
デンマークでは最も有名な作曲家であり、現在のデンマーク100クローネ紙幣にその肖像が描かれていたりします。
クラシック界隈では割とたまに交響曲の録音があったりしますが、比較的マイナーな部類の作曲家です。という事で、管理人はニールセンの名前は知っていても、曲はほぼ知りません。頭に浮かばない。CD持ってない。そんな感じですので、いくらなんでもクラヲタ的に一通り揃えておきたいな〜と思ってたら、90年代後半〜2000年代に、ダグラス・ボストック指揮、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団で録音されたニールセンの交響曲全集と協奏曲、歌曲、ピアノ曲などが10枚組み超ありえない廉価BOXセットとして2011年10月20日に発売されるのを見つけました。

全部セットで、元々のばら売り1枚価格すら大きく下回る凄まじいバジェット価格ですので、この機会にサクッと入手してみようかな〜と。
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音楽的完成度となると、定評有るブロムシュテット盤(1987年デジタル再録音)
オーケストラとしての迫力とキレ、テクニカルで明快な立体的構成などは当然ブロムシュテット/サンフランシスコ響が音楽的には数段格上なのですが、個人的にはボストック/リバプール響のニュアンス豊かで穏やかなオーケストレーションも好みだったり。
それから教則的な意味のコレクションとして、新しいスコアで録音されている点もポイントかな。ブロムシュテット盤のニールセン交響曲全集は、DECCAで録音された87年盤と、若い頃EMIで録音した70年代盤
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試聴音源だけでも、カール・ニールセンの曲ってメロディラインや曲の構成が比較的分かり易いですよね。その分、若干映画音楽的だったりして浅薄に受け取る向きがあるのかもですが。。。マーラーみたいな光と陰の精神性が強い音楽とも違う、聴いていて純粋に楽しめるといいますか、ネガティブ方向の嫌な感じが殆どしなさそうですので、普段聴き流すにも良さそう・・・みたいな♪
■《石田工房 デンマークのがんこ親父カール・ニールセンについて 》
■《石田工房 ニールセン 交響曲第4番「不滅」》
(↑とても読みやすい解説で勉強になりました。好きな指揮者という事もあって、最後に紹介されてる★5つの
同じ指揮オケで魔法のランプで知られているニールセンの劇付随音楽アラジン(アラディン)
カール・ニールセンのシンフォニーをSACDで聴きたい場合、サー・コリン・デイヴィス指揮LSOの録音が現在進行形です。

《デンマークのオケとショーンヴァント指揮によるこちらも廉価で面白そう。(CD三枚+SACD一枚+DVD二枚)って凄い組み合わせ(笑) CDの交響曲はナクソスで出ている音源と同じかな?演奏の水準としては最初に紹介したボストック指揮リバプール響と似たような感じかも。》
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買った記憶はないですが、なんかしら持っているかもしれません(爆)
たまたまカールスバーグ(デンマーク)飲んでいますが、ハイネッケンより安価(ドンキホーテ内)で芳醇な感じがして良いです。
ご紹介のBOXは録音も新しい(アナログ時代ではない)し入門用によさそうですね。
そういえば機会があり、足利市民プラザで川村尚子(p)でも聴いてこようかと思います。
http://kawamurahisako.seesaa.net/
演目は「月光」などのようです。