SACDプレーヤーに思いを馳せる・・・2011 Autumn

いつも以上に前振りが長いよ膨大すぎるよ!って常連様各方面からおしかりを受けそうな今日この頃、皆さん如何お過ごしですか?pastel_pianoはまた朝から熱出して半分寝込んでます・・・てへ♪
         A-5VL&C-S5VL

それはともかく本題です。最初に触れたように試聴のオーディション最後に残ったのがONKYO C-S5VLDENON DCD-CX3。今回挙げた候補の中では小さい方から2台です。二者択一で訳わかんなくなったら普通、オーディオマニアはデカくて重い方を選びます。私はオーディオマニアを騙る音楽ファン(えっへん!)ですので、経験則から軽くて小さい方を選びます(笑) おまえは音楽ファンを騙るオーディオヲタクだろう?!という突っ込みには甘んじて・・・スル〜いたしましてよw 
DENON(デノン)SACDプレーヤーDCD-CX3

この2機種、店頭で直接の並列試聴が出来ませんでしたので絶対的な善し悪しについては決めかねるところでしたが、それぞれの印象を述べると、DCD-CX3はやはりDENONのフィロソフィを感じるデノンサウンド。キュアキュアと磨かれた艶が乗る、やや硬質な音像と都会的な高級感のある響きが身上。筐体の剛性が非常に高く、CDプレーヤーのメカニズムとしても価格を遥かに凌駕する素晴らしいコンストラクションです。箱だけなら50万クラスのLINNのIKEMIが裸足で逃げ出すレベルかも。
ONKYO SACD/CDプレーヤー C-S5VL

対してONKYO C-S5VLはフルサイズコンポながら、ヨーロッパ製品を彷彿とさせる薄型で清楚なデザインで、海外製のオーディオ機器が色々と並ぶ管理人宅でも違和感が無さそう。センターメカを採用したシンメトリカルデザインのフロントパネル。控えめなロゴにブルーのインジケーター等々、高級感と柔和さを兼ね備えた飽きの来ないデザインです。ONKYOのグローバル戦略機として日本を始めヨーロッパ・米国そのほか世界中の激戦区で販売されている主力機種ですので、日本のみならず、現在のインターナショナルなオーディオのトレンドを見事に押さえているなぁと感心。C-S5VLの音質傾向はDCD-CX3より柔らかく爽やかなプレゼンスで、音楽が活き活きと鳴る印象です。

ONKYOの新型デジタルアンプA-5VLとSACDプレーヤーC-S5VLはA-1VL/C-1VLの後継機?

メーカー希望小売価格はDCD-CX3@12万 VS C-S5VL@6万円。この2機種、定価/実売価格共に約2倍の開きがあり、コンストラクション面では普及機と中級機のクラスの差を感じる部分が無きにしも非ず。よって同列に語るのは若干無理があるのかも知れません。音質的にもかなり毛色が違いますし、両方入手するのが正直なところ一番幸せになれそう・・・なんて。そもそも両方買っても10万ちょいじゃ〜ん!って事でここは両方人柱してよ!と突っ込まれそうですけれど、そこはまぁ管理人の現況に於ける予算の都合・・・という事でorz
          レビューはこちら

今回C-S5VLを選ぶ決め手となったのは、予算が少ない中、はっきり言ってこの音でこの値段でしたら安い!って思ったのと、SACD再生機としての素性の良さでしょうか。自分が今、可及的速やかに必要としているのは、オーディオ的快楽以上に手元に山積みになったSACDという資産をまともに体験したいという点。その点、C-S5VLの音調は店頭でちょっと聴いただけでも、プレーヤーの固有音が少なくとても素直な音に感じられます。SACDフォーマットに記録された情報をデフォルメせず、ありのままに伝えてくれる、色付けを控えたプレーンな音がする。

CDプレーヤーについては個性的な音質のプレーヤーを複数所有していて散々色々遊んできましたが、SACDにはそういう色眼鏡は正直邪魔になりそうだな〜と。そう考えた時、C-S5VLならとりあえず、SACDフォーマットの持つ魅力を余計な足し算や引き算をせずに聴かせてくれそう・・・。そこが今回C-S5VLを第一選択としたポイントになったんだと思います。
SONY SCD-DR1 ハイエンドSACDプレーヤー

そもそもSACDプレーヤーというのは低価格機を作り辛いのです。量子化ビット数がCDとは桁違いのDSDフォーマットによる超広帯域&超高音質の再生機ですから、そのきめ細かい情報量とレンジの広さをスポイルせずに再生する必要があります。しかしこれが案外難しくて、巷に溢れる低コストのDAPやミニコンポ、ラジカセレベルのプアな再生能力では、CDと優位差が明確につけられないというのも残念ながら事実です。

更にピュアオーディオレベルの単体CDプレーヤーやユニバーサルプレーヤーであっても、既存の10万円以下クラスの普及機の音質や情報量では、マトモにSACDのアドバンテージを再生できてるの???と全力で首をかしげたくなるレベルの製品がゴロゴロ。DVD再生機としてはそこそこ出来が良いSACD対応ユニバーサルプレーヤーPIONEER DV-585Aでも書きましたが、ただ単にSACDが再生できるだけではSACDの意味が無いんです!結果的にSACDをSACDらしく再生するには、部品コストを突っ込んで結果的に高価な機種に仕上げてしまうのが手っ取り早いし、ユーザーもその方が全力で安心できます。

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しかしです。こんな事をしているから10年経ってもSACD規格はまともに普及出来ていないし・・・細々ながらもクラシックやジャズの音源では流石にそれなりに数が積み上がって出回っていますが、それでも日々発売されるCD盤の数に比べたらSACDのタイトル数は数十分の1に過ぎません。実際管理人宅でもCDは千数百〜2千枚〜?はあるような感じですけれど、SACDについては5〜60枚程度?これから増えるとしても数年で数百タイトルが関の山ですから、ディスク一枚あたりに必要な再生機のコストを鑑みた場合、SACDはとんでもなく割高〜になってしまう。そんな風に考えてしまうと、わざわざSACDの為だけに高価なプレーヤーを購入するのは微妙だよね〜という事に。

そこで(・・・2年近く前ですが)SACDの為だけに大枚を叩けない音楽ファンにとって、救世主の如く現れたのがONKYO C-S5VLだったのです。オーディオ機器としては”日本では”もっとも安い価格帯に属する製品です。しかしコストが分散するマルチチャンネルへの対応はバッサリと切り落とし2chステレオ再生に特化している。世界のピュアオーディオ市場に於ける最大激戦価格帯へ切り込む以上、そこで「勝てる」モデルで無ければ敢えてONKYOは勝負に出ない筈、、、という僕なりの信頼もあります。

ONKYO スーパーオーディオCD/CDプレーヤー C-S5VL(S)>>>>>>カスタマーレビューはこちら

それでもまぁ、やっぱり実際に聴いてみないことには、本当にこんなに安いSACDプレーヤーで大丈夫なの?マトモにSACDを再生できるの?というオーディオマニアとしての猜疑心が無いと言うのは嘘になります。。。加えて家には管理人のセンスで選び抜いたCD再生専用プレーヤーがいくつもあります。だからCD再生機としてはそれらと比べてとても通用しないんじゃ?という一抹の不安も・・・。

ONKYO CDプレーヤー C-1VL(S)

そして以前に使用していた(今は色々あって手元に無い)ONKYOのCD再生専用モデルC-1VLの存在。コンストラクションはデジタル プリメインアンプのA-1VLと同じシャシーで強固でしたし、音質もかなりハイエンド指向でストイックでしたから、C-S5VLと置き換えたら出来に差がありすぎて悲しくなるんじゃ〜?というそこはかとない恐れ。こんな不安要素を色々抱えつつ、でもとにかく音楽ブログを綴る筆者として、SACDプレーヤーをさっさと導入しないことには始まらないということもあり・・・清水の舞台から飛び降りる気持ちで(嘘) ONKYO DIRECTさんからC-S5VLを送って貰うことになったのであります。→(注:直販は色々おまけが付いてたんだ〜(^^;
   
次回からは、例によって音質超詳細インプレ届いたC-S5VLの中身を大公開〜みたいな♪(つづく)

【C-S5VLのその他のユーザーレビューはこちら】
ONKYO DIRECT 購入者レビュー
Amazon.co.jp カスタマーレビュー


ピュアオーディオランキング←1位になる日が来るのだろうか〜(笑)
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