痒いのでおデコをカキカキしていたら、ふと気が付くと手にべっとり血が付いていてびっくら仰天の今日この頃、みなさん如何お過ごしですか?
onkyo_c-s5vl_sacd
さて、最近気が付くとSACDハイブリッド盤が、自室のCD棚にちょこちょこと増え始めました。反面、DVDオーディオ規格のディスクはこれだけ沢山のCDをコレクションしているのにも拘わらず、何故か未だ一枚も持っていなかったり。そんなこんなで今回は増え始めたDSDハイレゾ音源の真の音質を体験するために・・・ていうかクラシック音楽&オーディオ関連ブロガーの端くれとして、半分は義務でもあるSACDプレーヤーの導入に向けて、今更ですが最新機種の比較検討をしてみたいと思いまする・・・。

スーパーオーディオCD(SACD)とDVD-Audioの高品位次世代音楽フォーマットの主権争いは、普及率面での地味な低空飛行のまま、既存のソフトのリリース量を比較した場合、事実上SACDが今後の主流となりつつあるように感じます。これは元々フォーマット的にDVDオーディオはSACDよりも音質が劣る事に加え、ピュアオーディオ的な高音質追求には、どうしても多機能性の弊害から不利と思われるDVDオーディオ/SACDマルチプレーヤーやユニバーサルプレーヤーでしか再生できないDVD-Audioと異なり、SACDハイブリッド盤は従来のCDプレーヤーでの再生互換性があり、SACDプレーヤーを使わずとも既存のCDプレーヤーの殆どで再生する事が可能です。またSACDのCDレイヤーが、同一盤の通常のCDより何故か高音質で収録されているケースが多々あり、高品位なSACD専用プレーヤーの所有者以外でも、一般的な音楽ファンやオーディオマニアにHybrid-SACDの購入層が広がっていることが要因ではないかと思われます。

結果的にSACDプレーヤーの所有如何に関わらず、既に所有しているCDのSACDバージョンを再購入したり、SACD-HybridとCDの両方がリリースされる新譜であれば、多少高くてもCDより音質の良いSACDハイブリッド盤を敢えて購入するのが、音質にこだわりを持つマニア層にとって最近のトレンドとなりつつあるように感じます。実際、管理人が所有しているSACD再生対応機は、2年前にJoshinwebの懸賞で当たったPIONEER DV-585Aのみ(注:2007年時点)。当時の販売価格が諭吉さん一枚ちょい程度ですから、同社のマルチチャンネルDVD/SACDマルチプレーヤーに於けるローエンドモデルでしかありません。


GOLDMUNDのSACDプレーヤー@140万円の中身が、なんと実売1万円のパイオニア製DVDプレーヤー!?
パイオニア DV-585Aの高音質化に挑戦してみたてすと。


このクラスの極めて安価なSACD対応DVDプレーヤーでも、自己再生での比較に限ればSACDとCD層の音質差、SACDの美点・・・CD-DAではしばしば感じられる頭打ち感が払拭された、SACD特有の高域空間情報の伸びや、音全体の品の良さはある程度まで感じられます。とはいえ元来の音質レベルがローエンドクラスなこともあり、他のそこそこ普通のCD再生専用機と比べた場合、DV-585AのSACDレイヤーの音質よりも、CD再生専用機のCDレイヤーの音の方が遙かにマシというのも残念ながら事実だったり(^^;

《SACD再生に対応しないCD再生専用機では、個人的にCECのベルトドライブメカを搭載したCDプレーヤー、あるいは単体CDトランスポートが、最も音質的にナチュラル且つ音楽表現力が高いと思っています。》

SACDの持つメリットを再生機の視点で観た場合、DSD録音されたSACDフォーマットの周波数帯域の広さや情報量等の音質的なメリットを十分に引き出すには、アナログ段の音作りの面も含めて、個々人の比較対象となるCD再生専用機と同等以上のクオリティ、少なくともSACD-HybrydでSACDレイヤーを再生した際に、比較となるCD再生専用機で同ディスクのCDレイヤー再生音を音質面で明らかに凌駕していなければ、敢えてSACDプレーヤーを導入する意義が無くなってしまいます。

《管理人は2011年からONKYO C-S5VLを使用中・・・現在二代目。》

更に欲を云えば、CD再生機としても専用機と十分併用する意味があるレベルの音質的魅力があり、リファレンスとなるCD再生専用機とは異なるテイストの個性・・・音楽性面でのの魅力があれば理想的です。

しかしこれが実際の所かなり難しい。既に発売30年近くを経て、フォーマットとして成熟したCD再生専用機は世界中に数え切れないほど存在し、価格の価値を超えて名機と呼ばれる、音楽的魅力に富んだモデルも過去から現在に至るまで多数存在します。更にSACD-Hybrid盤に於けるCD層の音質の良さは、こういった従来のCD再生専用機でも全く、どうしたことか、しっかり再現できてしまうのです。

これは、従来のPCM・CDフォーマットでも、上手なデジタル圧縮による収録の仕方、或いはディスクの物理構造如何で、DSD収録されたSACDに迫る音になってしまうという事実。また、再生機のアナログ段以降の音作りからくるセンスや個性の魅力は、ハイレゾ音源の持つ情報量の物理的な品位の格差を、聴感上の魅力に於いてあっさりと逆転させうる影響力があるという事でもあります。


そしてまた、このハイレゾDSD・・・SACDフォーマットの持つクオリティをリスナーが明確に感じるためには、それ相応の精度と情報量をスポイルせずに表現できる、ピュアオーディオのミドルクラス以上のスピーカーやアンプ、加えて可聴帯域の厚みを演出する古い音作りではなく、現代的でワイドレンジなアキュレートさ、広帯域再生に配慮された機器で無ければ、DSD収録されたSACDの持つ本来の圧倒的な情報量、対CD-DA(PCM)とのアドバンテージが消失してしまうことになりかねません。。。
《Last modified 2015/7/30》
SACDプレーヤーに思いを馳せる・・・【その2】へ続く

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