今回は先日のYahoo!ショッピングキャンペーンで購入したオーディオアクセサリーから、レゾナンスチップで知られるREQST(レクスト)のレゾナンススタビライザーRS-SQUAREをレビューしてみます。ちなみにこちらのアクセサリーは「自然界の原音に近い音を求めて(※リンク記事喪失)」さんやアナログを鳴らそう-ハンコックさんのエントリに触発されて購入したものです。
REQST_RS_SQUARE_レクスト


先ずはメーカーホームページから引用します。
RS-SQUARE(アールエス・スクエア)は、高品位焼物素材を活用したHi-Fi系スタビライザーです。

ロング・セラーを続けるレゾナンス・チップ・シリーズの簡便さを継承し、機器の天板に“置くだけ”で高度な音質チューニングを可能としました。レゾナンス・チップがピンポイントの制振を特徴としていたのに対し、レゾナンス・スタビライザー『RS-SQUARE』は広範囲で制振して音質を変化させます。

置くだけですから、何度でも比較試聴が可能です。もちろん置くのをやめると音は元に戻りますので、安心してオーディオ機器のチューニングが行えます。同じ制振アイテムですが、レゾナンス・チップと『RS-SQUARE』は併用することが可能で、更なる音質追求を可能とします。


(動作概念)
RS-SQUAREは、専用の土と、厳選された国内産高純度天然石を数10種類ブレンドした特殊釉薬(=焼物の上薬)からなる焼物です。もともと振動特性に優れたこの焼物を活用し、大きさや形状はもちろん、土と釉薬のバランスを取ることにより、置くだけで音楽に最適な振動制御ができるよう設計しました。

(使い方)
CDプレーヤーやアンプ等、オーディオ機器の天板に置いてご使用ください。RS-SQUAREのザラザラしているのが設置面です。その際、機器の放熱の妨げにならぬように置いてください。音が硬くならずに、位相がハッキリする音質変化傾向です。(機器天板を傷つけぬようご注意ください。)

ご覧のように外観は一辺10cmに満たない四角く真っ白な陶器のタイルです。しかも重量は割と軽め。これをスタビライザーとして天板に置いたことで得られる物理的なダンピング効果は極僅か。正直に云ってしまうとこんなもので十分な効果が得られるのか?かな〜り半信半疑だったり。経験上、オーディオ機器に質量のある物を乗せたり、何かしらの板やシートを密着させる事で制振や振動モードの変化から音質が変化するのは理解していますけれども、問題は、その効果が聴感上好ましい方向性なのか、あるいはイマイチなのか・・・これについては実際にやってみない事には判断が出来ません。。。しかもピュアオーディオ専用のアクセサリ製品としてそれなりの値札で売られているとなると、それに見合うドラスティックな変化をどうしても期待したくなってしまいます(@▽@)


RS-SQUAREの場合、置くだけでは”密着”状態にはなりません。陶磁器素材の上面と側面はツルツルですが、裏面には釉薬が塗られていないためにサラサラ。載せたままで機器を傾けたら自重でスーッと滑り落ちてしまうでしょう。尚、製品の注意書きにあるように機器天板に傷が入るほどザラザラした仕上がりではないので安心しました。手を滑らせて落っことしたりしない限り、擦り傷については大丈夫だと思います。また浮き上がりや反りも特に感じません。ツルツルの上面は光を当てて良く見るとほんの僅か凸凹しているのですが、サラサラの接地面側は肉眼レベルでは平滑でした。※機器の天板側が必ずしも完全な平面とは限りませんのでガタが出る場合もあるようです。

はてさて肝心の音質はどうでしょうか?導入前に一番心配だったのはmementさんで書かれていた"振動を吸収しすぎてつまらない音になるのではないかという疑念"です。高音質になっても音が死んでしまったら意味がありません。遥か昔、初期のレゾナンスチップをテストした際に私も同様の印象があって使うのを止めてしまった経緯がありましたので、また同じ様な傾向のアクセサリーだった場合、正直好みじゃないな〜というのがあって内心不安でした。そんな疑念を持ちつつ、サブシステムのCREEK EVO-CD天板に載せてみます。。。それまで聴いていたCDを暫くリピート再生・・・してみます。

rs-square reqst

う〜ん、違うような違わないような?・・・(汗) 全体に音抜けが良くなっているかな・・・?という感じがしないでもない。何度か載せたり外したりを繰り返してみると(注:作用原理が不明ですので外した際には箱にしまって反響しないようにして比較)、乗せている状態では中域〜高域の音抜けが良くなります。フルートの倍音なんかがスカッと抜けて定位する感じです。それとパイプオルガンの動作や楽団員が出す楽音と関係ないノイズ成分がなぜか以前よりも良く聞こえるようになりました。低域方向の変化は良く判らず。外すと上方向への周波数レンジが狭くなって相対的にナローな生暖かい音になる印象。

とりあえず載せて悪い部分は全く感じられないのですけれど、効果が小さいので出来ればあと2枚くらい追加したい感じ。。。まぁ比較的安価な部類のオーディオアクセサリーですからこんなもの?かしら。。。尚、置く場所で微妙に音質が変わると云いますか、変化の大きさが違います。なんとなく折衷して真ん中を取りましたが、ドライブメカの真上とトランス真上、中央と3ヶ所に乗せてみたいような感じです。

次にメインシステムのプリメインアンプ。TAG McLaren60i(工事中)の丁度中央部分に載せてみます。オーディオビジュアル混用システムですので、最初はPIONEERのDVDレコーダーからいつものアニメを再生してみたところ、台詞の音質ががらっと変化していてびっくり♪ 台詞がクッキリして抜けが良くなっています。中央定位のフォーカスが絞られ、口のサイズが小さくなる感じです。これは流石にハッキリと違いが判りました。横幅85センチの箱庭サブシステムでは効果の塩梅がほんのり程度でしたけれども、幅2.4m奥行き2倍近いメインシステムでは、1枚のRS-SQUAREが空間に占める相対的な質量はずっと小さくなる筈なのに、効果の方は何倍にも拡大されて明瞭に感じられます。


その後もクラシックのCD数枚で試してみましたが、音質傾向はクッキリ。特に高域方向への音質改善効果は抜群♪ 響きが豊かになりライブ感が増します。なんかの反響板か?これ、みたいな変化です。といってもRS-SQUAREを載せたプリメインアンプはラックの中なのですけども。メーカーが謳う「音が硬くならずに、位相がハッキリする音質変化傾向」ですが、管理人のシステムでは、定位がクッキリとフォーカスされてシャープになる印象です。

硬くならずについては表現がやや難しいところ。うちのシステムでは、少なくとも直接音はカリッとした印象でソフトな傾向にはなりません。よって弦楽器のしなやかさ等々はやや減退するかも。。。金属的な硬さでは無いのと、醸成される響きが柔らかいので立ち上がりの硬質感については緩和されている印象です。ホールトーンのような響きが増幅されて広がり感が出ますので、まるでライブ会場で演奏されているかの如きイメージに近づく感じです。

メインシステムのあるリビングルームは、壁に埋め込まれた防音吸音材などで部屋そのものがデッドな音響になる為、余計にRS-SQUAREを使用した際の鮮度感とライブ感が際立つ印象があります。温度感は低めで仄かにクール系の音調。SACDやハイレゾ音源との相性は良さそう。

注意点としては、天板の置く場所によって音にまとわりつく素材の共振音的なザラ付きと滲みが出ますので、あまり剛性の低いポイントへ置くと逆効果になるかも知れません。効果が強いので並の音質のCDがライブ録音に化ける反面、エッジのキツい高音質録音盤を再生すると、音がクッキリしすぎて妙なやり過ぎ感が出ます。とは云えその辺は外せば元に戻りますので、適宜調節可能といった感じでしょうか。副作用が出そうなのでプリメインアンプのTAG McLaren 60iに2枚は必要なさそうですが、隣にあるCDプレーヤーのCEC TL5100Zには高域方向の改善に1枚追加で載せてみたいかもです。


レクストからは類似品のスタビライザーとして音質傾向をウォーム方向に振ったDRESS-SQUAREも発売されていて、システムやソースに応じてRS-SQUAREと入れ替えてニュアンスの違いを楽しむ方法も提案されています。

まとめ♪
メインシステムで音質変化の大きさと方向性を理解できましたので、その後は、サブシステムに載せた場合でも当初よりも有る無しでの違いを明確に認識出来るようになりました。BGMでも長く聴き続けていると、RS-SQUAREの有り無しでの鮮度感の印象差が大きくなります。後日、結局サブシステム用、メインシステム用と更に追加注文してしまいました。基本的には左右のスピーカーの中央にある機材の中央上に載せ、中央定位と音像のシャープネス向上に効かせる形です。今後機会があればDRESS-SQUAREやケーブルインシュレーターのDRESS-CUBICも試してみようかと思っています。



尚、動作原理については正直なところ良く判りません。今回は付属の粘着テープを使用していませんからオーディオ機器の天板と密着状態ではありませんし、質量もたかが知れていますのでダンピング効果は薄いと思います。一番可能性を感じるのは、外来震動(音)に由来した天板の共振モードの変調と、愛用している神木のマッピンゴのような反響板としての役割。2枚、3枚と増やすとなんとなく相乗効果がありそうな予感がします。使いすぎると陶磁器素材のクセが強くなってしまいそうなのですけれども、鮮度感の高いライブな雰囲気がお好みの方は一枚だけトライしてみて、効果が感じられたら適宜、枚数を増やす的な使い方が良さそうかなと思いました。ちなみに私はもうRS-SQUARE無しには戻れないです・・・(滝汗)
《Last modified 2018/04/16》

ピュアオーディオRANKING←欲しくなったのでクリックしてみる♪
mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログネタ
オーディオ に参加中!