ONKYO D/AコンバーターDAC-1000の実力 その1
ONKYO D/AコンバーターDAC-1000の実力 その2
ONKYO D/AコンバーターDAC-1000の実力 その3
ONKYO D/Aコンバーター DAC-1000の使い勝手ついて
DAC-1000 接続トランスポートによる音質の違いその1
箱ピュアカテゴリ:D/Aコンバーター略してDAC
箱ピュアカテゴリ:ONKYO A-1VL+C-1VL/C-S5VL/DAC-1000
         DAC-1000(S)
お待ちかねのPCトランスポート編です。このブログをご覧になっている方の多くは、DAC-1000をピュアオーディオに組み込む事以上に、PCオーディオとしてどうなのか?という部分に興味をお持ちでは無いかと思いますので、ここからはPCオーディオのDACとしてどうか〜?について語るスレ、じゃなくて書いてみようかな〜と(^^)ゝ  
まず、DAC-1000のデジタル入力は、S/PDIFの同軸・光・XLR接続以外にUSB入力をサポートしています。このUSB接続はアシンクロナス転送方式を採用していますので、他の一般的なDACに比べて音質的に有利アシンクロナス転送とは、ONKYOが世界で初めてコンシューマー機器で実用化した伝送方式で、デジタルデータのクロックをジッタが多いとされる送信側のPCに頼らず、より時間軸精度が高く外来ノイズ対策も施された受信DAC側のクロックを使い同期する方式です。よってシンクロナス方式を使う通常のアイソクロナス転送よりも送信側に起因した音飛びが少なく、音質的にもより有利な転送方法となります。

フランスATOLL(アトル)DAC100 USB入力搭載 D/Aコンバーター

また、高級なオーディオ用DACの中にはUSB入力だけ内部回路で簡易的なDACを使用し、別系統扱いになっているモデルがあったりしますが、DAC-1000の場合その様なことはなく、入力端子によって対応可能な入力サンプリング数に違いはありますが、基本的な音質はUSBでも他のデジタル入力と同レベルの高いクオリティでの音質を得ることが可能です。ピュアオーディオ用途のみならず、PCオーディオ用DACとして最大限の能力を発揮させる事を前提に設計されています。

と、あまり得意では無い技術的な前置きはこれくらいにして、DAC-1000とPCを接続した音はどんな感じか以下にレポートしてみます。

1)ノートパソコン Panasonic Let's note CF-T2
レッツノートcf-t2>>>「マイレッツ倶楽部」
長年管理人のブログ作成用サブノートPCとして活躍し、本年故障が元で退役したのですが、自分でバラして適当に修理した後、現在は予備機として&PCオーディオのミュージックサーバーとして使っています。OSはWindows XPでファンレス。音楽データ自体は主にネットワーク上の別のPCにUSB接続されたHDDに入っていて、CF-T2はそれを無線LAN(11a)で経由で読み込み、AudioGateASIO4ALL/LILITHを通して再生する方法を取っています。この方法の場合、音楽再生中にノートPC本体のHDDアクセスは殆どありません。DAC-1000を含むオーディオ機器のAC電源をPCから物理的に切り離す為のバッテリー駆動も可能です。DAC-1000とはUSBケーブルで接続しますが、オンキヨーが提供する専用ドライバをインストールする必要があります。

私は非可逆圧縮することが大ッ嫌いですので、音楽データの殆どは手持ちのCDをリッピングした無圧縮WAVデータになります。可逆圧縮データについては今後要検証と云うことで今回は対象から外します。加えてCDを超える高音質音源として、e-onkyo musicから(DAC-1000購入時にサービスで貰える)クーポンで購入したり、以前に購入した24bit/96kHz(或いはDSD)のHD配信のダウンロード音源を使いました。接続に使ったUSBケーブルは以前に紹介したiBUFFALO Arvel USBスリムケーブル AUS10WH、長さは1mです。

CF-T2を使った場合の音質の印象としては、前述したCDプレーヤーの各トランスポートと比べて、おしなべて地味で大人しい印象になります。ロマンスグレーというか艶を消した暗めで落ち着いた音。デジタルですのでパッと聴き始めの瞬間はCDトランスポートと何も違いが無いかのように聞こえたりするのですが、数分聴き続けているとトランスポートによって曲の印象が大きく変わるんですね。CF-T2を経由したサウンドはトーンが安定しているというか、色彩があまり派手にはなりません。モノトーンで淡々と音楽が流れる感じです。背景の情報量というか、ホールトーンについてはCDプレーヤーと比べてかなり少なくなっている印象。あと少し音像がぼやけて滲んでいる感じがします。音の輪郭もTOSリンクで繋げたC-S5VLの方が、エッジがシャープで聞き込むと響きの透明度が違う感じです。例えると水の中を覗き込んだ時に光が届いて見える水深が違う・・・そんな感じです。

2)ノートパソコン ASUS UL20FT
 ASUS UL20FT
次に、ほぼ同条件でPCをレッツノートCF-T2からASUS UL20FTにしてみます。OSはWindows7。残念ながらファン有り機です。ASUSは台湾のメーカーですが、多くの日本メーカーのOEMを手掛けている上に、PCオーディオ面ではデンマークのBANG&OLFSEN ICEpowerとコラボレートして高音質PCを発売するなど、音質には一応こだわりを見せているメーカーです。データアクセス方法、接続方法その他はCF-T2の場合と同様。バッテリー駆動。無線規格のみ11aではなく11gになります。
ASUS Bang&Olfsen NX90JQ NX90SN

これもPCオーディオですから音質は殆ど同じ〜と言いたいところですが、CF-T2とは全然違う音傾向でした。 ASUS UL20FTの音は中域〜が少し張り出してくる感じで、CF-T2より直接音の密度が高くエネルギー感があります。比べるとアナログっぽいタッチのウォームで濃厚なサウンド。Hi-Fi性ではCF-T2の方が上かもですが、こっちの方が聴いていて楽しいかも♪でも音の透明感や高域方向の情報量が足りずナローレンジでローファイ気味。アナログにオマージュされた二昔前のCDPみたいな音質。特に空間情報量はCF-T2よりも更に整理される方向ですので、素直に高音質とは言い辛い感じです。
B&O A8 Earphones ヘッドフォン
《管理人のリファレンスイヤホンです》

残念ながらB&Oアイスパワー製品のアバンギャルドでメタリックな燦めきサウンドとは似ても似つかぬ方向性でした・・・うぐぅ。

3)デスクトップPC HPヒューレットパッカード d330改
HP d325_d330
う〜ん・・・(謎) 上記二つのモバイルノートよりもワイドレンジで情報量は多いんですが、それ以前にもわっとして空間が雑然としてる。粒子状の情報量なのかタダのノイズなのか訳がわからないかも。音質に多大なる悪影響があると云われるグラフィックボードが2枚刺さってる上に原形を留めないくらい改造が進んだ機体ではありますが、デスクトップPCってもしかしてPCオーディオ用途には最悪なんじゃ???と勘繰りたくなってきた・・・。
         hp_d325_inside
なんてわざとらしく驚いてみたりしますが、ぶっちゃけある程度予想はしていたのです。以前PCオーディオを特に何も考えずにデスクトップPCで組んでいた時は、PCオーディオって音質酷いよなぁ・・・こんなんで喜んでいる人達可哀相・・・とかモニタの向こうで高みの見物をしていた訳ですが〜(爆)、初夏にメインPCをデスクトップからノートPCのASUS UL20FTに入れ替えた結果、実はPCオーディオの音質が激変していたのであります。ノートPCにしただけですが、とりあえずすら聴く気にならない音が、とりあえず聴けるくらいの音になりました。
ELAC CINEMA 2SAT HG
《ドイツ製。管理人のデスクトップPCオーディオで活躍中〜♪》

D/AコンバーターDAC-1000で聴いたハイレゾ音源の魅力
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このエントリ、二日がかりで書いた長文でしたのに更に大幅修正を迫られて疲れた・・・。中途ですが半分だけアップしますwこの続きは明日

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