今朝は早起きをしてリビングにあるメインシステムの大掃除をしました。最近アンプやらCDPやらが複数台出たり入ったりしてましたから・・・。まず、アンプとCDプレーヤーを取り外し、エスカルゴでトランスポートの中を奇麗にし、ラックの中、機器、スピーカー、各種ケーブル類を水拭き掃除。使っている端子もスピーカーからCDP、電源まで全てソルベントでクリーニング。こういった事も、コンパクトで軽量なハードを、シンプルな配線で使っているからこそ、思い立ったときに気軽に出来る訳です(^^)。これがアンプだけで20kgの巨体・・・なんてステレオでは、そうおいそれと取り外して清掃って訳にはいかないでしょ〜?

さて、クリーニングして出てきた音は、とりあえず多少音質が変わりました。ただ、今回に限っては良い音になったかと問われるとびみょ〜です。普段から奇麗にしているため、あんまり変わらなかったのが正直なところ。きっぱり良くなった〜♪とは云えないのでちっょとがっかり。そりゃそうか(^^)ゝまぁ精神衛生上は非常によいので一仕事終えた充実感はあります。

今回大掃除をしたのは、先日予告したとおり、香港の真空管アンプメーカーが販売する、アイソクリーンパワーヒューズiconの性能を確かめる為だったりします。システム回りに機器を並べて散らかしていたので、ちゃんとした環境で比較したかったから。
isoclean





数日前ジョーシンiconより届いたこちらのヒューズ。見た目はごく普通ですが、金具に金メッキがされていて方向性の指示があります。あと、何やらペーパークロスが付属してます。拭けって事でしょうか?何かが詰められていたりとか、導線が特殊な素材とかではなさそう。勿論クライオ処理等もされていない筈です。それと英語の説明書がありますが、日本語の説明書は付属せず。英文の内容を要約して書くと、

高品位な電源がオーディオ機器のパフォーマンスを上げる事は良く知られているにもかかわらず、従来ヒューズの重要性は無視されてきました。ヒューズは高電流を流すことにより金属疲労を引き起こし、伝導率を低下させ劣化していきます。その為、一般的な条件下では半年から長くても一年以内にヒューズを交換すべきでしょう。*取り付け時にはヒューズの接触面をクリーニングし、矢印表記を確認して方向性を守ってください。

とまぁこんな感じ。(私のいいかげんな英語読みなので間違ってたらごめん) 半年〜1年ってそんなに頻繁に交換しないとイケナイのでしょうか・・・(謎) それはともかくして、巷のウワサでは場合によってアンプが別物になるくらい激変するとかなんとか・・・!?

ホントかよ、と思いながらもTAG McLaren 60iの純正ヒューズと入れ替えてみる。規格はミゼット4A、TAG McLarenはファーストブロウですが、IsoCleanはスローブロー。ま、いいか(爆) 自己責任、事故責任っと。(真似してトラブっても当方は一切関知しません) 60iの場合はリアパネルよりワンタッチで交換できるので作業は1分かかりません。そういやMusical Fidelity A1 Juniorのヒューズが飛んで修理に出したとき、戻ってきたらファストブローがスローブローになってた事がありました。ま、60iは何かあると直ぐに作動する敏感なリレーが入っているので良いことにしておこう(爆) 方向性は回路図を見ないと(見ても)判らないので、ちょっと音出しして良さそうな方(よりキャラクターが明確な方)に決定。・・・いいのか?(^^;

まず、出てきた音が大人しい?!、今までより若干音量が下がったように感じます。ボリュームその他は全くいじっていません。ただヒューズのみを入れ替えただけです。更に良く聴くと、フロアが一段と静かになり、音場が整って深くなったように見えます。相対的に響きが豊かになる感じで、残響の滞空時間が長くなったような印象。それと音色の色彩が多彩になりました。背景はやや明度を落とした落ち着いた感触で、直接音そのものは仄かに明るくきらめいています。コンサートホールの照明に近いです。これは金メッキの影響かも知れません。響きに潤いがありとにかく陰影が豊かです。ピアニッシモ方向への解像度が向上しデリケートなニュアンスが豊かに際立つ印象で、線は細いけれど音の細やかな動きが良く見える、ハイエンド的な上品さをまとった美音系。真空管アンプの音のイメージにニュアンスが似ているかも。ただ、大人しすぎて迫力が後退しました。イマイチ釈然としないけど良い音って感じです(^^;

元のTAG McLaren 60i付属のヒューズに戻してみます。まずこちらは元気が良く快活、音像も前に出てくる感じでアイソクリーンと比べてクリアでカッチリした明るい音色です。ただ、元に戻して気がついたのは、明らかに高域方向への歪み感を感じる事。ISOCLEANと比較し、何故かしばらく聴いていると疲れる・・・飽きる感じです。標準のヒューズでは音に深みが出ないんですね。これはこれで、色付け感が感じられず、相性面では流石に純正の良さを感じるのですが・・・

再びアイソクリーン。やはり大人しいのですが、歪み感が皆無。大人しさと歪みの少なさが相まって逆にボリュームを上げたくなります。要するに歪まないから結果的に大人しいのか?(笑) また、実際にボリュームを今までよりかなり上げても全くうるさくありません。BGM含め、長時間音楽を聴くなら絶対にこっちが良いです。この点では明らかに良い方向に向いていると思いますが、店頭効果?的な音は純正ヒューズの方が目立つ音がしますね。
アイソクリーンは音量よりも音質の違いを聞き分けられる耳の良い人向きです。

また、クライオ系のように高域が伸張することで全体のバランスが崩れるようなことはISOCLEAN POWER FUSEを使う限りは全くありません。帯域バランスは程々でナチュラルです。クラシック向きかも。私は通常のTAG McLaren60iの音が微妙に大人しすぎるため、より元気な音にしてくれる電源グッズを探していたのですが、その意味では若干反対方向になってしまいました(-_-;)。しかし、全体の品位の向上具合を考えると格段にIsoCleanPowericonに軍配が上がります。この音質のまま更に元気な音となると、禁断の容量アップか・・・(爆)
iconicon
あと、音に独特の上品で陰のある色彩感が付帯しますので、これが好みかどうかでしょうね。個人的には金メッキじゃなくて、ロジウムメッキバージョンがあったらいいなぁ・・・と思いました。とはいえ、音質面で全体のクオリティは確実に向上します。この歪み感の少なさと端正な音場を聴いてしまうと、もう音質対策がされていない通常レベルのヒューズには戻れないかも。

あと、アンプがまるで別物になるほど変わるか?と問われると、60iに限ってはそこまで激変はしませんでした。これは機種にもよるのでしょう。今回は、ピンケーブル一本、電源プラグ一個を替えたくらいの違いです。

最後に、今回は色々といけない事を書きましたけれど、繰り返しますが真似して何かあっても当方は一切責任は取りませんので悪しからず♪

ちなみにラインナップに関しては、
■Audio Grade Fuse■
Size: 5 x 20mm 1A, 1.6A, 2A, 2.5A, 3A, 4A, 5A, 6.3A, 8A, 10A
Size: 6x 31.8mm 1A, 1.6A, 2A, 2.5A, 3A, 4A, 5A, 6A, 7A, 8A, 10A, 12A, 15A

となっています。全てスローブロータイプ(スローブローの方が音が良いそうです)。

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