【ASUS UL20FT CULV モバイルノートPC運用記】
購入|3画面化|再インストール|DVDドライブ|フリーソフト
ドライバ|HDD→SSD|データ復元|退役
ASUS UL20FT Windows7 64bit 再インストール備忘録
Windows転送ツールでWindows7のデータと設定を丸ごと外部HDDへ退避した後、ASUS UL20FTを出荷状態に戻すには、2年前の購入時にユーティリティソフトのASUS AI Recoveryで自己作成しておいたDVD-R3枚を使用します。初回起動時にリカバリディスクの作成を促される仕様です。UL20FTの場合は内蔵ドライブにリカバリ領域が無いんですね。HDD容量的な無駄が無くてこれ自体は素晴らしいのですが、リカバリ用の光学メディアが付属していませんので、自分でDVD-Rを焼いて作らなければいけないセルフサービス仕様なのです。(つい後回しにして、後々PCが不具合起こしたり起動しなくなったら後の祭りです→その場合は大人しくASUSにTELすればなんとかなるとは思いますけど…。)
このASUS AI Recovery DVD-Rからブートする際には、いったん電源を落としてUSBのDVDドライブを繋げ、電源オン直後、Windows7の起動画面が出る前にEscキー連打。これでブート画面に入れます。尚、このAI RecoveryはDVDが書き込み可能な外付け光学ドライブが無いとソフトが立ち上がりません。Windows10のようにUSBメモリを回復ドライブとしてデータ保存できれば出来れば楽なのですけどね。。。尚、AI Recoveryでのリカバリメディア作成にはブランクDVD-Rが3枚必要です。
手持ちのポータブルDVDドライブはBUFFALOのDVSM-PS58U2。2009年購入時のレシートを見たら7600円もしていましたが、今や後継機でほぼ同等品のDVSM-PC58U2Vがずっと安価に売られています。そもそもはAI Recoveryディスクを作成したドライブでもあるのですが、当初からまずもってUL20FTと相性が良くありません。Let’s note CF-T2との組み合わせではそれほど問題無く使えていたのですが、母艦をASUS UL20FTにした頃から読み込みが非常に悪くて息も絶え絶え。デスクトップのHP d330に繋げても同じように駄目になってしまい、購入数ヶ月で早くもドライブメカが劣化した模様です。
慢性的に読みが甘いことに加え、どうもUSBバスの電源が足りていないみたいで、付属の二股USBダブル給電ケーブルで給電しても駄目。最初のうちは何とか読めていても、暫くするとおかしくなってくる。音楽CDのリッピングではやたらと遅いし音飛びも酷い。はっきり言って音楽用途に全く使えず。余り酷いので以前BUFFALOの修理センターでドライブ交換をして貰ったのですが、中身のドライブが丸ごと東芝サムスンTSST TS-型番忘却からSony Optiarc AD-75685Hに入れ替わって返ってきたものの、残念ながら症状は更に悪化しておりました(涙)。ドライブメカ以前に電源制御系に問題があるのかも。。。
そんな感じでDVSM-PS58U2が使い物になりませんので、普段はネットワークを介しサブ機のヒューレットパッカードd330に積んでいる内蔵ドライブPIONEER DVR-A12JでCDやDVDを読んでいました。ですから外付けのDVSM-PS58U2はブータブルで使うときでも無ければ殆ど出番がありません。今回久しぶりにDVSM-PS58U2を引っ張り出して恐る恐る再インストールに使ってみたのですが、、、
案の定、1枚目のディスク読み込み途中で怪しくなってくる・・・再インストールのリカバリ途中で読み込みが止まりエラーになるという最悪の状況。これ、下手をすると高確率でOSがクラッシュして再起不能になりますぉ(怖) 後は電源を入れても起動画面と起動音の無限ループ。ひたすらEscキーを連打しまくり、十数回起動画面がループしている間に突然ブート画面に入れましたけれど、なかなかの冷や汗ものです。。。
流石にこれは拙いということで、今度は補助電源にACアダプタを投入。BUFFALOのポータブルDVDドライブには、USBバスが不足した場合に使用する共通純正ACアダプタとしてAC-DC5があるのですが未購入。今からポチって届くのを待ってはいられませんので、代用品は無いかとDVSM-PS58U2と同じ5Vでmax7.5W規格のものを探してみる。手持ちでは、SoftBankがiPhone4購入後、勝手に送りつけてきた♪FON FREE INTERNETの通称「大福」無線LANの付属ACアダプタが5V 1000mA=5Wです。
更にPSP-3000用純正ACアダプタが5V 1500mA=7.5Wで両方ともいけそう。ただ以前にPSPのACアダプタでリッピングが上手くいかなかった記憶がありましたので、今回は敢えてFONのACアダプタを選択。※自己責任ではございますが、うちのDVSM-PS58U2が正常品でしたら、PSPのACアダプタでも本来は大丈夫なはずです・・・というより容量的にはむしろPSP用の方が良いかも。
【バッファロー AC-DC5が使用できる機種】
■ポータブルHDD
HD-PFU2-BKシリーズ、 HD-PFU2-WHシリーズ、 HD-PMU2シリーズ、 HD-PSU2シリーズ、 HD-PSGU2シリーズ、 HD-PLU2シリーズ、 HD-PHGU2/UCシリーズ、 HD-PHCU2/UCシリーズ、 HD-PHBU2/UCシリーズ、 HD-PHU2/UCシリーズ、 HD-PU2/UCシリーズ、 HD-PU2シリーズ、 DUB2-Pシリーズ、 DUB-Pシリーズ
■ポータブルBD
BRXL-PC6U2シリーズ BRXL-PC6VU2シリーズ
■ポータブルDVD
DVSM-PCS58U2シリーズ、 DVSM-PN58U2Vシリーズ、 DVSM-PC58U2Vシリーズ、 DVSM-PS58U2シリーズ、 DVSM-PN58U2Vシリーズ
■MOドライブ
MO-PL640U2/S、 MO-PL640U2、 MO-P640U2、 MO-P640USB、 MO-P1300U2
■インターフェースボード/カード:
IFC-EC2U3/UC、 、 IFC-EC2U2、 IFC-CB2U2/UC、 IFC-CB2U2V、 IFC-CB2U2、 IFC-USB2CB、 IFC-CB2IU2V/UC、 IFC-CB2IU2/UC
仕様を見たら純正のAC-DC5は5V 2A(2000mA)なんですねぇ。。。DVSM-PS58U2本体にはMAX7.5Wって表記されていたりするのですが。5V 2A(10W)迄は大丈夫って事なのかな?
尚、とうぜん公式には社外品ACアダプタの使用は推奨されていませんし、これで故障しても保証対象外。また動かなくてもサポート外で自己責任ですので悪しからず。(しばしば規格外のACアダプタを刺し、過電圧や過電流で機器本体を壊す人がいますので。) とは云いつつも、接続端子のサイズ及び±規格と、ボルトとアンペアの数値が合っていて、日本の一流メーカ製品の付属ACアダプタでしたら普通は大丈夫だと思います。品質がぁゃι ぃ安い中華ACアダプタはこの限りではありませんが。
大福FONの5W ACアダプタを咬ました上で、再度AI Recoveryディスクを入れて読み込み開始。電源が安定したのか何とか動き出す。リカバリDVD-Rは3枚あるのですが、2枚目、3枚目への交換時、最初の読み取りにやたら時間が掛かって冷や汗もの。何度も読み取りに苦労してリトライしているのが分かります。ところがだ・・・リカバリディスク3枚目の半分も過ぎたところでまたエラーが出て止まりやがりました、、、う゛~orz。。
リカバリディスクを取り出しても傷もホコリもありません。思案した挙げ句、大体この手のトラブルはドライブが過熱してくると起こる。不良ドライブって大抵最初は読めるのですが、何度も繰り返し焼いていると焼き品質が落ちたり、読み取りが不安定になったりするのですよね。高速回転読み取り中の本体震動も凄いし。そこで平置きしていたDVSM-PS58U2に、簡単な防振対策&放熱対策として洗濯バサミで縦置きにししてみました。更に洗濯バサミの下には防振シートを敷いてみたり。横置きで読めない時は縦置き。縦横ではドライブの震動モードや震動の逃げ道が変化しますし、メカと電源のクーリング面でも縦置きの方が安定する筈。
更にこれはオカルトオーディオマニア的な経験則なのですが、上手く読めないDVD-RやCD-RをAcoustic ReviveのRD-1で消磁すると、なぜか一時的に読めるようになったりするのです(@_@;)。音飛びなどのエラーが出る位置が変わったりする。まぁあまり期待しないで最後の手段的なおまじないなのですが、片側2回ずつ消磁した上で、縦置きしたDVSM-PS58U2で1枚目からリトライ。相変わらず最初のディスク読み込みには毎回手こずっていましたが、3枚とも無事に読み込んでなんとかクリーンインストールにまで辿り着きましたV(^_-)
クリーンインストールでの起動後は、さっそく転送ツールで外付けポータブルHDDに退避していたバックアップデータを書き戻します。といっても午前中から初めて既に夜。書き戻しはPCにお任せしてぱすてるんはお休み。。。
クリーンインストールは時間に余裕があり、精神力体力が充実していて、頭が良く回る時を選んで取り組まないと、予期せぬデータの取りこぼしを起こしてしまう上に、途中で頭がいっぱいになりストレスで挫折します。自分の場合、Windows7での初挑戦の上にブランクが空きすぎた為か、時間の掛かり方が年一回ペースでクリーンインストールしていたXPの頃の比ではありませんでした。XPは容量が小さくOSがシンプルですので半日あれば問題無かったのに・・・正直Windows7舐めてました。余程の不具合が無い限りはやはりもっと慎重になるべきですね。途中で苦しくなってやらなきゃ良かったと後悔しました。
後日、散々苦しめられたBUFFALOの外付けDVDドライブには退役してもらい、代わりにTranscend TS8XDVDS-Kを購入しました。DVSM-PS58U2の半額以下でしたけれども、TS8XDVDS-Kは購入後~2017年時点までノントラブルで稼働しております。なんかしょ~じき最近は、価格相応の品質を追求すればするほど身の回りから日本製品が消えつつある気がする。。。orz
今回の反省点としては、外部ドライブなどへの復元バックアップデータの一時保存先が不足している状態でやってはいけなかったですね。私みたいに容量不足の結果として見切り発車のチャレンジをすると、途中でトラブった場合のバックアップデータが無く、まともにロールバックが出来なくなる→何だかんだと再インストール途中の不具合で数回はロールバックの必要が出てきますので。外部HDDなどのストレージに、途中で幾つものバージョンのバックアップーデータを、こまめに残しておけるくらいの空き容量を予め用意するほうが身の為であります。
近い将来的に予定しているHDD丸ごと引っ越しの際には、OSクリーンインストールはせず、とりあえずはドライブ丸ごとの引っ越しソフトを使った方が無難そうです。クリーンインストールは丸ごと引っ越しの後で落ち着いてから改めてやれば良い。今回の一連の作業で最後に作ったWindows7 SP1でのカスタマイズ済ドライブ丸ごとデータ@Seagate DiscWizardを、次回インストールのリカバリデータとしよう。これで次に何かあっても、たぶんCドライブの書き戻しだけで良いからだいぶ楽になる筈です♪(任意でカスタムインストールするお薦めユーティリティソフトにつづく)
【ASUS UL20FT CULV モバイルノートPC運用記】
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