先週末の夜は誘われてAU LAPIN AGILEという地元のジャズバーに初めてお邪魔しました♪ 日本料亭の板前だったオーナーの作る美味しい創作料理やカクテルを味わいながら、アットホームなジャズの生演奏が楽しめる小さなお店です。
クラシックの演奏会には何だかんだとちょくちょく出かけている気がするのですが、ジャズの生演奏をこれほど"間近"で聴くのは、正直なところこの年になって初めての経験です。数人〜十数人程度の席数のこぢんまりとしたバーでの演奏という事で、正にお客さんの目の前でのホットセッション。当日の演目はごきげんJAZZという名のトリオで、普段ジャズを殆ど聴かない私にもそれなりに聞き覚えのあるスタンダードナンバーを中心に数曲演奏され、特に増田一郎さんというジャズベーシストの方のウッドベースはなかなか聴き応えがありました。
小さな町の小さなJAZZバーですので、誰でも知っているような有名なプロミュージシャンの演奏という訳ではないみたいですが、それでもJAZZ独特の楽器の迫力とライブな熱気は色々な意味でクラシックとは音の伝わり方や鳴り方が異なります。
オーディオでJAZZを再生する際に何が大切なのか、クラシックとは同じ生演奏でもポイントが根本的に大きく異なることを、頭ではなくより体感として理解することが出来ました。特に直接音と間接音のバランスからくる距離感やウッドベースの再現力、ドラムスの直接的な鳴り方など、音の立ち上がり方やF特面でも全然気になるポイントが違っていて、もしかすると、クラシックとジャズの音楽再生というのは、ほどほどに両立は出来ても、より実体感のある再生音を求める場合には、余程のハイエンドシステムでもない限り、積極的にどちらかに特化しないとなかなか難しい部分があるのかも知れません。
さて、JAZZ
という音楽、父がこれまたJAZZオンリーの愛好家な事もあって、家には山ほどCDやレコードがあるにも拘わらず、私自身は一部手持ちの高音質盤等以外は普段殆ど聴かないジャンルな訳ですが、その理由として、実こんなブログを運営して普段音楽について能書きをたれている割に、JAZZを聴くポイントが未だに良く分からないというのがあったりするのです(爆)
クラシック音楽
の愛好家として、私は毎日バッハやモーツァルトやショパンの音楽が無ければ気がおかしくなってしまうし、バロックや宗教音楽から近代までクラシックならほぼ何でも聴きます。ザ・ビートルズ
などアコーステッィクなロックからシンセ音の被ヒーリング系ニューエイジミュージック、国内外のポップスに、ラテンやスラブの民族音楽系も嫌いじゃないし、ダンスミュージックなんかも案外聴けちゃう口です。ついでにアニソン
脳まで発達しているものだから、基本的に自分は音楽なら何でも聴けるような気分ではいます。
アニソン
というのは実は現代日本を代表する職業作曲家がコンテンツに合わせて世界中のあらゆる音楽をパクってごった煮にするジャンルでもあり、声優さんの素人歌唱を半ばネタとして確信犯的に楽しんだり萌えたりしながら、その裏で日本のあらゆるBGMを支えつつ浸透する優れた曲が毎月多く供給される源だったりしますので、このジャンルの音楽を馬鹿にしちゃあいけませんw むしろアニソンを頭ごなしに鼻でせせら笑う連中というのは、実は音楽を世間の評価で着飾る事しか出来ないエセインテリだと言ってしまおう。文句あるなら自分で曲書いてみろとwな〜んて吠えてみるテスト♪
実際、オーディオ雑誌等の選曲を見ても40代以降のオーディオマニアの多くはJAZZかクラシック音楽両方か若しくは片方の愛好家が占めているでしょうし、20〜30代前半となると・・・JAZZやクラシックを聴く層は何時の時代にもいる一部の固定層で、一般的なオーディオ購買層=アキバ系率激高って図式は、上の人達には理解できなくても経験上否定しようもない事実。 ただ、私のようにクラシックとアニソンというカテゴリの脳内両立というのは希な特異事例ですので、この点はあんまり参考にはなりませんがw
とりあえずアニソンは横に置いておいても、多くの親世代の音楽愛好家の場合、ジャズとクラシックの両方を楽しんでいるのが主流?な訳で、それからすると片方のジャンルに特化されてる私には何か問題があるのではないかと思ってしまうわけです。クラシックが聴けるのに、JAZZの聴き所、楽しみ方がハッキリ言って良くわからない。これはこうやってネットの辺境の片隅でオーディオを紹介する上でも、自分の中で確実にネックになっているのは否定できない事実。
とりあえず、どこか好みの聴けるポイントを見つけてそこからJAZZを攻略していくしかないのだろうとは思うのですが、その取っかかりが未だになかなか掴めないのです。
今までの少ない経験からすると、素直に聴けるのは鈴木重子
のボーカル。なぜかこの人のCDは眠くなるのでいくつも揃えてる。あと、矢野顕子
に綾戸智絵
。種類は違いうし声の癖がかなり強いとは思いますが、好きかどうかは別にしてこの人達はまぁ見ためからして面白いのでありかもw ただ、敢えてCD買い揃えようとまでは今のところ思わないかな。
SACDとなると食指が動きますが。有名どころの日本人ばっかりやな・・・w M・A RecordingsのCDも音質、演奏共に良い物ばかりですが、手持ちはラテン民族音楽系の聴きやすいCDが多く、私が言っている意味でのジャズ像とはかなり意味が違う感じ。 基本的にこの手の民族音楽テイストは大体好きなのです。ここのケーベルのCDは諸手を挙げて楽しめます♪M・A Recordings
の録音はハッキリいって出来れば全部欲しい(爆)
それからクラシック聴きだから最初はクラシックのジャズアレンジはどう?ってのはちょっと違ったりする。これはどうしても原曲の劣化アレンジに聞こえてしまい、多くの場合逆に落ち着けないのです。そんなんですから、うーん、どこから入ったら良いんだろ?となってしまう訳(汗)
ピュアオーディオやってるくらいですので高音質盤は好き。ただ、クラシックでは高音質盤=むしろ名盤ではないケースが多いですので、JAZZもきっとそうなんだろうなとは思うw とはいえドロドロした熱気が濃すぎると確実に気分悪くなるし、かといってクラシック慣れしているせいか案外無意識に理詰めで音楽を聴いているものですから、その辺で半端に浅すぎたり誤魔化しが多かったり破綻してると敬遠しちゃう。
もしかすると、黒人に特別なシンパシーを感じないので黒人音楽というテイストが強い音楽が駄目なのかも知れない。なくとなくそれは薄々感じてはいる。だから、いわゆる伝統的なジャズらしいジャズよりも、ラテン音楽系だったりヨーロピアンテイストだったり日本風だったりする方が聴きやすいような気がするのでしたw
そんな私がこれからまずどんなJAZZ
を聴いたら食わず嫌いから変われるのか、誰か教えて下さいな(笑) なんて言っても実際難しいですけどね。逆にクラシック良く知らない人に何から聴いたらいい?って訊かれても色々な意味で困っちゃう自分がいるのでした(爆)←むしろ布教に失敗した経験しか無いw
→鈴木重子公式ブログ
→矢野顕子オフィシャルウェブサイト
→綾戸智絵オフィシャルウェブサイト
ピュアオーディオRANKING←可哀相なのでクリックしてやる♪

小さな町の小さなJAZZバーですので、誰でも知っているような有名なプロミュージシャンの演奏という訳ではないみたいですが、それでもJAZZ独特の楽器の迫力とライブな熱気は色々な意味でクラシックとは音の伝わり方や鳴り方が異なります。
オーディオでJAZZを再生する際に何が大切なのか、クラシックとは同じ生演奏でもポイントが根本的に大きく異なることを、頭ではなくより体感として理解することが出来ました。特に直接音と間接音のバランスからくる距離感やウッドベースの再現力、ドラムスの直接的な鳴り方など、音の立ち上がり方やF特面でも全然気になるポイントが違っていて、もしかすると、クラシックとジャズの音楽再生というのは、ほどほどに両立は出来ても、より実体感のある再生音を求める場合には、余程のハイエンドシステムでもない限り、積極的にどちらかに特化しないとなかなか難しい部分があるのかも知れません。
さて、JAZZ
クラシック音楽
アニソン
実際、オーディオ雑誌等の選曲を見ても40代以降のオーディオマニアの多くはJAZZかクラシック音楽両方か若しくは片方の愛好家が占めているでしょうし、20〜30代前半となると・・・JAZZやクラシックを聴く層は何時の時代にもいる一部の固定層で、一般的なオーディオ購買層=アキバ系率激高って図式は、上の人達には理解できなくても経験上否定しようもない事実。 ただ、私のようにクラシックとアニソンというカテゴリの脳内両立というのは希な特異事例ですので、この点はあんまり参考にはなりませんがw
とりあえずアニソンは横に置いておいても、多くの親世代の音楽愛好家の場合、ジャズとクラシックの両方を楽しんでいるのが主流?な訳で、それからすると片方のジャンルに特化されてる私には何か問題があるのではないかと思ってしまうわけです。クラシックが聴けるのに、JAZZの聴き所、楽しみ方がハッキリ言って良くわからない。これはこうやってネットの辺境の片隅でオーディオを紹介する上でも、自分の中で確実にネックになっているのは否定できない事実。
とりあえず、どこか好みの聴けるポイントを見つけてそこからJAZZを攻略していくしかないのだろうとは思うのですが、その取っかかりが未だになかなか掴めないのです。
今までの少ない経験からすると、素直に聴けるのは鈴木重子
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それからクラシック聴きだから最初はクラシックのジャズアレンジはどう?ってのはちょっと違ったりする。これはどうしても原曲の劣化アレンジに聞こえてしまい、多くの場合逆に落ち着けないのです。そんなんですから、うーん、どこから入ったら良いんだろ?となってしまう訳(汗)
ピュアオーディオやってるくらいですので高音質盤は好き。ただ、クラシックでは高音質盤=むしろ名盤ではないケースが多いですので、JAZZもきっとそうなんだろうなとは思うw とはいえドロドロした熱気が濃すぎると確実に気分悪くなるし、かといってクラシック慣れしているせいか案外無意識に理詰めで音楽を聴いているものですから、その辺で半端に浅すぎたり誤魔化しが多かったり破綻してると敬遠しちゃう。
もしかすると、黒人に特別なシンパシーを感じないので黒人音楽というテイストが強い音楽が駄目なのかも知れない。なくとなくそれは薄々感じてはいる。だから、いわゆる伝統的なジャズらしいジャズよりも、ラテン音楽系だったりヨーロピアンテイストだったり日本風だったりする方が聴きやすいような気がするのでしたw
そんな私がこれからまずどんなJAZZ
→鈴木重子公式ブログ
→矢野顕子オフィシャルウェブサイト
→綾戸智絵オフィシャルウェブサイト
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(^^ゞ
さてMA Recordingsですが、ホントに新作群の音の素晴らしさは、圧倒的ですね。
確かにこれらの盤を聴くチャンスがないですから知られていないのが残念です。
タッドが使用しているB&Kマイクのチューナーの方は、とても素晴らしい方で、いい仕事もしてます。最近タッドは、KorgのMR-1000に切り替えました。その最初の作品はもう少し後にリリース予定ですが、香港で取った作品。聴きましたが、これまたビックリ録音です。