先日ついに我が家のテレビが壊れてしまいました。SONYの98年製29型WEGAの初代フラットブラウン管テレビなのですけれど、8年目で流石に寿命が来たみたい。。。実は去年あたりから、視聴中に時折ふいに電源が落ち、電源ランプが点滅する(サービスモードで故障を知らせている)症状が時折発生していたのですが、修理が面倒で騙し騙し使い続けていたのです。当初はまた電源を入れ直せば済んだのですけれど、その発生間隔が徐々に短くなり、最近では数分から数十分でブラックアウト、一端強制消灯モードになると暫くはONにしても復帰しない。マンガのような話ですが拳でガンガン天板を叩くと一時的にまた観られるという末期症状(汗)

当然、本来ならばソニーサービスを呼んで修理すべきなのですが、どこの量販店を見ても時代はもう大画面薄型テレビの独壇場。もはやブラウン管テレビは店の片隅に追いやられ、8年前のWEGAよりも明らかに高画質なフラットブラウン管テレビが29型でも5万以下の値で叩き売られている状況。地上波放送が2011年で打ち切られることもあって、既に従来型のブラウン管アナログ地上波/BSテレビは、ほぼ役目を終えてしまっています。更にうちのベガは上記の故障だけでなく、経年劣化で色座標が狂い、画像が黄緑がかって新品当時の画質とはかけ離れていますし、プレステのF1レーシングゲームのやり過ぎでうっすら焼き付きが出ていたりも(爆)
PS3 FORMULA ONE CHAMPIONSHIP
そんなこんなで、WEGAが故障してしまったのは悲しいのですが、このサイトを観に訪れてくれるようなマニアックな人々の多くは既に大画面薄型テレビを導入されていらっしゃるでしょうし、そんな人達から見れば私の時代遅れ過ぎるピュアオーディオ観やビジュアル観は色々な意味で何を今更このガキはな訳で、マルチチャンネルサラウンドの事は知らん顔、HDMIiconD端子iconコンポーネントケーブルiconも良く知らずに、今更S端子ケーブルのインプレを書いたりしながら、このままじゃイケナイと私自身、内心かな〜り焦っていたり。。。そんなこんなで、今回の故障は丁度テレビを強制的に、これからの主流であるハイビジョン地上波デジタル、BSデジタル対応薄型大画面へ買い換える良い機会でもあるという事で、それに可及的速やかに新しいテレビを買わないと実際色々不便この上ないということもあり、意を決してコジマジョーシンヨドバシ石丸電気ヤマダ電機等の首都圏量販店を梯子してみる事にしました。

本来の趣味であるピュアオーディオでもそうですが、基本的に私は商品の実物を自分で実際に確かめる前には、必要最低限の情報以外を頭に入れないようにしています。先に色々な事を調べすぎると商品に対して変なバイアスがかかるからというのもあるし、自分の主観的な判断力とセンスに従った方が購入後絶対に幸せになれることを経験的に納得しているから。特にビジュアル系は今まであまり重視して来なかった事もあり、オーディオや音楽関係と違って専門誌もこれまで殆ど購読していません。ですから今回、薄型大画面テレビに関して殆ど事前情報が無く、精神的には100%白紙の状態で店頭に赴くことになりました。

量販店にずらーっと並ぶ数多くの大画面薄型テレビに最初は正直戸惑いました。てか、まず値段が激しく高い。それからぱっと見て42型未満は購入候補から外れました。設置する部屋が16畳リビングというのもありますけれど、単純に29型の4:3テレビに慣れ親しんでいた以上、4:3のコンテンツを試聴する際にそれより同等若しくは小さい画面にもはや我慢できませんし、そうなると37型では29型よりほんのり大きい程度で既に全く大画面には感じない自分がいます。数年前37型の薄型テレビを初めて見たとき、何コレでかーっ!と驚いていた筈なのに、今42型〜50型が主流で、更に58型やそれ以上の展示まである店頭では、もはや40型を切るサイズというのは大画面という範疇からは外れだしてさえいるように思えて、ほんとにもうどうしたものやら。。。
iconiconプラズマテレビの特長icon
とはいえ予算は30万円前後を考えていましたので、50万円を超える58型超〜のサイズは候補外。リビングのサイズからもバランス的に大きすぎると思いますし。必然的に20万円台で買える42型か、30万円台の50型か?ってな感じで一通りの機種を眺めてみることに。まず薄型大画面テレビには液晶とプラズマの2種類の方式があり、この二つは見た目にもはっきり画質と性格が違います。液晶はシャープ AQUOS東芝 REGZAソニー BRAVIAその他、対してプラズマは松下 VIERA日立 WOOOそしてパイオニア PureVisionその他。店頭での展示商品数的には、7対3で液晶製品の方が多く売り場を占めている印象。特に40型以下の中小型モデルは液晶テレビが独占しています。逆に42型以上の大型モデルではプラズマテレビが健闘している模様。

さて、そんな事より肝心なのは画質です。売れている液晶テレビが良いか?プラズマテレビの方が良いか? うーん、誤解を恐れずに書いてしまうと、私の目にはどうしても断然プラズマテレビiconの方が奇麗に映るのです。一般には液晶テレビの方が沢山売れているらしいですから、多数派の皆さんには液晶画面の方が奇麗に見えるんですよね? とはいえ、ここの管理人の頭からゆんゆん出ている電波はプラズマの放電プレイに親和性が高いっぽい。パネル内でスパークしたデムパが電磁波駄々漏れでイイ感じに脳へ作用してくれて、これはもう、敢えて言おう、プラズマ以外は○○であると!ってな感じでだからといって祭らないでね♪ もちろん良い意味で♪ (読者の皆さんへ注意:これは管理人の観る目に問題がある可能性を指摘しておきます。)

実はうち、生まれてこの方家にあるテレビといえばソニーしか使ったことがありません(爆) WEGA含めて現状家にある3台も全てソニー。WEGA以前もソニーのブラックトリニトロンだったし、ダイヤル式で木箱の時代からソニー製。要するにテレビについてはソニー信者だった訳です。しかし、現在ソニーのブラビアについては、2005年にプラズマ事業から撤退して今は液晶モデルしか作ってないのね。。。という事で、ブラビアのガラス枠デザインは魅力的ですし、新型BRAVIAは他メーカーの液晶テレビよりも抜けの良い画質と発色で明るく目を惹きますが、あくまで液晶ですし・・・動画になると○×△◇でうーん好みじゃないかもといった所。何でプラズマWEGAの開発を辞めてしまったんだろうと複雑な気分。
SONY BRAVIA

従来のブラウン管テレビからの移行としてブラウン管と比較する場合、プラズマパネルの方が液晶パネルより断然ブラウン管の質感に近く見えるのですが、これは私の偏見かしら?というか、誤解を激しく恐れつつ私の脳内真実を述べるなら、現時点では液晶テレビってブラウン管よりも画質良くないですよね?(爆) 大きくなって薄くなって、画質も良くなったのでしたら良いのですが、少なくとも現状では明らかにブラウン管に見劣りがする。(と、あくまで個人的には感じます。) 操作線数や画作りで最適化されたハイビジョンコンテンツは別にしても、未だに放送の主流である旧来の通常解像度のSDTVコンテンツでは、やはりブラウン管テレビの方が遙かに奇麗。勿論SD画質のセル/レンタルDVDやスカパーやVHSビデオもです。どうせ高いお金を出して買い換えるのに、以前より画質が落ちるなんてのは何と言われようと耐えられない。じゃ、プラズマテレビはどうかといえば、残念ながら今のところプラズマテレビも多くのモデルはブラウン管テレビよりSDTV画質について劣ると思います。パイオニアのフラッグシップPDP-5000EXを除外すれば。ただ、50万円を切るプラズマ普及モデルであっても、最新機種ではSDコンテンツでブラウン管と比べほぼ違和感のないレベルまで質感が追いついてきていますし、最適化されたハイビジョンコンテンツで液晶とプラズマで比較した場合では尚更、私の脳内限定では何と言われようとプラズマ>>>>>液晶に感じてしまったり。勿論これは決して社会の総意ではなく、デムパをゆんゆん飛ばしながらネットの片隅で萌えを叫ぶ、少数派ヲタクの戯言という極めて個人的但し書きが付きますけれど♪
PIONEER PDP-5000EX

とはいえ、液晶は駄目かというとそんな事はありません。液晶には液晶の良さがあって、2次元静止画のなんともセル画チックな色乗りや、地上波デジタルのバラエティやニュースコンテンツのクッキリとした観易さ、原色的発色、あと実用面での取り扱いの平易さ、エコが叫ばれる今の時代に消費電力が少なめなところなどはイイ感じ。想定寿命も長いようだし、また激しく明るい店内でも更に激しく明るく派手に見せられる輝度の高さ(明るさ)もあります。画角による画質の劣化もかなり改善されてきています。それから画素数の面でフルハイビジョンスペックを手の届く価格の中型モデルで早々と実現しているところは本当に凄い。カタログスペックだけで比較した場合、プラズマテレビはモデルチェンジ一回分液晶テレビiconに遅れている感は否めません。それに、プラズマテレビは小型化が出来ませんので、リビングではなく小部屋で箱庭サイズのモデルとなると、当然液晶から最高画質のものを選ぶことになります。その場合は例えば東芝のREGZAとかレグザとかれぐざとか(爆)

逆にプラズマの良さはその画像の自然さと深みのある映像表現。まず圧倒的に階調が豊か。液晶テレビの多くは階調表現が狭すぎて白が飛んでいたり、黒が潰れていたり、色味も人工的且つ平面的で明らかにテレビ内で作られた画像を観ている感触が拭えませんけれど、プラズマテレビiconでハイビジョンの風景コンテンツなどを観ると、テレビ枠の向こうがまるで生映像であるかのような立体感と、臨場感、色表現のナチュラルな豊かさ、暗部階調の豊富さが、私のような映像素人目にもはっきりと感じられます。ハイビジョンカメラの撮影時のレンズの性格までも描き分けられるリアリティが其処にはある♪ カタログスペックでは画素数など十分でないモデルも多いのですけれど、実視聴時には何故かフルHD液晶以上に情報量が豊富で精彩感が高いのが不思議といえば不思議。。。

それから残像。液晶パネルの動きブレ、残像の多さにはちょっと閉口。見渡した感じメーカーによっても結構差があるっぽいけれど、アニメで動きの激しいシーン、そしてスポーツ全般。サッカーや野球、テニス、シンクロ、フィギュアスケート、ゴルフその他、本当にこんなんで良いのかしら? 水中の珊瑚やイソギンチャク質感は潰れてしまっているし、芝生や森林など、自然の細かいテクスチャーの映像ではカメラが動いた途端に残像で映像が滲んで破綻しているのですが。。。残像まで行かなくても、人間の動き自体が全体的に何か作為的で不自然ですし。。。モデルチェンジ毎に急激に改良されているのは目に見えて感じますけれど、未だ神経質なブラウン管ユーザーが許容できるレベルには達していないように思えます。勿論プラズマパネルの方にも残像感はあります。というのも、残像が全くない従来のブラウン管と比べてしまうと、映像の種類によってはやっぱり微妙な遅れ感が感じられます。とはいえ、普通にスポーツ映像を観ていてボールが尾を引いたり人物の輪廓がとろけたり等のあからさまな残像を感じることはほぼありませんし、アニメなど動きの激しい画面でも余程のことがない限り画面が破綻したりはしません。カメラがムーブした際に画面全体がぐしゃっと潰れ、描写がガタガタする事も現行モデルの場合殆ど無くなりつつあります。
iconicon液晶テレビの特長とフルHDicon
こんな感じで、私の場合の購入選択肢は必然的に、プラズマテレビiconに限定されました。言葉で双方の美点や欠点を並べればいくらでも言えるのですけれど、百聞は一見に如かず、実際に大画面テレビの購入を考えている方は、是非店頭でじっくり全てのメーカーの全てのモデルを比較して欲しいと思います。特にプラズマと液晶はそれぞれ最低10分は前で動かずじっと見つめ続けて欲しい。ぱっと観た瞬間は確かに液晶は明るくてビビッドで奇麗です。そういう意味での店頭効果、求心力はプラズマを超えてます。しかし、よくよく見つめて描写の細やかさや質感、画面の奥行き、光の明部と暗部の階調、色の派手さではなく豊かさ、奥行き感、立体感を見比べて下さい。そうすれば、露出オーバーで細部が飛んでしまった写真と、適性露出で見事な階調を実現している写真の違いが其処にはあります。その部分に一端気付いてしまうと、管理人がここまで断言しちゃう理由が簡単に解ると思いますし、更にその上で実用上どちらが良いかの価値判断は、人によって違ってきますし、あなたの目で見で決めたその判断こそが一番間違いないのです。(つづく)

ピュアオーディオRANKING←毒電波被害にクレームクリック♪
mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログネタ
オーディオ に参加中!