2年前に発売されて以来、このブログでもサイドバーに掲載を続けているBOSEの超小型デスクトップスピーカーMicro Music Monitor (M3)。手のひらに乗る電池駆動も可能なデジタルアンプ内蔵アクティブスピーカー(パワードスピーカー)として、発売直後からPC関連サイトからピュアオーディオ系の雑誌に至るまで各所で絶賛の嵐。私もその勢いに押され、実際に店頭試聴して音質を確認した上でブログへの掲載を決めましたが、販売がBOSE直販の定価販売のみで49800円と、PC用のデスクトップスピーカーとしてはかなり高額なのもあり、当時は自分で実際に購入するという程までには至りませんでした。

さてこのマイクロミュージックモニター(M3)。実は昨年末頃からM3より約1万円程安く価格設定された弟分のM2(Computer MusicMonitor)というモデルが追加されています(2007/11月発売)。外形寸法は65.0(W)×122.0(H)×123(D)mmでM3とほぼ一緒。一番の違いは既存のM3が単三電池を使ったバッテリー駆動が可能で、電源が確保不能な旅行先等でも気軽に持ち運びが出来るのに対し、M2にはバッテリー駆動が無く、PC用途などのデスクトップ用途へ特化されている点です。他にも細かい仕様の変更がありますが、機能面での大きな違いはこれだけ。

しかもM2はボーズ直販のみでなくパソコンショップや家電量販店等の一般店頭や、楽天やYahoo!などネット通販モールでも販売されるため、直販と違ってどなたでも気軽に購入することが出来、しかも価格は1万円以上も割安ということで、もうM3買う意味ないじゃ〜んと正直思ってしまった私。。。そんなこんなで実際に試聴比較もせずM3の紹介リンクを撤去してM2に張り替えてしまっていました。

BOSE コンピューターミュージックモニターM2

このニューモデルM2。個人的にはマイクロミュージックモニター(M3)の需要が一通り落ち着き、直販での出荷数に限界が出始めたため、販路を広げるために同一仕様の廉価版を一般店頭向けにリリースしたのかと思っていたのですが、BOSE側の話によれば、M3の日本での好調な販売実績を鑑み、本家米国市場でも販売を検討したのですが、アメリカでは超小型のデスクトップスピーカーが$500では高額で受け入れられないとの懸念から、米国本社のアマー G.ボーズ博士の意向で$100コストダウンしたモデルを開発したのがM2なのだそうです。

そんなこんなでこのマイクロミュージックモニターM2は米国仕様。対してM3はそもそもBOSEの日本人エンジニアが開発や音作りを担当した日本仕様の局地販売モデル。音質面でも国民性に合わせてM3とM2では異なるチューンが施されているとのこと。しかしブランドマーケティングの雄であるボーズの事。何処までが真実で何処までが宣伝文句なのか微妙ではありますが、遅ればせながら実際に音の違いがあるのか?を試聴してみる事にしました。
iconiconM2(コンピューターミュージックモニター)icon

まず外観。殆ど一緒かと思いきや、実物はアルミエンクロージャーのシルバーの仕上げが異なり、M2は落ち着いたグレー調、対してM3にはキラキラとした光沢感があり、アルミの質感を生かした表面仕上げで、見た目の高級感に何気に差が付けられています。それからM3にはブラックモデルもあり。こちらは光沢感のない既存のボーズ製品らしいソリッドな黒です。ブラックが欲しい場合はM3しか選択肢はありません。

また、M2はM3と比べて横幅が64mm→65mmへと1mmだけ大きくなっていますが、サイズが小さいためか、この1mmの違いが見た目の印象に太さの違いとなって感じられます。他にリモコンの形状や本体の操作ボタンの大きさが異なっていたり、専用のスピーカー接続ケーブルが着脱式だったM3に対して、M2は1.7mのコードが直出し(片側着脱不可)となっています。M3は着脱式のため、80cmと3mのスピーカーケーブルの2種類の長さのスピーカーケーブルが同梱されていてますが、他の長さのオプション品は現在の所販売されていないそうです。

ユニットは双方とも強力なネオジウムマグネットを採用した5cmのフルレンジドライバー。もちろん防磁型。M3は片側にデジタルアンプ、もう一方にバッテリーボックスを収納しているため、片側600g(単三電池不使用持)と、左右の重量バランスに大きな違いはありませんが、M2はデジタルアンプ内蔵の右側が600g、左側がスピーカーコード込みで500gと結構な重量差があります。
ハイパーレゾネーター
特徴的なのは両サイドに大きく開けられたスリット。一見するとバスレフポートの一種のように見えますが、サイズ的に、同社のアコーステッィクウェーブガイドの様な低音増幅用ポートが確保できる訳ではありません。スリットの中を覗くと、ハイパーレゾネーターと呼ばれるボーズ独自の丸い金属製のパッシブ型振動板が一組み対向して取り付けられています。どうもこれが他の一般的な小型スピーカーにないM3/M2独特の豊かな音質を生み出す決定的な要素になっているみたいです。(続く)

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