーカーが異なるため ユニバーサルプレーヤーの差など論じることが出来ないのではないかと考える方もいらっしゃるかと思います。 それはもっともな話ですがARCAM CDプレーヤー CD92を基準としまして、両方のシステムにCD92を組み込んで試聴した結果を判断の基準にしております。 また、アンプの購入時期が前後したため、同時に評価できなかった事情もあります。いずれにしましても、特に音質評価は聴き手に依存しますからレビューはあくまで参考だと思ってください。


Pioneer DV-S757AはSACDの特徴である、時間変化の連続性を低コストでありながら感じさせてくれる機種です。コストの限界から来る、描線の甘さや量感不足を局所的に目立たせることなく、全体を丸めて上手くまとめている感が有ります。 PCM系に有効なレガートリンクコンバージョン機能も付いていますが、以前と異なりON/OFF出来ます。OFFで聴くぶんには、 以前のPIONEER機の音楽ソフトを選ぶ華やかさは解消されています。 作りの隙のなさ、動作安定度は申し分ありません。(但し映像はクロマエラーが目立ちます。)操作性面では至れり尽くせりなのですが、一点だけ難があります。 SACDハイブリッド盤の読み取り層切り替えにGUI操作が必須で、テレビ表示を要する点です。またDV-S757Aは足が弱点の様で、アンダーパネル一部が2層張りになっていますが、 四隅の足の部分は鉄板1枚です。 インシュレーターの類を挟むなら2層張りの部分に置いたほうが好結果と感じました。


GOLDMUNDの件で話題になったDV-578Aの前機種、DV-600Aも使っていましたが、さすがに低コストの制約が音調にもろに出ており、露骨な誇張や破綻こそ無いものの、上級機のようにSACDの特徴を実感出来るレベルには達していない印象でした。DV-600Aで聴くSACDは、刺激臭がCDより少ない点は良いのですが、低価格SACD機やフルコンパチ機にありがちな混濁感が目立ち、表情や空間の再現はあまり得意ではありません。

internalパイオニア DV-585Aの高音質化に挑戦してみたてすと。
internalPIONEER"DV-545"普及価格帯のCD専用機を凌駕するハイCP機

同じシステム(ALR/JORDAN Entry S / MARANTZ SR110)に繋がっているCD再生専用機ARCAM CD92にDV-600AのSACD再生音はほとんど優る点が無かったため、ハイブリッドSACDが新規リリースの主体となった時点でお役御免となりました。執筆"CD92"


《Last modified 2021/2/13》

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